事業の内容
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3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、当社と連結子会社12社(以下当社グループという)及び非連結子会社1社により構成され、当社グループは、水晶応用電子部品を製造販売する単独事業会社です。当社グループは人工水晶等の部材から一般水晶振動子、音叉型水晶振動子及び水晶応用製品等、電子部品を製造販売する水晶デバイスの総合メーカーであります。 当社グループの事業に係わる主な位置付けは次のとおりであります。 [水晶製品事業] 当社が製造販売する他、連結製造子会社であるPT.KDS INDONESIA、天津大真空有限公司、株式会社九州大真空、加高電子股份有限公司に製造を委託しております。また、加高電子股份有限公司は同社が製造販売する他、同社の製造子会社である加高電子(深圳)有限公司とHARMONY ELECTRONICS (THAILAND) CO.,LTD.に製造を委託しております。 海外での販売は大真空(香港)有限公司等6社の連結販売子会社が行っております。 非連結子会社の大真興産株式会社は損害保険代理事業及び労働者派遣事業を行っております。 事業の主な系統図は以下のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約904文字
(2) 経営戦略等 さまざまな経営環境の変化に対応して、従来から事業構造改革を推進して利益重視の経営への転換を図ってまいりましたが、今後も選択と集中を強めるとともに、グループ一体となって企業価値の向上に努めてまいります。 情報通信、デジタル家電、カーエレクトロニクスなど水晶デバイスのマーケットは今後も拡大が見込まれます。当社グループでは、蓄積された要素技術と優れた技術を駆使して、これら高度化するニーズに応え、差別化製品につなげてまいります。 また、Q・C・D(Quality Cost Delivery)で優位に立つ生産戦略と、ニーズ追求型の販売戦略を展開することにより、CS(Customer Satisfaction)の向上と「KDS」ブランドを訴求します。事業領域を明確にすることにより経営資源を集中させ、さらに技術、製造、販売が一体となって、事業の発展とより効率的な経営に邁進いたします。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、収益力の強化、経営資源の有効利用、財務戦略による有利子負債の削減を進めるとともに、経営環境の変化に柔軟に対応出来る経営基盤の確立と業績の向上に努めてまいります。また引き続きキャッシュ・フローを重視した経営を推進し、更なる財務体質の改善、バランスシートの健全化を目指していきます。 (4) 経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益は底堅く、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど緩やかな回復傾向で推移しました。世界経済におきましては、米国は雇用環境の改善や個人消費が底堅く推移するなど拡大基調が続き、欧州におきましても雇用環境の改善など緩やかな回復となりました。また、中国では輸出や個人消費に拡大の動きが見られ、緩やかな回復基調で推移しました。 このような環境の中、当社グループが属する電子部品マーケットにおきましては、カーエレクトロニクス向けや産業機器向けの販売が堅調に推移しましたが、スマホ市場における水晶デバイスの小型化進展の遅れや、中国スマホにおける生産調整の影響などにより通信機器向けが低調に推移しました。
対処すべき課題
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/ 原文長 約744文字
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題 今 後の経済環境におきまして、国内では設備投資や個人消費は底堅く推移し、引き続き緩やかな回復が見込まれます。一方、海外では米国経済の堅調さや欧州経済の緩やかな回復が継続し、アジア経済も回復基調が見込まれるものの、総じて政治動向や経済政策の変化による不安定さが懸念され、先行不透明感は継続すると思われます。 このような環境の中、通信機器市場においては、世の中に存在するさまざまな「モノ」がネットワークにつながるIoT(モノのインターネット)の進展に伴い、ウェアラブル機器やヒアラブル機器、スマートスピーカーなど新しい需要が増加していくと思われます。さらに、大容量・高速通信を可能とする第5世代移動通信システムであります「5G」の商用化にも期待が高まります。カーエレクトロニクス市場におきましては引き続きエコカーの増加やADASの普及、電装化の進展などによりさらなる市場の拡大が期待され、今後成長が見込まれる産業用ロボットなどの産業機器市場にも注目が集まります。 当社グループでは、これら変化の波をチャンスととらえ、中長期的な成長を実現してまいります。また、新構造デバイス(Arkh.3Gシリーズ)など当社グループオリジナルの差別化製品を展開し、営業利益率の向上を目指してまいります。具体的な次期3ヵ年計画の目標数値として、売上面ではカーエレクトロニクス市場、産業機器市場などへ注力し3ヵ年平均売上高成長率10%以上を、利益面では選択と集中による効率経営を追求し営業利益率10%を目指します。