事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約614文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び子会社、関連会社)は、当社(特種東海製紙㈱)、子会社15社及び関連会社5社で構成され、紙パルプの製造・販売に関する事業を主に行っており、さらに紙加工や土木・造園工事、廃棄物処理などの事業を行っております。当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は次の通りであります。 無印…連結子会社 △…非連結子会社 ◎…関連会社で持分法適用会社 ○…関連会社で持分法非適用会社 [産業素材事業] 当社が紙の販売及び売電をするほか、新東海製紙㈱が紙パルプの製造・販売を、特種東海マテリアルズ㈱が紙原料の供給を、新東海ロジスティクス㈱が紙製品の輸送・保管等を、関連会社4社が紙の加工・販売を行っております。 [特殊素材事業] 当社が紙の製造・販売をするほか、㈱TTトレーディングが紙の販売を、静岡ロジスティクス㈱が紙製品を保管する倉庫業及び紙製品の輸送を、 ㈱ モルディアがモウルドの製造・販売を行っております。 [生活商品事業] ㈱トライフ・関連会社1社が紙の製造・加工・販売を、特種東海エコロジー㈱が紙の製造・販売を行っております。 [環境関連事業] ㈱レックスがサーマルリサイクル燃料の製造・販売を、㈱特種東海フォレストが土木・造園工事を、㈱駿河サービス工業・トーエイ㈱・㈱貴藤・子会社1社が廃棄物の収集運搬・処分・リサイクルを、十山㈱が社有林管理・ウイスキー製造を行っております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約5231文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、従来から一貫して経営理念を「ユニークで存在感のある企業集団として、社会と環境に貢献する」と定め、「技術と信頼で顧客と共に未来をひらく オンリーワンビジネス企業」を目指すべき企業像としております。株主を中心とし、従業員、取引先、地域社会、環境面での様々なステークホルダーからの信頼を得ると共に、持続可能な社会実現への貢献を通じて当社グループの企業価値の向上を追求することをもって経営方針としております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社が経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標としては、収益稼得水準の観点から営業利益を最も重視しており、これに持分法による投資損益等を反映した経常利益や、株主に対する還元の基準となる親会社株主に帰属する当期純利益についても重要視しております。加えて、中長期目標達成、及びPBRの改善に向けては、今まで以上に資本コスト・資本収益性を意識した経営を実践するため、事業別ROA・ROI(投資利益率)を管理項目として設定しております。具体的には、事業本部総資産利益率(=税引後貢献利益÷事業本部総資産)で事業効率を測るとともに、ROI(投資利益率)が総資産利益率(目標ROA)を上回っていることをもって投資判断の基準としております。 (3)中長期的な経営戦略 当社グループは、長期目標として、2034年度での経常利益130億円、ROE9.0%以上の達成を掲げております。この目標達成に向けては、セクターに捉われず、成長が見込まれる環境関連事業をもう一つの主軸とした事業ポートフォリオへの変革を推進し、自己資本の最適化による資本収益性の改善とともに、資本市場との対話を通じた株主資本コストの低減と株式売買取引高の改善に取り組んでまいります。 2023年4月~2026年3月を対象期間とする第6次中期経営計画においては、製紙事業と環境関連事業の両輪での成長を実現するべく、「環境関連事業への資源投入」と「製紙事業における製品ポートフォリオの入替」 および「経営基盤の強化」に取り組んでおります。「環境関連事業への資源投入」では、産業素材事業の新ボイラー稼働に向けて、シナジーを発揮できるサーマルリサイクル事業の拡大を図るとともに、リサイクルの高度化を図るべく、特にマテリアルリサイクルの技術開発とリサイクル事業の拡大を目指します。「製紙事業におけるポートフォリオの入替」では、成長領域への製品投入とともに、既存の紙に捉われない新たな紙需要を開拓し、製紙事業の更なる推進につなげます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5231文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、従来から一貫して経営理念を「ユニークで存在感のある企業集団として、社会と環境に貢献する」と定め、「技術と信頼で顧客と共に未来をひらく オンリーワンビジネス企業」を目指すべき企業像としております。株主を中心とし、従業員、取引先、地域社会、環境面での様々なステークホルダーからの信頼を得ると共に、持続可能な社会実現への貢献を通じて当社グループの企業価値の向上を追求することをもって経営方針としております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社が経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標としては、収益稼得水準の観点から営業利益を最も重視しており、これに持分法による投資損益等を反映した経常利益や、株主に対する還元の基準となる親会社株主に帰属する当期純利益についても重要視しております。加えて、中長期目標達成、及びPBRの改善に向けては、今まで以上に資本コスト・資本収益性を意識した経営を実践するため、事業別ROA・ROI(投資利益率)を管理項目として設定しております。具体的には、事業本部総資産利益率(=税引後貢献利益÷事業本部総資産)で事業効率を測るとともに、ROI(投資利益率)が総資産利益率(目標ROA)を上回っていることをもって投資判断の基準としております。 (3)中長期的な経営戦略 当社グループは、長期目標として、2034年度での経常利益130億円、ROE9.0%以上の達成を掲げております。この目標達成に向けては、セクターに捉われず、成長が見込まれる環境関連事業をもう一つの主軸とした事業ポートフォリオへの変革を推進し、自己資本の最適化による資本収益性の改善とともに、資本市場との対話を通じた株主資本コストの低減と株式売買取引高の改善に取り組んでまいります。 2023年4月~2026年3月を対象期間とする第6次中期経営計画においては、製紙事業と環境関連事業の両輪での成長を実現するべく、「環境関連事業への資源投入」と「製紙事業における製品ポートフォリオの入替」 および「経営基盤の強化」に取り組んでおります。「環境関連事業への資源投入」では、産業素材事業の新ボイラー稼働に向けて、シナジーを発揮できるサーマルリサイクル事業の拡大を図るとともに、リサイクルの高度化を図るべく、特にマテリアルリサイクルの技術開発とリサイクル事業の拡大を目指します。「製紙事業におけるポートフォリオの入替」では、成長領域への製品投入とともに、既存の紙に捉われない新たな紙需要を開拓し、製紙事業の更なる推進につなげます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3063文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループの事業環境は、企業収益や雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調にある一方で、物価上昇の継続、米国新政権及び中国経済の動向など、先行きは不透明な状況で推移しました。 