DeltaーFly Pharma株式会社

証券コード: 4598 / 対象年度: 2019 / 提出日: 2019-06-24
業種 医薬品

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

独自の「モジュール創薬」という手法を用いて、既存の抗がん剤を再構築し、有効性と安全性のバランスを向上させた新規抗がん剤を開発する創薬ベンチャー企業です。がん患者のQOL向上を目指しており、現在、複数の抗がん剤候補化合物を国内外の様々な段階で臨床試験中、または準備中です。研究開発を主軸とした事業展開を行っています。

主な事業領域

独自の「モジュール創薬」による抗がん剤の研究開発

主な製品・サービス

  • DFP-10917
  • DFP-14323
  • DFP-11207
  • DFP-14927
  • DFP-17729
  • DFP-10825

ビジネスモデル

研究開発を先行する創薬ベンチャーとして、開発パイプラインの推進と、将来的な製品販売による安定的な収益源の確保を目指すモデル。一部の製品は国内・海外の提携パートナーとライセンス契約を締力しています。

セグメント・事業構成

医薬品事業(単一セグメント)

戦略・方向性

「モジュール創薬」による新規抗がん剤の開発推進、提携パートナーの確保、および研究開発体制と資金の確保。特に、DFP-10917、DFP-14323、DFP-11207、DFP-14927、DFP-17729、DFP-10825の各パイプラインの進捗加速と、グローバルな提携パートナーの獲得を目指す。

強みとして読み取れる点

  • 独自の「モジュール創薬」による開発効率の向上とリスク低感
  • 既存の抗がん剤をベースとした迅速な臨床試験への移行

課題として読み取れる点

  • 研究開発先行による継続的な営業損失と資金調達の必要性
  • 提携パートナーからのマイルストーン支払いの遅れ(DFP-10917)
  • 開発体制の強化と研究開発資金の確保

確認ポイント

  • 主要な開発パイプライン(特にDFP-10917, DFP-14323)の臨床試験進捗
  • 提携パートナーとの関係およびライセンス契約の進捗
  • 資金調達の状況と財務体質の強化

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、独自の創薬手法、主要な開発パイプライン、および経営課題が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

新薬開発における不確実性(臨床試験での有効性・安全性の未確認、規制当局による承認の遅延や見送りによる追加資金の必要性)、副作用発生による製造物責任およびブランド毀損のリスク。競合他社による先行参入や優位な製品の登場による競争力の低下。特定の提携先への高い依存度(DFP-10917、DFP-14323等)およびライセンス契約締結の不確実性。少数の重要人物への過度な依存、社歴の浅さによる未知のリスク。知的財産権に関する紛争リスク。外部委託先における災害等の要因による事業停滞リスク。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

独自技術「モジュール創薬」により、既存抗がん剤の課題解決を目指すバイオベンチャー。複数の中長期的なパイプラインを有し、提携による収益確保と公募増資による資金調達を組み合わせた成長戦略を描く。

成長方針

「モジュール創薬」を核とした抗がん剤開発への特化。複数のパイプライン(DFP-10917, DFP-14323, DFP-11207, DFP-14927, DFP-17729, DFP-10825)の臨床試験推進と、グローバルな提携パートナーの確保。

資本政策

公募増資や第三者割当による資金調達、および提携パートナーからのマイルストーンやロイヤリティの獲得を通じた財務基盤の強化。将来的な配当検討。

リスク対応方針

外部委託先との連携による専門性の活用、知的財産権の保護、および開発遅延や資金不足に対する機動的な資金調達体制の構築。リスク管理体制の整備。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は「モジュール創薬」という革新的なアプローチで抗がん剤の開発を加速させるバイオベンチャー。独自の技術により開発期間の短縮とリスク低減を実現しており、複数のパイプラインが臨床試験段階にあり、提携パートナーの獲得に向けた戦略的な動きが見られる。研究開発体制は外部委託を活用し効率的に運営されている。

設備投資の方向性

設備投資は極めて限定的であり、主に事務所移転等の管理コストに充てられている。研究開発の大部分を外部委託により効率化するモデルを採用。

研究開発・商品開発

独自の「モジュール創薬」技術を用い、既存の抗がん剤を再構築して有効性と安全性を高める戦略。DFP-10917, DFP-14323, DFP-11207等の複数のパイプラインを臨床試験段階で進めており、外部委託を活用した効率的な開発体制。

