事業の内容
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/ 原文長 約1218文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社CKサンエツ)、子会社10社により構成されており、伸銅・精密部品・配管・鍍金及びこれに付帯する事業を行っております。 伸銅事業では、黄銅の棒と線とめっき線を生産しています。これらの伸銅品は、自動車や家電製品や水栓金具等の素材として、広範に使用されています。鉛やカドミウムなどの環境負荷物質を使用しない環境対応合金を実用化し、多数の特許を取得しています。生産拠点は、サンエツ金属株式会社の砺波工場及び高岡工場、新日東工場並びに日本伸銅株式会社の堺工場です。 精密部品事業では、黄銅製のカメラマウント(デジタル一眼レフカメラの本体とレンズの着脱部品)や水栓金具等の鍛造加工や切削加工を行っています。生産拠点は、富山県砺波市にあるサンエツ金属株式会社プレシジョン工場です。 配管・鍍金事業では、水道やガスの配管に使用される継手の生産を行っています。ダイオキシンなどの環境負荷物質の発生する恐れがある塩化ビニールを一切使用しない脱塩ビ継手を実用化するなど、新製品の開発に注力し、多数の特許を取得しています。施工性に優れた透明被覆継手は、グッドデザイン賞を受賞しました。生産拠点は、富山県高岡市にある株式会社リケンCKJVです。また、鋼材の防錆処理としての溶融亜鉛鍍金加工を行っています。鉛やカドミウムなどの環境負荷物質を一切使用しない環境対応鍍金を実用化し、「CKeめっきスーパー」の名称で生産しています。「CKeめっきスーパー」は、NETIS(国土交通省新技術情報提供システム)に登録された特許技術です。生産拠点は、富山県高岡市にあるシーケー金属株式会社です。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業内容と当社及びグループの当該事業にかかる位置付けは次のとおりであります。 次の3部門は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 区分 主要製品 会社 伸銅 黄銅棒・黄銅線・黄銅管 サンエツ金属株式会社 日本伸銅株式会社 三越金属(上海)有限公司 台湾三越股份有限公司 精密部品 カメラマウント・フレアナット・ザルボ サンエツ金属株式会社 配管・鍍金 配管機器・溶融亜鉛鍍金 シーケー金属株式会社 株式会社リケンCKJV 事業の系統図は次のとおりであります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1026文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、2011年10月に純粋持株会社体制へ移行しました。当社は、傘下に事業会社であるサンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社及びシーケー金属株式会社を持つ持株会社です。経営理念として、①良いものだけを、安く、早く、たくさん生産することで社会に貢献します。②努力するに値するプロの仕事と、働きがいのある職場を提供することで、社会に貢献します。③期待され、期待に応え、期待を超えるため、弛みない努力を重ねます。を掲げ、『地味だけど凄い価値の創造』を目指しております。 当社グループの事業領域である「伸銅事業」「精密部品事業」「配管・鍍金事業」における国内市場は、今後、長期的に縮小均衡を模索するものと思われ、業界再編が避けられない状況にあります。 このような経営環境に対応すべく、当社グループでは、同業他社とのM&A等による提携を積極的 に推進する一方で、 伸銅事業では、新素材の開発と、特殊材の品揃えに注力し、スケールメリットを追求するだけでなく、トップシェアにふさわしいブランドイメージの定着による差別優位化を目指します。また、当社100%連結子会社であるサンエツ金属株式会社と連結子会社日本伸銅株式会社との伸銅事業におけるシナジーを追求します。 配管・鍍金事業では、株式会社リケンと配管機器の開発・生産拠点を統合したことによる相乗効果を追求し、また、溶融亜鉛鍍金における新技術を開発・実用化することで差別優位化を推進します。 財務上の課題としては、国際相場商品である銅や亜鉛の相場が急騰した際の運転資金や、M&A等で必要となる資金を確保するため、内部留保資金の蓄積と取引金融機関からの資金調達のバランスを図り、対応することが挙げられます。 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は経常利益でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的に外出や移動が制限される中、消費や企業の経済活動が停滞する状況が続いており、当社グループにおいても、需要の減少により、今後、販売量が落ち込み、生産調整のために工場を臨時休業することも懸念されます。収束時期の見通しは立っておらず、業績予想の合理的な算定は困難であることから、2020年度の経常利益の目標は現時点では未定としております。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1026文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、2011年10月に純粋持株会社体制へ移行しました。当社は、傘下に事業会社であるサンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社及びシーケー金属株式会社を持つ持株会社です。経営理念として、①良いものだけを、安く、早く、たくさん生産することで社会に貢献します。②努力するに値するプロの仕事と、働きがいのある職場を提供することで、社会に貢献します。③期待され、期待に応え、期待を超えるため、弛みない努力を重ねます。を掲げ、『地味だけど凄い価値の創造』を目指しております。 当社グループの事業領域である「伸銅事業」「精密部品事業」「配管・鍍金事業」における国内市場は、今後、長期的に縮小均衡を模索するものと思われ、業界再編が避けられない状況にあります。 このような経営環境に対応すべく、当社グループでは、同業他社とのM&A等による提携を積極的 に推進する一方で、 伸銅事業では、新素材の開発と、特殊材の品揃えに注力し、スケールメリットを追求するだけでなく、トップシェアにふさわしいブランドイメージの定着による差別優位化を目指します。また、当社100%連結子会社であるサンエツ金属株式会社と連結子会社日本伸銅株式会社との伸銅事業におけるシナジーを追求します。 配管・鍍金事業では、株式会社リケンと配管機器の開発・生産拠点を統合したことによる相乗効果を追求し、また、溶融亜鉛鍍金における新技術を開発・実用化することで差別優位化を推進します。 財務上の課題としては、国際相場商品である銅や亜鉛の相場が急騰した際の運転資金や、M&A等で必要となる資金を確保するため、内部留保資金の蓄積と取引金融機関からの資金調達のバランスを図り、対応することが挙げられます。 