株式会社ダイセル

証券コード: 4202 / 対象年度: 2026 / 提出日: 2026-06-17
業種 化学
年度切替

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

化学メーカーとして、メディカル・ヘルスケア、スマート、セイフティ、マテリアル、エンジニアリングプラスチックの5つの主要領域で事業を展開。高度な技術力を背景に、健康食品、光学異性体分離カラム、自動車用エアバッグインフレータ、高機能フィルム、樹脂など多岐にわたる製品を製造・販売しており、循環型社会への貢献を目指す持続可能な経営を行っている。

主な事業領域

メディカル・ヘルスケア、スマート、セイフティ、マテリアル、エンジニアリングプラスチックの各領域における製品の製造・販売。特に高度な技術力を活用した高付加価値製品の開発と提供に注力している。

主な製品・サービス

  • 健康食品
  • 光学異性体分離カラム
  • カプロラクトン誘導体
  • エポキシ化合物
  • 電子材料向け機能品
  • 高機能フィルム
  • 自動車エアバッグ用インフレータ
  • アセテート・トウ
  • 酢酸セルロース
  • 樹脂(ポリアセタール、PBT、液晶ポリマー等)

ビジネスモデル

高度な技術力を基盤とした多角的な製品ポートフォリオを持ち、各事業領域における独自の強みを持つ。研究開発(R)と事業化力の強化(D)を両立させ、価値提供型事業へのシフトを進めながら、循環型社への貢献を目指す。

セグメント・事業構成

メディカル・ヘルスケア事業、スマート事業、セイフティ事業、マテリアル事業、エンジニアリングプラスチック事業の5つの主要セグメントに加え、水処理用分離膜や物流などの「その他」を含む。各分野で独自の技術を活かした製品提供を行う。

戦略・方向性

長期ビジョン『DAICEL VISION 4.0』および新中期戦略『Accelerate 2030』に基づき、循環型社会への貢献と価値提供型事業へのシフトを加速。特にエンジニアリングプラスチックスの成長、マテリアル事業の環境素材市場開拓、セイフティ事業のグローバル展開などを推進。

強みとして読み取れる点

  • 高度な技術力を基盤とした多角的な製品ポートフォリオ
  • 独自の知見に基づくヘルスケア・モビリティ・電子材料等の高付加価値領域での強み
  • 循環型社会への貢献を軸としたサステナビリティ経営

課題として読み取れる点

  • 一部事業における需要の変動や競争激化による影響
  • 新規プラント建設の遅れや設備投資に伴うコスト増による収益性の低下(COC樹脂など)
  • 地政学的リスクや不透明な国際情勢への対応

確認ポイント

  • 新中期戦略『Accelerate 2030』に基づく成長牽引事業の拡大状況
  • COC樹脂などの主要製品における生産体制の安定化と収益性の改善
  • 循環型社会に向けたカーボンニュートラル/ネガティブの実現に向けた取り組み

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に詳細な事業内容、セグメント別状況、経営戦略が網羅されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

市場変動(自動車・半導体分野)や地政学リスクによる需要・価格への影響に対し、新市場開拓やコスト削減で対応。為替変動には為円予約等でヘッジ。メタノール等の主要原材料の供給不安定や価格高騰には、長期契約、複数調達先の確保、価格転嫁により対応。海外展開に伴う法規制、人財不足、物流コスト増大に対し、サプライチェーン見直し、採用強化、物流専門子会社の活用で対応。設備投資におけるコスト増大や工期遅延による減損リスクには、厳格な審議プロセスと進捗管理で対応。環境規制への対応は技術開発により、自然災害(南海トラフ等)にはBCP策定と耐震補強で対応。品質保証体制の確立、賠償責任保険の付保、人権デューデリジェンスの実施によりコンプライアンス・安全リスクを低減する。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は、持続可能な社会への貢献と企業価値向上を両立させる「サステナブル経営」を軸に、高度な技術力を背景とした成長戦略を展開。2030年に向けた具体的な数値目標を掲げ、既存事業の効率化と新領域(カーボンニュートラル等)への投資を加速させている。リスク管理も多層的に構築されており、安定的な成長を目指す姿勢が明確である。