投資・変化テーマ

  • モジュール創薬
  • 抗がん剤開発
  • 高分子デリバリー
  • RNA干渉
  • 腫瘍微小環境制御

関連キーワード

  • モジュール創薬
  • アセンブリ
  • プロドラック
  • 核酸医薬
  • TME(腫瘍微小環境)
  • シタラビン
  • ゲムシタビン
  • 5-FU

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2019-06-24

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財務項目の関係

資本項目の関係

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S100G5J9
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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約10346文字

3【事業の内容】 (1)企業理念 当社の企業理念は、“「がん」だけを見ることなく、「がん患者」の全体を診ることにより、安心して身内のがん患者に勧められる治療法を提供すること”です。 (2)創薬方法の特徴 1)医薬品の研究開発プロセス 一般的な医薬品の研究開発プロセスには、新しい開発化合物を探索する「基礎研究」、実験動物等を用い開発化合物の有効性及び安全性を確認する「前臨床試験」、患者への投与により有効性及び安全性を確認する「臨床試験」の段階があります。また、開発の進捗にあわせた製造規模と品質確保のため、原薬・製剤にかかる製造法開発も随時行う必要があります。医薬品の販売承認を取得するには、これらの品質、有効性及び安全性にかかる膨大な試験データに基づき、各国の規制当局に対し承認申請を行い、審査を受ける必要があります。 この結果、一つの医薬品を開発するためには、約10~15年に亘る長い期間と数十億円~数百億円に到る大規模な資金が必要になります。それにも拘らず、医薬品開発は、承認に到るまでの各段階において、試験データや事業環境の変化等から開発中止に到るリスクが大きく、世界の製薬会社や創薬ベンチャー企業にとっては、研究開発プロセスの効率化と開発リスク低減が大きな課題となっております。 <一般的な医薬品の開発プロセス> プロセス 期間 主な内容(一般的な抗がん剤開発の場合) 基礎研究 2~3年 新薬候補化合物の探索(合成及び絞込み等)研究 前臨床試験 3~5年 実験動物等を用い、有効性及び安全性等を確認する試験 臨床試験 3~7年 第Ⅰ相 少数の健康な人(ただし、抗がん剤の場合は患者)を対象に、安全性等を確認する試験 第Ⅱ相 少数の患者を対象に、有効性及び安全性を探索的に確認する試験 第Ⅲ相 多数の患者を対象に、有効性と安全性を検証的に確認する試験 申請・承認 1~2年 各国の規制当局による審査 2)当社創薬方法「モジュール創薬」-患者にやさしい抗がん剤を世界に向けて開発- 当社の創薬方法は、既存の抗がん活性物質等を「モジュール」(構成単位)として利用し、創意工夫(用法用量・結合様式等)を加えて「アセンブリ」(組み立て)することで臨床上の有効性と安全性のバランスを向上させた新規抗がん剤を創製する「モジュール創薬」です。 一般的な抗がん剤の創薬は、基礎の探索研究からがんに特異的な部分に作用する化合物をスクリーニングし、可能性のある化合物を抗がん剤候補とする方法ですが、その場合は臨床段階で作用を確認し、臨床試験で有効性と安全性を実証する必要があり、長い期間を要します。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約2758文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、“「がん」だけを見ることなく、「がん患者」の全体を診ることにより、安心して身内のがん患者に勧められる治療法を提供すること”を企業理念としております。 この企業理念の実現のため、当社は、独自の「モジュール創薬」に基づく、抗がん剤の研究開発を行います。モジュール創薬は、既存の抗がん剤等を「モジュール」(構成単位)として利用し、創意工夫(用法用量・結合様式等)を加えて「アセンブリ」(組み立て)することで臨床上の有効性と安全性のバランスを向上させた新規抗がん剤を創製する方法です。 当社は、「モジュール創薬」に基づき創製した新規抗がん剤の上市により、がん患者のQOL(Quality Of Life)向上に寄与することを目指しております。 (2)目標とする経営指標 当社は、新規抗がん剤の上市を目指して研究開発を先行して行う創薬ベンチャー企業であり、現時点では製品売上により利益を安定的に計上するステージにはありません。 