事業の内容
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/ 原文長 約4125文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社で構成され、「パーソナライズ」という切り口で、人工知能技術及びビッグデータ解析技術を活用し、顧客におけるマーケティング活動を支援する事業(以下「デジタルマーケティングソリューション事業」という。)を行っております。 なお、「パーソナライズ」とは、一般的に、消費者全員に同じサービスやコンテンツを提供するのではなく、一人ひとりの属性や購買・行動履歴に基づいて最適化されたものを提供する手法のことです。 当社グループの事業は、「デジタルマーケティングソリューション事業」であり、単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、サービスのカテゴリーは、「ネット広告サービス」、「CX改善サービス」(※)に分かれております。 ※当連結会計年度よりサービス区分の見直しを行いました。その結果「CX改善サービス」と「OMO推進サービス」を統合し「CX改善サービス」としております。当該統合は名称のみであり、その内容に与える影響はありません。 ■ネット広告サービス 「ネット広告サービス」は、主に「デクワス.AD」及び「KANADE DSP」のサービスから構成されます。 1.「デクワス.AD」 「デクワス.AD」は、パーソナライズ・エンジン「デクワス」を利用して、Webサイト閲覧者一人ひとりの属性や購買・行動履歴に基づいて、最適化されたバナークリエイティブ(注1)を生成し、広告閲覧者が思わずクリックしたくなる“気になる”ディスプレイ広告(注2)を表示し、興味・購買意欲を高めることを可能にするサービスです。 主な顧客は、商品点数や物件点数の多いECサイトを運営している企業がメインとなっております。 基本的な課金体系としては、月額固定課金に加え、広告配信料に対して一定の手数料を課金する従量型の課金方式です。 2.「KANADE DSP」 「KANADE DSP」は、京セラコミュニケーションシステム株式会社と当社が共同開発したDSP(注3)で、「デクワス.AD」に広告配信機能を付加したサービスです。 本サービスでは、優良ユーザーと興味・関心が似ている行動特性を示す潜在ユーザーを見つけ出し、RTB(注4)によって対象を選別し広告配信を行います。 広告配信に際しては、「オーディエンス拡張」(注5)という手法で、リターゲティング(注6)に比べて広告配信対象を拡大するだけではなく、有望な見込みユーザーの行動プロセスや誘導したい行動シナリオに応じて、ピンポイントにアプローチする広告配信を行い、潜在ユーザーを顧客の運営するWebサイトに誘導することを可能にします。 主な顧客は、商品点数や物件点数の多い、EC(注7)サイトや不動産ポータルを運営している企業です。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1908文字
(4) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループの事業の一つであるネット広告サービスにおいては、サードパーティーCookieの規制動向を受け、今期におけるネット広告サービスは前期実績を下回っております。この減少傾向は来期以降も続くものと思われ、当社グループでは、ネット広告サービスからは撤退を致しました。 一方で、当社のもう一つの事業であるCX改善サービスにおいては、既存製品の販売が順調に推移していることに加えて、新製品の引き合いも増えているなど、売上高、利益ともここまで好調に推移しており、また今後さらなる成長が見込まれます。 そこで当社グループでは、成長性の高いCX改善サービスに経営資源を集中させ、更なる新サービスの投入、有力クライアントへの複数サービス導入、提携やM&Aによる事業領域の拡大、AIなど先端技術の活用及び知的財産戦略の加速する体制を整備し、更なる成長と発展を目指してまいります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の 課題 当社グループが、今後も持続的に成長して企業価値を高めるために対処すべき課題として認識している事項は、以下の通りであります。 ① サービスに関する課題 a. 適切な事業領域の選択 ネット広告サービスに代わり、CX改善サービスに経営資源を集中投下し継続的な成長を目指すとともに、自社サービスの展開も視野に入れ規模の拡大を目指していくことが必要です。 b. データの管理と活用 当社グループは、膨大な行動履歴を集積し、これを元に各種パーソナライズの実現及び広告の配信の最適化等のサービスの提供を行っております。また、新しく当社グループに加わったZETAは膨大な検索履歴やレビューデータを有しております。今後より一層の需要が見込まれるこれらの有用なデータをどう管理し、またどのようなテクノロジーを活用して有用な推論を行い、企業のサービスの向上に貢献できるかが重要となってきます。 c. 検索履歴やレビューデータの活用に関する投資 ECサイト等ではユーザーによるクチコミやスタッフの投稿などのUGCの活用が加速するとともに、単なる購買の場だけでなくメディアとしての役割が高まりつつあり、こうしたUGCデータを集合知として活用していくことは、今後のECサイト等におけるCX向上にとっては必須と考えられています。 またCookie規制の動向などにより今後リターゲティング広告が難しくなることが予測されるため、サイトとしてのオーガニックな流入を高めていくことはこれまで以上に重要な課題となってきます。当社グループでは今後、リテールメディアテックをはじめとする技術革新や新規サービスを創出するため、なお一層のテクノロジーの進化について取り組んでいきます。 ② 組織能力等に関する課題 a.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1730文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日時点において判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、国内のデジタルマーケティングソリューション領域で No.1 を目指し、企業と消費者のエンゲージメントを高めて幸福な購買体験を実現するための取り組みを進めております。 この方針のもと、「株主」「顧客」「社員」等全てのステークホルダーの視点に立った経営を行い、当社グループの企業価値の最大化を目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、適時・適確な判断による事業展開を可能にするため、目標とする経営指標は特に設けておりません。