株式会社ステムリム

証券コード: 4599 / 対象年度: 2024 / 提出日: 2024-10-31
業種 医薬品

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

「再生誘導医薬®」という独自の技術を用いた、次世代の再生医療を実現する企業です。細胞を直接投与せず、薬剤によって体内の幹細胞を活性化し、損傷した組織を修復・治癒を促進します。現在、レダセムチドなどの主要な開発品目を通じて、脳梗塞や難治性皮膚疾患など、幅広い分野の治療法がない疾患へのアプローチを進めています。

主な事業領域

独自の「再生誘導医薬®」技術を用いた新薬の研究開発およびライセンスアウトによる収益獲得。

主な製品・サービス

  • レダセムチド(ペプチド医薬)
  • TRIM3
  • TRIM4

ビジネスモデル

自社または共同研究による新薬開発、知的財産の構築、および提携先へのライセンスアウト(契約一時金、マイルストーン収入、ロイヤリティ収入等)による収益モデル。

セグメント・事業構成

再生誘導医薬事業(単一セグメント)

戦略・方向性

既存のレダセムチドの開発・支援継続、新規再生誘導医薬候補品の探索と開発投資、および細胞採取デバイスや遺伝子治療技術などの次世代技術への展開。

強みとして読み取れる点

  • 独自の「再生誘導医薬®」プラットフォーム
  • 高度な単一細胞レベルの遺伝子発現解析技術
  • 強固な知的財産ポートフォリオ

課題として読み取れる点

  • 競争の激しい最先端医療分野での先行優位性の確保
  • 新規候補品のさらなる導出活動の推進

確認ポイント

  • レダセムチドの臨床試験進捗と承認状況
  • 次世代パイプライン(TRIM3, TRIM4)のライセンスアウト進捗
  • 新技術(細胞採取デバイス、遺伝子治療)の開発進捗

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、製品パイプライン、ビジネスモデル、経営戦略が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

【主要なリスク】1.研究開発・承認リスク:臨床試験での有効性・安全性の未確認、規制変更による承認遅延や中止、予期せぬ副作用による社会的信頼の失墜。 2.提携先への依存:塩野義製薬との契約終了や経営方針の変更により、収益基盤が大きく揺らぐ可能性。 3.財務・資金繰りリスク:多額の先行投資に伴う継続的な営業損失とマイナスのキャッシュフロー、安定した収益源の欠如による資金調達への依存。 4.組織・人材リスク:少数の専門家や経営陣への高い依存度。 5.知的財産・希薄化:特許不成立や侵害訴訟のリスク、および資金調達に伴う株式価値の希薄化。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

独自の「再生誘導医薬」プラットフォームにより、細胞を直接用いることなく体内の幹細胞を動員して疾患を治癒する革新的なアプローチを採用。レダセムチドのライセンスアウトによる収益確保と、複数の次世代型パイプラインの開発を通じて成長を目指す研究開発型バイオテック企業。

成長方針

「再生誘導医薬」プラットフォームの強みを活かし、レダセムチドを中心とした複数疾患(脳梗塞、心筋症、皮膚疾患など)への展開と、新規ペプチドやデバイス、遺伝子治療とのハイブリッド型医療の開発・ライセンスアウトによる収益化。

資本政策

研究開発型企業として、当面は配当を行わず、成長のための再投資と資本市場からの機動的な資金調達(新株発行等)を優先。将来的に良好な経営成績に基づき、株主への利益還元を行う方針。

リスク対応方針

特許の確保、提携先(塩野義製薬等)との強固な関係維持、知的財産権の保護。また、副作用リスクへの保険加入、人材確保、資金調達のタイミング管理など多角的なリスク管理体制を構築。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

独自技術「再生誘導医薬」により、従来の細胞治療の課題(品質管理・供給量等)を克服する革新的なプラットフォームを展開。レダセムチドを中心に複数のパイプラインを有し、大手製薬企業との提携を通じて価値を高めるモデルを採用。研究開発への積極的な投資と強固な知的財産基盤が競争力の源泉。