成長方針

「DAICEL VISION 4.0」および「Accelerate 2030」に基づき、健康・安全・便利・環境の4つの領域で価値提供型事業へのシフトを加速。エンジニアリングプラスチックスやマテリアル等の既存基盤強化に加え、カーボンニュートラル対応や独自のエネルギー制御技術(One Time Energy等)を活用した次世代成長分野の開拓に注力。

資本政策

2026年度より配当をDOE(株主資本配当率)5%以上、総還元性向60%以上に引き上げ。キャッシュフローの5割以上を成長投資(環境対応含む)に充てる方針。また、自己株式取得も活用した柔軟な株主還元を行う。

リスク対応方針

為替・原材料価格変動へのヘッジ、サプライチェーンの多角化による安定調達、DX推進による業務効率化、BCP策定による自然災害対策、知的財産管理の徹底など、多角的なリスク管理体制を構築。特に地政学的リスクや環境規制に対し、技術革新と事業構造の転換で対応する方針。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

ダイセルは、高度な化学技術を核とした「医療」「安全」「環境」といった社会課題解決型の事業ポートフォリオを有しており、次世代モビリティや半導体分野への展開に積極的な投資を行っている。特にカーボンニュートラルに向けた革新的プロセス開発や、AI・マテリアルズ・インフォマティクスを活用した研究開発の高度化など、技術とDXを融合させた成長戦略が明確である。

設備投資の方向性

既存事業の基盤強化(エンジニアリングプラスチック、マテリアル等)に加え、安全性向上、生産効率化、およびカーボンニュートラル対応に向けた設備投資を継続的に実施。特に高付加価値領域への展開と、次世代技術の実用化に向けた投資に重点を置いている。

研究開発・商品開発

高度な化学・材料技術を基盤とした多角的な研究開発を展開。医療分野での無針注射器や、半導体向けの高機能素材、環境対応型プラスチックの開発に注力。また、デジタル戦略推進センターを通じてAI、IoT、マテリアルズ・インフォマティクスを導入し、研究開発の高度化と事業創出の加速を図る体制を構築している。

投資・変化テーマ

  • カーボンニュートラル
  • 半導体・電子材料
  • 医療機器(無針注射器)
  • 高機能プラスチック
  • 循環型経済(サーキュラーエコノミー)
  • DX・AI活用による研究開発加速

関連キーワード

  • One Time Energy
  • DAISI
  • マテリアルズ・インフォマティクス
  • キラル分離技術
  • 生成AI(DAICEL CHAT V2)
  • バイオマス変換
  • マイクロ流体技術

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準日本基準 連結区分連結 対象期間2025-04-01 〜 2026-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2026-06-17

財務情報

業績

売上高

5,796.29億円
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営業利益

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経常利益

451.3億円
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261.69億円
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財政状態・流動性

総資産

8,339.29億円
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株主資本

2,548.02億円
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3区分

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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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確認事項

開示上の確認事項

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文書情報を確認
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2025-04-01 〜 2026-03-31
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表示可能
選定状況
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raw selection status
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有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約2061文字

