事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1105文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、111社(当社、子会社95社、関連会社15社)より構成され、シール製品、電子部品等の製造・販売を主な事業としております。 事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け並びにセグメント情報との関連は、次のとおりであります。 (1) 生産拠点 国内生産においては、シール製品、その他製品を当社、他29社が、電子部品をメクテック㈱、他1社が担当しております。 海外生産においては、シール製品、その他製品をタイNOK Co.,Ltd.、他19社が、電子部品をメクテックマニュファクチャリングCorp.珠海 Ltd.、他14社が担当しております。 (2) 販売拠点 国内販売においては、当社、メクテック㈱他17社が担当しております。 海外販売においては、タイNOK Co.,Ltd.、メクテックCorp.香港 Ltd.他50社が担当しております。 需要先は、国内外の自動車、一般産業機械、電子・精密機器等、多岐の産業にわたっております。 (3) セグメント情報との関連 区分 主要製品 主要な会社 シール事業 オイルシール Oリング 防振ゴム 樹脂加工品 ガスケット 化学合成品 メカニカルシール 当社 タイNOK Co.,Ltd. NOKアジア Co.,Pte.Ltd. 無錫NOKフロイデンベルグ Co.,Ltd. 佐賀NOK㈱ ユニマテック㈱ NOKエラストマー㈱ NOKフガクエンジニアリング㈱ 関西NOK販売㈱ NOKフロイデンベルググループセールスチャイナ Co.,Ltd. イーグル工業㈱ フロイデンベルグNOKジェネラルパートナーシップ 電子部品事業 フレキシブルサーキット プレシジョンコンポーネント 当社 メクテック㈱ メクテックマニュファクチャリングCorp.台湾 Ltd. メクテックマニュファクチャリングCorp.タイ Ltd. メクテックマニュファクチャリングCorp.珠海 Ltd. メクテックマニュファクチャリングCorp.蘇州 メクテックマニュファクチャリングCorp.ベトナム Ltd. メクテックプレシジョンコンポーネントタイ Ltd. メクテックCorp.香港 Ltd. その他事業 事務機用ロール製品 特殊潤滑剤 当社 シンジーテック㈱ 久喜ロール工業㈱ シンジーテックベトナム Co.,Ltd. シンジーテック香港 Co.,Ltd. NOKクリューバー㈱ ㈱エストー (注)上表の事業内容区分は、セグメント情報における事業区分と同一であります。 事業系統図 当社グループについて図示すると次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2141文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 NOKグループは、2023年に従来の「経営理念」を現在の社会環境と照らし合わせて再考し、新たにパーパス・バリューを策定しました。社会における存在意義であるパーパスと社員の信条や行動指針となる4つのバリューをグループ全体の共通の価値観として、常に変革を推進しながら、持続可能な企業となることを目指します。当社グループは、積み重ねた基礎研究に基づく製品開発、高品質での大量・安定生産を強みとして、「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支えています。ステークホルダーに対して経済的な利益をもたらすだけではなく、誇りを感じてもらえる企業としてグローバルな成長を遂げてまいります。 ■パーパス・バリュー (2)目標とする経営指標 持続的な成長を実現するための収益力の指標として売上高営業利益率を重視し、各セグメントにおいて利益率の向上に取り組んでおります。また、利益成長とあわせて資本効率の向上を目指しており、50%以上の自己資本比率を維持しながらROA、ROE、ROICなど資本効率指標の改善を図ります。 2026年3月期を最終年度とする中期経営計画(2023年4月1日~2026年3月31日)(以下、中期経営計画)においては、最終年度の目標値として、売上高営業利益率6.8%、ROA4.6%、ROE8.0%、ROIC6.5%を掲げております。 (3)経営環境及び対処すべき課題等 今後の当社グループを取り巻く経営環境につきましては、米国の外交政策動向及びそれを受けたサプライチェーンの混乱、欧米での金融政策動向、中東・東欧での地政学リスク等、先行き不透明な状況が続いております。国内では、物価高を受けた賃上げの動きが広がり、人件費の上昇も継続して見込まれております。このような環境の中、各事業の見通しは以下のとおりです。 シール事業では、自動車向けについては、日系自動車メーカーによる自動車生産は減産が見込まれ、中国においては電気自動車の販売シェア拡大、ASEANでは主要市場のタイにおける新車需要の鈍化及び中華系自動車メーカーによる進出本格化等の影響が予想されます。