設備投資の方向性

研究拠点(再生誘導医学協働研究所)の設立および動物実験施設の新設など、独自のプラットフォーム技術の確立と知的財産基盤の強化に向けた設備投資を実施。

研究開発・商品開発

「再生誘導医薬」という独自プラットフォームを核とし、レダセムチドを含む複数の新規ペプチドやデバイス、遺伝子治療とのハイブリッド医療の開発。特に細胞提供・培養の手間を省く革新的なアプローチで、脳梗塞、心筋症、皮膚疾患など広範な領域への展開を目指す。

投資・変化テーマ

  • 再生誘導医薬
  • 幹細胞動員技術
  • 非細胞系再生医療
  • レダセムチド
  • バイオテクノロジー

関連キーワード

  • HMGB1ペプチド
  • KOI2ドメイン
  • 間葉系幹細胞
  • スクリーニング技術
  • 遺伝子治療

財務情報

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表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2024-10-31

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財務項目の関係

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約21053文字

3【事業の内容】 当社が創業以来、その実現を目指し研究開発に取り組んできた「再生誘導医薬 ® 」は、怪我や病気により損傷し機能を失った生体組織の機能的再生・治癒を促進する、唯一無二の新しい作用メカニズムに基づく医薬品です。 再生誘導医薬 ® は、従来型の再生医療(※1)/細胞治療とは異なり、生きた細胞の投与を必要とせず、物質=医薬品の投与によって、患者自身の体内に存在する幹細胞(※2)を活性化する方法で、より簡便かつ安全に、治療効果の高い再生医療を実現します。再生誘導医薬 ® により、細胞製剤では難しい安定した品質による迅速な再生医療を実現する製品供給が可能となることから、広く普及可能な新しい再生医療の実現が可能となり得ます。 再生誘導医薬 ® の投与によって患者の体内で誘導される幹細胞は、血液循環を介して体内を巡り、損傷した組織に集積します。幹細胞は、神経や皮膚、骨、軟骨、筋肉、血管など、様々な種類の組織を構成する細胞に分化する能力を有するため、再生誘導医薬 ® という共通のプラットフォームによって、脳梗塞、頭部外傷、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や脊髄損傷などの中枢神経系疾患、心筋梗塞や心筋症などの循環器系疾患、難治性皮膚潰瘍などの上皮系疾患、慢性肝疾患や潰瘍性大腸炎などの消化器系疾患、難治性骨折や軟骨損傷などの骨格器系疾患、肺線維症などの呼吸器系疾患のように、多様な疾患に対して幅広い治療効果をもたらすことが期待されます。 (1)事業の内容 ① 事業モデル 当社は、医薬品の研究開発を主たる業務としております。自社研究若しくは大学等研究機関との共同研究を通じて、生体内における組織再生誘導メカニズム(※3)の解明と幹細胞の特性解析、幹細胞の制御技術(※4)に関する基礎研究を行い、その成果を活用したスクリーニング(※5)系によって、新規再生誘導医薬 ® シーズ(※6)の探索を行っております。 同定した候補物質については、自社単独若しくは共同研究を実施した大学等研究機関と共同で特許を出願し、研究開発活動の果実である知的財産の構築を進めております。大学等研究機関と共同で出願した特許については、当社が独占的な実施権の許諾を受け、以後の製品化に向けた研究開発を当社主導で進めております。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3895文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、人体が本来備えている組織修復能力を引き出す「再生誘導医薬 ® 」をはじめとした最先端生命科学研究の成果をもとに、新しいコンセプトの治療薬を生み出し続けることで、世界の健康と幸福の実現に貢献することを経営理念として掲げております。 (2)目標とする経営指標等 現在、研究開発段階にある当社は、ROA、ROEその他の数値的な目標となる経営指標等は用いておりません。現在、当社の主要な開発品目であるレダセムチドについては、栄養障害型表皮水疱症、脳梗塞を適応症とする開発が先行する段階にあり、慢性肝疾患、変形性膝関節症、心筋症を適応症とする開発が続いております。当社は、これらの開発を推進することはもちろん、更なる他の適応症への展開や後発パイプラインの開発推進、新たな開発候補品の探索等を行い、開発パイプラインを質・量ともに充実させることが、企業価値を高め、経営を安定させる上で不可欠の目標と認識しております。