事業の内容
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/ 原文長 約846文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、親会社、子会社8社、関連会社3社で構成されており、特殊鋼線関連事業、鋼索関連事業、エンジニアリング関連事業、その他にわたる事業活動を展開しております。 (1) 当社グループの事業に係わる位置づけ、及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 イ) 特殊鋼線関連事業 PC関連製品(PC鋼線、PC鋼より線、ケーブル加工製品、これらに付随する部材及び機器など)、ばね・特殊線関連製品(ばね用鋼線、めっき鋼線、ステンレス鋼線、特殊金属線など)の製造及び販売を行っております。 当社グループは、製造販売する製品の主要原材料を親会社の㈱神戸製鋼所から商社を通じて購入しております。製品の製造販売については当社が行い、一部の工程作業については、神鋼鋼線ステンレス㈱、コウセンサービス㈱、尾上ロープ加工㈱、㈱ケーブルテックに委託しております。 ロ) 鋼索関連事業 ワイヤロープ製品(一般ロープ、特殊ロープ、鋼より線、ステンレスロープなど)の製造及び販売を行っております。 当社グループは、製造販売する製品の主要原材料を親会社の㈱神戸製鋼所から商社を通じて購入しております。製品の製造を当社が行い、当社の一部の工程作業については、尾上ロープ加工㈱、テザックエンジニアリング㈱に委託しております。製品の販売については、㈱テザック神鋼ワイヤロープを通じて行っております。 ハ) エンジニアリング関連事業 架設・緊張用部材及び機器、線材三次加工製品などの製造及び販売を行っております。 製品製造の一部については、コウセンサービス㈱、尾上ロープ加工㈱に委託しております。 ニ) その他 不動産の賃貸等の資産活用事業を行っております。 (2) 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)2021年3月29日付で、名神興業㈱を当社の連結子会社としております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1172文字
(1) 経営方針 ①企業理念体系 当社グループは、企業理念として、社会の一員として果たすべき役割を示した「神鋼鋼線ミッション」を策定し、すべての従業員・役員で共有する価値観と行動を示した「神鋼鋼線クレド」と合わせて理念体系と致しました。 理念体系に基づき、一人ひとりが、ミッションを胸に、クレドを実践することで、「なくてはならない価値」を提供し続け、持続可能な社会の実現に貢献していきます。 ②2025年に目指す姿 当社グループは、新たに策定した中期経営計画「Go To Next神鋼鋼線~2025~」のもと、“環境変化に適応し、持続的に成長できる企業基盤の構築”を経営の基本方針とします。 ・社会的価値の向上 SDGsを中心とする社会課題の解決に向けた事業やサービスの展開 ・従業員エンゲージメントの最大化 企業理念の浸透や、働きがい・働きやすさの追求による、社員が誇れる会社作り ・安定収益 連結業績-売上高300億円以上、経常利益15億円以上、ROS5%以上の継続達成 (2) 当社グループを取り巻く事業環境 当社グループを取り巻く事業環境は、以下を想定しております。 <特殊鋼線関連事業> 自動車分野におけるエンジン搭載車の需要や公共事業における新設工事発注数は、減少を見込んでいます。一方で、建設関連において、Eコマース拡大による物流施設の建設や老朽化庁舎・学校の建替等の需要増加を想定しています。 <鋼索関連事業> 国内の土木分野では需要が減少し、さらに海外品との競争激化を見込んでいます。一方で、エレベータやクレーン分野では、海外における高層ビル建設・コンテナ取扱量の増加により、需要の拡大を想定しています。 <エンジニアリング関連事業> 橋梁分野では複数の大型ケーブル橋案件が見込まれるほか、メンテナンス分野では既設ケーブル橋の点検・補修需要の発生、耐震防災分野では自然災害に備えた建築物の耐震補強ニーズの高まりなど、様々な分野において需要が高まると想定しています。 <各事業共通> コスト面では、資材価格や運送費等の上昇は今後も継続すると見込んでおります。 (3) 対処すべき重点課題 このような事業環境の中、当社グループは、以下の課題に取組んでまいります。 <特殊鋼線関連事業> ・民間分野(建設・自動車向け)を強化 ・洋上風力発電・医療分野等、新分野での用途展開 ・設備投資や改善活動による工場コストの削減 <鋼索関連事業> ・需要増加が見込まれる海外のエレベータ・クレーン向けに注力 ・抜本的な要員体制見直しを中心とした固定費削減の徹底 <エンジニアリング関連事業> ・新設橋梁への技術的差別化によるスペックイン活動 ・橋梁ケーブルメンテナンスのスタンダードを確立 ・耐震ケーブルブレースの市場浸透 ・防災対策製品の開発
対処すべき課題
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/ 原文長 約70文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3472文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績等の状況 当期における世界経済は、新型コロナウイルス感染拡大による景気の低迷を受け、各国で景気刺激策が実施されるものの、厳しい状況が継続 しました。同様に、日本国内においても、経済活動が大きく制限され、不透明な状況で推移しました。 