セイコーエプソン株式会社

証券コード: 6724 / 対象年度: 2019 / 提出日: 2019-06-27
業種 電気機器

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

セイコーエプソンは、独自のマイクロピエゾ技術やマイクロディスプレイ技術、精密メカトロニクス技術などを強みとし、プリンター、プロジェクター、ウオッチ、産業用ロボットなどの製品を開発・製造・販売するグローバル企業です。プリンティングソリューションズ、ビジュアルコミュニケーション、ウエアラブル・産業プロダクツの3つの主要事業を展開しています。

主な事業領域

独自の高度な技術(マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、精密メカトロニクス等)を基盤に、プリンター、プロジェクター、ウオッチ、産業用ロボット、各種デバイスなどの開発、製造、販売および付随するサービスの提供。

主な製品・サービス

  • インクジェットプリンター
  • シリアルインパクトドットマトリクスプリンター
  • ページプリンター
  • カラーイメージスキャナー
  • 大判インクジェットプリンター
  • 産業用インクジェット印刷機
  • POSシステム関連製品
  • ラベルプリンター
  • 液晶プロジェクター
  • スマートグラス
  • ウオッチ
  • ウオッチムーブメント
  • センシング機器
  • 産業用ロボット
  • ICハンドラー
  • 水晶デバイス
  • 半導体
  • 金属粉末
  • 表面処理加工

ビジネスモデル

独自の技術(マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、精密メカトロニクス等)を強みとして、製品の開発、製造、販売、および付随するサービスの提供。事業部制による世界連結マネジメントのもと、国内外の製造・販売関係会社を通じて展開。

セグメント・事業構成

1. プリンティングソリューションズ事業(プリンター、プロフェッショナル印刷、その他)、2. ビジュアルコミュニケーション事業(プロジェクター、スマートグラス等)、3. ウエアラブル・産業プロダクツ事業(ウオッチ、ロボティクス、マイクロデバイス等)。

戦略・方向性

「Epson 25」ビジョンに基づき、独自の「省・小・精の技術」を強みとして、ソリューション提案型ビジネスの強化、ロボティクスへの資源投下、グローバルオペレーションの強化、および事業ポートフォリオの再構築を通じた持続的成長を目指す。

強みとして読み取れる点

  • 独自のマイクロピエゾ技術
  • 独自のマイクロディスプレイ技術
  • プロジェクション技術
  • 超微細・超精密加工技術
  • 高密度実装技術
  • 高精度センシング技術
  • 高度な精密メカトロニクス技術

課題として読み取れる点

  • 為替の影響(特に新興国通貨の下落)
  • 競合他社によるプロモーションの影響
  • 地政学的リスク(米中貿易摩擦等)

確認ポイント

  • ロボティクス事業の成長加速
  • ソリューション提案型ビジネスへの転換
  • 為替変動の影響
  • 「Epson 25」ビジョンに基づく事業ポートフォリオの再構築

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、セグメント構成、経営戦略、および主要な技術的強みについて詳細な記述があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 2 / 5

有報ナビによる整理

プリンター販売への高い依存による経営成績への影響、競合他社との技術・価格競争、第三者による安価な代替インクの流通、海外展開に伴う地政学的リスクや為替変動の影響、特定仕入先からの調達における供給停止リスク、知的財産権の侵害または喪失、環境規制への対応、および地震等の自然災害やサイバー攻撃による事業継続への影響。これに対し、同社は高品質な製品訴求と大容量モデルの提供、特許・商標管理体制の強化、SBTi承認を受けた環境負荷低減活動、耐震構造の強化やBCPの策定等で対応する方針である。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

独自の高度な技術基盤を核とした「Epson 25」ビジョンに基づき、4つの主要イノベーション領域で成長を目指す。強固な財務体質と明確な戦略的投資のバランスを保ちつつ、ソリューション提案型ビジネスへの転換とグローバル展開の強化により中長期的な企業価値向上を図る方針。