当該目標達成のために、共同研究や事業提携を推進するとともに、より充実した研究・開発体制の確立のための設備導入等の施策を実施してまいります。 (3)経営環境及び対処すべき課題等 当社が属する再生医薬品分野は、世界的にも普及段階まで至っておらず、このような最先端医療分野は環境変化のスピードが極めて早いと考えられ、潜在的な競争相手に先行し、他社の知的財産権を上回る開発をする必要性があります。 このような経営環境の下、当社が対処すべき当面の課題としては、主に下記①~④の4点があります。 ① 既存事業の展開支援と新規事業の開発推進 レダセムチドについては、塩野義製薬への導出が完了していることから、今後も引き続き、導出先企業による臨床開発が滞りなく進められ、さらに、将来幅広い適応症に対して開発が展開されるよう、導出先企業に対する側面支援を継続していくことが、当社の重要な役割であると考えております。また、大阪大学において虚血性心筋症を対象として実施されている医師主導治験、新潟大学において慢性肝疾患を対象として実施されている医師主導治験、弘前大学において変形性膝関節症を対象として実施されている医師主導治験に対する継続的な支援も、引き続き、当社の重要な役割であると認識しております。 レダセムチド以外の再生誘導医薬 ® 開発候補品については、再生誘導医学協働研究所における産学連携による大阪大学をはじめとした各大学とのコラボレーションの推進など、次世代の開発候補品選定に向けた積極的な研究開発投資を続けながら候補物質スクリーニングを多面的に展開してきたことで、これまでに顕著な活性を有する複数の新規候補化合物を同定するに至っております。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3895文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、人体が本来備えている組織修復能力を引き出す「再生誘導医薬 ® 」をはじめとした最先端生命科学研究の成果をもとに、新しいコンセプトの治療薬を生み出し続けることで、世界の健康と幸福の実現に貢献することを経営理念として掲げております。 (2)目標とする経営指標等 現在、研究開発段階にある当社は、ROA、ROEその他の数値的な目標となる経営指標等は用いておりません。現在、当社の主要な開発品目であるレダセムチドについては、栄養障害型表皮水疱症、脳梗塞を適応症とする開発が先行する段階にあり、慢性肝疾患、変形性膝関節症、心筋症を適応症とする開発が続いております。当社は、これらの開発を推進することはもちろん、更なる他の適応症への展開や後発パイプラインの開発推進、新たな開発候補品の探索等を行い、開発パイプラインを質・量ともに充実させることが、企業価値を高め、経営を安定させる上で不可欠の目標と認識しております。当該目標達成のために、共同研究や事業提携を推進するとともに、より充実した研究・開発体制の確立のための設備導入等の施策を実施してまいります。 (3)経営環境及び対処すべき課題等 当社が属する再生医薬品分野は、世界的にも普及段階まで至っておらず、このような最先端医療分野は環境変化のスピードが極めて早いと考えられ、潜在的な競争相手に先行し、他社の知的財産権を上回る開発をする必要性があります。 このような経営環境の下、当社が対処すべき当面の課題としては、主に下記①~④の4点があります。 ① 既存事業の展開支援と新規事業の開発推進 レダセムチドについては、塩野義製薬への導出が完了していることから、今後も引き続き、導出先企業による臨床開発が滞りなく進められ、さらに、将来幅広い適応症に対して開発が展開されるよう、導出先企業に対する側面支援を継続していくことが、当社の重要な役割であると考えております。また、大阪大学において虚血性心筋症を対象として実施されている医師主導治験、新潟大学において慢性肝疾患を対象として実施されている医師主導治験、弘前大学において変形性膝関節症を対象として実施されている医師主導治験に対する継続的な支援も、引き続き、当社の重要な役割であると認識しております。 レダセムチド以外の再生誘導医薬 ® 開発候補品については、再生誘導医学協働研究所における産学連携による大阪大学をはじめとした各大学とのコラボレーションの推進など、次世代の開発候補品選定に向けた積極的な研究開発投資を続けながら候補物質スクリーニングを多面的に展開してきたことで、これまでに顕著な活性を有する複数の新規候補化合物を同定するに至っております。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約9717文字