3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社ダイセル(当社)および子会社58社、関連会社11社より構成されております。 当社グループが営んでいる主な事業内容は、メディカル・ヘルスケア、スマート、セイフティ、マテリアル、エンジニアリングプラスチックの各領域における製品その他の製造・販売であり、当該事業に係る当社および子会社、関連会社の位置付けは次のとおりであります。 メディカル・ヘルスケア事業: 当社が、健康食品、光学異性体分離カラムなどを製造・販売しております。 連結子会社Chiral Technologies, Inc.、Chiral Technologies Europe S.A.S.、Daicel Chiral Technologies (China) Co., Ltd.、Daicel Chiral Technologies (India) Pvt. Ltd.が、光学異性体分離カラムを販売するとともに、同事業に関する技術サービスを行っております。 上記の他7社が当事業部門に携わっております。 スマート事業: 当社が、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物、電子材料向け機能品、高機能フィルムなどを製造・販売しております。 連結子会社大日ケミカル㈱が、各種化学薬品を製造・販売しております。また、同社は当社よりカプロラクトン モノマーなどの供給を受けるとともに、当社にポリカプロラクトンなどを供給しております。 連結子会社ダイセルビヨンド㈱が、高機能フィルムを製造・加工しております。 連結子会社Daicel ChemTech, Inc.、Daicel (Asia) Pte. Ltd.、Daicel (Europa) GmbHが当社の供給製品を海外において販売しております。 上記の他3社が当事業部門に携わっております。 セイフティ事業: 連結子会社ダイセル・セイフティ・システムズ㈱が、自動車エアバッグ用インフレータを製造し、当社が販売しております。 連結子会社Daicel Safety Systems Americas, Inc.、Daicel Safety Systems(Thailand)Co., Ltd.が、自動車エアバッグ用インフレータ、インフレータ用イニシエータを製造・販売しております。 連結子会社Daicel Safety Systems Europe Sp. z o. o.、Daicel Safety Systems(Jiangsu) Co., Ltd.、Daicel Safety Systems India Pvt. Ltd.が、自動車エアバッグ用インフレータを製造・販売しております。 上記の他4社が当事業部門に携わっております。 マテリアル事業: 当社が、アセテート・トウ、酢酸セルロース、酢酸誘導体、化粧品原料などを製造・販売しております。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3051文字

(2) 中長期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標 当社グループが変わらず大切にする思いとともに、今後大胆に変えなければならないことを、2020年度を開始年度とする長期ビジョン『DAICEL VISION 4.0』および中期戦略『Accelerate 2025』で明確にいたしました。2026年度には、これまでの基本戦略を踏襲しつつ『Accelerate 2025』での成果と残された課題、さまざまな社会的変化の影響を含む経営環境を踏まえ、新中期戦略『Accelerate 2030』を策定しております。 ① 長期ビジョン『DAICEL VISION 4.0』の概要 注力するドメイン サステナブル経営方針の具現化に向け、以下の4つのトリガーと注力する市場で価値を提供し、人々の幸せの実現と、当社グループの持続的な成長を目指します。 4つのトリガー 注力する市場 健康(ヘルスケア・ライフサイエンス) コスメ・健康食品・メディカル 安全・安心(セイフティ) モビリティ・インダストリー 便利・快適(スマート) ディスプレイ・IC/半導体 環境 水処理・生分解性樹脂 長期ビジョン実現への道のり Operation-I(原ダイセル)では自社の現状の事業に加え、注力するドメインを含めた領域で、事業構造の転換とアセットライト化(徹底したコストダウン)を進めます。 Operation-Ⅱ(新ダイセル)では、既存事業の周辺領域でのM&Aや提携による領域拡大、既存事業の再編や合弁会社の抜本的見直しに取り組むとともに、グループ全体でのアセットスーパーライト化を目指します。 Operation-Ⅲ(新企業集団)では、グループの枠を超えて、まず垂直統合方向のバリューチェーン(サプライチェーン)を強化し、その共通顧客に対する価値創造(共創)に取り組むとともに、同業他社や大学など、水平方向にも共創を拡大することで、より大きな価値の提供を目指します。 ② 中期戦略『Accelerate 2030』の概要 前中期戦略『Accelerate 2025』では、基本理念実現に向けて、既存事業の強化・成長による価値の提供と、「循環型社会構築への貢献」を目指してまいりました。新中期戦略においても引き続き取り組むとともに、前中期戦略期間中に顕在化した諸課題を最優先に解決し、新しい成長の姿を明確にしてまいります。 1.全社戦略 引き続き、クロスバリューチェーン実現に向けた取り組みとしてバリューチェーンの垂直/水平方向との連携を推進し、新企業集団を見据えた、組織変更に対して柔軟に組み替え可能なバーチャルカンパニーの実現に向けた取り組みを進めます。 また、事業ポートフォリオマネジメントの更なる強化を図り、「健康」「安全・安心」「便利・快適」「環境」における価値提供型事業へのシフトを加速します。…

