事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約656文字
3【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下、当社という)と、連結子会社10社で構成され、その事業内容を医薬品事業と医療機器事業に区分しています。医薬品事業では、中国市場で販売しているアイスーリュイ及び臨床試験中のF351を主力とする開発化合物の研究開発・製造・販売を行っています。医療機器事業では、米国を拠点とし、当社グループが独自に開発した医療機器(生体材料)の製造及び販売を行っています。 事業区分、主要製品等及び主要な会社の関係は、次のとおりです。 事業区分 主要製品等 主要な会社 医薬品事業 アイスーリュイ F351等開発化合物 (日本) 当社 (中国) 上海ジェノミクス有限公司 北京コンチネント薬業有限公司 GNI-EPS(HONG KONG)HOLDINGS LIMITED Cullgen (Shanghai), Inc. (米国) GNI USA, Inc. Cullgen Inc. 医療機器事業 生体材料(人工骨) (米国) Berkeley Advanced Biomaterials LLC (注)1.上記における事業区分は、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、連結財務諸表注記、 6.事業 セグメント」における事業区分と同一です。 2.GNI-EPS (HONG KONG) HOLDINGS LIMITEDは、2019年2月19日をもって、GNI Hong Kong Limitedに商号を変更しました。 事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2140文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、垂直統合型でグローバルに展開するライフサイエンス企業として、より多くの分野のより多くの患者の皆様に、先進的な治療法や医薬品を届けることを第一の目標に掲げております。当社グループは、利益性、着実な臨床開発並びに先進的な創薬活動の三つを基本的な経営方針としております。これらの基本方針の元で、当社グループは外部環境の変化に対応し、来るべき機会をうまく捉え、更には当社株主の皆様に対し利益還元出来るようになるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、医薬品及び 医療機器の研究開発投資を効率よく管理しながら、収益源を多様化させることに重点を置いて、持続的な成長を続けることを目指しております。当社グループでは医薬品事業と医療機器事業という事業特性も成長ステージも異なる事業を展開しており、目標とする経営指標はそれぞれ異なります。 医薬品事業においては、既に上市済みである製品の市場拡大が優先事項であると共に、当社グループ内の前臨床及び臨床開発パイプラインに対する投資コストを効率よく管理するという観点から、売上収益と研究開発費を重要な経営指標としております。 医療機器事業においては、ターゲット市場における当社グループの競争力を測る観点から、その利益率を重要な経営指標としております。 (3) 経営戦略等 医薬品の開発は、その多くの開発候補が各国の規制当局からの承認を受けることができないため、開発のリスクが高いという特徴を持っています。また、医薬品の開発には多額のコストと長い期間が必要であると同時に、厳しい競争と当局の監督管理にも直面します。このような状況と、当社 グループ の人員・資金・設備が比較的小規模である点を考慮し、競争の厳しい当業界におけるリスクの軽減と成功確率の向上のために、以下の戦略を着実に実行いたします。 ① 基本戦略 中国において、垂直統合により一貫して事業展開を行っていることからくるコスト優位性を梃 に 、 米国における事業拡大も目指します。医薬品及び医療機器事業を通じ、地理的・事業的に分散された収益を確保することで、リスクを軽減し、クロスボーダー・ライセンス・アウト、提携及び共同開発契約を通じて相乗効果を実現させ、グローバルに収益源の更なる拡大を図ります。 ② 新薬開発戦略 患者のニーズが最も緊急である分野における画期的医薬品の開発に焦点を当て、「ファスト・トラック」制度(新薬優先審査制度)と小規模臨床試験制度を活用しつつ、より適切なコストでこのような緊急の医療ニーズを充足することを目指します。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2140文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、垂直統合型でグローバルに展開するライフサイエンス企業として、より多くの分野のより多くの患者の皆様に、先進的な治療法や医薬品を届けることを第一の目標に掲げております。当社グループは、利益性、着実な臨床開発並びに先進的な創薬活動の三つを基本的な経営方針としております。これらの基本方針の元で、当社グループは外部環境の変化に対応し、来るべき機会をうまく捉え、更には当社株主の皆様に対し利益還元出来るようになるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、医薬品及び 医療機器の研究開発投資を効率よく管理しながら、収益源を多様化させることに重点を置いて、持続的な成長を続けることを目指しております。当社グループでは医薬品事業と医療機器事業という事業特性も成長ステージも異なる事業を展開しており、目標とする経営指標はそれぞれ異なります。 医薬品事業においては、既に上市済みである製品の市場拡大が優先事項であると共に、当社グループ内の前臨床及び臨床開発パイプラインに対する投資コストを効率よく管理するという観点から、売上収益と研究開発費を重要な経営指標としております。 医療機器事業においては、ターゲット市場における当社グループの競争力を測る観点から、その利益率を重要な経営指標としております。 (3) 経営戦略等 医薬品の開発は、その多くの開発候補が各国の規制当局からの承認を受けることができないため、開発のリスクが高いという特徴を持っています。また、医薬品の開発には多額のコストと長い期間が必要であると同時に、厳しい競争と当局の監督管理にも直面します。このような状況と、当社 グループ の人員・資金・設備が比較的小規模である点を考慮し、競争の厳しい当業界におけるリスクの軽減と成功確率の向上のために、以下の戦略を着実に実行いたします。 ① 基本戦略 中国において、垂直統合により一貫して事業展開を行っていることからくるコスト優位性を梃 に 、 米国における事業拡大も目指します。医薬品及び医療機器事業を通じ、地理的・事業的に分散された収益を確保することで、リスクを軽減し、クロスボーダー・ライセンス・アウト、提携及び共同開発契約を通じて相乗効果を実現させ、グローバルに収益源の更なる拡大を図ります。 ② 新薬開発戦略 患者のニーズが最も緊急である分野における画期的医薬品の開発に焦点を当て、「ファスト・トラック」制度(新薬優先審査制度)と小規模臨床試験制度を活用しつつ、より適切なコストでこのような緊急の医療ニーズを充足することを目指します。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2648文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当社は日本に本社を置き、主に中国及び米国の子会社において医薬品事業と医療機器事業を行うグローバル製薬企業です。 当連結会計年度において、 当社グループは、世界有数のバイオ製薬企業を目指し、収益性、着実な臨床開発及び革新的な創薬研究に基づいた戦略を実行し、その結果、これらの戦略において多数の重要な成果が実現されました。