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は経常利益でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的に外出や移動が制限される中、消費や企業の経済活動が停滞する状況が続いており、当社グループにおいても、需要の減少により、今後、販売量が落ち込み、生産調整のために工場を臨時休業することも懸念されます。収束時期の見通しは立っておらず、業績予想の合理的な算定は困難であることから、2020年度の経常利益の目標は現時点では未定としております。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2358文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①業績 当連結会計年度における世界経済は、2019年11月に中国湖北省武漢で新型コロナウイルス感染症がアウトブレイクし、瞬く間に世界各国へ感染拡大しました。各国政府は、人の移動を規制しました。我が国経済は、2019年10月に、消費税率が10%に引き上げられ、個人消費は減速しました。また、輸出と生産は弱含みで推移しました。労働力市場は逼迫したままで、実質的な完全雇用の状態にありました。当社グループ(当社および連結子会社)の主要原材料である銅の建値は、コロナショックにより、2020年3月末には、1トン58万円まで下落しました。 このような経営環境のもと、当社グループの連結業績については、伸銅事業の販売量が、住宅・建設や、電気・電子機器などの分野での需要低迷により減少したため、売上高は754億47百万円(前年同期比10.8%減少)となり、営業利益は銅相場下落に伴う相場差損の発生で43億29百万円(同12.4%減少)となりました。経常利益は銅の価格が下落したことで、相場リスクをヘッジするためのデリバティブ取引で利益が発生したため58億62百万円(同17.2%増加)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は34億76百万円(同4.8%増加)となりました。 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 伸銅 伸銅事業では、住宅・建設向けや、電気・電子機器向けなどの分野で需要が低迷し、また主要原材料である銅の価格が下落基調にあったことなどにより、販売量は9万8,288トン(前年同期比7.2%減少)、売上高は614億91百万円(同13.3%減少)となり、銅価格下落に伴う相場差損が発生したため、セグメント損益は26億68百万円(同15.2%減少)のセグメント利益となりました。 精密部品 精密部品事業では、レンズ交換式カメラに使用されるカメラマウントの需要が低迷したため、売上高は38億39百万円(前年同期比11.0%減少)、セグメント損益は、80百万円のセグメント損失(前年同期はセグメント利益2億27百万円)となりました。 配管・鍍金 配管・鍍金事業では、ハウジング型継手や、管端つば出し加工機や、管端めっき除去装置の販売が好調だったため、売上高は101億16百万円(前年同期比7.5%増加)となり、セグメント損益は、14億5百万円(同6.2%増加)のセグメント利益となりました。 ②キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約356文字
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) (単位:百万円) 利益 金額 報告セグメント計 4,696 セグメント間取引消去 789 全社費用 △541 連結財務諸表の営業利益 4,945 (単位:百万円) 資産 金額 報告セグメント計 55,959 全社資産(注) 1,437 連結財務諸表の資産合計 57,396 (注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金及び管理部門に係る資産であります。 (単位:百万円) その他の項目 報告セグメント計 調整額 連結財務諸表計上額 減価償却費 1,418 1,418 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 2,000 2,000 Ⅱ 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3049文字
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 東泉産業株式会社 12,889 15.2 11,243 14.9 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容 (経営成績に関する分析) (単位:百万円) 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 2020年3月期 75,447 4,329 5,862 3,476 2019年3月期 84,614 4,945 5,001 3,318 増減 (増減率%) △9,167 (△10.8) △615 (△12.4) 860 (17.2) 158 (4.8) 売上高は、伸銅事業の販売量が、住宅・建設や、電気・電子機器などの分野での需要低迷により減少したため、754億47百万円(前年同期比10.8%減少)となり、営業利益は銅相場下落に伴う相場差損の発生で43億29百万円(同12.4%減少)となりました。経常利益は銅の価格が下落したことで、相場リスクをヘッジするためのデリバティブ取引で利益が発生したため58億62百万円(同17.2%増加)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は34億76百万円(同4.8%増加)となりました。 なお、経常利益の主な増減要因は次のとおりであります。 数量・構成 △4.3億円 相場差損益 2.7億円 デリバティブ損益 14.9億円 その他 △4.7億円 (財政状態に関する分析) 当連結会計年度末の資産につきましては、主に現金及び預金が28億55百万円、建物及び構築物(純額)及び建設仮勘定が19億24百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が41億66百万円、たな卸資産が22億88百万円減少したため、前連結会計年度末に比べ13億91百万円減少し、560億4百万円となりました。 負債につきましては、主に未払法人税等が7億11百万円増加したものの、短期借入金が59億円減少したため、前連結会計年度末に比べ46億99百万円減少し、156億43百万円となりました。 純資産につきましては、主に利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ33億7百万円増加し、403億61百万円となりました。…