事業の内容
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/ 原文長 約1495文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社6社の計7社で構成されており、 医療アセットへの投資、不動産売買、不動産事業プロジェクトへの投資、保有不動産の管理、ホテルビジネスを行っております。 当社グループは、 「 不動産&フィナンシャル事業」の単一セグメントで報告しておりましたセグメント区分を、当 連結会計年度より、 医療アセット事業を主とする「 メディカル 事業 」とホテル事業及び不動産事業を主とする「 リアルアセット事業 」の2区分に変更しております。 また、2020年9月1日を効力発生日として、連結子会社であるFRACTALEホテルマネジメント㈱を存続会社とし㈱アレグロクスホテルマネジメントを消滅会社とする吸収合併を行い、同日付でFRACTALEホテルマネジメント㈱の商号を フラクタルホスピタリティ㈱へ変更いたしました。 (1) メディカル事業 メディカル事業は、医療アセットへの投資を行っており、サイトリ・セラピューティクス株式会社(以下「サイトリ社」という。)により構成されています。2020年7月7日を効力発生日として、サイトリ社と株式交換を行い、同社を当社の完全子会社化といたしました。 なお、Cytori Japan S1投資事業有限責任組合は事業の目的を達成したため、同年12月31日に解散しております。 サイトリ社は、2012年に医療機器として認可を受けたセルーション遠心分離器と、2018年11月に高度管理医療機器クラスⅢとして認可を受けたセルセラピーキットを国内の医療機関や大学病院他へ販売しております。 また、同システムを使って、成人患者自身の皮下脂肪組織から脂肪組織由来再生(幹)細胞「Adipose Derived Regenerative Cells (ADRC)」を数時間で採取する特許技術を有しております。この細胞を用いた再生医療では、拒絶反応などの細胞移植の際に起こりうる一般的な問題を回避でき、細胞の培養という処理が不要で、脂肪組織に自然に存在するすべての幹細胞を含む再生細胞を、人工的な操作を加えずに新鮮な状態で分離し、その日のうちに細胞治療を行うことができます。 国内ではこれまで、男性腹圧性尿失禁と肝硬変の二つの疾患についての医師主導による臨床試験が終了しており、本治療の薬事承認を目指しております。また、慢性疼痛、乳房再建、重症虚血肢など複数の疾患に対しての臨床研究が実施されており、国内の医療機関においてADRCを利用した治療が既に数千症例実施されております。 (2) リアルアセット事業 ① ホテル部門 ホテル事業は、ホテル金沢株式会社、フラクタルホスピタリティ株式会社で構成されています。ホテル金沢は、JR金沢駅前の好立地に位置する金沢を代表するホテルの一つです。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1443文字
(2) 経営戦略等 当社グループでは、サイトリ・セラピューティクス株式会社(以下「サイトリ社」という。)にて「医療技術やバイオを活用して価値を創造するプラットフォームカンパニー」を目標に掲げ、医療設備と金融の活用、医療施設とリアルアセット事業の活用という視点から、当社グループの企業価値及び株式価値の最大化に取り組むことが重要と捉えております。 このため当社グループでは、「医療アセット事業」、「ホテル事業」及び「不動産事業」の3つの戦略ビジネスユニット単位で事業拡大を進めるのではなく、ホテル事業や不動産事業の展開においても、医療技術やバイオを活用した事業展開を付加することで企業価値及び株式価値の向上が図れるとの考えの下、これまで以上にサイトリ社と一体経営を行い、グループシナジーを発揮していくことが重要と考えております。 今後当社としては、大きく3つの取り組みを進めていく予定であります。 ① サイトリ社が取り組む様々な難治性疾患の日本国内での臨床試験の推進を金融面で支援すると共に、早期の承認申請を進めてまいります。 ② 患者様ご自身の幹細胞を用いて疾患を治療する目的でStem Source Cell Bank(幹細胞バンク)の拠点づくりを不動産面で支援すると共に、幹細胞バンクと再生医療の認知と普及を進めてまいります。 また、ホテル事業の基盤とノウハウを活用して、再生医療センターの開設支援や、患者様の受付・予約業務、ホスピタリティ業務、システム管理、在庫管理などの事務的サービスであるメディカルサービスを行ってまいります。 ③ 将来的にはサイトリ社における、日本国内のみならず米国、ヨーロッパ、アジアへのグローバル展開を支援してまいります。 (3) 経営環境 新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが困難な状況において、日本を含む世界における消費活動が低迷すると同時に企業活動も大きく影響を受けております。この状況を踏まえ、当社グループにおける経営環境について説明いたします。 医療アセット事業では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響は特段見られません。肺の炎症を抑え、組織再生能力がある間葉系幹細胞を用いた新型コロナウイルス感染症患者の治療の研究開発が世界各国で行われており、サイトリ社においても、日本国内の公的機関、医療機関との協議を行い、新型コロナウイルス感染症の実際の治療に向けた対応につき検討を進めております。また、サイトリ社において、男性腹圧性尿失禁及び肝硬変(非アルコール性脂肪肝炎)の治療に関する医療機器について、厚生労働省へ製造販売承認を申請中であります。 ホテル事業では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響を大きく受けております。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1150文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 「医療技術やバイオを活用して価値を創造するプラットフォームカンパニー」を目標に掲げ、不動産事業及びホテル事業単体で事業拡大を進めるのではなく、医療技術やバイオを活用した医療アセット事業による事業価値を付加することで、当社グループの企業価値及び株式価値の向上に取り組んでおります。また、これまで以上にサイトリ社との一体経営を行うことで、意思決定の迅速化とグループシナジーの更なる発揮にも取り組んでおります。 ② ホテル事業については、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けて業績が足許で急速に悪化しており、今後も極めて厳しい状況が予想されます。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除された後の観光市場においても、引き続き訪日旅行者の大幅な減少や、新しい生活様式の普及により国内旅行者の減少が続き、厳しい環境が続くことが予想されます。 