サステナビリティ
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2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、サステナビリティに関する取組について、2025年度までは「ESG経営」のもと「ESG重点課題」を特定し、各種施策を推進してきましたが、「サステナビリティ」は、ESGの観点も踏まえつつ、企業や社会全体の持続可能性も含む包括的な概念であると認識し、2026年度より、これらの呼称をそれぞれ「サステナビリティ経営」及び「サステナビリティ重点課題」に変更しています。 なお、過年度の取組状況については、記載の整合性の観点から、変更後の呼称に統一しています。 文中の将来に関する事項は、別段の表示がない限り、当社が本報告書提出日現在において判断したものです。 1.ガバナンスの高度化・コンプライアンスの徹底 (1)ガバナンス ・サステナビリティ経営推進体制 企業が持続的に成長するためには、事業活動を通じて社会ニーズに応えるとともに、社会課題の解決に貢献することで社会から信頼され、その価値を認められる存在でなければなりません。 この認識のもと、当社グループは「サステナビリティ経営に関する基本方針」を定め、経営会議において将来の経営に大きな影響を及ぼし得るリスクや重点課題を踏まえて事業戦略を策定し、リスク・重点課題への対応状況を適切に管理する体制としています。 [リスク・重点課題の特定及び対応状況確認プロセス] ア.リスク・重点課題に関する議論(原則年1回)(次頁、図①) 経営会議では、議論の実効性及び意思決定の迅速性を高めるため、以下の事項を協議しています。 (ア)全社的なリスクマネジメントに基づいて特定するグループ重要リスク (イ)ESGに関するリスク分析に基づいて特定するサステナビリティ重点課題 (ウ)内部統制システムに基づいて特定する内部統制上のリスク イ.リスク・重点課題特定及び対応方針決定・状況確認(原則年1回)(次頁、図②・③) 経営会議でリスク・重点課題を特定し、当社統括部署主導のもと、所管部署及び主要な事業会社(注)が組織横断的に連携し、特定したリスク・重点課題の対応方針を策定・実行しています。 経営会議では、前年度の対応状況及び当該年度の対応方針を確認しています。 (注)主要な事業会社とは、ENEOS株式会社、ENEOS Xplora株式会社、株式会社ENEOSマテリアル、ENEOS Power株式会社及びENEOSリニューアブル・エナジー株式会社の総称です。 ウ.事業機会の議論(年1回以上)(次頁、図④) 経営会議では、中期経営計画や年度ごとの事業計画及びそれらに基づく予算の審議を行っています。その都度、事業機会について議論しています。 エ.…
研究開発活動
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/ 原文長 約4712文字
6【研究開発活動】 当社グループは、グループ理念に定めた『エネルギー・資源・素材における創造と革新』を目指し、エネルギー関連を中心に研究開発活動を進めています。当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は、 15,576 百万円であり、研究開発活動の概要は以下のとおりです。 (1)石油製品ほか(研究開発費 9,989 百万円) エネルギー・素材関連の研究開発活動は、ENEOS株式会社(以下、ENEOS)の中央技術研究所と潤滑油カンパニーの潤滑油研究開発部が連携をして進めています。「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立に向け、エネルギートランジションの進展を見据え、新規事業の創出・拡大につながる重点領域を設定して、研究開発を推進しています。また、社外との連携にも力を入れており、大学・研究機関や企業・スタートアップとも連携を図り、オープンイノベーションを促進しています。これらの取組をさらに加速できるよう、研究所敷地内に新たな研究棟の建設を進めています。 ①低炭素・脱炭素エネルギー分野 カーボンニュートラル社会の実現に向け、海外の安価で潤沢な再生可能エネルギー(再エネ)を大量貯蔵・輸送に適した物質に変換し、エネルギー供給の安定性を高め、国内に使いやすい形で提供するための技術開発を進めています。 グリーン水素分野では、再エネから得られた電力で直接トルエンを電解水素化することで、貯蔵・輸送に適したメチルシクロヘキサン(MCH)を低コストで製造する技術(Direct MCH®)の商用化に向けた開発を進めています。豪州クイーンズランド州に建設した、工業化サイズの電極面積を有する中型電解槽実証プラント(150kW級)にて再エネを用いてMCHを製造、日本へ輸送し、取り出した水素を燃料電池小型バスへ充填、走行させることに成功しました。さらに2025年度に大型電解槽プラント(MW級)の建設を進めています。これらは、「直接MCH電解合成(Direct MCH®)技術開発」として、経済産業省及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の進めるGI基金事業に採択されており、本技術に関する発明が、2024年度に未来創造発明奨励賞及び未来創造発明貢献賞を受賞しました。また、カーボンニュートラル社会の実現とトランジションに必要となるエネルギーの供給をリードするため、次世代燃料の一選択肢として合成燃料の技術開発・実証研究を行っています。2025年度には、中央技術研究所敷地内にて、国内初となる原料から一貫製造可能な合成燃料製造実証プラントの実証運転を実施し、2025年の万博開催期間中には製造した合成燃料を駅シャトルバス、及び来賓・関係者向け車両に提供しました。…
設備投資等の概要
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2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりです。 (1)提出会社 該当事項はありません。 (2)国内子会社等 2026年3月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額(百万円)(注1) 従業 員数 (人) 建物、構築物及び油槽 機械装置及び運搬具 土地 (面積千㎡) その他 合計 ENEOS株式会社 市川油槽所 (千葉県市川市) ほか 石油製品ほか 貯油設備 13,651 4,257 40,783 961 59,652 (1,990) [188] 東京支店 (東京都千代田区) ほか 給油及び 事務所設備等 78,241 17,927 189,404 632 286,204 (1,198) [2,671] 仙台製油所 (仙台市宮城野区) 石油精製設備 15,379 16,335 6,761 1,475 39,950 413 (1,329) 根岸製油所 (横浜市磯子区) 14,613 17,333 154,677 1,307 187,930 625 (2,253) 水島製油所 (岡山県倉敷市) 33,615 38,503 70,802 2,168 145,088 1,247 (3,271) 麻里布製油所 (山口県玖珂郡 和木町) 7,415 9,910 1,594 2,567 21,486 408 (666) 会社名 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額(百万円)(注1) 従業 員数 (人) 建物、構築物及び油槽 機械装置及び運搬具 土地 (面積千㎡) その他 合計 ENEOS株式会社 大分製油所 (大分県大分市) 石油製品ほか 石油精製設備 15,318 20,287 19,404 1,646 56,655 424 (1,008) 川崎製油所 (川崎市川崎区) 43,696 49,280 214,746 11,452 319,174 1,383 (2,601) 堺製油所 (堺市西区) 8,044 9,481 31,599 1,792 50,916 445 (771) 和歌山製造所 (和歌山県有田市) 石油製品製造設備 327 824 17,471 7,743 26,365 279 (2,374) [34] 横浜製造所 (横浜市神奈川区) 2,548 569 399 146 3,662 75 (380) 鹿島石油株式会社 鹿島製油所 (茨城県神栖市) 石油精製設備 17,523 8,014 47,908 1,699 75,144 517 (2,695) 鹿島アロマティックス株式会社 鹿島事業所(注2) (茨城県神栖市) 石油化学製品 製造設備 314 865 3,456 4,635 (-) ENEOS喜入基地株式会社 喜入基地 (鹿児島県鹿児島市) 貯油設備 8,398…