対処すべき課題

抽出本文 / 原文長 約967文字

(3) 経営環境及び会社の対処すべき課題 地球規模の環境問題や自然災害、感染症リスクの継続、地政学的緊張の高まり、さらにはAIをはじめとする技術革新の急速な進展など、当社を取り巻く経営環境は変化の幅と速度の両面において、かつてない水準にあります。特に中東情勢をはじめとする国際情勢は流動性を増しており、経済活動やサプライチェーンの分断・ブロック化が進行するなど、不確実性の高い環境が常態化しています。このような状況下において、企業には環境変化や不測の事態に対して柔軟かつ持続的に対応し、長期的な価値創出を持続させる経営がこれまで以上に強く求められています。 当社は、長期ビジョン「DAICEL VISION 4.0」で掲げる「循環型社会構築への貢献」を企業活動の根幹に据え、中期戦略「Accelerate 2025」で掲げた各種施策を推進してまいりました。また富山フィルタートウ株式会社の完全子会社化、包材事業およびレンズ事業の譲渡など、事業ポートフォリオの見直しを通じた選択と集中を進めてきました。これらの取り組みは、経営資源の最適配分と将来成長に向けた基盤強化を目的としたものであり、引き続き継続的な活動として推進してまいります。また、ポリプラスチックス株式会社を吸収分割し、新たにハイパフォーマンスポリマーズSBUを設置することで、成長牽引事業の推進、経営効率化による競争力強化を図ります。 一方、前中期戦略期間中において、COC新規プラントの建設計画遅延と事業計画の見直し、COプラントのトラブル、新興国競合の台頭による競争激化、次世代事業の育成遅れ等により、目標に掲げた各種経営指標は未達となりました。2026年5月に公表いたしました新中期戦略「Accelerate 2030」においては、前中期戦略期間中に顕在化した諸課題の解決を最優先とし、新しい成長の姿を明確にしてまいります。 また、長期ビジョン達成に向けた継続的な取り組みとして、生産効率の向上、新プロセスの開発、CO₂の有効利用を推進し、エコノミーとエコロジーを両立したカーボンニュートラル/ネガティブの実現を目指します。社会課題と真摯に向き合い、持続可能な循環型社会の構築に資するソリューションを提供することで、企業価値の向上と社会への貢献を両立してまいります。

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約6571文字

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は、景気が緩やかに回復していたものの、中国など一部地域において景気に弱さがみられる状態となりました。また、米国の関税政策や中東情勢の影響など、先行き不透明な状況のうちに推移しました。 当連結会計年度の 売上高は5,796億29百万円 (前年度比 1.2%減 )、 営業利益は420億69百万円 (同 31.0%減 )、 経常利益は451億30百万円 (同 27.6%減 )となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、現在建設中のCOC樹脂の新規プラント(第2プラント)について、需要拡大の遅れや投資額の増加により収益性の低下が認められるため、減損損失を計上したことなどにより、 101億80百万円 (同 79.4%減 )となりました。 当期のセグメント別の状況 [メディカル・ヘルスケア事業] ライフサイエンス事業は、キラルカラムの販売数量が増加したことなどにより、増収となりました。 ヘルスケア事業は、顧客のサプリメントの販売が好調に推移したことなどにより健康食品素材の販売数量が増加し、増収となりました。 当部門の売上高は、 162億27百万円 (前年度比 12.4%増 )、ヘルスケア事業の販売数量増加などにより、営業利益は、 4億27百万円 (同 63.6%増 )となりました。 [スマート事業] ファンクショナルプロダクツ事業は、中国における価格競争などによりカプロラクトン誘導体の販売が減少したものの、欧米での拡販などによりエポキシ化合物の販売が増加し、増収となりました。 アドバンストテクノロジー事業は、半導体材料市場の需要が堅調であり、電子材料向け溶剤の販売が増加したものの、機能フィルムの販売減少などにより、減収となりました。 当部門の売上高は、 377億46百万円 (前年度比 1.2%増 )、前年度の有機半導体事業撤退による損益改善などにより、営業利益は、 5億36百万円 (前年度は営業損失7億80百万円)となりました。 [セイフティ事業] 自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)などのモビリティ事業は、中国市場での中国自動車メーカーの生産回復や、インドでの拡販などにより販売数量が増加し、増収となりました。 当部門の売上高は、 1,041億64百万円 (前年度比 6.7%増 )、販売数量の増加や北米拠点の生産性改善などにより、営業利益は、 60億95百万円 (同 55.0%増 )となりました。…

