事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約854文字
3 【事業の内容】 当社の関係会社は、当社と子会社17社及び関連会社5社によって構成されております。主な事業の内容は、特殊鋼鋼材、ばね、素形材、機器装置の製造及び販売を行っているほか、これらに関連する運送・サービス等の事業を営んでおります。 当社及び関係会社の事業内容と当該事業における位置付けは、次のとおりであります。 事業区分 主要営業品目 主要会社名 会社数 特殊鋼鋼材事業 特殊鋼鋼材(炭素鋼、低合金鋼、ばね鋼、非調質鋼、軸受鋼、快削鋼、工具鋼、窒化鋼) 当社 三菱製鋼室蘭特殊鋼㈱ PT.MSM INDONESIA PT.JATIM TAMAN STEEL MFG. 北海製鉄㈱ ばね事業 巻ばね、スタビライザ、板ばね、トーションバー、 コイルドウェーブスプリング、精密ばね、各種ヒンジ製品、精密プレス品、樹脂成形品、プレス組立品、シュープレート用ゴムパッド、タイヤプロテクター、タイヤチェーン他各種自動車・建設機械用補修部品・用品 当社 MSSC CANADA INC. MSSC US INC. MSSC INC. MSSC MFG MEXICANA,S.A. DE C.V. 寧波菱鋼弾簧有限公司 MSM SPRING INDIA PVT.LTD. STUMPP SCHUELE & SOMAPPA AUTO SUSPENSION SYSTEMS PVT.LTD. MSM Philippines Mfg. Inc. 10 素形材事業 特殊合金粉末、同微粉末、精密鋳造品、精密機械加工品、鋳鋼品、一般鍛鋼品、特殊合金素材及び同加工品 当社 MSM (THAILAND) CO., LTD. 機器装置事業 鍛圧機械、産業機械、鉄構品、環境リサイクル機器 三菱長崎機工㈱ その他の事業 内航海運、港湾運送、貨物利用運送、倉庫 菱鋼運輸㈱ 菱鋼サービス㈱ 上記の事業区分とセグメント情報における事業区分の区分内容は同一であります。 なお、当社グループについて図示すると、次ページのとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4181文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、いかなる経営環境の変化にも対応できる企業体質を確立することを重要課題と認識し、競争力ある事業の育成を通じて、持続的かつグローバルに発展することを経営の基本方針としております。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境及び対処すべき課題 <当社の経営戦略と課題認識> 当社グループは「企業価値向上」と「持続的成長」に向けて、以下のとおり「2030年のありたい姿」を掲げるとともに、その実現に向けた次なる飛躍への助走として2023~2025年度を対象とした「2023中期経営計画」を推進しております。 ( 2030 年のありたい姿) (「2023中期経営計画」) しかしながら、当社のPBRは依然として1倍を下回る状況が長期にわたり続いております。その主な要因として、資本コストを上回る収益を安定的に確保できていない点が挙げられます。収益力は一時期に比べ改善傾向にあるものの、資本コストは依然として高い水準にあり、「業績のボラティリティの高さ」や「当社が掲げる成長戦略の不確実性」が課題として残されていると認識しております。 これに対し持続的な成長を実現するためには、戦略事業の育成等により、景気や需要動向に大きく左右される収益構造からの脱却と、将来の需要構造の変化にも対応可能な事業ポートフォリオへの転換が必要不可欠です。 また事業環境が急速に変化し複雑化する中で想定外のさまざまなリスクが顕在化しており、これらのリスクに対し柔軟に対応できるレジリエンスの高い組織づくりも求められます。 さらに、株主・投資家の皆様との対話や情報開示を通じて、経営の透明性を高め認識ギャップを解消し、資本コストの低減を進めることも重要な課題の一つです。 これらの課題に対し、企業価値向上に向けて「2023中期経営計画」で取り組んでいる各施策の進捗は以下の通りです。 <「 2023 中期経営計画」の進捗> 「① 稼ぐ力の強化」 戦略事業拡大および財務基盤強化の原資とすべく、基盤事業の稼ぐ力の強化を進めています。 基盤事業のマージン維持・拡大に加えて、資本効率を意識した経営の実現に向け ROIC を導入して事業別に ROIC と市場成長率を分析し、低採算事業は撤退を含めた抜本的な対策を講じることで、事業ポートフォリオの最適化を進めております。 具体的には、これまでの2年間でマージン改善による損益分岐点の引き下げが進み、足元需要環境が厳しい中でも、着実に利益を生み出すことができています。また、海外事業を中心に構造改革を進めており、成長分野へのリソース集中を進め、当社の成長をさらに加速させていきます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4181文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、いかなる経営環境の変化にも対応できる企業体質を確立することを重要課題と認識し、競争力ある事業の育成を通じて、持続的かつグローバルに発展することを経営の基本方針としております。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境及び対処すべき課題 <当社の経営戦略と課題認識> 当社グループは「企業価値向上」と「持続的成長」に向けて、以下のとおり「2030年のありたい姿」を掲げるとともに、その実現に向けた次なる飛躍への助走として2023~2025年度を対象とした「2023中期経営計画」を推進しております。 ( 2030 年のありたい姿) (「2023中期経営計画」) しかしながら、当社のPBRは依然として1倍を下回る状況が長期にわたり続いております。その主な要因として、資本コストを上回る収益を安定的に確保できていない点が挙げられます。収益力は一時期に比べ改善傾向にあるものの、資本コストは依然として高い水準にあり、「業績のボラティリティの高さ」や「当社が掲げる成長戦略の不確実性」が課題として残されていると認識しております。 これに対し持続的な成長を実現するためには、戦略事業の育成等により、景気や需要動向に大きく左右される収益構造からの脱却と、将来の需要構造の変化にも対応可能な事業ポートフォリオへの転換が必要不可欠です。 また事業環境が急速に変化し複雑化する中で想定外のさまざまなリスクが顕在化しており、これらのリスクに対し柔軟に対応できるレジリエンスの高い組織づくりも求められます。 