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社が判断したものであります。 ① 経営成績等の状況 当事業年度(2023年8月1日から2024年7月31日まで)の事業の概況としましては、再生誘導医薬 ® 開発品レダセムチド(HMGB1より創製したペプチド医薬)について、新たな臨床試験開始に向けた研究開発が引き続き進捗するとともに、レダセムチドに続く第二世代の再生誘導医薬 ® TRIM3、TRIM4について、非臨床開発及びライセンスアウトに向けた事業開発活動が引き続き進捗いたしました。再生誘導医薬 ® は、従来の再生医療とは異なり、体外で人工的に培養した細胞の移植や投与を一切必要とせず、医薬品の投与によって患者自身の体内で間葉系幹細胞の集積誘導による再生医療を実現する全く新しい作用メカニズムに基づく医薬品であり、再生医療・細胞治療と比較し、より手軽かつ安価に損傷組織の再生を促すことが可能であり、再生医療・細胞治療と同等もしくはそれ以上の効果を発揮することができる、次世代の医薬品です。 近年、当社の事業領域である再生医療業界においては、iPS細胞、CRISPRなどの遺伝子編集技術や、3Dバイオプリンティング、AIによるビッグデータの活用など急速に技術革新が進んでいるほか、創薬ベンチャー支援に対する政府予算額が大幅に増額されるなど、実用化に向けた期待が広がる一方で、コストの高騰や、長期的な安全性の確保、治療法の普及など、多くの課題が生じています。また世界の再生医療における市場規模は2023年160億米ドルから2028年490億米ドルに推移することが予測されているなど、従来の医薬品や医療では治療が困難であった疾患に対する新たな医療への期待がいかに大きいものかがわかります。このような状況の中、「生きた細胞を一切用いることなく、物質(化合物)の投与によって、再生医療/細胞治療を実現する」をコンセプトとする再生誘導医薬 ® は、移植治療や従来型の再生医療が抱える数多くの問題を克服する革新的な再生医療技術として、日本のみならず世界的な再生医療業界のゲームチェンジャーになることが期待されます。 (*)「再生誘導」、「再生誘導医薬」、「再生誘導医学」、「再生誘導医療」は当社の登録商標です。 各パイプラインにおける対象疾患ごとの進捗は以下のとおりです。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約151文字

【セグメント情報】 前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) 当社は、再生誘導医薬事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) 当社は、再生誘導医薬事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約9239文字

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしも事業上のリスク要因に該当しないと考えられる事項についても、投資家の判断において重要と考えられる事項は、積極的な情報開示の観点から記載しています。当社は、これら事業等のリスクを認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応を図り事業活動を行っていますが、このような諸策の成否には不確実性が存在します。また、当社の事業はこれら以外にも様々なリスクを伴っており、下記の記載はリスクを網羅するものではありません。当社は、医薬品等の開発を行っていますが、医薬品等の開発には長い年月と多額の研究費用を要し、各パイプラインの開発が必ずしも成功するとは限りません。特に研究開発段階のパイプラインを有する製品開発型バイオベンチャー企業は、事業のステージや状況によっては、一般投資者の投資対象として供するには相対的にリスクが高いと考えられており、当社への投資はこれに該当します。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)再生医療事業全般に係るリスク ① 医薬品パイプラインの開発及びそれに伴う収益獲得の不確実性 医療用医薬品の開発には多額の研究開発投資と長い年月を要しますが、臨床試験で有用な効果を発見できないこと等により、研究開発が予定通りに進行せず、開発の延長や中止の判断を行うことは稀ではありません。また、日本国内はもとより、海外市場の展開においては、各国の薬事関連法等の法的規制の適用を受けており、新薬の製造及び販売には各国別に厳格な審査に基づく承認を取得しなければならないため、有効性、安全性及び品質等に関する十分なデータが得られず、予定していた時期に上市できずに延期になる、又は上市を断念する可能性があります。 これは、当社のパイプラインを他社にライセンスアウトした場合も同様であり、当社が研究開発を行った医療用医薬品候補及び他社にライセンスアウトした医療用医薬品の候補の上市が延期又は中止された場合、当社の業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす場合があります。 ② 再生誘導医薬 ® の開発に関するリスク (ⅰ)先端医療に関する事業であることに由来するリスク 当社が研究開発を進める再生誘導医薬 ® とは、患者本人の体内に存在する幹細胞の働きを高めることで、怪我や病気によって損傷した組織や臓器の自己修復/再生を促進させる新しいタイプの医薬品です。再生誘導医薬 ® は、細胞の採取や生体外培養を一切必要とせず、医薬品の投与のみによって、患者本人の体内に存在する幹細胞を損傷部位に動員し、組織の機能的な再生を促します。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

