事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、連結子会社14社、関連会社3社(持分法適用会社2社、非持分法適用会社1社)により構成されております。 主要な会社名 連結子会社 株式会社イタリアントマト 株式会社アマンド ニック食品株式会社 キーコーヒーコミュニケーションズ株式会社 株式会社キョーエイコーポレーション キーアソシエイツ株式会社 スラウェシ興産株式会社 PT.TOARCO JAYA honu加藤珈琲店株式会社 有限会社オーギュスト 台湾キーコーヒー株式会社 関連会社で持分法適用会社 株式会社アイラ沖縄(注) 株式会社銀座ルノアール (注)2022年7月1日付で社名を沖縄キーコーヒー株式会社より変更しております。 当社グループが営んでいるセグメントの内容と、グループ各社の位置づけは次のとおりであります。 <コーヒー関連事業> 当社が営んでいる事業で、コーヒー製品等を消費者、飲食店及び食品問屋、飲料メーカー等に販売しております。 <飲食関連事業> 株式会社イタリアントマトは、飲食店事業及び洋菓子等の販売を国内外に展開しております。 株式会社アマンドは、飲食店事業及び洋菓子等の販売を営んでおります。 <その他> ニック食品株式会社は、飲料を中心とした食品の製造及び受託加工を行い、飲料販売会社等に販売を行っております。 キーコーヒーコミュニケーションズ株式会社は、オフィスサービス事業及び通販事業を営んでおります。 株式会社キョーエイコーポレーションは、運送物流事業を営んでおります。 キーアソシエイツ株式会社は、当社グループの保険代理店事業を営んでおります。 スラウェシ興産株式会社は、インドネシア共和国よりコーヒー生豆を輸入し、当社に販売しております。 なお、インドネシア共和国におけるコーヒー農園経営及びコーヒー生豆の集買・精選は、スラウェシ興産株式会社の連結子会社であるPT.TOARCO JAYAが行っております。 honu加藤珈琲店株式会社は、コーヒー製品等の通販事業を営んでおります。 台湾キーコーヒー株式会社は、コーヒー製品等の販売及び直営店舗の運営を行っております。 事業の系統図及び主要な会社名は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約655文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、品質第一主義に基づき、コーヒーを栽培・加工し、安心・安全にお客様に届けるまでのバリューチェーンを担っております。「コーヒーを究めよう」、「お客様を見つめよう」、「そして、心にゆたかさをもたらすコーヒー文化を築いていこう」との企業理念を共有し、目指すべき「キーコーヒービジョン」として次の3つの項目を掲げております。 ・コーヒーに関して、信頼度№1の会社であること。 ・コーヒーの可能性を追求し、その価値を提供できる会社であること。 ・そして、お客様から最初に選ばれるコーヒー会社であること。 こうした企業理念、ビジョンに基づいた日々の活動により、企業価値の向上に努めてまいります。 また、コーヒーのバリューチェーンを担う企業として、コーヒーの未来と持続可能な社会の実現に貢献するため「地球温暖化への対応」「環境負荷への対応」「持続可能な調達と商品の開発・提供」「従業員のエンゲージメント向上とダイバーシティの推進」「コーポレート・ガバナンスの強化」を重要項目として特定しサステナビリティの実現に取り組んでまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、新型コロナウイルス感染症流行により多大な業績への影響を受けた経緯を踏まえ、収益力回復を喫緊の課題と認識し、目標とする経営指標を営業利益額としております。後述の (4)対処すべき課題に記載した施策を実施し、収益力の回復・強化を最優先に取り組んでまいります。
対処すべき課題
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(4) 対処すべき課題 わが国の経済情勢は新型コロナウイルス感染症の各種行動制限が緩和され、分類変更も決まる中、経済活動の正常化に向けた動きが見られましたが、エネルギー及び原材料価格の高騰、円安による物価上昇の継続に加え欧米諸国の景気減速懸念もあり依然として厳しい環境です。 業績に大きな影響を及ぼすコーヒー生豆調達価格の高値水準は当期中に一旦落ち着きを取り戻しましたが、コーヒー先物市場における認証在庫量は低位で推移しており、また、資材コストや光熱費の高止まりなどもあり、引き続きコーヒー製造コストの上昇には注意が必要です。 このような環境下において、当社グループは変革へのチャレンジを加速し、2世紀企業として飛躍するための基盤を確立すべく、更なる事業の構造改革に取り組み、引き続き業務の標準化、在庫の適正化など、コスト低減に努めてまいります。 