成長方針

「Epson 25」ビジョンに基づき、マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、センシング、ロボティクス等のコア技術をプラットフォーム化し、インクジェット、ビジュアルコミュニケーション、ウエアラブル、ロボティクス各分野でのイノベーションとソリューション提案型ビジネスへの転換を推進。

資本政策

事業成長に向けた積極的な研究開発・設備投資の推進、および強固な財務基盤を維持しながらの株主還元。若手人材の登用や評価制度の改善を通じた人的資本への投資。

リスク対応方針

為替変動リスクのヘッジ、知的財産権の厳格な管理、環境規制(SBTi承認)への対応、サプライチェーンの強靭化、および地政学的・自然災害リスクに対する事業継続計画の策定。また、第三者による代替インクの流通に対し、高品質訴求と法的措置で対応。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

セイコーエプソンは、独自の「マイクロピエゾ」「マイクロディスプレイ」などの高度な技術基盤を強固に保持しており、これらを共通基盤(プラットフォーム)として統合することで、インクジェット、プロジェクター、ロボティクスといった主要事業の競争力を強化。特にロボティクス分野への積極的な投資と、スマートグラス等の先端領域での展開が成長の鍵となる。一方で、安価な代替品との競合や急速な技術革新への対応スピードが課題となる。

設備投資の方向性

生産体制の強化、新商品への対応、およびロボティクス分野への積極的な投資を伴う設備投資。特にロボティクスは将来の主軸事業として位置づけられている。

研究開発・商品開発

「省・小・精」のコア技術(マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、センシング、ロボティクス)を共通基盤としてプラットフォーム化し、各事業領域での製品競争力向上と新技術開発に注力。特にインクジェットの多機能化、プロジェクターの高輝度化、スマートグラスの応用拡大、ロボットの小型・高精度化に重点を置く。

投資・変化テーマ

  • マイクロピエゾ技術
  • マイクロディスプレイ
  • センシング技術
  • ロボティクスソリューション
  • スマートグラス
  • 高精度センサー
  • 3LCD方式

関連キーワード

  • インクジェット
  • レーザー光源
  • 精密メカトロニクス
  • プラットフォーム化
  • 自動化
  • IoT連携
  • 高度な計測・制御

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2018-04-01 〜 2019-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2019-06-27

財務情報

業績

収益

1.09兆円
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収益
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営業利益

713.55億円
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税引前利益

720.4億円
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親会社帰属利益

537.1億円
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財政状態・流動性

総資産

1.04兆円
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資本

5,427.47億円
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親会社所有者帰属持分

5,401.81億円
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現金及び現金同等物

1,752.38億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

+769.61億円
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-827.38億円
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-494.3億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

338.96億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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S100G26J
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連結 / consolidated
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2018-04-01 〜 2019-03-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約4091文字

