事業の内容
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/ 原文長 約5303文字
3【事業の内容】 当社は、「価値の高い情報サービスの創造と提供を通して社会に貢献し、常に期待される企業を目指す。」という企業理念を掲げ、消費者や社員等とのエンゲージメント向上を目的とした法人のマーケティング、コミュニケーション活動を支援するメッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を開発し、提供しております。なお、当社の事業は、「Cuenote」シリーズによる「メッセージングソリューション事業」の単一セグメントであります。 当社では、自社で開発したソフトウエアをデータセンターに設置したサービス基盤上で稼働させ、クラウドサービスとして提供するSaaS形式と、顧客が指定するサーバ機材にソフトウエアを設置し利用環境を提供するソフトウエア形式の2形式で主に企業や自治体(以降「顧客」と記載します)にサービスを提供しております。 SaaSとは「Software as a Service」の略でソフトウエアをインターネット経由でサービスとして提供するビジネスモデルまたはその活用方式で、利用者はインターネットに接続可能な端末とブラウザ(インターネット閲覧ソフト)があれば目的とするサービスや機能を短期間で利用開始でき、利用期間中においては提供者からシステム保守やソフトウエア更新など専門性の高いサービスが提供されます。 SaaSの収益は、利用開始時の初期設定売上と毎月のサービス利用売上により構成され、顧客がサービスを利用し続ける限りサービス利用売上が計上されるサブスクリプション型収益であり、新規顧客獲得や既存顧客のプラン追加等によるサービス利用売上の増加額が解約やプラン変更による減少額を下回らない限り、毎月の収益が増加し安定的な収益基盤となることから、定期契約額(SaaSのサービス利用売上や買取型ソフトウエアの保守売上など、一定期間の役務や利用を定めた契約に基づく収益:月次経常収益)を重要な経営指標として定め、この指標に影響する期末の定期契約額(月次経常収益)とメールサービスの解約率の推移を管理しております。 なお、当社がデータセンター事業者からデータセンターラック及びインターネット接続回線の供給を受けているデータセンターは、2021年12月31日現在において6箇所(東京都3箇所、大阪府2箇所、福岡県1箇所)となります。 <「Cuenote」とは> 「Cuenote」は、顧客のマーケティング、コミュニケーション活動を支援するソフトウエアシリーズで、「安全・信頼性」「利便性」「経済的合理性」の向上を踏まえ、企画、設計、開発、運用、販売、保守を一気通貫でサービス提供できるノウハウを有する垂直統合型のビジネスモデルにより手掛けております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3957文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針・経営環境 当社は「価値の高い情報サービスの創造と提供を通して社会に貢献し、常に期待される企業を目指す。」という企業理念の下、「技術と情熱をもってお客様に楽しさと満足を提供するサービスを創造するとともに、社員一人ひとりの個性を尊重し社員の成長を支援する。」ことを企業指針とし、メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を、クラウドサービス(SaaS)形式、ソフトウエア形式で提供しております。 2021年6月18日に公表された総務省の「令和2年通信利用動向調査の結果」によりますと、調査対象企業におけるクラウドコンピューティングサービスの導入割合は7割近くまで上昇しています。場所や機器を選ばない簡便さや、サーバ等の資産を持たず、保守体制のアウトソーシング化も可能であり、それらがメリットとして認識され、経営面で「効果があった」又は「ある程度効果があった」とする評価は、導入企業全体の87.1%に上っていることが示されております。 また、当社の推進するメッセージングソリューション事業は、継続率の高いサービス利用料が収入の大半を占めるストック型ビジネス(サブスクリプションモデル)であり、収益・投資等の計画を立てやすく、スケールメリットを得やすいビジネスモデルのため、基本的には堅調な事業推進が可能となっております。 (2)経営戦略等 このような経営方針・経営環境の下、「SaaS事業成長」「顧客価値向上」を通じて、健全な事業拡大のため、次のような取り組みを行っております。 ① 提供サービスの拡充 主力商品である「Cuenote FC」について、2021年2月に「フリークエンシー機能」の提供を開始しております。この機能は、画面上で「期間」「通数」を指定するだけで同一顧客(メールアドレス)へのメッセージ送信数を制御する機能で、メッセージ送信数の過多に伴うオプトアウト(購読解除)や退会を低減でき、顧客との良好な関係維持に役立ちます。 また、2021年11月にはマイページ機能をリニューアルし、ノーコードでHTMLの知識がない方でも会員登録フォームが作成できる機能や端末の画面サイズに応じて、表示が最適化される「レスポンシブデザイン」にも対応を行っております。 更に2021年12月にJAMU株式会社が提供するコンバージョン最適化プラットフォームFanplayrとの連携を開始し、サイト内の行動解析に基づいたメール配信の提供を開始しております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3957文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針・経営環境 当社は「価値の高い情報サービスの創造と提供を通して社会に貢献し、常に期待される企業を目指す。」という企業理念の下、「技術と情熱をもってお客様に楽しさと満足を提供するサービスを創造するとともに、社員一人ひとりの個性を尊重し社員の成長を支援する。」ことを企業指針とし、メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を、クラウドサービス(SaaS)形式、ソフトウエア形式で提供しております。 2021年6月18日に公表された総務省の「令和2年通信利用動向調査の結果」によりますと、調査対象企業におけるクラウドコンピューティングサービスの導入割合は7割近くまで上昇しています。場所や機器を選ばない簡便さや、サーバ等の資産を持たず、保守体制のアウトソーシング化も可能であり、それらがメリットとして認識され、経営面で「効果があった」又は「ある程度効果があった」とする評価は、導入企業全体の87.1%に上っていることが示されております。 