事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社日本トリム)、連結子会社7社及び持分法適用関連会社4社の計12社により構成されており、電解水素水整水器等を中心とした機器の製造販売、ボトルドウォーターの製造販売を行うウォーターヘルスケア事業及び再生医療・細胞治療を目的とした周産期組織由来の細胞の処理及び保管、電解水透析用機器の販売等を行う医療関連事業を主な事業として取り組んでおります。 (1)ウォーターヘルスケア事業 (当社) 株式会社日本トリム 電解水素水整水器等を中心とした健康機器販売及びそれに関連する附属品等の販売。 (連結子会社4社) 株式会社トリムエレクトリックマシナリー 電解水素水整水器等の製造。 株式会社トリムライフサポート 電解水素水整水器の取付及びアフターサービス。 広州多寧健康科技有限公司 電解水素水整水器等の輸入販売。 PT.SUPER WAHANA TEHNO ボトルドウォーターの製造及び販売。 (持分法適用関連会社2社) 多寧生技股份有限公司 電解水素水整水器等の輸入販売。 株式会社南国市産業振興機構 高知県南国市の観光農園等の運営をする株式会社西島園芸団地の再生を目的とする持株会社。 (2)医療関連事業 (連結子会社3社) 株式会社ステムセル研究所 細胞バンク事業。 ストレックス株式会社 医薬研究用機器・医療関連機器の製造販売。 株式会社トリムメディカルインスティテュート 電解水透析用機器の販売。 (持分法適用関連会社2社) 漢琨國際控股有限公司 中国での医療事業の運営管理。 日中医療開発株式会社 中国での医療事業に関する専門職の派遣。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当期におけるわが国経済は、企業収益の改善や雇用・所得環境の改善、またインバウンド消費などにより緩やかな回復傾向となりました。一方、米国の関税・通商政策の影響や地政学リスクの高まり、また中東情勢に起因する原材料価格の高騰、物流停滞などにより、世界経済の先行きには不透明な状況が続いております。 このような環境のもと、当社グループにおきましては、2026年3月期は売上高が24,159百万円と過去最高を更新いたしました。世間の健康志向のさらなる高まりや、有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)による水質汚染問題からの水の安全性に対する意識の高まり、脱炭素・SDGsへの意識の高まりといった社会的趨勢は、当社グループにとって追い風となります。当社グループは、2021年3月期を転換点とした成長路線に入っており、引き続き過去最高収益を更新できるものと考えております。 製造におきましては、今後、中東情勢等に起因する仕入コストの上昇リスクや調達の遅延など更なる厳しい環境が想定されますが、新たな部材調達先の確保など先行して対策を講じており、強いサプライチェーンの構築と経営基盤の強化へと繋げてまいります。 当社グループは、2028年3月期連結売上高310億円を目標とする中期経営計画を策定しており、達成に向け下記の戦略のもと実現してまいります。 ①ウォーターヘルスケア事業 当社の電解水素水整水器は、アルカリ性で抗酸化性のある水素を含有した電解水素水を生成し、「胃腸症状の改善」に効果が認められた、厚生労働省所管の管理医療機器です。また、電解水素水は胃腸症状の改善だけでなく、含有する水素の抗酸化性による健康保持、増進、疾病予防への効果も期待されており、当社では30年以上にわたりさまざまな大学、研究機関と産官学共同研究を実施し、その成果を国際学術誌で論文発表してまいりました。 整水器の需要は、以下の理由から今後高まっていくと考えております。 ・腸活ブーム 腸内フローラを始め、腸の健康状態とさまざまな疾病との関連が科学的に解明されており、腸の健康への関心が高まっています。テレビや女性誌等のメディアで多くの特集が組まれています。 ・水素の効果 水素ガスを使用した治療法が厚生労働省で先進医療として認可された例や、水素を含有するゼリーが機能性表示食品として消費者庁に受理された例など、公的に水素の効果が認められる事例が出てきており、水素の効果に対する消費者の理解、期待も大きくなっていくことが見込まれます。 ・有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)問題 永遠の化学物質といわれるPFOS・PFOAによる河川、地下水の汚染問題が連日のようにメディア等で広く報道されており、消費者の水の安全性に対する意識が高まっています。…
対処すべき課題
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(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、以下のテーマを課題とし、その対策に取り組んでおります。また、SDGsの取り組みとも連携し、持続的成長、企業価値向上を実現してまいります。 ①ウォーターヘルスケア事業 整水器関連事業につきましては、現在の約85万件の整水器アクティブユーザー数を200万件とすることを目指しております。ユーザー数拡大の早期実現のためには販売力を強化し、整水器市場を拡大させることが最も重要であると考えております。 職域販売におきましては、「セミナー数×1セミナーあたりの販売台数」が実績の基本的な要素となり、セミナー数の増加及び1セミナーあたりの販売台数の向上が業績拡大のための課題となります。セミナーにつきましては、代理店からの紹介をもとにした展開に加え、スポーツ分野、美容分野、金融機関等を通じた販路拡大に注力しており、一定の成果が表れております。1セミナーあたりの販売台数につきましては、営業トークを随時ブラッシュアップするとともに、営業ツールの見直し等、営業力の強化に取り組んでおります。