当面の経営管理上の課題は、抗がん剤の早期上市に向けて、開発パイプラインを計画通り推進することと、新規開発化合物の探索により開発パイプラインを充実することです。 従いまして、当社は、ROAやROEといった経営指標を目標とはせず、開発パイプラインの進捗等に目標をおいた事業活動を推進しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社の中長期における最重要課題は、新規抗がん剤の研究開発を着実に推進して承認を取得し、製品販売による安定的な収益源を確保することです。 当社の開発パイプラインは、DFP-10917、DFP-11207及びDFP-14323が臨床試験段階、DFP-14927は臨床試験開始段階にあり、また、DFP-17729及びDFP-10825も臨床試験に向けた準備を進めておりますので、日本国内やアジア、欧米などの各地域での承認を取得していく予定です。また、開発パイプライン充実に向けた探索研究も継続的に実施してまいります。創薬ベンチャーである当社にとっては、これらの研究開発を並行して行っていくために、研究開発体制の強化と研究開発資金の調達が不可欠であります。 従いまして、当社は、日本の提携先に留まらず、グローバルの製薬会社等の新規提携パートナーの確保に努めるとともに、必要に応じて、投資家からの資金調達を行いながら、研究開発を推進していく方針です。 (4)会社の対処すべき課題 当社は、「モジュール創薬」により、安心して身内のがん患者に勧められる治療法を提供することを目指しています。このような背景の下で、当社は、次の対処すべき課題に取り組んでまいります。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約2758文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、“「がん」だけを見ることなく、「がん患者」の全体を診ることにより、安心して身内のがん患者に勧められる治療法を提供すること”を企業理念としております。 この企業理念の実現のため、当社は、独自の「モジュール創薬」に基づく、抗がん剤の研究開発を行います。モジュール創薬は、既存の抗がん剤等を「モジュール」(構成単位)として利用し、創意工夫(用法用量・結合様式等)を加えて「アセンブリ」(組み立て)することで臨床上の有効性と安全性のバランスを向上させた新規抗がん剤を創製する方法です。 当社は、「モジュール創薬」に基づき創製した新規抗がん剤の上市により、がん患者のQOL(Quality Of Life)向上に寄与することを目指しております。 (2)目標とする経営指標 当社は、新規抗がん剤の上市を目指して研究開発を先行して行う創薬ベンチャー企業であり、現時点では製品売上により利益を安定的に計上するステージにはありません。 当面の経営管理上の課題は、抗がん剤の早期上市に向けて、開発パイプラインを計画通り推進することと、新規開発化合物の探索により開発パイプラインを充実することです。 従いまして、当社は、ROAやROEといった経営指標を目標とはせず、開発パイプラインの進捗等に目標をおいた事業活動を推進しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社の中長期における最重要課題は、新規抗がん剤の研究開発を着実に推進して承認を取得し、製品販売による安定的な収益源を確保することです。 当社の開発パイプラインは、DFP-10917、DFP-11207及びDFP-14323が臨床試験段階、DFP-14927は臨床試験開始段階にあり、また、DFP-17729及びDFP-10825も臨床試験に向けた準備を進めておりますので、日本国内やアジア、欧米などの各地域での承認を取得していく予定です。また、開発パイプライン充実に向けた探索研究も継続的に実施してまいります。創薬ベンチャーである当社にとっては、これらの研究開発を並行して行っていくために、研究開発体制の強化と研究開発資金の調達が不可欠であります。 従いまして、当社は、日本の提携先に留まらず、グローバルの製薬会社等の新規提携パートナーの確保に努めるとともに、必要に応じて、投資家からの資金調達を行いながら、研究開発を推進していく方針です。 (4)会社の対処すべき課題 当社は、「モジュール創薬」により、安心して身内のがん患者に勧められる治療法を提供することを目指しています。このような背景の下で、当社は、次の対処すべき課題に取り組んでまいります。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約4057文字