このような状況の中、当社グループは、第6次中期経営計画(2023年度から2025年度の3ヶ年計画)で掲げた「営業利益50億円、経常利益80億円、ROE7.0%」の目標達成のため、合成繊維シート(アラミドペーパー)等の成長分野の拡販や、事業ポートフォリオの変革を目指して、今後成長が見込まれる環境関連事業のリサイクルビジネスの更なる拡大に注力してまいりました。当社は2024年4月に株式会社貴藤の株式を取得し、環境関連事業の拡大を図りました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6,457百万円増加し、139,436百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,551百万円増加し、53,602百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,906百万円増加し、85,834百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高94,800百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益3,928百万円(前年同期比71.0%増)、経常利益6,227百万円(前年同期比0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,607百万円(前年同期比21.4%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 1) 産業素材事業 主力製品である段ボール原紙及びクラフト紙につきましては、日本東海インダストリアルペーパーサプライ株式会社を通じて販売しており、国内の物価上昇による買い控え等の影響により段ボール等包装材の需要全体が低調に推移したことで、販売数量は前年同期を下回りました。また、赤松水力発電所が設備トラブルにより停止したことで、電力販売による売上及び利益は前年同期を下回りました。 この結果、当セグメントの売上高は44,793百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は1,089百万円(前年同期比15.0%減)となりました。 2) 特殊素材事業 特殊印刷用紙につきましては、第3四半期に価格改定を実施し、販売単価は上昇しましたが、国内向けの需要減少による影響が大きく、売上は前年同期を下回りました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1583文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) 産業素材 事業 特殊素材 事業 生活商品 事業 環境関連 事業 調整額 (注)1 連結財務諸表計上額 (注)2、3 売上高 外部顧客への売上高 39,899 19,644 17,963 9,009 86,517 86,517 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,555 782 188 2,866 6,392 △ 6,392 42,455 20,427 18,151 11,875 92,909 △ 6,392 86,517 セグメント利益 1,282 495 567 122 2,467 △ 170 2,296 セグメント資産 57,127 45,575 16,600 18,335 137,639 △ 4,660 132,978 その他の項目 減価償却費 3,238 1,301 1,019 606 6,166 6,166 のれんの償却額 284 284 284 減損損失 207 207 207 持分法適用会社への投資額 6,653 6,653 6,653 有形固定資産及び無形固定資産の増加 3,573 800 617 1,791 6,782 286 7,068 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 産業素材 事業 特殊素材 事業 生活商品 事業 環境関連 事業 調整額 (注)1 連結財務諸表計上額 (注)2、3 売上高 外部顧客への売上高 42,080 20,796 18,467 13,455 94,800 94,800 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,712 670 179 3,328 6,891 △ 6,891 44,793 21,467 18,646 16,783 101,692 △ 6,891 94,800 セグメント利益 1,089 1,638 532 529 3,790 137 3,928 セグメント資産 61,268 45,337 16,137 23,301 146,045 △ 6,608 139,436 その他の項目 減価償却費 3,246 1,122 1,047 826 6,243 6,243 のれんの償却額 423 423 423 減損損失 717 717 717 持分法適用会社への投資額 6,582 6,582 6,582 有形固定資産及び無形固定資産の増加 5,957 1,602 1,055 1,578 10,193 64 10,258 (注)1 調整額の内容は以下のとおりです。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2654文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 日本東海インダストリアルペーパーサプライ株式会社 33,962 39.3 36,058 38.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1) 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、139,436百万円となり、前連結会計年度末に比べて6,457百万円の増加となりました。主な要因は、新廃棄物ボイラー建設等に係る建設仮勘定の増加によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、53,602百万円となり、前連結会計年度末に比べて4,551百万円の増加となりました。主な要因は、有利子負債の増加によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、85,834百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,906百万円の増加となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。自己資本比率は56.3%となり、前連結会計年度末に比べて1.5ポイント低下しました。 2) 経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は94,800百万円となり、前連結会計年度に比べて8,283百万円(9.6%増)の増加となりました。セグメントごとの売上高につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は12,702百万円となり、前連結会計年度に比べて2,336百万円(22.5%増)の増加となりました。これは主に、売上高が増加したことによるものであります。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は3,928百万円となり、前連結会計年度に比べて1,631百万円(71.0%増)の増加となりました。これは主に、売上総利益が増加したことによるものであります。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は6,227百万円となり、前連結会計年度に比べて39百万円(0.6%増)の増加となりました。これは主に、営業利益が増加したことによるものであります。…