また、当社の推進するメッセージングソリューション事業は、継続率の高いサービス利用料が収入の大半を占めるストック型ビジネス(サブスクリプションモデル)であり、収益・投資等の計画を立てやすく、スケールメリットを得やすいビジネスモデルのため、基本的には堅調な事業推進が可能となっております。 (2)経営戦略等 このような経営方針・経営環境の下、「SaaS事業成長」「顧客価値向上」を通じて、健全な事業拡大のため、次のような取り組みを行っております。 ① 提供サービスの拡充 主力商品である「Cuenote FC」について、2021年2月に「フリークエンシー機能」の提供を開始しております。この機能は、画面上で「期間」「通数」を指定するだけで同一顧客(メールアドレス)へのメッセージ送信数を制御する機能で、メッセージ送信数の過多に伴うオプトアウト(購読解除)や退会を低減でき、顧客との良好な関係維持に役立ちます。 また、2021年11月にはマイページ機能をリニューアルし、ノーコードでHTMLの知識がない方でも会員登録フォームが作成できる機能や端末の画面サイズに応じて、表示が最適化される「レスポンシブデザイン」にも対応を行っております。 更に2021年12月にJAMU株式会社が提供するコンバージョン最適化プラットフォームFanplayrとの連携を開始し、サイト内の行動解析に基づいたメール配信の提供を開始しております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3280文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 また、当社はメッセージングソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 ① 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べて、654,438千円増加し2,097,711千円となりました。これは主に親会社グループの運営するCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)契約の解約による預け金の減少(現金及び預金の増加)が760,407千円生じたこと、公募増資等による現金及び預金の増加311,144千円、売掛金の増加64,626千円及び、設備投資による工具、器具及び備品が23,340千円増加したこと等によるものです。 (負債) 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べて、56,378千円増加し402,562千円となりました。これは主に人件費増に伴う未払費用42,646千円の増加、データセンター用機材取得に伴う未払金41,167千円の増加及び納付による未払消費税等の減少15,086千円等によるものです。 (純資産) 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べて598,059千円増加し1,695,148千円となりました。これは当期純利益の計上による利益剰余金の増加286,915千円及び公募増資に伴う資本金155,572千円、資本準備金155,572千円の増加によるものです。 ② 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、ワクチン接種が進められておりますが、変異株などにより、依然として先行きが不透明な状況が続いております。 一方、2021年12月9日に内閣府・財務省が発表した内閣府・財務省の法人企業景気予測調査(2021年10~12月期調査)によれば、今年度における設備投資のスタンスを見ると、大企業の全産業では「情報化への対応」が重要度第2位の47.1%、中堅企業では第3位の43.5%と上位を占め、強く意識されており、当社が属する情報通信業界及び非接触型ビジネスモデルでは、マーケットの拡大や収益機会の増加が続くことを物語っております。 このような状況の中、当社は引き続き「SaaS事業成長」「顧客価値向上」に向け、積極的に取組みを行いました。 当事業年度におきましては、次のような提供サービスの拡充を行っております。 ・主力商品「Cuenote FC」: 2021年2月 「フリークエンシー機能」の提供を開始しております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約56文字
【セグメント情報】 当社は、メッセージングソリューション事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3128文字
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、 総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績の分析 (売上高) 当事業年度の売上高は前事業年度に比べ299,605千円増加し、1,929,357千円(前期比18.4%増)となりました。これは主にCuenote FCシリーズの受注が引き続き順調に推移したことによるものであります。なお、経営指標として重視しております、Cuenoteシリーズの期末月の定期契約額は前事業年度に比べ37,669千円増加し、175,981千円(前期比27.2%増)となりました。 (売上原価、売上総利益) 当事業年度における売上原価は前事業年度に比べ145,930千円増加し、622,568千円(前期比30.6%増)となりました。これは主に、配信数増による通信費の89,004千円増加、技術者増員による労務費46,439千円増加及びインターネット費の11,898千円の増加等によるものです。 この結果、売上総利益は前事業年度に比べ153,674千円増加し、1,306,789千円(前期比13.3%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度から62,238千円増加し、892,434千円(前期比7.5%増)となりました。これは主に組織人員の拡大に伴う給与の10,256千円増加、好調な業績を背景とする決算賞与の20,407千円増加及び広告施策に伴う広告宣伝費の19,144千円増加等によるものです。 この結果、営業利益は前事業年度に比べ91,436千円増加し、414,354千円(前期比28.3%増となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当事業年度における営業外収益は3,035千円減少し、387千円(前期比88.7%減)となりました。これは主にCMS解約に伴う受取利息の1,638千円減少及び人材紹介手数料の返金がなかったことによる雑収入の1,416千円減少等によるものであります。 また、前事業年度においては営業外費用は発生しておりませんでしたが、当事業年度は東証マザーズへの上場に伴う上場関連費用の16,168千円が発生しております。…