3【事業の内容】 当社および当社の関係会社(以下「エプソン」という。)は、プリンティングソリューションズ事業、ビジュアルコミュニケーション事業およびウエアラブル・産業プロダクツ事業などに係る各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスの提供を主な事業としております。 エプソンでは、事業部制による世界連結マネジメントのもと、開発活動については先行研究開発や製品開発を主に当社(本社研究開発部門および事業部研究開発部門)で行い、生産活動および販売活動については国内外の製造・販売関係会社を中心に展開しております。 各事業の内容と事業に携わる主要な関係会社は、次のとおりです。 なお、以下の4セグメントは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一です。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) 当セグメントは、プリンター事業、プロフェッショナルプリンティング事業、その他から構成されており、独自のマイクロピエゾ技術などの強みを生かし、各製品の開発、製造、販売などを行っております。 各事業の主な内容は、次のとおりです。 <プリンター事業> 当事業では、ホーム・オフィス向けのインクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナーおよびこれらの消耗品、乾式オフィス製紙機などを取り扱っております。 <プロフェッショナルプリンティング事業> 当事業では、大判インクジェットプリンター、産業用インクジェット印刷機、POSシステム関連製品、ラベルプリンターおよびこれらの消耗品などを取り扱っております。 <その他> その他では、国内市場において子会社を通じてPCなどの販売を行っております。 なお、前記各事業に携わる主要な関係会社は、次のとおりです。 事業領域 主要製品等 主要な関係会社 製造会社 販売会社 プリンター事業 インクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナーおよびこれらの消耗品、乾式オフィス製紙機 等 東北エプソン㈱ 秋田エプソン㈱ Epson Portland Inc. Epson Telford Ltd. Fratelli Robustelli S.r.l. Tianjin Epson Co., Ltd. Epson Engineering (Shenzhen) Ltd. PT. Epson Batam PT. Indonesia Epson Industry Epson Precision (Philippines), Inc. エプソン販売㈱ Epson America, Inc. Epson Europe B.V. Epson (U.K.) Ltd.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約6147文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を基盤として、自らの常識やビジョンを超えて果敢に挑戦しイノベーションを生むことにより、画期的なお客様価値を継続的に創造し、より良い社会の実現に「なくてはならない会社」として中心的な役割を果たすことを目指しています。 そして、以下の経営理念およびグローバルタグラインのもと、お客様の期待を超える価値の創出に向けて、全社員が価値観を共有のうえ総合力を発揮し自律的に行動することにより、目指す姿の実現に努めてまいります。 経営理念 お客様を大切に、地球を友に、 個性を尊重し、総合力を発揮して 世界の人々に信頼され、社会とともに発展する 開かれた、なくてはならない会社でありたい。 そして社員が自信を持ち、 常に創造し挑戦していることを誇りとしたい。 EXCEED YOUR VISION 私たちエプソン社員は、 常に自らの常識やビジョンを超えて挑戦し、 お客様に驚きや感動をもたらす 成果を生み出します。 (2)中長期的な経営戦略および対処すべき課題 エプソンは、将来の目指す姿を示した長期ビジョン「Epson 25」(以下「Epson 25」という。)の実現に向けて、2019年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「Epson 25 第2期中期経営計画(2019年度~2021年度)」(以下「第2期中期計画」という。)を2019年3月に策定しました。 エプソンを取り巻く経営環境は、予断を許さない厳しい状況が継続する見通しではありますが、今後、以下の諸施策を着実に推進することにより、持続的成長および中長期的な企業価値の向上の実現に取り組んでまいります。 ①第1期中期経営計画(2016年度~2018年度)の振り返り 2016年に策定した「Epson 25」においては、2025年に向けたエプソンが進むべき方向性として、“「省・小・精の価値」で、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造する”を掲げ、私たちの強みを生かせる4つの領域でイノベーションを起こし、持続可能で豊かな社会をつくり出すことを目指しています。 この「Epson 25」の実現に向けた、第1期中期経営計画(2016年度~2018年度)の3カ年では、将来成長に向けて大きく進展した取り組みがあった一方で、計画に対する遅れや十分な成果に結びついていない取り組みなどもありました。さらに想定を上回る外部環境の変化にも影響を受け、最終年度の業績は第1期中期経営計画で掲げた目標に対して未達となりました。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約6147文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を基盤として、自らの常識やビジョンを超えて果敢に挑戦しイノベーションを生むことにより、画期的なお客様価値を継続的に創造し、より良い社会の実現に「なくてはならない会社」として中心的な役割を果たすことを目指しています。 そして、以下の経営理念およびグローバルタグラインのもと、お客様の期待を超える価値の創出に向けて、全社員が価値観を共有のうえ総合力を発揮し自律的に行動することにより、目指す姿の実現に努めてまいります。 経営理念 お客様を大切に、地球を友に、 個性を尊重し、総合力を発揮して 世界の人々に信頼され、社会とともに発展する 開かれた、なくてはならない会社でありたい。 そして社員が自信を持ち、 常に創造し挑戦していることを誇りとしたい。 EXCEED YOUR VISION 私たちエプソン社員は、 常に自らの常識やビジョンを超えて挑戦し、 お客様に驚きや感動をもたらす 成果を生み出します。 (2)中長期的な経営戦略および対処すべき課題 エプソンは、将来の目指す姿を示した長期ビジョン「Epson 25」(以下「Epson 25」という。)の実現に向けて、2019年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「Epson 25 第2期中期経営計画(2019年度~2021年度)」(以下「第2期中期計画」という。)を2019年3月に策定しました。 エプソンを取り巻く経営環境は、予断を許さない厳しい状況が継続する見通しではありますが、今後、以下の諸施策を着実に推進することにより、持続的成長および中長期的な企業価値の向上の実現に取り組んでまいります。 ①第1期中期経営計画(2016年度~2018年度)の振り返り 2016年に策定した「Epson 25」においては、2025年に向けたエプソンが進むべき方向性として、“「省・小・精の価値」で、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造する”を掲げ、私たちの強みを生かせる4つの領域でイノベーションを起こし、持続可能で豊かな社会をつくり出すことを目指しています。 この「Epson 25」の実現に向けた、第1期中期経営計画(2016年度~2018年度)の3カ年では、将来成長に向けて大きく進展した取り組みがあった一方で、計画に対する遅れや十分な成果に結びついていない取り組みなどもありました。さらに想定を上回る外部環境の変化にも影響を受け、最終年度の業績は第1期中期経営計画で掲げた目標に対して未達となりました。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約3954文字