コーヒー関連事業の業務用市場におきましては、全国拠点網とお取引先へのサービス水準を維持しつつ、更なる業務の合理化、効率化を進めます。また、市場環境の変化を新たなビジネスチャンスに繋げられるような商品・サービスの開発、提案を通じて、お客様の業績に寄与する取組みを継続いたします。 家庭用市場におきましては、消費者のライフスタイルの変化に伴うニーズの多様化に応えられるような新商品の投入や、新たなカテゴリーの開発により当社プレゼンスを高めてまいります。また売上拡大に向けて、シェア拡大を図る地域や成長するEC市場への経営資源投入を実施してまいります。 加えて、顧客にダイレクトに商品を提供するD2Cビジネスや海外ビジネスに注力し、業務用、家庭用、原料用に続く新たな事業の柱に育てるべく取り組んでまいります。 飲食関連事業につきましては、前年を上回る実績となったものの新型コロナウイルス影響前までの売上回復には至っておらず、依然として厳しい環境が継続しております。新しい環境に適応した店舗開発やSNSの活用、デリバリ―への取組み強化、新たなメニュー開発とともに、店舗オペレーションの改善、商品製造・供給体制の見直しや徹底したコスト削減を行い、業績回復に努める所存であります。 こうした事業戦略の遂行を支えるべく、基幹系システムや生産管理システムの刷新、デジタル化促進により業務の効率化と高度化を推進します。 当社グループは、お客様に商品やサービスを提供することにとどまらず、企業として社会的責任を最大限果たすことが存在意義であると認識して事業活動を行ってまいります。私たちは昨年度、2030年を見据えたメッセージとして「珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー」を制定し、これまで100年間当社とともに日本のコーヒー文化を築いてきた“喫茶店”の魅力を、まだ接点の少ない若年層や国内のみならず海外へも発信強化していくことといたしました。…
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(2022年4月1日~2023年3月31日)におけるわが国経済は、ウィズコロナ下において各種制限の大幅な緩和や、政府の経済対策などにより緩やかな持ち直しの兆候が見られたものの、エネルギー価格及び原材料価格の高騰、円安による物価上昇が続き、欧米諸国の景気減速懸念もあり依然として先行きは不透明な状況で推移しました。 コーヒー業界におきましては、業務用市場の消費量が新型コロナウイルス感染症における行動制限の緩和により前年に比べて増加する一方、家庭用市場の消費量は巣ごもり消費が鈍化したことや、メーカー各社の店頭販売価格の引き上げなども影響し若干の減少となりました。 また、業績に大きな影響を及ぼすコーヒー生豆相場は、昨年度来高値水準で推移してきましたが、ブラジルにおける生産量減少懸念の後退や、コーヒー先物市場の認証在庫量の回復、世界的な景気後退による需要低迷への懸念などによる生豆相場の下落、為替相場の反転により一服しました。しかしながら円安基調が継続していることや、資源・エネルギー価格の上昇、資材費の上昇などコーヒー製造コストは高い水準にあり、厳しい経営環境が続きました。 このような状況の下、当社グループは「コーヒーを究めよう、お客様を見つめよう、そして心にゆたかさをもたらすコーヒー文化を築いていこう。」という企業理念を果たすため、長年にわたり培った「品質第一主義」のもと、「事業構造の改革」、「収益力強化」及び「グループ総合力強化」を3つの柱とし、新たな需要の創出や生活者のニーズにお応えする商品開発、お取引先の業績に寄与する企画提案型の営業活動を推進してまいりました。 「事業構造の改革」については、デジタル化の促進による営業活動および管理業務の効率化と高度化、製造ラインのロボティクス化および基幹系システムや生産管理システムの刷新に向けた取組みを行いました。 「収益力強化」については、販売数量の増量、工場の歩留まり改善、主力商品の製造拠点見直し、物流の拠点およびオペレーションの見直しによるコスト低減、原料、資材価格の上昇を受けたお取引先への納入価格、メーカー出荷価格の改定を実施しました。 「グループ総合力強化」についてはD2Cビジネスの拡大、海外子会社の経営管理強化、インドネシアにおける工場新設、ブランディング活動の強化に取り組んでまいりました。…
セグメント関連