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ① 経営成績の状況 世界の医薬品市場は、大手製薬企業の成長戦略に基づく企業買収や、免疫チェックポイント阻害剤等のがん領域での成長が続いている反面、このような新規作用機序の治療薬の薬価高騰が世界的な問題となっており、米国政府が製薬企業へ価格を下げる要請をするなど、製薬企業の経営戦略が問われ始めています。一方、わが国の医薬品市場は、薬価制度の抜本改革において実施された「新薬創出・適応外薬解消等促進加算」と「市場拡大再算定」の見直しが製薬企業の経営に大きな影響を与えており、費用対効果評価制度の本格実施による薬価への影響など、引き続き厳しい状況が予想されています。 当社では、がん患者の高齢化や新薬の高額化による医療財政への懸念が進む中、経済的にも安心して身内のがん患者にも勧められる治療法を提供することを目指して、「モジュール創薬」に基づく研究開発に取り組み、着実に臨床開発を前進させました。 抗がん剤候補化合物DFP-10917は、急性骨髄性白血病の新しい治療体系に合わせて、治験参加施設のKey Opinion Leader(KOL)による「Advisory Board Meeting」を米国シカゴで開催し、臨床第Ⅲ相試験のプロトコールを一部改訂の上、米国医薬食品局(FDA)に再提出し、症例登録の準備を進めました。抗がん剤候補化合物DFP-14323は、併用する分子標的治療薬の実情に合わせて改訂した臨床第Ⅱ相試験のプロトコールを医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出するとともに、症例登録の完了に向けて治験参加施設の拡大に着手しました。DFP-11207は、臨床第Ⅰ相試験に引き続いて実施した食事の影響試験を完了させ、次の臨床第Ⅱ相試験に向けて治験責任医師との協議を行い、準備を開始しました。抗がん剤候補化合物DFP-14927は、米国での臨床試験の開始に向けて治験責任医師と準備を進め、米国FDA より「臨床試験用の新医薬品(IND)」の承認を取得し、前期第Ⅱ相試験に相当する拡大試験を含んだ臨床第Ⅰ相試験を開始しました。また、抗がん剤候補化合物DFP-17729とDFP-10825は、臨床試験の開始に向けて、着実に準備を進めました。一方、日本新薬㈱に国内開発権並びに販売権をライセンスアウトしているNS-917(当社開発コード:DFP-10917)は、日本での臨床第Ⅰ相試験の開始が遅れたことにより、当該期中に日本新薬㈱からマイルトーンの支払いがありませんでした。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約55文字

【セグメント情報】 当社の事業セグメントは、医薬品事業のみの単一セグメントであるため、記載を省略しております。

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約9572文字

2【事業等のリスク】 当社の事業運営及び展開等について、リスク要因として考えられる主な事項を以下に記載しております。中には当社として必ずしも重要なリスクとは考えていない事項も含まれておりますが、投資判断上、もしくは当社の事業活動を十分に理解する上で重要と考えられる事項については、投資家や株主に対する積極的な情報開示の観点からリスク要因として挙げております。 当社はこれらのリスクの発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努める方針ですが、当社株式に関する投資判断は、以下の事項及び本項以外の記載も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えます。また、これらは投資判断のためのリスクを全て網羅したものではなく、更にこれら以外にも様々なリスクを伴っていることにご留意頂く必要があると考えます。 当社は、医薬品等の開発を行っていますが、医薬品等の開発には長い歳月と多額の研究費用を要し、全ての開発が成功するとは限りません。特に販売開始前の研究開発段階のパイプラインを有する製造開発型バイオベンチャー企業は、事業のステージや状況によっては、一般投資者の投資対象として供するには相対的にリスクが高いと考えられており、当社への投資はこれに該当します。 なお、文中の将来に関する記載は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 Ⅰ.医薬品の研究開発、医薬品業界に関するリスク (1)新薬開発の不確実性 医療用医薬品の開発には多額の研究開発投資と長い時間を要しますが、臨床試験で有用な効果を確認できないこと等により研究開発が予定通りに進行せず、開発の延長や中止の判断を行うことは稀ではありません。また、世界の主要国において新薬を製造及び販売するためには、各国の薬事関連法規等の法的規制の下、各国別に厳格な審査を受ける必要があり、この審査に耐えうる有効性、安全性、及び品質等に関する十分なデータが得られない場合には、追加試験等が必要となり予定していた時期に上市ができず延期になる、または上市を断念する可能性があります。当社が権利を保有する新薬候補化合物の開発が遅れた場合や追加試験が必要となる場合は、計画外の追加資金が必要となり、追加資金確保のために新たな資金調達が必要となる可能性があり、その資金調達自体も不確実性があります。また、ライセンス契約の存続期間が特許権の有効期間が終了するまでの期間とされているため、ライセンス契約中にマイルストーンが達成できずに、当初想定した投資回収額を回収できない可能性もあります。更に、承認申請を規制当局に行っても、規制当局から承認されなかった場合には、当初想定していた投資回収額を回収できなくなり、当社の業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

