事業の内容
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3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社(㈱ビック・イースト)及び関連会社(フジパック㈱)の計3社で構成されており、フィルター部門及び燃焼機器部門の製造・販売を主な事業として取り組んでおります。 当社は子会社である株式会社ビック・イーストを、資産、売上高、損益、利益剰余金及びキャッシュ・フローその他の項目からみて、当企業集団の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいものとして、連結の範囲から除外しておりますので、連結財務諸表提出会社ではありません。 当社、当社の子会社(㈱ビック・イースト)及び関連会社(フジパック㈱)の事業における当社、当社の子会社(㈱ビック・イースト)及び関連会社(フジパック㈱)の位置付け及びセグメントとの関連は、次の通りであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 セグメントの名称 事業の内容 会社名 フィルター部門 自動車用フィルターの製造・販売 当社 自動車用フィルターの販売 (非連結子会社) 株式会社ビック・イースト 荷造包装資材の製造・販売 (関連会社) フジパック株式会社 燃焼機器部門 ガス機器の製造・販売 当社 事業の系統図は次の通りであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(3) 中長期的な会社の経営戦略 当社の事業はフィルター事業が約93%、燃焼機器事業が約7%を占めており、各事業における中長期的な経営戦略としては、以下のようなことに取り組んでまいります。 ① 輸出売上の拡大 海外市場では、日本及び海外のフィルターメーカーと品質や価格等で厳しい競争を展開しております。また、米中の通商問題を巡る緊張、新型コロナウイルス感染症再拡大による海外における外出自粛要請やロックダウンの実施等により、今後の景気の先行きに懸念が生じると思われます。こうした状況のなかで今後も拡販していくために、以下のようなことに取り組んでまいります。 イ 既存の得意先に対し企画立案型の営業を推し進め、信頼関係を強固にするよう取り組んでまいります。 ロ 得意先と連携し、当社が納入していない国の開拓に取り組んでまいります。 ハ 自動車に関連するフィルター以外の商品を検討し、販売に向けて取り組んでまいります。 ② 国内売上(フィルター部門)の拡大 国内の販売先は、市販メーカー、純正メーカー、カーショップ、ガソリンスタンド卸商社、石油元売商社、自動車部品卸商社、建設機械用フィルターメーカー等幅広い販路を持って販売しております。今後は自動車の販売台数や保有台数は減少していくことが予測されますので、ますます競争が激化してまいります。こうした状況のなかで今後も拡販していくために、以下のようなことに取り組んでまいります。 イ 既存の顧客への企画立案型の営業活動を展開することで信頼関係を強固にするとともに、純正フィルターメーカーに対し、営業活動を展開するよう取り組んでまいります。 ロ 今後も国内物流の大半を担うトラック等の大型車用フィルター並びに高性能オイルフィルターの拡販に取り組んでまいります。 ハ 300tプレス及び油圧プレスを利用した部品、製品及び既存のプレス部品の受注増に向けて拡販に取り組んでまいります。 ニ 建設機械用フィルターメーカーとの信頼関係を構築し、営業活動を展開するよう取り組んでまいります。 ③ 燃焼機器事業 燃焼機器の販売は、厨房機器メーカー、コインランドリーメーカー、ボイラメーカー等にガスバーナ及びガス器具を販売しております。ここ数年、コインランドリーの乾燥機用のバーナの受注に陰りが見え始めております。厨房機器、ボイラについては、大きな変化もなく推移しております。こうした状況のなかで今後も拡販していくために、以下のことに取り組んでまいります。 イ 現在開発、試験中のバーナを立ち上げ、量産に向けて取り組んでまいります。 ロ 各メーカーからの要望に応えられるバーナの開発に取り組んでまいります。 ハ 他社より生産移管されたパイプタイプバーナの生産体制を整え、拡販に取り組んでまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約854文字
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 自動車の補修用フィルター市場は、今後、益々競争が激化していくことが予想されます。加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大に収束の目途が立っておらず、国内経済の本格的な回復には時間を要し、海外における外出自粛要請や、ロックダウンの実施等により、今後の景気の先行きに懸念が生じると思われます。さらに、米中の通商問題を巡る緊張が予測されます。 そのような状況のなかで収益を確保し、長期的な安定成長を図っていくための戦略としては、高品質・低コスト生産体制の確立、情報収集及び企画立案型の営業活動による拡販、第2の柱としての燃焼機器事業の拡販を図ってまいります。加えて、WEB会議等を利用した営業活動を取り入れることで、国内並びに海外の顧客との接点を保ちつつ、フィルター部門において国内では、今後も国内物流の大半を担うトラック等の大型車用フィルター、高性能オイルフィルター及び建設機械用フィルター等の拡販を図ってまいります。また、輸出では、海外への移動制限が継続されていることから、主要輸出先の顧客との連携を強化していくと共に、今後海外への渡航が解除された場合には、主要輸出先以外の国への営業活動に取り組み輸出拡大に注力してまいります。さらに、300tプレス及び油圧プレスを利用して加工できる部品、製品及び既存のプレス部品の受注増に向けて拡販を図ってまいります。燃焼機器部門では、新規バーナの開発、バーナ部品及び熱交換器の拡販を図ってまいります。加えて、自動車用フィルター以外の開発に取り組むことにより、新たな成長を目指してまいります。 財務上の課題として、内燃機関用及び産業機械用特殊フィルター、燃焼機器の2本柱で事業を営んでまいりましたが、10年、20年先を見据えると電気自動車の保有台数が増加し、ガソリン車、ディーゼル車は減少していくことが予測されます。そのような状況においても安定的に収益を確保する為新たな第3の柱を開拓する等、経営基盤の強化を行ってまいります。