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(2) セグメント資産の調整額 27億58百万円 には、各報告セグメントに配分していない全社資産 62億6百万円 、セグメント間の投資と資本の相殺額及び債権の相殺額等 △34億48百万円 が含まれております。 全社資産のうち主なものは、管理部門に係る資産であります。 (3) セグメント負債の調整額 △27億68百万円 は、セグメント間の債務の相殺額であります。 3.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結財務諸表計上額 (注3) コーヒー 関連事業 飲食 関連事業 売上高 外部顧客への売上高 55,604 3,875 59,480 3,818 63,298 63,298 セグメント間の 内部売上高又は振替高 673 11 684 1,723 2,408 △ 2,408 56,277 3,886 60,164 5,542 65,706 △ 2,408 63,298 セグメント利益又は損失(△) 882 △ 219 662 134 797 △ 552 244 セグメント資産 43,385 1,752 45,138 5,209 50,347 1,421 51,768 セグメント負債 19,879 3,119 22,999 1,169 24,168 △ 2,930 21,238 その他の項目 減価償却費 693 95 789 146 936 20 956 のれんの償却額 17 17 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 823 219 1,042 158 1,201 1,201 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、 連結子会社が営んでいる飲料製品製造事業、 オフィスサービス事業及び通販事業、運送物流事業、保険代理店事業等を含んでおります。 2.調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額 △5億52百万円 には、セグメント間取引消去 △6百万円 、棚卸資産の調整額 △5百万円 、各報告セグメントに配分していない全社費用 △5億40百万円 が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
主要な顧客・販売先
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2.主な相手先別の販売実績金額及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 日本コカ・コーラ株式会社 12,011 21.6 15,022 23.7 三井物産株式会社 12,237 22.0 10,972 17.3 三菱商事株式会社 6,960 12.5 6,798 10.7 (2) 財政状態の分析 当連結会計年度末の資産の部は 前連結会計年度末に比べ83億38百万円増加 し、 517億68百万円 となりました。負債の部は 82億89百万円増加 し、 212億38百万円 となりました。純資産の部は 48百万円増加 し、 305億30百万円 となりました。 これらの主な要因は次のとおりです。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は 345億3百万円 となり、前連結会計年度末より 81億10百万円増加 となりました。これは主に、売掛金の増加( 24億77百万円増 )、原材料及び貯蔵品の増加( 52億98百万円増 )などによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は 172億64百万円 となり、前連結会計年度末より 2億28百万円増加 となりました。有形固定資産は主に減価償却が進んだことによる建物及び構築物の減少( 75百万円減 )、機械装置及び運搬具の増加( 76百万円増 )、その他の減少( 22百万円減 )などにより 20百万円減少 しました。無形固定資産はその他の増加( 1億73百万円増 )などにより 1億95百万円増加 しました。投資その他の資産は投資有価証券の増加( 45百万円増 )などにより 53百万円増加 しました。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は 193億85百万円 となり、前連結会計年度末より 84億13百万円増加 となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加( 57億46百万円増 )、短期借入金の増加( 31億4百万円増 )などによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は 18億53百万円 となり、前連結会計年度末より 1億23百万円減少 となりました。これは主に、退職給付に係る負債の減少( 1億18百万円減 )などによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は 305億30百万円 となり、前連結会計年度末より 48百万円増加 となりました。これは主に、利益剰余金の減少( 43百万円減 )、その他有価証券評価差額金の増加( 81百万円増 )などによるものであります。…