抽出本文 / 原文長 約524文字

5【研究開発活動】 (1)研究開発体制 当社は、抗がん剤開発経験が豊富な少人数の専門家集団であり、研究開発のマネジメント機能に特化しております。当社は、研究所や製造施設を保有せず、研究開発受託企業及び製造受託企業を積極的に活用し、効率的な研究開発体制を構築しております。 (2)開発品の状況 開発品に関する詳細は、「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載していますのでご参照ください。 当事業年度における当社の研究開発費の総額は 376 百万円となりました。 研究開発費の主な内容は、開発品の臨床試験費用及び前臨床試験費用に関わる外部委託費であります。 当事業年度は、DFP-10917の米国での臨床第Ⅲ相比較試験の開始準備及びDFP-14323の日本国内での臨床第Ⅱ相試験を進めました。また、DFP-11207については、米国での臨床第Ⅰ相試験に引き続いて実施した食事の影響試験を終了し、次いで臨床第Ⅱ相試験の準備を進めました。DFP-14927については米国で臨床第Ⅰ相試験を開始しました。DFP-17729及びDFP-10825については、臨床試験の開始に向けた準備を行っています。 有価証券報告書(通常方式)_20190621131134

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約523文字

2【主要な設備の状況】 2019年3月31日現在 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額 従業員数 (人) 建物 (千円) 工具、器具及び備品 (千円) 土地 (千円) 合計 (千円) 本社 (徳島県徳島市) 本社設備 23,881 153 5,500 29,535 東京事務所 (東京都中央区) 事務所設備 1,328 135 1,463 中国事務所 (中国北京市朝陽区) 事務所設備 399 399 バンクーバー事務所 (カナダブリティッシュコロンビア州) 事務所設備 122 122 (注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。 2.当社は子会社を有していないため、上記は当社について記載しております。また、当社の事業セグメントは医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 3.上記の他、他の者から賃借している設備の内容は、以下のとおりであります。 事業所名(所在地) 設備の内容 年間賃借料(千円) 東京事務所 (東京都中央区) 事務所設備 4,478 中国事務所 (中国北京市朝陽区) 事務所設備 4,326 バンクーバー事務所 (カナダブリティッシュコロンビア州) 事務所設備 504

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約330文字

3【配当政策】 当社の配当については、研究開発への投資に備えるための内部留保の充実を勘案して決定する方針でありますが、現時点においては繰越利益剰余金がマイナスであるため、設立以来、剰余金の配当は実施しておりません。 また、今後も医薬品の研究開発へ積極的に投資を行っていくため、当面は無配を予定しておりますが、一方で、株主への利益還元も重要な経営課題として認識しており、今後の経営成績及び財政状態を勘案し、利益配当についても検討してまいります。 なお、剰余金の配当を行う場合、年1回の期末配当を基本方針としており、その決定機関は株主総会でありますが、年1回に限り取締役会の決議により毎年9月30日を基準として、中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約314文字

5【従業員の状況】 (1)提出会社の状況 2019年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 11 ( - ) 46.2 4.8 5,541,333 (注)1.従業員数は就業人員であり、パート及び嘱託社員は( )内に、年間の平均人員を外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.当社の事業セグメントは医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。 (2)労働組合の状況 当社の労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。 有価証券報告書(通常方式)_20190621131134