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境を顧みますと、景気は総じて緩やかな回復基調が続きました。地域別に見ますと、米国では個人消費の増加や雇用環境の改善を背景に着実に回復が続きました。欧州および中南米は、アルゼンチンなど景気が後退している国はありますが、全体としては緩やかに回復しました。中国は持ち直しの動きが続いていましたが、米国との貿易摩擦等の影響により、設備投資需要を中心に減速に転じました。日本では、着実な雇用情勢・所得情勢の改善を受けて個人消費が持ち直し、緩やかな回復基調が続きました。なお、今後については、米中貿易摩擦影響の拡大、Brexit動向や中南米等での政治リスクなど、先行きの不透明感は強まっており、今後更なる景気減速が懸念されます。 当連結会計年度の米ドルおよびユーロの平均為替レートはそれぞれ110.86円および128.40円と、米ドルは前期並み、ユーロは前期に比べ1%の円高となりました。 こうした経営環境の下、当連結会計年度の経営成績につきましては、以下のとおりとなりました。 (億円) 前連結 会計年度 当連結 会計年度 増減金額 増減率 主な増減理由 売上収益 11,021 10,896 △124 △1.1% ウエアラブル・産業プロダクツ事業セグメントの減収および為替の影響等による減少 売上原価 △7,012 △6,770 242 売上収益の変動および為替の影響等による減少 売上総利益 4,008 4,126 117 2.9% 販売費及び 一般管理費 △3,260 △3,421 △160 将来成長に向けた戦略的な費用投下等による増加 事業利益(※) 747 704 △42 △5.7% 将来成長に向けた戦略的な費用投下および為替の影響等による減少 その他の営業収益・ その他の営業費用 △97 106 為替差損の減少および遊休不動産の売却益等による増加 営業利益 650 713 63 9.8% 金融収益・金融費用 △24 29 為替差損等の減少 税引前利益 626 720 93 15.0% 法人所得税費用 △208 △179 29 米国税制改正に伴う繰延税金資産の取崩しによる増加影響を含む前連結会計年度に対して減少 当期利益 417 540 122 29.4% ※事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しています。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) プリンター事業の売上収益は減少となりました。…

セグメント関連

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(1) 報告セグメントの概要 エプソンの報告セグメントは、エプソンの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績の評価をするために定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定されております。 エプソンは、製品の種類、性質、販売市場等から総合的に区分されたセグメントから構成される「プリンティングソリューションズ事業」、「ビジュアルコミュニケーション事業」および「ウエアラブル・産業プロダクツ事業」の3つを報告セグメントとしております。 なお、報告セグメントに属する主要な製品およびサービスは次のとおりであります。 報告セグメント 主要製品等 プリンティングソリューションズ事業 インクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナー、大判インクジェットプリンター、産業用インクジェット印刷機、POSシステム関連製品、ラベルプリンターおよびこれらの消耗品、乾式オフィス製紙機、PC 等 ビジュアルコミュニケーション事業 液晶プロジェクター、液晶プロジェクター用高温ポリシリコンTFT液晶パネル、スマートグラス 等 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 ウオッチ、ウオッチムーブメント、センシング機器、産業用ロボット、ICハンドラー、水晶振動子、水晶発振器、水晶センサー、CMOS LSI、金属粉末、表面処理加工 等 (2) セグメント収益および業績 エプソンの報告セグメントによる収益および業績は、以下のとおりであります。セグメント間の取引はおおむね市場実勢価格に基づいております。…

