事業の内容
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/ 原文長 約2516文字
3 【事業の内容】 当社は、「もっと、面白く」という企業理念を掲げ、モバイルオンラインゲームを軸とした女性向けコンテンツ開発を通じて人間の精神を、延いては社会を「より一層」豊かにするために、面白いものを集め、知り、創り出すという使命のもとコンテンツ事業を展開しております。 当社はコンテンツ事業の単一セグメントでありますので、以下サービスごとに説明をいたします。 (1) モバイルオンラインゲーム開発・運営について 当社は、主にApple Inc.及びGoogle LLCが運営する各プラットフォームにおいて、モバイルオンラインゲームの提供を行っております。 モバイルオンラインゲームは、これまでの家庭用ゲーム専用機のタイトルとは異なり、ユーザーが短時間で気軽に楽しめるゲームであり、ダウンロードや月額基本料は無料、一部アイテム課金制(注1)を採用するタイトルが主流となっております。当社が提供しているモバイルオンラインゲームにつきましても、主に同様の仕組みでサービスを提供しております。一部、「ドラッグ王子とマトリ姫」につきましては、ダウンロードや月額基本料は無料で提供しておりますが、アイテムに対する課金制ではなく、ストーリーを一作品ずつ購入し読み進めるサービス内容となっております。 (注1) 無料で入手することが可能であるアイテムやカード等を、ゲームを有利に進めるために有料で提供すること。 当社の主な提供タイトルは、次のとおりであります。 2022年1月31日 現在 タイトル名 プラットフォーム オリジナル/ 他社 ゲーム内容等 ドラッグ王子とマトリ姫 App Store Google Playストア オリジナル 新人マトリ(麻薬取締官)である主人公(ユーザー)とパートナーである捜査官との恋愛を軸に、キャラクター達との人生そのものを描くストーリーとなっております。パートナーごとにストーリーを選択して購入するノベルゲームとなっております。 スタンドマイヒーローズ App Store Google Playストア Amazon アプリストア オリジナル 前作「ドラッグ王子とマトリ姫」をベースに、新人マトリである主人公(ユーザー)が、 それぞれの正義を追求しながら、未解決事件に挑む物語です。爽快なパズルとともに、多彩な職業の魅力的なキャラクター達が登場します。 魔法使いの約束 App Store Google Playストア オリジナル 異世界に召喚され魔法使いを導く賢者となった主人公(ユーザー)や、特別な力を持つ魔法使い達が、互いに絆や信頼を結びながら、ともに世界を守る群像劇がメインストーリーとなっております。多様な絆や信頼のあり方を描き、自由な捉え方で楽しめる本格ファンタジーの世界観を舞台とする育成ゲームとなっております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1728文字
(2) 経営戦略等 当社は、安定的かつ継続的な企業価値向上を目指し、2023年1月期から2025年1月期までの中期経営計画の基本方針を、次の経営戦略に基づき策定しております。 ・徹底的な品質への挑戦による面白いコンテンツの創造 当社は、開発に携わる一人ひとりが最大限の力を発揮して妥協のないものを発信していくことでこそ、企業理念に掲げる「もっと、面白く」を実現できるという考えのもと、今後も徹底的に品質にこだわり、新たなタイトルを展開してまいります。 また、当社は創業以来IPの自社開発によるコンテンツ事業を行ってまいりましたが、今後は当社の開発運営ノウハウを活かした他社IPのゲーム化等、新たな取組みにより、さらなる安定成長を目指してまいります。 ・1タイトルあたりの収益源の多様化 当社は現在、国内3タイトル(海外2タイトル)の運営を行っておりますが、今後は新規タイトルの創出に加え、既存タイトルの続編展開等により、1IPあたりの長期的な成長を目指してまいります。 また、当社は現在、モバイルオンラインゲームを軸に自社開発したタイトルを主にグッズ販売や他社商品等への権利許諾、一部タイトルでのアニメ化等を中心に活用しておりますが、今後は複数タイトルでのアニメ化、舞台化、コミカライズ等の積極的なメディアミックス展開により、収益源の多様化を図ってまいります。 ・展開エリアの拡大 当社は現在、韓国及び台湾にて、韓国版「ドラッグ王子とマトリ姫」、繁体字版「スタンドマイヒーローズ」を展開しておりますが、今後は北米、中国圏などを含めた地域に当社作品をお届けできるよう、領域拡大を図ってまいります。また、海外各国で、モバイルオンラインゲームの市場規模は拡大しており、女性ユーザーの割合が高い傾向です。現地企業との協業等、適切なローカライズにより当社IPにも進出余地があると考えております。 これらの方針のもと、以下の3つの基本戦略を推進し、目標達成を目指してまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1500文字
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① ターゲット層の拡大 当社は、現在モバイルオンラインゲームの開発・運営を事業の主軸としておりますが、そのターゲットは主に国内モバイルオンラインゲーム市場であります。国内モバイルオンラインゲーム市場は緩やかに成長を続けるものと考えておりますが、当社の事業拡大のためにはターゲット層を国内市場からグローバル市場へと拡大することが重要な課題であると認識しております。そのため海外のパートナー企業との協業によるローカライズ等で積極的な海外展開を行い収益の拡大を目指してまいります。 ② ユーザー獲得の強化 当社は、提供するコンテンツのユーザー数の増加がコンテンツ自体の長期運営及びさらなる業績拡大のための重要な課題であると考えております。今後ユーザー獲得のため、当社コンテンツの未利用ユーザーに向けたSNS等の新規広告媒体やメディア媒体への露出強化に加え、アニメ化・舞台化・コミカライズなどを通じたメディアミックスの積極的な展開により、ユーザー獲得の強化を図ってまいります。 ③ 適正な配信プラットフォームの選択 当社は、コンテンツをターゲット層に届けるためのプラットフォームを適正に選択することが、事業の安定的な成長につながると考えております。昨今、モバイル業界では、端末、OS、プラットフォーム、課金システム等の分野で多数の事業者が世界規模の競争を行っており、著しい環境変化を引き起こしております。