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約2906文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、「「モジュール創薬」により、安心して身内のがん患者に勧められる治療法を提供する。」というミッションの下、株主をはじめ、顧客、取引先、従業員、地域社会等の全てのステークホルダーの利益を重視した経営を行うことが当社の使命であると考えております。そのためには、当社事業が安定的かつ永続的な発展を果たすことが不可欠であり、このような発展の基盤となる経営の健全性、透明性及び効率性が確保された体制の整備を進めることをコーポレート・ガバナンスの取組みに関する基本方針としております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 イ.会社の機関の基本説明 当社は、取締役会及び監査役会設置会社であります。当社の経営上の意思決定、執行及び監督に関する機関は、以下の通りであります。 a.取締役会 取締役会は、経営上の重要な事項に関する意思決定機関及び取締役の職務執行の監督機関として機能しており、当社の取締役会は、本書提出日現在、代表取締役社長江島淸、代表取締役専務飯塚健蔵、取締役の松枝康雄、板東良彦、篠原健、岸井幸生及び小南欽一郎の7名(うち板東良彦、篠原健、岸井幸生、小南欽一郎の4名は社外取締役であります。)で構成されております。取締役会は、原則として月1回の定時取締役会を開催するほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、迅速な経営上の意思決定を行える体制としております。取締役会は、法令・定款に定められた事項のほか、経営に関する重要事項を決定するとともに各取締役の業務執行の状況を監督しております。 b.監査役及び監査役会 監査役は、取締役会へ出席し、必要に応じて意見を述べるほか、重要な決裁書類の閲覧等を通じて、取締役の職務執行を監査しております。当社の監査役会は、本書提出日現在、監査役の藤倉昭敏、木村正弥、山本昇平の3名(うち藤倉昭敏、山本昇平の2名は社外監査役であります。)で構成されております。監査役会は、原則として月1回の定例監査役会を開催するほか、必要に応じて臨時監査役会を開催し、監査計画の策定、監査実施状況、監査結果等の検討等、監査役相互の情報共有を図っております。また、監査役は、内部監査人及び会計監査人と随時会合を開催して情報共有を行い、相互に連携を図っております。 ロ.コーポレート・ガバナンスの体制 本書提出日現在における当社のコーポレート・ガバナンスの体制は、以下のとおりであります。 ハ.…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約302文字

4【経営上の重要な契約等】 (1)技術導出契約 ① DFP-14323に係るライセンス契約 相手方の名称 国名 契約品目 契約締結日 契約内容 契約期間 協和化学工業㈱ 日本 医薬品製造販売 2016年4月27日 DFP-14323の独占的特許実施許諾 日本における特許権が消滅するまで又は本契約締結後15年のいずれか遅い方まで ② DFP-10917に係るライセンス契約 相手方の名称 国名 契約品目 契約締結日 契約内容 契約期間 日本新薬㈱ 日本 医薬品製造販売 2017年3月24日 DFP-10917の独占的特許実施許諾 日本における特許権が消滅するまで又は販売開始後15年のいずれか遅い方まで

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約834文字

(6)【大株主の状況】 2019年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 江島 淸 徳島県徳島市 775,000 17.74 京大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内2丁目4-1 574,300 13.14 三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合 東京都中央区日本橋2丁目3-4 225,000 5.15 株式会社ヤクルト本社 東京都港区東新橋1丁目1-19 217,500 4.98 イノベーション・エンジン三号投資事業有限責任組合 東京都港区芝2丁目3-12 172,800 3.95 BBH/SUMITOMO MITSUI TRUST (UK) LIMITED FOR SMT TRUSTEES (IRELAND) LIMITED FOR JAPAN SMALL CAP FUND CLT AC (常任代理人 株式会社三井住友銀行) BLOCK5,HARCOURT CENTRE HARCOURT ROAD,DUBLIN 2 (東京都千代田区丸の内1丁目3番2号) 168,200 3.85 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2丁目11番3号 158,400 3.63 三洋化成工業株式会社 京都府京都市東山区一橋野本町11-1 150,000 3.43 ニッセイ・キャピタル6号投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内1丁目6-6 146,100 3.34 ディーアイティー・パートナーズ株式会社 東京都港区西新橋1丁目2-9 125,000 2.86 2,712,300 62.07 (注)1.前事業年度末において主要株主であった株式会社ヤクルト本社は、当事業年度末現在では主要株主ではなくなりました。 2.発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点第3位を四捨五入しております。

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2019
使用モデル
gemma4:12b

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