また、一般産業機械向けについても、景気低迷等の影響を受けております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2141文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 NOKグループは、2023年に従来の「経営理念」を現在の社会環境と照らし合わせて再考し、新たにパーパス・バリューを策定しました。社会における存在意義であるパーパスと社員の信条や行動指針となる4つのバリューをグループ全体の共通の価値観として、常に変革を推進しながら、持続可能な企業となることを目指します。当社グループは、積み重ねた基礎研究に基づく製品開発、高品質での大量・安定生産を強みとして、「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支えています。ステークホルダーに対して経済的な利益をもたらすだけではなく、誇りを感じてもらえる企業としてグローバルな成長を遂げてまいります。 ■パーパス・バリュー (2)目標とする経営指標 持続的な成長を実現するための収益力の指標として売上高営業利益率を重視し、各セグメントにおいて利益率の向上に取り組んでおります。また、利益成長とあわせて資本効率の向上を目指しており、50%以上の自己資本比率を維持しながらROA、ROE、ROICなど資本効率指標の改善を図ります。 2026年3月期を最終年度とする中期経営計画(2023年4月1日~2026年3月31日)(以下、中期経営計画)においては、最終年度の目標値として、売上高営業利益率6.8%、ROA4.6%、ROE8.0%、ROIC6.5%を掲げております。 (3)経営環境及び対処すべき課題等 今後の当社グループを取り巻く経営環境につきましては、米国の外交政策動向及びそれを受けたサプライチェーンの混乱、欧米での金融政策動向、中東・東欧での地政学リスク等、先行き不透明な状況が続いております。国内では、物価高を受けた賃上げの動きが広がり、人件費の上昇も継続して見込まれております。このような環境の中、各事業の見通しは以下のとおりです。 シール事業では、自動車向けについては、日系自動車メーカーによる自動車生産は減産が見込まれ、中国においては電気自動車の販売シェア拡大、ASEANでは主要市場のタイにおける新車需要の鈍化及び中華系自動車メーカーによる進出本格化等の影響が予想されます。また、一般産業機械向けについても、景気低迷等の影響を受けております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2601文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当社の当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、898,667百万円となり、前連結会計年度末対比で53,711百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が減少したことと、保有株式の時価下落により投資有価証券が減少したことによるものです。 負債合計は、275,245百万円となり、前連結会計年度末対比38,131百万円の減少となりました。これは主に、短期借入金、未払法人税等と買掛金が減少したことによるものです。 純資産は、前連結会計年度末対比15,579百万円減の623,421百万円となり、自己資本比率は64.4%となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上はあったものの、配当の支払いや保有株式の時価下落によりその他有価証券評価差額金が減少したことによるものです。 b.経営成績 当連結会計年度における当社グループの経営成績は、売上高は766,859百万円(前年同期比2.2%増)、営業利益は37,264百万円(前年同期比62.6%増)、経常利益は48,057百万円(前年同期比19.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は30,320百万円(前年同期比4.1%減)となりました。 前年同期比で、シール事業の売上高は横ばい、電子部品事業は増収となりました。営業利益段階においては、シール事業、電子部品事業ともに増益となりました。 各事業セグメントの事業概況は次のとおりです。 <シール事業> 売上高は362,742百万円(前年同期比0.0%増)、営業利益は26,214百万円(前年同期比12.4%増)となりました。 自動車向けは、日系自動車の国内での生産台数減や中国での販売不振、タイで継続している自動車ローンの厳格化等の影響を受け、販売は減少しました。一般産業機械向けは、欧米のインフレーションや中国の不動産不況等により、消費や設備投資が影響を受けたものの、建設機械向けの補修用部品の増加や農業機械向けの需要回復等により、販売は増加しました。セグメント全体の売上高は、為替による押し上げ効果があったこともあり、横ばいとなりました。 一方、売価転嫁等の価格改定活動の推進に加え、原材料価格等の変動費の良化により、営業利益は増加しました。 <電子部品事業> 売上高は為替による押し上げ効果があり、370,952百万円(前年同期比3.1%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1409文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) シール事業 電子部品 事業 その他事業 売上高 外部顧客への売上高 362,605 359,834 28,062 750,502 750,502 セグメント間の内部売上高 又は振替高 1,397 107 727 2,232 △ 2,232 364,003 359,942 28,789 752,734 △ 2,232 750,502 セグメント利益又は損失(△) 23,314 △ 1,023 626 22,917 △ 4 22,912 セグメント資産 453,043 278,482 54,446 785,972 166,406 952,379 その他の項目 減価償却費 25,083 21,472 1,217 47,773 △ 2 47,771 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 21,984 20,621 2,620 45,226 45,226 (注)1.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額△4百万円は、セグメント間取引消去であります。 (2)セグメント資産の調整額166,406百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産178,875百万円、セグメント間の債権債務の相殺消去△12,468百万円が含まれております。 (3)減価償却費の調整額△2百万円は、セグメント間取引消去であります。 2.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) シール事業 電子部品 事業 その他事業 売上高 外部顧客への売上高 362,742 370,952 33,164 766,859 766,859 セグメント間の内部売上高 又は振替高 1,642 23 727 2,393 △ 2,393 364,384 370,975 33,891 769,252 △ 2,393 766,859 セグメント利益 26,214 8,927 2,127 37,269 △ 5 37,264 セグメント資産 432,642 252,556 55,914 741,114 157,553 898,667 その他の項目 減価償却費 23,857 21,700 1,385 46,943 △ 0 46,943 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 24,697 22,300 5,401 52,399 52,399 (注)1.…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3079文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) Apple Inc. 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 112,927 15.0 117,438 15.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 <シール事業> 自動車向け販売においては、主要顧客である日系自動車メーカーの生産台数が重要な指標になりますが、当連結会計年度においては日本国内を中心に生産台数が減少しました。また、海外市場においては、中国市場では現地の自動車メーカーを中心とする電気自動車の伸長に伴い、日系自動車メーカーの販売が低調に推移しております。ASEAN市場では、主要市場であるタイにおいて金利上昇に伴って自動車ローンの審査が厳格化したことなどが、自動車の需要に影響を与えております。当社グループでは中国において非日系顧客に向けた拡販を強化しているほか、今後中国系の自動車メーカーによる進出が拡大すると想定されるASEAN市場においても、同様に非日系顧客に対する取り組み強化を通じて、自動車向けの販売拡大を図ってまいります。 一般産業機械向けにおいては、中国での不動産不況をはじめとした世界的な景気低迷が長期化していることから、建設機械の生産台数が低調となるなど、売上に影響を与えております。一方で、建設機械向けの補修用部品や農業機械向けなどの需要が増加したこともあり、一般産業機械向け全体の販売は増加しました。 このような状況下、当社グループでは労務費など上昇しているコストの販売価格への転嫁をはじめ、適正価格での取引に向けた顧客との価格改定交渉活動を積極的に推進しております。これらの結果、為替による押し上げ効果もあり売上高は前連結会計年度比較で横ばいを維持、営業利益段階では増益となりました。 <電子部品事業> 当連結会計年度においては、需要の低迷が続いていたハードディスクドライブ向けにおいて、データセンターへの投資回復を受けて、販売が増加しました。…