まず、特発性肺線維症(IPF)患者様全体数の内、アイスーリュイを実際に使用される患者様層の深化及び拡大に成功したことで、中国市場におけるアイスーリュイが大幅な成長を続け、過去最高の売上を達成することができました。また、当社グループが開発している次世代の抗線維症薬候補品F351については、中国における第2相臨床試験及び米国における第1相臨床試験において、治験上の重要な進展を得ることができました。さらに、将来への投資の為に、当社グループは、創薬技術の変革をもたらす可能性のある創薬ベンチャーであるCullgen Inc. (Cullgen)を設立し、わずか10カ月足らずの間に有望な新規化合物を見い出すことに成功しています。 当連結会計年度の経営成績は以下のとおりです。 連結経営成績概要 (単位:千円) 前連結会計年度 当連結会計年度 差額 売上収益 2,648,451 5,018,944 2,370,493 売上総利益 2,153,463 4,170,670 2,017,207 営業利益 154,212 568,600 414,387 当期利益 28,205 192,173 163,968 売上収益及び売上総利益 当連結会計年度において、売上収益は前年同期比約89. 5 %増加の5,018,944千円となりました。利益率も堅調に推移し、当連結会計年度の売上総利益は、前年同期比約93.7%増加の4,170,670千円となりました。前年同期に比べたこの増加は、北京コンチネント薬業有限公司(北京コンチネント)におけるアイスーリュイの売上の大幅な増加傾向が維持されたことと、当連結会計年度においてBerkeley Advanced Biomaterials LLC(BAB)の業績を通期で取り込んだことによるものです。 営業利益 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度の154,212千円の利益と比べ、414,387千円増加し、568, 600 千円の利益となりました。当社グループは、当連結会計年度において過去最高の営業利益を達成しましたが、これは、グループの核となる事業分野の売上収益の増加と利益率向上の両立を目指した戦略的目標が反映されたものです。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約34245文字
(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、3.重要な会計方針における記載と同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの金額であります。セグメント間の内部売上収益および振替高は市場実勢価格に基づいております。 主要セグメントの主要製品は次のとおりであります。 報告セグメント 会社名 主要製品 医薬品事業 株式会社ジーエヌアイグループ、北京コンチネント薬業有限公司、 上海ジェノミクス有限公司、GNI-EPS(HONG KONG)HOLDINGS LIMITED、GNI-EPS Pharmaceuticals, Inc.、上海ジェノミクステクノロジー有限公司、Cullgen (Shanghai), Inc.、GNI USA, Inc.、Cullgen Inc.、 上海リーフ国際貿易有限公司 アイスーリュイ、医薬品開発、その他医薬品、試薬 医療機器事業 Berkeley Advanced Biomaterials LLC 生体材料 収益及び業績 当社グループの報告セグメント情報は以下のとおりです。 前連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 連結 医薬品事業 医療機器事業 合計 売上収益 (1)外部顧客への売上収益 1,905,463 742,987 2,648,451 2,648,451 (2)セグメント間の内部売上収益又は振替高 1,905,463 742,987 2,648,451 2,648,451 セグメント利益(△損失) △19,343 125,412 106, 069 48,143 154,212 金融収益 51,121 金融費用 △34,299 持分法による投資損失 △33,905 税引前当期利益 137,129 (注)1 セグメント利益(△損失)の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない収益および費用であります。 2 セグメント利益(△損失)は、連結損益計算書の営業利益を用いております。…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約3079文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 セグメント 前連結会計年度 (自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) 当連結会計年度 (自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) Sinopharm Group Co., Ltd. 医薬品事業 893,875 33.8 1,372,757 27.4 Shang Yao Kang Dele (Shanghai) Pharmaceutical Co.,Ltd. 医薬品事業 128,210 4.8 311,668 6.2 Beijing Keyuan Xinhai Pharmaceutical Co., Ltd. 医薬品事業 245,498 9.2 305,498 6.1 K2M, Inc. 医療機器事業 95,078 3.6 322,477 6.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表はIFRSに準拠して作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積り及び判断を行っております。また、実際の結果は見積りによる不確実性がある為、これらの見積りと異なる場合があります。当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第一部 企業情報、第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、(1)連結財 務 諸表、連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。 ②経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況、2 事業等のリスク」に記載のとおりとなっております。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 a.当期の財政状態の概況 連結財政状態 (単位:千円) 前連結会計年度 当連結会計年度 差額 資産合計 15,879,339 17,331,473 1,452,134 負債合計 2,397,474 3,612,142 1,214,667 資本合計 13,481,864 13,719,331 237,467 資産合計 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,452, 134 千円増加し、17,331,473千円となりました。これは、主として、北京コンチネントの新工場建設による有形固定資産の増加及び 株式の発行による現金及び現金同等物の増加 によるものです。 負債合計 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,214,667千円増加し、3,612,142千円となりました。これは、主として、10億円の無担保ローン借り入れによる借入金の増加によるものです。…