加えて、コーポレートガバナンスや、日々の仕事をおもしろくやりがいのある仕事にする風土づくりなどを推進し、継続的な成長を支える企業体質の強化に努めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益は底堅く、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど緩やかな回復傾向で推移しました。世界経済におきましては、米国は雇用環境の改善や個人消費が底堅く推移するなど拡大基調が続き、欧州におきましても雇用環境の改善など緩やかな回復となりました。また、中国では輸出や個人消費に拡大の動きが見られ、緩やかな回復基調で推移しました。 ICT(情報通信技術)や自動車を含むエレクトロニクス市場におきましては、スマートフォンの成長は鈍化しましたが、産業用ロボットなど産業機器市場が堅調に推移し、自動車ではADAS(先進運転支援システム)の普及や電装化が進展しました。 このような状況下におきまして、当社グループは2016サイズ(2.0ミリメートル×1.6ミリメートル)以下の水晶デバイス群「"Slim×Small×Smart" Crystal(トリプルエスクリスタル)」をはじめとする小型製品の生産設備を増強するとともに、販売体制を強化いたしました。 新製品では、従来品比約2分の1の製品厚みを実現した1008サイズ(1.0ミリメートル×0.8ミリメートル)で世界最薄となる「Arkh.3G(アークスリージー)シリーズ」を発表しました。水晶加工技術と水晶デバイスに最適化されたウェハレベル工法を融合し、従来製品とは異なる新しい構造とすることで、MHz帯水晶振動子で0.15ミリメートル、一般水晶発振器/温度補償水晶発振器で0.26ミリメートルの製品厚みを実現しました。これらの製品は、東京で開催された「CEATEC JAPAN 2017」や「第19回電子部品・材料EXPO」などの国際見本市でも展示し、多方面から注目を集めました。 これらの結果、当連結会計年度におきまして、当社グループではカーエレクトロニクス向けや産業機器向けの販売は堅調に推移しました。しかしながら、スマートフォン市場における水晶デバイスの小型化進展の遅れや、中国スマートフォンにおける生産調整の影響などにより通信機器向けが低調に推移しました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,410百万円減少し、59,408百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,053百万円減少し、28,528百万円となりました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 日本 北米 (注)3 欧州 (注)3 中国 台湾 アジア (注)3 売上高 外部顧客への売上高 7,105,024 1,653,064 2,572,082 10,227,280 7,294,950 2,106,987 30,959,389 30,959,389 セグメント間の内部売上高又は振替高 19,188,852 53,972 3,508 2,039,674 2,921,224 5,574,195 29,781,428 △ 29,781,428 26,293,877 1,707,037 2,575,590 12,266,955 10,216,175 7,681,182 60,740,818 △ 29,781,428 30,959,389 セグメント利益又は損失(△) 1,106,915 15,125 76,112 △ 378,373 672,555 106,958 1,599,294 △ 203,874 1,395,420 セグメント資産 39,017,219 788,424 885,515 7,262,434 15,117,125 6,624,093 69,694,811 △ 8,875,553 60,819,257 その他の項目 減価償却費 1,158,350 2,132 1,712 97,474 698,555 462,340 2,420,565 △ 17,372 2,403,192 減損損失 244,291 81,283 325,574 △ 32,389 293,185 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,687,471 378 831 116,790 761,700 1,177,559 3,744,731 △ 73,421 3,671,309 (注)1.調整額は、以下の通りであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額△203,874千円には、セグメント間取引消去△59,480千円、その他の調整額△144,393千円が含まれております。 (2)セグメント資産の調整額△8,875,553千円には、セグメント間の債権と債務の相殺消去額△8,438,401千円、その他の調整額△437,152千円が含まれております。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主として未実現利益の消去であります。 2.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.日本、中国、台湾以外の各セグメントに属する主な国又は地域の内訳は次のとおりであります。…