抜粋表示 / 原文長 約3922文字

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 ・サステナビリティに関する考え方 当社は、「再生誘導 ® で難治性疾患を克服する」を企業理念に掲げ、大阪大学をはじめとする各大学との共同研究並びに再生誘導医学協働研究所での研究成果を最大限に活用し、従来の再生医療及び細胞治療が抱える課題を克服した次世代の医薬品である「再生誘導医薬 ® 」の開発に注力しております。当社のミッションである「再生誘導医薬 ® の開発を通じて、難治性疾患に苦しむ世界中の患者の皆様に笑顔をお届けすること」は、社会に多大な影響をもたらすものと確信しております。今後も、再生誘導医薬 ® の開発事業を通じて社会の発展に寄与するとともに、事業に関連する社会の重要課題への取り組みを継続してまいります。 ・マテリアリティについて 当社では、「社会・ステークホルダーにとっての重要性」と「ステムリムにとっての重要性」の2つの視点から課題を精査し、その中でも特に重要と判断した6つを重要課題(マテリアリティ)として特定し、そのうち4つを最優先課題として設定いたしました。特定したマテリアリティに対する取り組みを推進することにより、「再生誘導医薬 ® の実現を通じて難治性疾患に苦しむ世界中の患者の皆様に笑顔をお届けする」という当社のミッションのもと、社会課題の解決と持続的成長の両立を目指して邁進してまいります。 ※マテリアティの分類をE(環境)S(社会)G(ガバナンス)で記載しております。 (1)ガバナンス 当社は、サステナビリティに関する取り組みを企業経営における最重要課題の一つとして位置付け、これを推進するためのガバナンス体制を厳格に構築しております。具体的には、代表取締役が責任者として全体の統括を行い、経営管理部が事務局の役割を担い、当該分野における具体的な方針や戦略の検討および計画の策定を実施しております。経営管理部は、サステナビリティに関する考え方に則り、各種課題に対して適切に対応するための体制を整備し、当社の持続的成長に寄与するための活動を着実に推進してまいります。 また、当社はサステナビリティ関連のリスク及び機会を、その他の経営上のリスク及び機会と一体的に監視及び管理しております。詳細は、「 第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 企業統治に関するその他の事項 b.リスク管理及びコンプライアンス体制について 」をご参照ください。…

研究開発活動

抽出本文 / 原文長 約547文字

6【研究開発活動】 「第1 企業の概況 3 事業の内容」をご参照ください。 当社は、医薬品の研究開発を主たる業務としております。自社研究若しくは大学等研究機関との共同研究を通じて、生体内における組織再生誘導メカニズムの解明と幹細胞の特性解析、幹細胞の制御技術に関する基礎研究を行い、その成果を活用したスクリーニング系によって、再生誘導医薬 ® シーズの探索を行っております。 同定した候補物質については、自社単独若しくは共同研究を実施した大学等研究機関と共同で特許を出願し、研究開発活動の果実である知的財産の構築を進めております。大学等研究機関と共同で出願した特許については、当社が独占的な実施権の許諾を受け、以後の製品化に向けた研究開発を当社主導で進めております。 当社は、設立以来積極的な研究開発を行っており、当事業年度における研究開発費の総額は、 1,453,969 千円と事業費用全体の70.0%の割合を占めています。また、現在までに発生した研究開発費用は、主に再生誘導医薬 ® の研究開発にかかる費用となっております。当社としては、今後も研究開発活動を加速していく方針であり、相応の研究開発費用が発生していく見込みとなります。 有価証券報告書(通常方式)_20241031103012

