事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1129文字
3 【事業の内容】 当グループ(当社及び当社の関係会社…以下同じ)は、当社、連結子会社39社及び持分法適用関連会社2社により構成され、時計、コンシューマ、システム、その他の分野において、開発・生産から販売・サービスにわたる事業活動を展開しております。 当グループの各事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、事業区分は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 開発については、基礎研究開発、新製品開発、新生産技術開発は主に当社が担当し、生産技術の開発は、主として生産関係会社が行っております。 生産については、生産関係会社が主要部品を当社から支給を受け、一部自己調達部品をもって製品組立加工を行い、それぞれ当社に供給する経営形態をとっております。 製品セグメント別の主要製品及び主要生産関係会社は次のとおりであります。 セグメント 主要製品 主要生産関係会社 時計 ウオッチ、クロック 等 山形カシオ株式会社 Casio Computer(Hong Kong)Ltd. カシオ電子(深圳)有限公司 カシオ電子(韶関)有限公司 Casio(Thailand)Co.,Ltd. コンシューマ 電子辞書、電卓 電子文具、電子楽器 等 山形カシオ株式会社 Casio Computer(Hong Kong)Ltd. カシオ電子科技(中山)有限公司 Casio(Thailand)Co.,Ltd. システム ハンディターミナル 電子レジスター 経営支援システム データプロジェクター 等 山形カシオ株式会社 その他 成形部品、金型 等 山形カシオ株式会社 当グループの販売関係会社は複数のセグメントに跨る製品を販売しているため、販売については、国内・海外に区分し、上記セグメント及び主要製品に関連づけて記載しております。 国内販売については、時計及びコンシューマ製品は、主として当社が小売店、代理店を通して販売しております。また、システム製品は販売関係会社、代理店を通じて販売し、一部得意先は、当社が直接販売を行っております。 海外販売については、北米地域はCasio America, Inc.等、欧州地域はCasio Europe GmbH等、アジア地域ではカシオ(中国)貿易有限公司、Casio Singapore Pte.,Ltd等、その他の地域においては主として代理店を設け、直接輸出または間接輸出を行っております。 サービスについては、主としてカシオテクノ株式会社及び販売関係会社が当グループ製品の保守サービスを行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2831文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当グループ(当社及び当社の関係会社…以下同じ)が判断したものであります。 当連結会計年度における内外経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響はグローバルで緩和されつつあるものの、中国においてはゼロコロナ政策及び規制解除後の混乱により、経済活動の停滞も見られました。また、原材料・エネルギー価格の高止まり、欧米におけるインフレ加速や急激な為替変動等、先行き不透明感が一層強まる状況となりました。 当グループを取り巻く事業環境は、パンデミックによる市場の縮小、ロシア・ウクライナ紛争に起因する原材料費の高騰、さらに中国のゼロコロナ政策など、予測し得ない変化が続いてまいりました。当グループは、この劇的な環境変化に適応すべく、カシオ独自の強みを最大限に活かし、時代の変化に合わせて常に新しい文化を創造することで、人と社会の役に立ち続ける存在となることを目指してまいります。 ①収益基盤強化とイノベーション創造 当グループは2030年の企業価値最大化に向けて、“市場に新たな価値軸を創り出し、唯一無二のブランドに育て上げる”べく、2024年3月期から2026年3月期を「収益基盤強化期」及び「変革・イノベーション創造期」と位置付け、以下の事業戦略をはじめとする3ヶ年中期経営計画をスタートいたします。あわせて、『DX』によるバリューチェーン改革や新たな価値軸を創造し続ける『技術』の醸成、『人財』の活性化など、全社基盤の再構築を行いながら、ユーザーを起点とした戦略により市場に新たな価値軸を生み出してまいります。 1)時計事業………………………コロナ禍の影響を受けた収益力を回復すべく、「G-SHOCK」のメタル高価格帯を中心にブランディング投資を進めるとともに、「G-SHOCK」40周年を軸にグローバルでのブランド認知拡大を行います。また、「G-SHOCK」を中心に直営店・直営EC比率の拡大を図ってまいります。 2)EdTech(教育)事業……関数電卓では新機種「New ClassWiz」の拡販をはじめとして引き続き新興国を中心に規模拡大を図るとともに、電子辞書「EX-wоrd」とアプリケーション「ClassPad.net」の学習データ同期によりアプリケーション事業の拡販を図り、ハードとソフトの融合によるグローバルエリア展開を加速させます。 3)サウンド(楽器)事業…………「Privia」最上級機種(PX-S7000)を中心に、ライフスタイルを基軸とした独自市場ポジションの確立を図るとともに、「Slim&Smart」のラインアップによりEnjoyment市場の拡大を図ります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2831文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当グループ(当社及び当社の関係会社…以下同じ)が判断したものであります。 当連結会計年度における内外経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響はグローバルで緩和されつつあるものの、中国においてはゼロコロナ政策及び規制解除後の混乱により、経済活動の停滞も見られました。また、原材料・エネルギー価格の高止まり、欧米におけるインフレ加速や急激な為替変動等、先行き不透明感が一層強まる状況となりました。 当グループを取り巻く事業環境は、パンデミックによる市場の縮小、ロシア・ウクライナ紛争に起因する原材料費の高騰、さらに中国のゼロコロナ政策など、予測し得ない変化が続いてまいりました。