主要な顧客・販売先

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3.総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点によるエプソンの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。 なお、 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 ① 経営成績等 (財政 状態 ) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に対して50億円増加し、1兆383億円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が有形固定資産・無形資産の取得や配当金の支払などにより544億円減少した一方で、棚卸資産の増加275億円、有形固定資産および無形資産の増加271億円、売上債権及びその他の債権の増加78億円があったことなどによるものです。 負債合計は、前連結会計年度末に対して226億円減少し、4,956億円となりました。これは主に、社債、借入金及びリース債務の減少242億円があったことなどによるものです。 なお、親会社の所有者に帰属する持分合計は、前連結会計年度末に対して274億円増加し5,401億円となりました。これは主に、配当金の支払221億円があった一方で、利益剰余金が親会社の所有者に帰属する当期利益537億円の計上により増加したことなどによるものです。 運転資本(流動資産から流動負債を差し引いた金額)は、前連結会計年度末と比較して83億円増加し、3,251億円となりました。 (経営成績) 経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりです。 (キャッシュ・フローの状況) キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ②資金の源泉および流動性 当連結会計年度後1年間の設備投資計画金額は850億円であり、所要資金につきましては、自己資金でまかなう予定です。セグメントごとの設備投資計画金額につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。なお、上記設備投資計画金額には、ファイナンス・リースおよびオペレーティング・リースによる設備投資を含めております。 エプソンでは、設備投資等の事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用および金融機関からの借入と社債の発行により資金を調達しております。 有利子負債の当連結会計年度末残高は、社債の償還および借入金の減少により、前連結会計年度と比較して242億円減少し、1,423億円となりました。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

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2【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。 なお、エプソンは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針です。 また、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在においてエプソンが判断したものです。 (1)プリンターの売上変動による経営成績への影響について 2019年3月期におけるプリンティングソリューションズ事業セグメントの売上収益7,236億円は、エプソンの連結売上収益1兆896億円の約3分の2を占めており、そのなかでもホーム市場向けのほか、オフィス市場向けや商業・産業向けのインクジェットプリンターを中心とする各種プリンターと、これらの消耗品が売上収益および利益の多くを占めています。したがって、これらのプリンターおよび消耗品の売上収益が変動した場合には、エプソンの経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2)他社との競合について (販売における影響) エプソンの主力製品であるプリンターやプロジェクターをはじめとする製品全般について、他社との競合の激化により、販売価格の低下や低価格品への需要のシフトおよび販売数量の減少などの影響を受けることがあります。 エプソンでは、これらの状況に対して、各市場での顧客ニーズに対応した製品や高付加価値製品およびサービスの提供に取り組むとともに、設計・開発の効率化やコストダウンなどにより製造コストの削減に努め、かかる販売価格の低下や低価格品への需要のシフトおよび販売数量の減少などに対処していく方針です。 しかしながら、今後、これらの施策が成功する保証はなく、エプソンがかかる販売価格の低下などに効果的に対応できない場合には、エプソンの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (テクノロジーにおける影響) エプソンの販売する一部の製品については、他社のテクノロジーと競合しており、例えば、次のような事例があります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