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約391文字

2【主要な設備の状況】 2024年7月31日現在 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (名) 建物 工具、器具 及び備品 車両運搬具 合計 本社・彩都ラボ (大阪府茨木市) 事務所 研究施設 39,824 39,824 9(13) 大阪大学ラボ (大阪府吹田市) 研究施設 716 716 9(2) 再生誘導医学協働研究所 (大阪府吹田市) 研究施設 141,262 3,985 145,247 25(8) (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.本社等の建物を賃借しており、年間賃借料は30,053千円であります。 3.当社の事業セグメントは、再生誘導医薬 ® 事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 4.従業員数は就業人員(執行役員を含む)であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を()外数で記載しております。

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約280文字

3【配当政策】 株主への利益還元については、重要な経営課題と認識しており、将来的には経営成績及び財政状態を勘案しつつ、剰余金の分配を検討する所存でありますが、当面は、多額の先行投資を行う研究開発活動の継続的かつ計画的な実施に備えた資金の確保を優先し、配当は行わない方針であります。 内部留保資金の使途につきましては、研究開発に充当する方針であります。 剰余金の配当を行う場合は、年1回期末での配当を考えており、配当の決定機関は株主総会であります。また、当社は取締役会決議によって、毎年1月31日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約210文字

5【従業員の状況】 (1)提出会社の状況 2024年7月31日現在 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 44 ( 24 ) 40.3 5.1 6,036 (注)1.従業員数は、就業員数(執行役員、契約社員、常用パートを含む。)であります。なお、臨時雇用者数(派遣社員)は、年間平均雇用人員を( )内に外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約5159文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、「新しいコンセプトの治療薬を生み出し続けることで、世界の健康と幸福の実現に貢献」することを企業使命としており、この企業使命を実践・実現し、企業価値の更なる向上をしていくためには、コーポレート・ガバナンスの充実と強化が経営の重要課題であると認識しております。 当社は、経営環境が変化する中において、永続的な発展と成長、持続的な企業価値の最大化を目指し、株主をはじめとするすべてのステークホルダーからの信頼を得るため、経営の健全性・効率性を確保すべく、最適な経営管理体制の構築に努めるとともに、経営監視機能の充実と適切な情報開示による透明性の高い経営の確保に努めております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社の取締役会は、取締役4名(うち社外取締役2名)で構成されており、議長は代表取締役社長CEOである岡島正恒がつとめております。構成員である取締役の氏名(社外取締役に該当する場合はその旨を含む。)については「(2)役員の状況 ① 役員一覧」に記載のとおりであります。また、業務執行機能と監督機能を分離することで、業務執行の機動性を高めるとともに、取締役会に占める社外取締役の比率を高めることで、監督機能の強化を図ることを目的として、執行役員制度を導入しております。取締役会は定時の月次取締役会を毎月1回、また必要に応じて臨時の取締役会を開催し、迅速な経営上の意思決定を行える体制としております。また、法令・定款に定められた事項のほか、経営に関する重要事項を決定するとともに各取締役・執行役員の業務執行の状況を監督しております。取締役には、製薬業界及び企業経営に精通した人材を登用しており、4名のうち2名を社外取締役とすることにより、取締役会の経営監視機能を強化しております。 当社は、監査役会制度を採用しており、監査役会は常勤監査役1名及び非常勤監査役2名の3名(うち社外監査役3名)で構成され、議長は常勤監査役の久渡庸二がつとめております。監査役は、取締役会に出席し、必要に応じて意見を述べるほか、取締役の職務執行を監査しております。監査役会は原則として毎月1回の定例の監査役会を開催するほか、必要に応じて臨時の監査役会を開催し、監査計画の策定、監査実施状況、監査結果等の検討等、監査役相互の情報共有を図っております。 当社は、経営の監督と業務執行の分離を明確にし、透明性の高い経営の実現をはかるとともに、経営環境の変化に対してより迅速かつ機動的に対応できる経営体制を構築するために、当該体制を採用しております。 当社のコーポレート・ガバナンス体制の模式図は次のとおりであります。 ③ 企業統治に関するその他の事項 a.…