これに伴い、ターゲット層のメディア利用状況も刻々と変化しています。当社は、ターゲット層のメディア利用状況について日々情報収集を行うことで、その変化に的確に対応し、ビジネス効率を最大化すべく、適正な配信プラットフォームの選択に努めてまいります。 ④ システム技術・インフラの強化 当社は、システム開発及びサーバー構築・保守にあたって、他社のサーバー等に関するサービスを機動的に利用しながら行っております。当社のコンテンツは、スマートフォン等のモバイル端末を通じたインターネット上で提供していることから、システムの安定的な稼働、及びモバイル端末の技術革新への対応が重要な課題と考えております。これに対して、当社はサーバー等のシステムインフラについて、継続的な基盤強化を進めるとともに、システム開発につきましても、開発プログラムのユニット化や標準化を進めることで生産性を向上させ、技術革新にも迅速に対応できる体制作りに努めてまいります。 ⑤ コンテンツ事業における領域拡大 当社は、さらなる事業拡大のため、コンテンツ事業における収益源の多様化が重要な課題と考えております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2199文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの接種が浸透し、2021年9月末には緊急事態宣言が解消されるなど経済活動の改善に向けた動きがみられました。その一方で変異株の脅威など感染再拡大のリスクは解消されず、未だ先行きが不透明な状況が続くと見込まれます。 当社が主に事業を展開する国内モバイルオンラインゲーム市場においては、2012年より市場が拡大し、2014年以降はメーカー売上金額ベースで緩やかに成長しております。2021年には前年比104.2%の1兆3,720億円、2022年には前年比102.0%の1兆3,990億円まで拡大が見込まれ(注)、今後も底堅く推移するとみております。 このような経営環境のもと、当社では新型コロナウイルス感染症の蔓延による緊急事態宣言の再発令に起因し、MD(マーチャンダイジング)の対面販売イベントの一部延期や規模縮小があったものの、通信販売を用いて対面販売イベントのオンライン化を行うなどの対策を迅速に講じました。またモバイルオンラインゲームに関しては、既存タイトルの安定的な運用に注力するとともに、新規タイトル開発を複数同時に進行できる体制を構築するため人員の拡充に取り組んでまいりました。既存のモバイルオンラインゲームにおいて、2019年にリリースした「魔法使いの約束」が2周年を迎える当事業年度においても前期比で伸長したことや、それに伴いMD売上が増加したことにより売上高は前期比3.0%の増収となりました。一方で、新規タイトルの開発に注力したことで研究開発費が増加し、営業利益ベースでは前期比27.7%の減益となりました。 その結果、当事業年度の業績につきましては、売上高 6,519,896 千円(前期比3.0%増)、営業利益 1,498,599 千円(前期比27.7%減)、経常利益 1,466,101 千円(前期比29.2%減)、当期純利益は 964,093 千円(前期比31.4%減)となりました。 また、当事業年度末における財政状態については次の通りであります。総資産は、現金及び預金の増加4,319,019千円、売掛金の減少170,038千円等により 7,760,225 千円(前期末比4,237,385千円増)となりました。負債は、未払法人税等の減少530,751千円、未払消費税等の減少239,169千円等により 841,508 千円(前期末比537,194千円減)となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約114文字
【セグメント情報】 前事業年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日 )及び当事業年度(自 2021年2月1日 至 2022年1月31日 ) 当社は、コンテンツ事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2077文字
3.最近2事業年度の主な相手先別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前事業年度 (自 2020年2月1日 至 2021年1月31日 ) 当事業年度 (自 2021年2月1日 至 2022年1月31日 ) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) Apple Inc. 3,568,775 56.4 3,583,625 55.0 Google LLC 1,767,971 27.9 1,787,629 27.4 4.上記金額には消費税等は含まれておりません。 5.当社の主なサービス提供先は、ゲームの利用者 (一般ユーザー) であるため、損益計算書の売上高の10%を超える主な顧客は存在いたしません。なお、Apple Inc.及びGoogle LLCは、プラットフォーム提供会社であり、同社に対する売上高は、当社が提供するゲーム利用者(一般ユーザー)に対する利用料等であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。財務諸表の作成にあたっては資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・結果内容 (売上高、売上原価及び売上総利益) 当事業年度の売上高は 6,519,896 千円(前期比3.0%増)となりました。2019年11月にリリースしたタイトル「魔法使いの約束」が2周年を迎える当事業年度においても前期比で伸長したことや、それに伴いMD売上が増加したことにより増収となりました。 売上原価は主に、既存のモバイルオンラインゲームに関しては運営費用の増加したことや、MDに関しては売上自体の増加及び前期比でオフラインでの販売が増加したことによるコスト増加を要因として 3,213,236 千円(前期比4.7%増)となり、その結果、売上総利益は 3,306,659 千円(前期比1.3%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当事業年度の販売費及び一般管理費は 1,808,060 千円(前期比51.8%増)となりました。…