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5【研究開発活動】 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を源泉とする「マイクロピエゾ」「マイクロディスプレイ」「センシング」「ロボティクス」のコア技術を徹底的に極め、これらをあらゆるお客様に提供できるように共通化(プラットフォーム化)し、お客様の期待を超える価値ある製品・サービスを創り出すことを目指して研究開発活動を行っています。 この基本方針のもと、将来に向けたコア技術・デバイスの開発やものづくり基盤の強化に加え、新規事業創出や事業強化などのための技術基盤の構築のほか、各事業における製品の競争力向上などに本社開発部門および事業部開発部門が連携のうえ取り組んでいます。 当連結会計年度の研究開発費総額は 582 億円であり、各セグメントの内訳は、プリンティングソリューションズ事業が 252 億円、ビジュアルコミュニケーション事業が 101 億円、ウエアラブル・産業プロダクツ事業が 59 億円、その他および全社が169億円です。 各セグメントの主な開発成果は、次のとおりです。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) プリンター事業においては、「エプソンのスマートチャージ」(※1)に、ビジネススペックを搭載したA4カラーインクジェット複合機/プリンターの新商品2モデルを投入しました。本製品は、従来機(PX-M840FX)と比較して、設置面積比が約64%という小型化を実現し、バックヤードやカウンターなどの狭小スペースにも設置が可能です。 また、本体に大容量インクタンク(エコタンク)を搭載したインクジェットプリンターの新製品として、前面給紙でコンパクトサイズのスタンダードモデルをはじめ、お客様の設置環境に応じて選択肢を広げるホワイトモデル、ビジネスにおけるモノクロプリント需要に応えた、レーザープリンターからの置き換えにも適したA4モノクロプリンターの計6機種7モデルを発売し、ビジネスからホームまでお客様のご要望に合わせてお選びいただけるようラインアップを強化しました。 プロフェッショナルプリンティング事業においては、デジタルラベル印刷機の新商品として、UV硬化インク搭載デジタルラベル印刷機を発売しました。本製品は、PrecisionCore(プレシジョンコア)ラインヘッド搭載による高速かつ高画質印刷を実現し、併せてオペレーション工数を削減するさまざまな機能を搭載することで、工業用ラベルをはじめ小から中ロットの多品種印刷に対応し、印刷プロセスの効率化に貢献します。…

設備投資等の概要

抜粋表示 / 原文長 約2969文字

2【主要な設備の状況】 エプソンにおける主要な設備は、次のとおりです。 (1)提出会社 (2019年3月31日現在) 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 本社 (長野県諏訪市) 管理全般及びその他 その他設備 1,463 212 1,201 (42,384) [2,136] 81 2,958 482 本店 (東京都新宿区) 管理全般及びその他 その他設備 616 ( - ) 99 715 80 広丘事業所 (長野県塩尻市) プリンティングソリューションズ その他 プリンター開発・設計及び部品生産設備 研究開発設備 38,488 19,105 6,630 (216,780) [12,558] 3,682 67,907 5,940 松本南事業所 (長野県松本市) その他 その他設備 1,288 27 3,764 (179,759) [1,758] 202 5,282 609 豊科事業所 (長野県安曇野市) ビジュアルコミュニケーション ウエアラブル・産業プロダクツ 液晶プロジェクター、スマートグラス及び FA機器 開発・設計設備 3,323 1,412 749 (75,912) [33,982] 1,488 6,974 1,560 諏訪南事業所 (長野県諏訪郡富士見町) プリンティングソリューションズ ビジュアルコミュニケーション その他 プリンター部品及び液晶パネル生産設備 研究開発設備 5,951 13,942 1,443 (113,082) [28,909] 743 22,081 1,117 千歳事業所 (北海道千歳市) ビジュアルコミュニケーション 液晶パネル生産設備 2,169 3,599 1,375 (160,529) 156 7,302 227 伊那事業所 (長野県上伊那郡箕輪町) ウエアラブル・産業プロダクツ 水晶デバイス開発・設計設備 1,819 1,565 129 (39,943) [1,503] 188 3,703 506 富士見事業所 (長野県諏訪郡富士見町) ウエアラブル・産業プロダクツ その他 センシング機器 及び半導体開発・設計設備 研究開発設備 6,790 2,996 1,996 (247,143) 660 12,443 660 酒田事業所 (山形県酒田市) ウエアラブル・産業プロダクツ 半導体生産設備等 7,647 4,721 2,177 (538,829) 542 15,088 23 日野事業所 (東京都日野市) ウエアラブル・産業プロダクツ その他設備 1,981 3,221 (15,681) 54 5,258 253 塩尻事業所 (長野県塩尻市) ウエアラブル・産業プロダクツ ウオッチ開発・設計及び生産…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