売上高の拡大と収益性の向上に努めてまいりますが、当面の重要課題として、お客様、従業員の安全に万全を期した業務の運営、経営の安定化を図るための運転資金の確保、販管費抑制による経費削減、投資効果の特に高い案件以外の設備投資の凍結を進めております。新型コロナウイルス感染症拡大の収束時期が見通しづらいことに加え、今後も引き続き密閉・密集・密接を避けることを要望されており、業績の回復時期を予想することが困難な状況であります。 ③ 不動産売買及び不動産プロジェクトへの投資では、不動産市況や販売動向の情勢を見極めながら、各プロジェクトの開発と仕入れ、並びに売却活動の時期に関するプロジェクト管理を徹底し、安定的な利益の確保はもちろん、経営資源の最適化を進めていくことに重点的に取り組んでおります。また、事業拡大には安定した資金調達が必要であることから、調達の方法については、金融機関等の資金借り入れ等、適切な資金調達を行い、投資対象の入れ替えによる投資効率の向上に注力しております 。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、グループ各社の安定的な収益力の確保と継続的な成長に注力し、連結ベースにおける売上高、営業利益及びROE(株主資本利益率)の向上並びに営業キャッシュ・フローの拡充を目標としております。 また、株主の皆様への適切な利益還元と財務体質の強化並びに当社およびグループ各社の新規事業展開に必要な内部留保の確保をそれぞれ最重要課題と認識しており、新規事業の状況、業績の伸長、経営環境等を総合的に勘案し、安定した配当を行い、これを持続させることを基本方針としております。2021年3月期の配当につきましては、 業績及び財務体質の強化などを総合的に勘案し、無配 といたしました
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5222文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により、経済活動に大きな制約を受け、非常に厳しい状況で推移いたしました。停滞していた経済活動は政府の各種政策が実施され徐々に再開しつつありましたが、再び感染拡大がみられるなど、収束時期の見通しが立たないことから依然として厳しい事業環境が続き、景気・経済の先行きにつきましては不透明な状況が続きました。 このような環境のもと、当社グループにおきましては、事業基盤の整備・拡充、ならびに事業領域における競争力強化、収益性の向上に注力し、積極的に取り組んでまいりました。 以上の結果、 当連結会計年度の売上高は1,388百万円(前連結会計年度比17.6%増)、営業損失が731百万円(前連結会計年度 営業損失129百万円)、経常損失は745百万円(前連結会計年度 経常損失185百万円)となり、 親会社株主に帰属する当期純損失は 831百万円(前連結会計年度 親会社株主に帰属する当期純利益319百万円)となりました。 また、総資産の額は、販売用不動産の売却及び有形固定資産の減価償却により前連結会計年度末の15,482百万円から558百万円減少し、14,924百万円となり、負債の額は、長期借入金の返済により前連結会計年度末の11,650百万円から274百万円減少し、11,375百万円となりました。 なお、2020年7月7日を効力発生日として、連結子会社であるサイトリ・セラピューティクス㈱と株式交換を行い、同社を当社の 完全子会社といたしました。 また、2020年9月1日を効力発生日として、連結子会社であるFRACTALEホテルマネジメント㈱を存続会社とし㈱アレグロクスホテルマネジメントを消滅会社とする吸収合併を行い、同日付で、FRACTALEホテルマネジメント㈱の商号を フラクタルホスピタリティ㈱へ変更いたしました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 なお、当社グループは、「不動産&フィナンシャル事業」の単一セグメントであった従来のセグメント区分を当連結会計年度より「メディカル事業」「リアルアセット事業」の2区分に変更しております。 また、 前 連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメント区分に基づき作成したものを開示しております。 (メディカル事業) 当連結会計年度におけるメディカル事業は、医療機器として認可を受けたセルーション遠心分離器と高度管理医療機器クラスⅢとして認可を受けたセルセラピーキットを国内の医療機関や大学病院他へ積極的に販売してまいりました。 この結果、当連結会計年度のメディカル事業の売上高は318百万円(前年同期比315.…
セグメント関連
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/ 原文長 約5691文字
【報告セグメントごとののれん償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:千円) メディカル事業 リアルアセット事業 合計 当期末残高 105,195 679,746 784,941 (注)のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:千円) メディカル事業 リアルアセット事業 合計 当期末残高 94,122 644,887 739,009 (注)のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 (関連当事者情報) 1.関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (ア) 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等 該当事項はありません。 (イ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 (千円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社等 Cytoriグロース投資事業有限責任組合 東京都 千代田区 409,000 投資事業 出資 出資 50,000 投資有価証券 50,000 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (ア) 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 (千円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 親会社 ACA㈱ 東京都 千代田区 100,000 投資事業 (被所有) 直接 2.87 間接 50.68 出資の受入 株式交換 383,146 (注)取引条件および取引条件の決定方針等 第三者算定機関の算定した株式交換比率により計算した株式数に、株式交換時の適正な時価を乗じた金額で取引を実行しております。 (イ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 (千円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 役員 堀江 聡寧 当社代表取締役 (被所有) 直接 2.78 間接 4.…