また、今後の業容拡大に備え、営業人員の増員にも取り組んでおります。 卸・OEM部門では、成長余地が特に大きな海外取引の新規開拓に注力しておりますが、展開を更に大きく進めるためには、製品の海外での安全認証取得が不可欠なことから、その対応を進めております。 WEBマーケティングにも引き続き注力してまいります。適正な顧客獲得単価(CPA)を維持しながら業績を伸長させるため、自社メディアの強化及び資料請求からの購買率の向上を課題として取り組んでおります。また、電解水素水、整水器の認知や理解向上にも寄与するものであり、既存の販売チャネルとのシナジーを念頭に、全体最適化を追求しております。 生産面においては、以前より仕入調達コストは上昇傾向にありましたが、中東情勢等に起因し、更なる上昇や調達遅延などが発生する恐れがあります。代替部品の確保等の対策は講じておりますが、今後も仕入先との連携を密にし、安定的な生産体制の維持に努めてまいります。 インドネシアでのボトルドウォーター事業につきましては、ミネラルウォーター市場に占めるアルカリ水の市場割合を拡大させることが重要であると考えております。将来の飛躍的成長に向けて、TVCMやSNS等を活用した広告宣伝や大規模イベントの実施など、マーケティングへの先行投資を継続しております。ペットボトル販売ではジャワ島外へ展開地域拡大を進めるとともに、ガロン宅配では、ジャカルタ市内を中心に専属のディストリビューターを増やし、より地域に密着した販売体制の構築に取り組んでおります。また、販売拡大に対応するための新工場の建設を進めており、安定供給体制の構築及び生産効率の向上に取り組んでおります。…
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (財政状態) 当連結会計年度の財政状態は以下のとおりであります。 資産合計は36,067百万円となり、前連結会計年度末に比べ713百万円増加(前期比2.0%増)いたしました。 負債合計は10,585百万円となり、前連結会計年度末に比べ778百万円増加(同7.9%増)いたしました。 純資産合計は25,481百万円となり、前連結会計年度末に比べ64百万円減少(同0.3%減)いたしました。 (経営成績) 当連結会計年度における当社グループの売上高は24,159百万円(前期比7.5%増)、営業利益は2,940百万円(同10.5%減)、経常利益は3,147百万円(同11.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,030百万円(同9.4%減)となりました。 セグメント別の業績は以下のとおりであります。 ウォーターヘルスケア事業の売上高は21,135百万円(前期比8.0%増)、セグメント利益は2,711百万円(同6.4%減)となりました。 医療関連事業の売上高は3,024百万円(前期比4.4%増)、セグメント利益は228百万円(同41.3%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より1,685百万円減少して13,709百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は2,851百万円(前期は2,675百万円の収入)となりました。 これは主に売上債権の増加783百万円及び法人税等の支払額954百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益3,146百万円、減価償却費512百万円の計上、前受金の増加370百万円及び株式報酬引当金の増加100百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は2,074百万円(前期は1,887百万円の支出)となりました。 これは主に有価証券の償還による収入1,000百万円がありましたが、投資有価証券の取得による支出1,200百万円、有形固定資産の取得による支出520百万円、定期預金の預入による支出500百万円 、保険積立金の積立による支出474百万円及び関係会社株式の取得による支出374百万円があったことによるものであります。…
セグメント関連
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(1) セグメント資産の調整額1,419,011千円は、各報告セグメントに配分していない賃貸等不動産であります。 (2) 減価償却費の調整額14,994千円は、賃貸等不動産にかかる減価償却費であります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸表計上額 ウォーター ヘルスケア事業 医療関連事業 売上高 外部顧客への売上高 21,135,156 3,024,206 24,159,363 24,159,363 セグメント間の内部 売上高又は振替高 21,135,156 3,024,206 24,159,363 24,159,363 セグメント利益 2,711,685 228,851 2,940,537 2,940,537 セグメント資産 26,439,703 8,222,620 34,662,323 1,405,069 36,067,392 その他の項目 減価償却費 341,175 157,429 498,605 13,941 512,546 のれんの償却額 37,119 37,119 37,119 持分法投資利益又は損失(△) △ 309 △ 34 △ 344 △ 344 持分法適用会社への投資額 15,587 4,998 20,585 20,585 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 276,018 321,659 597,678 597,678 (注) 調整額は以下のとおりであります。