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3【配当政策】 当社は、お客様価値の創造を通じて持続的な事業成長を実現し、収益性の向上と経営資源の効率化などにより安定的な資金創出に努め、成長戦略に基づく投資を最優先に行ったうえで、経営環境の変化などに耐え得る強固な財務構造の構築と積極的な利益還元に並行して取り組むことを配当政策の基本方針としています。 この方針にしたがい、当社の本業による利益を示す事業利益(日本基準の営業利益とほぼ同じ概念の利益)から法定実効税率相当額を控除した利益に基づき、中期的には連結配当性向40%程度を目標としたうえで、株価水準や資金の状況などを総合的に勘案し、必要に応じて機動的に自己株式の取得を行い、より積極的な株主還元を図っていきます。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会です。 当期の配当につきましては、期初計画に基づき、1株当たり年間配当は62円 とさせていただきました。 なお、当社は、上記の株主還元に関する基本方針を踏まえ、 2019年4月26日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156 条 の規定に基づき、自己株式取得に係る事項を決議いたしました。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記40.後発事象および2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載しております。 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は、以下のとおりです。 決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 2018年10月30日 10,924 31 取締役会決議 2019年6月26日 10,924 31 定時株主総会決議 (注)1.2018年10月30日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。 2.2019年6月26日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約727文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2019年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) プリンティングソリューションズ事業 47,769 ビジュアルコミュニケーション事業 12,027 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 13,048 報告セグメント計 72,844 その他 378 全社(共通) 3,425 合計 76,647 (注)1.従業員数は、就業人員数です。 2.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している者です。 (2)提出会社の状況 2019年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 12,713 43.6 19.4 7,716 セグメントの名称 従業員数(人) プリンティングソリューションズ事業 5,650 ビジュアルコミュニケーション事業 1,876 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 2,179 報告セグメント計 9,705 その他 全社(共通) 3,008 合計 12,713 (注)1.従業員数は、就業人員数です。 2.平均年齢、平均勤続年数および平均年間給与は、提出会社の正規従業員をもとに計算しております。 3.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 4.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している者です。 (3)労働組合の状況 当社および一部の連結子会社において労働組合が組織されております。 当社および一部の連結子会社における労使関係は良好であり、特に記載すべき事項はありません。 有価証券報告書(通常方式)_20190625130207

コーポレート・ガバナンス

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(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社のコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方は次のとおりです。 ・株主の権利を尊重し、平等性を確保する。 ・株主、お客様、地域社会、ビジネスパートナー、従業員を含む様々なステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。 ・会社情報を適切に開示し、透明性を確保する。 ・取締役、執行役員および監査等特命役員は、その受託者責任を認識し、求められる役割・責務を果たす。 ・株主との間で建設的な対話を行う。 なお、当社は、経営理念に掲げられた目指す姿を実現し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を実現するコーポレートガバナンスの充実・強化に継続的に取り組んでおります。 引き続き、監査等委員会設置会社のもと、取締役会の監督機能のさらなる向上、審議の一層の充実および経営の意思決定の迅速化を図り、コーポレートガバナンスの実効性をより一層高めてまいります。 ②企業統治の体制の概要およびその体制を採用する理由 当社は機関設計として監査等委員会設置会社を採用しており、取締役会、監査等委員会および会計監査人を設置しております。また、役員の指名・報酬などに係る任意の諮問委員会を設置しております。 これは、経営の監視・監督機能の強化を図るとともに、取締役会における審議の一層の充実および経営陣による 迅速な意思決定ができる体制を構築することにより、コーポレートガバナンスの実効性をより一層高めることを目的としております。 主な経営会議体およびその設置目的は、次のとおりです。 <取締役会> 取締役会は、株主からの委託を受け、効率的かつ実効的なコーポレートガバナンスを実現し、それを通じて、当社が社会的使命を果たし持続的な成長と中長期的な企業価値の最大化を図ることについて責任を負っております。取締役会は、当該責任を果たすため、経営全般に対する監督機能を発揮して経営の公正性・透明性を確保するとともに、経営計画および事業計画の策定ならびに一定金額以上の投資案件等、重要な業務執行の決定等を通じて、意思決定を行います。 取締役会は、 後掲の「(2)役員の状況」に記載の 社外取締役5名を含む12名の取締役で構成し、原則として毎月1回および必要に応じ随時開催しております。 2018年度は13回開催され、出席率は、大宮取締役が92.3%、それ以外の取締役は100%となっております。なお、取締役会の議長については、取締役会規則により、取締役会長が務めることとなっており、取締役会長が欠員等のときは取締役社長が務めることとなっております。現在は、取締役会長が欠員のため、取締役社長が議長を務めております。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約569文字