さらに、株主・投資家の皆様との対話や情報開示を通じて、経営の透明性を高め認識ギャップを解消し、資本コストの低減を進めることも重要な課題の一つです。 これらの課題に対し、企業価値向上に向けて「2023中期経営計画」で取り組んでいる各施策の進捗は以下の通りです。 <「 2023 中期経営計画」の進捗> 「① 稼ぐ力の強化」 戦略事業拡大および財務基盤強化の原資とすべく、基盤事業の稼ぐ力の強化を進めています。 基盤事業のマージン維持・拡大に加えて、資本効率を意識した経営の実現に向け ROIC を導入して事業別に ROIC と市場成長率を分析し、低採算事業は撤退を含めた抜本的な対策を講じることで、事業ポートフォリオの最適化を進めております。 具体的には、これまでの2年間でマージン改善による損益分岐点の引き下げが進み、足元需要環境が厳しい中でも、着実に利益を生み出すことができています。また、海外事業を中心に構造改革を進めており、成長分野へのリソース集中を進め、当社の成長をさらに加速させていきます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5000文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況の概要 当連結会計年度(2024年4月~2025年3月)において、当社グループの主要需要先である建設機械業界は前下期に急減した需要は回復しつつあるものの、引き続き力強さを欠きました。また自動車業界は国内外で一部メーカーの販売不振や生産調整等の影響を受けました。 調達コスト面は、原材料市況は下落しているものの、エネルギー価格をはじめ諸コストの上昇や為替変動影響を受け、高位に推移しました。 このような状況下、当社グループの連結売上高は、戦略事業である精密ばね部品の大型案件量産開始があったものの、建設機械向け及び自動車向け等の売上数量減により、 前期比103億5千9百万円 (6.1%)減収 の 1,595億8千4百万円 となりました。連結営業利益は、売上数量減があったものの、戦略事業である精密ばね部品・海外鋼材事業の収益貢献等により、 前期比17億5千5百万円 (36.5%)増益 の 65億6千4百万円 となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は、ドイツばね事業からの撤退等による特別損失を計上したものの、営業増益及び営業外費用の削減等により、 前期比33億3千3百万円増益 の 23億6千3百万円 (前期は親会社株主に帰属する当期純損失 9億6千9百万円 )となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 特殊鋼鋼材事業の売上高は、 前期比73億2千4百万円 (8.2%)減収 の 815億2千6百万円 となりました。国内における建設機械向け等の売上数量減に加え、インドネシア海外事業においては同国及びタイにおけるローン審査厳格化に伴う自動車販売の不振等により売上数量減となり、減収となりました。営業利益は、 前期比10億6百万円 (43.5%)増益 の 33億1千8百万円 となりました。売上数量減の影響を受けたものの、国内外ともに売価やコストの改善を進め、増益となりました。特にインドネシア海外事業は製造コスト改善により損益分岐点を引き下げたため、厳しい環境下においても安定的に収益を確保できる体質への転換が進んでおります。 ばね事業の売上高は、 前期比44億7千1百万円 (6.3%)減収 の 660億9千8百万円 となりました。戦略事業として注力している精密ばね部品の売上数量増があったものの、自動車向け及び建設機械向け製品の売上数量減の影響が上回り、減収となりました。営業利益は、 前期比10億4千2百万円 (108.3%)増益 の 20億5百万円 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1404文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 Ⅰ 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 特殊鋼鋼材 ばね 素形材 機器装置 売上高 外部顧客への売上高 78,969 70,540 9,228 9,700 168,438 1,505 169,943 セグメント間の内部 売上高又は振替高 9,881 30 191 317 10,420 1,905 12,326 88,850 70,570 9,419 10,018 178,858 3,411 182,270 セグメント利益 2,311 962 751 704 4,731 78 4,809 セグメント資産 60,785 54,651 11,474 15,976 142,887 3,131 146,018 その他の項目 減価償却費(注)2 1,606 1,597 598 270 4,072 66 4,139 持分法適用会社への 投資額 3,704 321 4,026 4,026 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額(注)2 1,734 2,074 236 523 4,569 26 4,595 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、流通及びサービス事業等を含んでおります。 2.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用と同費用に係る償却費が含まれております。 Ⅱ 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 特殊鋼鋼材 ばね 素形材 機器装置 売上高 外部顧客への売上高 72,715 66,076 8,999 10,185 157,977 1,606 159,584 セグメント間の内部 売上高又は振替高 8,811 22 221 270 9,324 2,066 11,391 81,526 66,098 9,221 10,455 167,302 3,673 170,975 セグメント利益 3,318 2,005 411 709 6,444 145 6,590 セグメント資産 56,664 51,355 10,887 15,701 134,609 3,254 137,863 その他の項目 減価償却費(注)2 1,764 1,403 563 333 4,064 55 4,119 持分法適用会社への 投資額 3,704 386 4,090 4,090 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額(注)2 1,716 1,152 283 1,069 4,220 23 4,244 (注)1.…