しかしながら、当社グループは、業容を拡大し、経営基盤を安定化させるため、収益率の向上を経営課題と認識しております。 (3) 経営環境 当連結会計年度における我が国の経済は、新型コロナウイルスに対する行動制限や経済活動の制限が緩和されたことで、個人消費に持ち直しの動きがみられました。その結果、企業業績については総じて改善傾向がみられました。一方、ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源価格の高騰に加え、欧米中央銀行の利上げによる円相場の急落や物価の急速な上昇等、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。 このような環境の下において、非接触型ソリューション需要の高まりにより当社が関連する国内BtoCのEC市場は拡大傾向にあり、「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、令和3年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は20.7兆円(前年19.3兆円、前々年19.4兆円、前年比7.35%増)に拡大、令和2年の日本国内のBtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は372.7兆円(前年334.9兆円、前々年353.0兆円、前年比11.3%増)に拡大しており、令和3年における日本国内のBtoC-EC及びBtoB-EC市場規模は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が強まる前の令和元年における市場規模を超えたと評価されております。 また、EC化率はBtoC-ECで8.78%(前年比0.7ポイント増)、BtoB-ECで35.6%(前年比2.1ポイント増)と増加傾向にあり、商取引の電子化が引き続き進展していることからも、当社に関連するCX・DXソリューション市場も拡大すると見込まれております。 CX改善サービスについては、前連結会計年度より連結子会社となったZETA株式会社の事業が好調に推移したため、大きく伸長しました。同社が有する「ZETA CX」ソリューションは、顧客が運営する「ECサイト」の検索エンジンの性能を高め、利用するユーザーの購買体験や意欲を高めることに貢献するサービスを行っております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4707文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、本書提出日時点において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における我が国の経済は、新型コロナウイルスに対する行動制限や経済活動の制限が緩和されたことで、個人消費に持ち直しの動きがみられました。その結果、企業業績については総じて改善傾向がみられました。一方、ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源価格の高騰に加え、欧米中央銀行の利上げによる円相場の急落や物価の急速な上昇等、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。 このような環境の下において、非接触型ソリューション需要の高まりにより当社が関連する国内BtoCのEC市場は拡大傾向にあり、「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、令和3年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は20.7兆円(前年19.3兆円、前々年19.4兆円、前年比7.35%増)に拡大、令和2年の日本国内のBtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は372.7兆円(前年339.4兆円、前々年353.0兆円、前年比11.3%増)に拡大しており、令和3年における日本国内のBtoC-EC及びBtoB-EC市場規模は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が強まる前の令和元年における市場規模を超えたと評価されております。 また、EC化率はBtoC-ECで8.78%(前年比0.7ポイント増)、BtoB-ECで35.6%(前年比2.1ポイント増)と増加傾向にあり、商取引の電子化が引き続き進展していることからも、当社に関連するCX・DXソリューション市場も拡大すると見込まれております。 こうした中、当社グループの当連結会計年度の売上高については、「CX改善サービス」(※)は前連結会計年度より連結子会社となったZETA株式会社(以下「ZETA」という。)の事業が好調に推移したため、1,520,406千円(前年同期比37.1%増)と大きく伸長しました。一方で「ネット広告サービス」は、今後適用が予定されているサードパーティCookie規制への不安やクライアントの広告戦略見直しによる影響により909,590千円(前年同期比37.6%減)と減少いたしました。 その結果、当連結会計年度における売上高は2,437,677千円(前年同期比6.1%減)、営業利益は380,783千円(前年同期比4.7%増)、経常利益は376,415千円(前年同期比6.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は260,569千円(前年同期は1,146,458千円の損失)となりました。ZETAは例年第1四半期が費用先行期であり、前期において第1四半期は81,444千円の営業損失でありました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約206文字
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日 ) 当社グループは固定資産の減損損失について報告セグメント別には配分しておりません。減損損失の金額及び内容は、注記事項の連結損益計算書関係にて同様の情報が開示されているため記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日 ) 該当事項はありません。
主要な顧客・販売先
抽出本文
/ 原文長 約172文字
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 (自 2021年7月1日 至 2022年6月30日 ) 当連結会計年度 (自 2022年7月1日 至 2023年6月30日 ) 金額 (千円) 割合 (%) 金額 (千円) 割合 (%) ㈱リクルート 615,894 23.7 394,664 16.1