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、日本国内を含めた世界経済は急激に悪化しました。感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動を続けていくなか、各種政策の効果及び海外経済の活動再開により、持ち直しの動きが続くことが期待されておりますが、景気の先行きは依然として厳しい状況となりました。 こうした状況のなかで、フィルター部門の国内におきましては、自動車用フィルター業界は、自動車メーカーの生産ライン、カーディーラーに供給するフィルターメーカー(以下、純正メーカー)とカーショップ、ガソリンスタンド及び整備工場等に供給するフィルターメーカー(以下、市販メーカー)に大きく2つに分かれます。純正メーカーは、取引先の自動車メーカー、カーディーラー以外にも他の自動車メーカーのフィルターを品揃えして、補修用として市販メーカーの納入先にも販売しております。よって、自動車用フィルター市場は、純正メーカー、市販メーカーが入り混じって激しい競争を繰り広げており、特に価格の面では、新興国で製造された安価な商品が増加し、激しい価格競争にも晒されております。輸出におきましては、当社ブランド「VIC」を約40年間、海外の日本車向けに販売しておりますが、日本のフィルターメーカー、海外のフィルターメーカーと品質、価格等で激しい競争を展開しております。燃焼機器部門におきましては、プレス加工技術を活かし、1976年から風呂釜用バーナを製造するようになり、現在は、厨房機器メーカー、ボイラメーカー及びコインランドリーメーカー等にガスバーナ、熱交換器等を販売しております。 当社は、緊急事態宣言発令による国内外での移動制限がかかる環境のなかにあって、新規取引先の開拓や既存取引先への訪問が思うように進めることができませんでしたが、電話やメール、WEB会議システム等を有効活用し、次のような営業活動を継続してまいりました。フィルター部門において国内では、付加価値の高い大型車用フィルター、既存品と差別化した高性能オイルフィルター及びプレス部品の拡販に注力すると共に、既存取引先との取引拡大に取り組んでまいりました。輸出では、主要輸出先への新製品の提案等の営業活動を強化してまいりましたが、都市封鎖の影響により出荷不能となる状況が発生しました。燃焼機器部門では、取引先から依頼を受けたバーナの開発、既存のバーナ部品及び熱交換器の拡販に取り組んでまいりました。 その結果、売上高は前事業年度に比べ5億60百万円減少し、53億87百万円(前年同期比9.…
セグメント関連
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(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額であり、主に総務部等管理部門の構築物等の設備投資額であります。 3 セグメント利益又は損失の調整額は、損益計算書の営業利益と調整を行っております。 第52期 (自 2019年11月1日 至 2020年10月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 財務諸表 計上額 (注3) フィルター 部門 燃焼機器 部門 売上高 外部顧客への売上高 5,013,182 373,058 5,386,240 1,445 5,387,686 5,387,686 セグメント間の内部売上高 又は振替高 5,013,182 373,058 5,386,240 1,445 5,387,686 5,387,686 セグメント利益又は損失(△) 484,791 38,090 522,881 △ 150 522,730 △ 274,145 248,585 セグメント資産 4,033,274 376,457 4,409,731 713 4,410,445 2,271,178 6,681,624 その他の項目 減価償却費 265,192 10,262 275,454 275,454 15,211 290,665 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 109,636 1,666 111,303 111,303 2,742 114,046 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。 2 調整額は以下の通りであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3291文字
(4) 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比(%) フィルター部門 5,013,182 90.6 燃焼機器部門 373,058 90.3 その他 1,445 187.6 合計 5,387,686 90.6 (注) 1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先 前事業年度 当事業年度 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) ユニオンモーター㈱ 2,224,087 37.4 1,798,431 33.4 日発販売㈱ 643,754 10.8 667,509 12.4 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性から、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。 (2) 財政状態の分析 ①流動資産 流動資産は、前事業年度末と比べて1億45百万円増加し、39億29百万円(前事業年度末比3.8%増)となりました。主な要因は、当期純利益の計上等により現金及び預金が48百万円増加したこと、電子記録債権制度を採用した取引先が増加したことにより電子記録債権が81百万円増加したこと、一時的な在庫の増加により商品及び製品が12百万円増加したことによるものです。 ②固定資産 固定資産は、前事業年度末と比べて1億29百万円減少し、27億52百万円(前事業年度末比4.5%減)となりました。主な要因は、減価償却費の計上等により機械及び装置が1億36百万円減少したことによるものです。 ③流動負債 流動負債は、前事業年度末と比べて1億15百万円減少し、12億33百万円(前事業年度末比8.5%減)となりました。主な要因は、設備購入に伴う支払手形の発行が減少したことにより設備関係支払手形が1億12百万円減少したことによるものです。…