重要な契約等

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5【経営上の重要な契約等】 (1)共同研究契約 相手先の名称 契約締結日 契約期間 契約内容 国立大学法人 大阪大学 2009年9月10日 2009年9月10日から 2025年9月30日まで ・骨髄幹細胞動員因子の大量生産系を基にして、皮膚潰瘍、脳梗塞を始めとする種々の難治性組織損傷に対する非瘢痕性機能的組織再生誘導医薬 ® 開発に必要な共同研究を行う。 (2)共同研究講座設置契約 相手先の名称 契約締結日 契約期間 契約内容 国立大学法人 大阪大学 2019年3月20日 2019年4月1日から 2027年3月31日まで ・再生誘導医薬 ® 開発研究を基盤とし、体内再生誘導治療を遺伝性難病の根治的治療へと発展させるべく、間葉系幹細胞を標的とした遺伝子治療技術を開発し、現在根治的治療法の無い遺伝性難病に苦しむ患者に低侵襲かつ効率的な遺伝子治療を提供することを目的とした研究開発を行う。 (3)実施許諾契約 相手先の名称 契約締結日 契約期間 契約内容 塩野義製薬㈱ 2014年11月14日 2014年11月14日から塩野義製薬㈱が本医薬品を開発し販売している期間中 ・当社は塩野義製薬㈱に対し、本特許(蛋白特許及びペプチド特許を含み、本契約期間中に当社が(ⅰ)単独又は第三者若しくは塩野義製薬㈱と共同で所有又は出願し、又は(ⅱ)実施権を保有し又は取得する化合物(骨髄由来幹細胞動員作用を有するHMGB1蛋白及びHMGB1ペプチド)又は化合物を有効成分として含有する医薬品の医薬品用途、及びそれらの製法又は製剤に関連する全世界における特許)に基づき、全世界において先行化合物及び先行製品の医薬品用途での独占的な開発、製造、使用又は販売するための再実施許諾権付のライセンスを付与する。 ・許諾の対価として当社は契約一時金、マイルストーン収入及びロイヤリティ収入を受領する。 ・皮膚疾患領域を含め、ヒトの疾病の治療又は予防のための使用を許諾領域とする。 国立大学法人 大阪大学 2014年12月26日 2014年12月26日から特許存続期間 ・当社と国立大学法人大阪大学が共有する特許について、国立大学法人大阪大学が当社へ独占的実施権を許諾する。 ・許諾の対価として、当社及び国立大学法人大阪大学は一定の実施料の支払い又は受領をする。 (4)協働研究所設置契約 相手先の名称 契約締結日 契約期間 契約内容 国立大学法人 大阪大学 2020年3月23日 2020年4月1日から 2030年3月31日まで ・再生誘導医薬 ® の作用機構を基盤とした創薬等新規医療への応用研究及び、生体内間葉系幹細胞の活性化機構を基盤とした創薬等新規医療を課題とし、大阪大学とともに、多面的な産学協働活動の推進、研究の高度化、高度人材育成の充実を図る組織を設置する。

大株主の状況

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(6)【大株主の状況】 2024年7月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の 総数に対する 所有株式数の割合 (%) 玉井 克人 大阪府豊中市 9,702 15.8 玉井 佳子 青森県弘前市 5,400 8.8 冨田 憲介 東京都杉並区 5,015 8.2 五味 大輔 長野県松本市 3,260 5.3 株式会社SMBC信託銀行信託口08900027 東京都千代田区丸の内1丁目3番2号 2,850 4.6 山﨑 尊彦 大阪府豊中市 2,450 4.0 みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合 京都府京都市左京区吉田本町36-1 1,943 3.2 金崎 努 京都府京都市中京区 1,844 3.0 塩野義製薬株式会社 大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号 1,800 2.9 公益財団法人加藤記念バイオサイエンス振興財団 東京都町田市旭町3丁目6-6 900 1.5 35,165 57.2 (注)1.株式会社SMBC信託銀行信託口の所有株式数2,850千株については、塩野義製薬株式会社が委託した信託財産であり、その議決権の指図権は塩野義製薬株式会社に留保されております。 2.2024年6月14日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、五味大輔氏が2024年6月10日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として実質所有株式数の確認ができませんので、上記「大株主の状況」は2024年7月31日現在の株主名簿に基づいて記載しております。 なお、大量保有報告書の変更報告書の内容は以下のとおりであります。 氏名又は名称 住所 保有株券等の数 (千株) 株券等保有割合 (%) 五味 大輔 長野県松本市 4,505 7.3

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2024
使用モデル
gemma4:12b

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