このような状況のなか、当社グループでは徹底したコスト削減に努めたものの、販売環境の急速な悪化に加え、コスト面でも資材価格や運送費等の値上がりを受けたことにより、当期における当社グループの連結業績は、 売上高は26,827百万円 と前期に比べ 3,453百万円減収 、営業損失は 166百万円 ( 前期は912百万円の利益 )、経常利益は 138百万円 (前期比647百万円減益)となりました。また親会社株主に帰属する当期純利益は 208百万円 (前期比222百万円の減益)となりました。 経営成績の推移(連結) 売上高 (百万円) 営業利益又は 営業損失 (百万円) 経常利益 (百万円) 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1株当たり 当期純利益(円) 2021年3月 期 26,827 △166 138 208 35.25 2020年3月 期 30,281 912 785 430 72.83 2019年3月 期 28,851 610 558 28 4.83 セグメント別の経営成績は、次のとおりとなりました。 <特殊鋼線関連事業> (PC関連製品)橋梁の老朽化に伴う補修・補強案件が増加する一方で、PC鋼材使用量の多い新設橋梁案件が少なかったため、販売数量は前期に比べ減少しました。 (ばね・特殊線関連製品)新型コロナウイルス感染拡大の影響により、主要分野である自動車用途の需要が、急激に減少しました。第3四半期以降、各国の景気刺激策によって需要に一定の回復が見られたものの、年間を通じた販売数量は前期に比べ減少しました。 その結果、特殊鋼線関連事業全体の 売上高は14,716百万円 と 前期に比べ1,469百万円減収 となり、 セグメント利益は85百万円 と 前期に比べ586百万円減益 となりました。 <鋼索関連事業> 新型コロナウイルス感染拡大により、国内の土木・建設向けや国内外のエレベータ、クレーン等の機械分野向けの販売数量が前期に比べ減少したため、 売上高は10,517百万円 と 前期に比べ1,290百万円減収 となり、 セグメント損失は195百万円 ( 前期は171百万円の利益 )となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約684文字
2. セグメント資産の調整額 6,370百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産 6,370百万円 であります。 3. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益であります。 4. セグメントに対する固定資産の配分基準と関連する減価償却費の配分基準が異なっております。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結財務諸 表計上額 (注3) 特殊鋼線 関連事業 鋼索関連 事業 エンジニアリング関連事業 売上高 外部顧客への売上高 14,716 10,517 1,527 26,761 66 26,827 26,827 セグメント間の内部 売上高又は振替高 347 192 542 542 △ 542 15,064 10,709 1,529 27,303 66 27,370 △ 542 26,827 セグメント損益 85 △ 195 △ 109 △ 218 52 △ 166 △ 166 セグメント資産 15,708 14,049 2,133 31,891 56 31,948 8,428 40,377 その他の項目 減価償却費 572 426 38 1,037 1,044 1,044 持分法適用会社への投資額 388 174 563 563 563 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 605 322 26 954 954 954 (注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産関連事業であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2320文字
3. 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 神鋼商事㈱ 7,911 26.1 6,188 23.1 ㈱メタルワン 5,616 18.5 4,378 16.3 ㈱メタルワン鉄鋼製品販売 3,778 12.5 3,261 12.2 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実績の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異が将来課税所得を減算する可能性が高いと見 込まれるものについて、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予測される将来課税所得を考慮しております。繰延税金資産に関する会計処理は、事業計画を基礎としており、当社をとりまく社会情勢の変化により、将来課税所得の予測に不確実性を伴うことから、重要な会計上の見積りに該当すると考えております。 詳細は「第5 経理の状況 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)、財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」の記載をご参照ください。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態 当該事項につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績等の状況」をご参照ください。 b. 経営成績 イ. 売上高 当連結会計年度の売上高は、 26,827 百万円、前年同期比で3,453百万円 (11.4 % ) の減収となりました。主な要因として特殊鋼線関連事業部及び鋼索関連事業部において前年同期比で減収となったことによるものです。 ロ.…