事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社、親会社、子会社7社、関連会社3社で構成されており、特殊鋼線関連事業、鋼索関連事業、エンジニアリング関連事業、その他にわたる事業活動を展開しております。 (1) 当社グループの事業に係わる位置づけ、及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 イ) 特殊鋼線関連事業 PC関連製品(PC鋼線、PC鋼より線、ケーブル加工製品、これらに付随する部材及び機器等)、ばね・特殊線関連製品(ばね用鋼線、めっき鋼線、ステンレス鋼線、特殊金属線等)の製造及び販売を行っております。 当社グループは、製造販売する製品の主要原材料を親会社の㈱神戸製鋼所から商社を通じて購入しております。製品の製造販売については当社が行い、一部の工程作業については、神鋼鋼線ステンレス㈱、コウセンサービス㈱、尾上ロープ加工㈱、㈱ケーブルテックに委託しております。 ロ) 鋼索関連事業 ワイヤロープ製品(一般ロープ、特殊ロープ、鋼より線、ステンレスロープ等)の製造及び販売を行っております。 当社グループは、製造販売する製品の主要原材料を親会社の㈱神戸製鋼所から商社を通じて購入しております。製品の製造販売については当社が行い、一部の工程作業については、尾上ロープ加工㈱、テザックエンジニアリング㈱に委託しております。 ハ) エンジニアリング関連事業 架設・緊張用部材及び機器、線材三次加工製品等の製造及び販売を行っております。 製品製造の一部については、コウセンサービス㈱、尾上ロープ加工㈱に委託しております。 ニ) その他 不動産の賃貸等の資産活用事業を行っております。 (2) 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 2022年4月1日付で、当社の連結子会社である㈱テザック神鋼ワイヤロープを吸収合併しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1431文字
(1) 経営方針 ①企業理念体系 当社グループは、理念体系として、社会の一員として果たすべき役割を示した「神鋼鋼線ミッション」、すべての従業員・役員で共有する価値観と行動を示した「神鋼鋼線クレド」を策定しております。 理念体系に基づき、一人ひとりが、ミッションを胸に、クレドを実践することで、「なくてはならない価値」を提供し続け、持続可能な社会の実現に貢献していきます。 ②2025年に目指す姿 当社グループは、新たに策定した中期経営計画「Go To Next神鋼鋼線~2025~」のもと、“環境変化に適応し、持続的に成長できる企業基盤の構築”を経営の基本方針とします。 ・社会的価値の向上 SDGsを中心とする社会課題の解決に向けた事業やサービスの展開 ・従業員エンゲージメントの最大化 企業理念の浸透や、働きがい・働きやすさの追求による、社員が誇れる会社作り ・安定収益 連結業績-経常利益15億円以上 、 ROS5%以上の継続達成 (2) 当社グループを取り巻く事業環境 当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響が縮小し、社会経済活動の回復が期待できる状況にある一方で、ロシアによるウクライナ侵攻等の地政学リスクの長期化、金融資本市場の急激な変動、半導体不足による各産業での生産調整等、不透明な状況が継続すると想定しており、上昇を続けていた原材料価格やエネルギー価格、運送費等の動向についても予測が困難な状況にあります。 <特殊鋼線関連事業> 公共事業における新設工事発注数は減少が継続すると見込んでいます。一方で、自動車関連需要においては、段階的な回復を想定しており、また建設関連需要においても、eコマース拡大による物流施設の建設や老朽化庁舎・学校の建替等が増加すると想定しております。 <鋼索関連事業> 国内・海外の各分野において新型コロナウイルス感染症影響からの回復を見込んでいますが、原材料価格やエネルギー価格、運送費等の高騰や各業界の人手不足等による工事遅れの発生等により、足元の需要回復は鈍く、不透明な状況が継続すると想定しております。 <エンジニアリング関連事業> 橋梁分野では複数の大型ケーブル橋案件が見込まれるほか、メンテナンス分野では既設ケーブル橋の点検・補修需要の増加、耐震防災分野では自然災害に備えた建築物の耐震補強ニーズの高まり等、様々な分野において需要が高まると想定しております。 (3) 対処すべき重点課題 このような事業環境の中、当社グループは、これまで培ってきた技術やノウハウを活かし、新たな需要開拓やコスト競争力向上に取り組むと共に、原材料価格やエネルギー価格、運送費等の上昇に応じた販売価格改定を強化してまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約70文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3498文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績等の状況 当期におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染対策と経済活動の正常化の両立 が進んだものの、国際情勢の悪化による資源価格の高騰や半導体をはじめとする各種資材の調達難、金融資本市場の変動等により、回復のペースは鈍いものとなりました。 このような状況の中、当社グループでは、原材料価格やエネルギー価格等の高騰に対する販売価格の改定、高付加価値製品の販売拡大、徹底したコスト削減等に努めた他、在庫評価影響もあり、当期における当社グループの連結業績は、売上高は 31,280百万円 と前期に比べ 1,831百万円の増収 、営業利益、経常利益はそれぞれ 938百万円 (前期比190百万円の増益)、 1,014百万円 (前期比169百万円の増益)となりました。