4【経営上の重要な契約等】 相互技術援助契約 契約会社名 相手方の名称 国名 契約内容 契約期間 当社 HP Inc. アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2018年3月28日から許諾特許の権利満了日まで 当社 International Business Machines Corporation アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2006年4月1日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Microsoft Corporation アメリカ 情報関連機器およびこれに用いるソフトウェアに関する特許実施権の許諾 2006年9月29日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Eastman Kodak Company アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2006年10月1日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Xerox Corporation アメリカ 電子写真およびインクジェットプリンターに関する特許実施権の許諾 2008年3月31日から許諾特許の権利満了日まで 当社 キヤノン株式会社 日本 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2008年8月22日から許諾特許の権利満了日まで 当社 ブラザー工業株式会社 日本 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2018年6月28日から許諾特許の権利満了日まで

訴訟・重要な係争等

抽出本文 / 原文長 約103文字

2.重要な訴訟事件等 エプソンに関する重要な訴訟事件等については、「(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 39.偶発事象」に記載のとおりであります。 有価証券報告書(通常方式)_20190625130207

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約2089文字

(6)【大株主の状況】 2019年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数(株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2-11-3 55,075,200 15.62 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 東京都中央区晴海1-8-11 26,482,900 7.51 三光起業株式会社 東京都中央区銀座5-6-1 20,000,000 5.67 セイコーホールディングス株式会社 東京都中央区銀座4-5-11 12,000,000 3.40 服部 靖夫 東京都港区 11,932,612 3.38 資産管理サービス信託銀行株式会社(証券投資信託口) 東京都中央区晴海1-8-12 晴海トリトンスクエアタワーZ棟 8,795,500 2.49 第一生命保険株式会社 (常任代理人 資産管理サービス信託銀行株式会社) 東京都千代田区有楽町1-13-1 (東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ棟) 8,736,000 2.47 みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社 東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ棟 8,153,800 2.31 セイコーエプソン従業員持株会 長野県諏訪市大和3-3-5 7,274,643 2.06 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) 東京都中央区晴海1-8-11 4,876,400 1.38 163,327,055 46.34 (注)1.当社は、自己株式47,233,041株を所有しておりますが、上記大株主の状況から除外しております(発行済株式総数に対する所有株式数の割合11.81%)。なお、自己株式には役員報酬BIP信託が所有する当社株式(164,598株)を含んでおりません。 2.みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社の所有株式は、株式会社みずほ銀行が退職給付信託の信託財産に拠出したものです。 3.服部靖夫氏は、2019年3月15日に逝去されました。なお、2019年3月31日現在において名義変更手続き未了のため、株主名簿上の名義で記載しております。 4.三井住友信託銀行株式会社およびその共同保有者から2018年12月20日付で関東財務局長に提出された変更報告書により、2018年12月14日現在でそれぞれ以下のとおり株式を保有している旨の報告を受けておりますが、当社として議決権行使基準日における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100G26J 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2019
使用モデル
gemma4:12b

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