当グループは、この劇的な環境変化に適応すべく、カシオ独自の強みを最大限に活かし、時代の変化に合わせて常に新しい文化を創造することで、人と社会の役に立ち続ける存在となることを目指してまいります。 ①収益基盤強化とイノベーション創造 当グループは2030年の企業価値最大化に向けて、“市場に新たな価値軸を創り出し、唯一無二のブランドに育て上げる”べく、2024年3月期から2026年3月期を「収益基盤強化期」及び「変革・イノベーション創造期」と位置付け、以下の事業戦略をはじめとする3ヶ年中期経営計画をスタートいたします。あわせて、『DX』によるバリューチェーン改革や新たな価値軸を創造し続ける『技術』の醸成、『人財』の活性化など、全社基盤の再構築を行いながら、ユーザーを起点とした戦略により市場に新たな価値軸を生み出してまいります。 1)時計事業………………………コロナ禍の影響を受けた収益力を回復すべく、「G-SHOCK」のメタル高価格帯を中心にブランディング投資を進めるとともに、「G-SHOCK」40周年を軸にグローバルでのブランド認知拡大を行います。また、「G-SHOCK」を中心に直営店・直営EC比率の拡大を図ってまいります。 2)EdTech(教育)事業……関数電卓では新機種「New ClassWiz」の拡販をはじめとして引き続き新興国を中心に規模拡大を図るとともに、電子辞書「EX-wоrd」とアプリケーション「ClassPad.net」の学習データ同期によりアプリケーション事業の拡販を図り、ハードとソフトの融合によるグローバルエリア展開を加速させます。 3)サウンド(楽器)事業…………「Privia」最上級機種(PX-S7000)を中心に、ライフスタイルを基軸とした独自市場ポジションの確立を図るとともに、「Slim&Smart」のラインアップによりEnjoyment市場の拡大を図ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4925文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (経営成績等の状況の概要) (1) 経営成績 当連結会計年度における売上高は2,638億円(前期比4.6%増)、営業利益については181億円(前期比17.5%減)、売上高営業利益率は前期比1.8ポイント減の6.9%となりました。また経常利益は195億円(前期比11.7%減)となりました。 税金等調整前当期純利益は168億円(前期比26.5%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は130億円(前期比17.7%減)、1株当たり当期純利益は54円65銭(前期比10円88銭減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (時計) 当セグメントの売上高は、前期比3.4%増の1,574億円、営業利益は前期比15.4%減の235億円となりました。 (コンシューマ) 当セグメントの売上高は、前期比6.4%増の863億円、営業利益は前期比26.6%減の43億円となりました。 (システム) 当セグメントの売上高は、前期比9.9%増の146億円、営業利益は25億円の赤字(前期22億円の赤字)となりました。 (その他) 当セグメントの売上高は、前期比3.1%減の53億円、営業利益は前期比3.0%減の3億円となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 金額(百万円) 前期比(%) 時計 144,723 △2.4 コンシューマ 83,446 5.8 システム 10,788 10.8 その他 3,409 △9.9 合計 242,366 0.7 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 ② 受注実績 当グループ(当社及び連結子会社)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 ③ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 金額(百万円) 前期比(%) 時計 157,482 3.4 コンシューマ 86,352 6.4 システム 14,619 9.9 その他 5,378 △3.1 合計 263,831 4.6 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約780文字
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,917百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門の設備投資額であります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 時計 コンシューマ システム その他 合計 売上高 (1) 外部顧客への売上高 157,482 86,352 14,619 5,378 263,831 263,831 (2) セグメント間の内部 売上高 30 6,287 6,317 △ 6,317 157,482 86,352 14,649 11,665 270,148 △ 6,317 263,831 セグメント利益 又は損失(△) 23,584 4,341 △ 2,530 356 25,751 △ 7,587 18,164 セグメント資産 128,671 82,271 20,805 11,579 243,326 91,898 335,224 その他の項目 減価償却費 4,745 4,020 1,195 341 10,301 661 10,962 のれんの償却額 持分法適用会社への投資額 218 218 218 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 6,141 4,687 1,518 303 12,649 635 13,284 (注)1 調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△7,587百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△7,587百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社管理部門に係る費用並びに基礎研究に係る費用であります。