また親会社株主に帰属する当期純利益は 801百万円 (前期比233百万円の増益)となりました。 経営成績の推移(連結) 売上高 (百万円) 営業利益又は 営業損失 (百万円) 経常利益 (百万円) 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1株当たり 当期純利益(円) 2023年3月 期 31,280 938 1,044 832 140.87 2022年3月 期 29,448 748 875 599 101.68 2021年3月 期 26,827 △166 138 208 35.25 セグメント別の経営成績は、次のとおりとなりました。 <特殊鋼線関連事業> (PC関連製品) 主力分野の橋梁において、老朽化に伴う補修・補強案件が増加する一方で、PC鋼材の使用量の多い新設案件の減少、工事遅れの発生等があり、販売数量は前期に比べ減少しました。 (ばね・特殊線関連製品)主力分野の自動車需要において、半導体不足及び中国におけるロックダウンの影響等により需要の低迷が継続し、販売数量は前期に比べ減少しました。 特殊鋼線関連事業全体では、こうした販売数量の減少に対し、販売価格の改定効果等が寄与したことにより、 売上高は16,324百万円 と 前期に比べ252百万円の増収 となりました。営業利益は、販売数量の減少や製造コストの悪化等による減益を、販売価格の改定効果や在庫評価影響等でカバーし切れず、63百万円( 前期比419百万円の減益 )となりま した。 <鋼索関連事業> 足元の景気動向を反映して、国内外の需要の回復は鈍く、販売数量は前期に比べ減少しましたが、一方で、販売価格の改定効果等が寄与したことにより、 売上高は12,805百万円 と 前期に比べ1,304百万円の増収 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約667文字
2. セグメント資産の調整額 8,232百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産 8,232百万円 であります。 3. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益であります。 4. セグメントに対する固定資産の配分基準と関連する減価償却費の配分基準が異なっております。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結財務諸 表計上額 (注3) 特殊鋼線 関連事業 鋼索関連 事業 エンジニアリング関連事業 売上高 外部顧客への売上高 16,324 12,805 2,089 31,219 60 31,280 31,280 セグメント間の内部 売上高又は振替高 486 262 750 750 △ 750 16,810 13,068 2,091 31,970 60 32,030 △ 750 31,280 セグメント利益 63 741 85 890 47 938 938 セグメント資産 16,173 15,702 2,560 34,436 45 34,482 7,524 42,006 その他の項目 減価償却費 526 411 43 981 987 987 持分法適用会社への投資額 510 233 743 743 743 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 402 344 19 767 767 767 (注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産関連事業であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2178文字
2. 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 神商鉄鋼販売㈱ 3,572 12.1 4,992 16.0 ㈱メタルワン 5,153 17.5 4,846 15.5 ㈱メタルワン鉄鋼製品販売 3,475 11.8 3,849 12.3 神鋼商事㈱ 3,957 13.4 3,293 10.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実績の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異が将来課税所得を減算する可能性が高いと見 込まれるものについて、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予測される将来課税所得を考慮しております。繰延税金資産に関する会計処理は、事業計画を基礎としており、当社をとりまく社会情勢の変化により、将来課税所得の予測に不確実性を伴うことから、会計上の見積りに該当すると考えております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態 当該事項につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績等の状況」をご参照ください。 b. 経営成績 イ. 売上高 当連結会計年度の売上高は 31,280 百万円、前年同期比で1,831百万円 (6.2 % ) の増収となりました。主な要因として鋼索関連事業部において前年同期比で増収となったことによるものです。 ロ. 売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は 25,855 百万円、前年同期比で1,511百万円 (6.2 % ) の増加となりました。売上総利益は 5,424 百万円、前年同期比で320百万円 (6.3 % ) の増益となりました。…