セグメント関連

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3.報告セグメントごとの売上高および利益または損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 メディカル・ヘルスケア事業 スマート 事業 セイフティ事業 マテリアル事業 エンジニアリングプラスチック 事業 売上高 外部顧客への 売上高 14,438 37,314 97,620 183,404 247,986 580,764 5,767 586,531 586,531 セグメント間の内部売上高又は振替高 137 12,980 179 13,299 14,302 27,601 △ 27,601 14,439 37,451 97,620 196,385 248,165 594,063 20,069 614,133 △ 27,601 586,531 セグメント利益又は損失(△) 261 △ 780 3,931 29,626 27,006 60,045 965 61,011 61,011 セグメント資産 15,427 38,659 130,651 229,891 325,812 740,442 5,694 746,137 67,693 813,831 その他の項目 減価償却費 1,015 2,565 6,933 18,791 9,387 38,693 619 39,313 1,639 40,952 のれん償却額 18 18 18 18 持分法適用会社への投資額 10,087 5,801 15,889 15,889 15,889 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 880 1,990 10,736 9,953 43,235 66,796 304 67,101 2,359 69,461 (注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業および運輸倉庫業等を含んでおります。 2 セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権の相殺消去等 △6,558百万円 、各報告セグメントに配分していない全社資産 74,252百万円 であります。全社資産は、余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)および管理部門、基礎研究部門等にかかる資産等であります。 3 セグメント利益又は損失の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスク

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3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、ここに記載した事項は、当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではありません。 また、将来に関する事項につきましては、有価証券報告書提出日(2026年6月17日)現在において判断したものであります。 当社のリスク管理体制については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (1)サステナビリティ全般③リスク管理」をご参照ください。 (1) 市場リスク ① 市場の急激な変動に係るリスク 経済の変調による需要の急激な減少や、他社の大型プラント建設による供給過剰など、市場環境は様々な要因の影響を受ける可能性があります。当社グループの対面市場である自動車関連やIC半導体・電子デバイス分野はマーケット環境の変化が激しく、その変化が当社製品の販売価格のみならず販売量にも大きな影響を及ぼします。 また、米国をはじめとする各国の関税政策や中東情勢などの地政学リスクの顕在化による世界経済の減速が当社や当社顧客製品の商流や需要などに変化をもたらし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 [対応策] 当社グループでは、市場環境の変化に対応した新規用途・市場の開拓とともに、コストダウンの徹底など、販売数量・収益の確保の取組みを強化しております。また、各国の関税政策については、その動向と事業への影響を適時把握し、状況に応じて最適地からの供給への切り替えや価格転嫁に取り組むとともに、中東情勢の悪化に対しては、製品の安定供給を第一とし、原材料や物流コストの増加は販売価格に転嫁することで、当社収益の確保に努めております。 ② 為替変動に係るリスク 為替相場の変動は、当社グループの輸出入取引に係る交易条件、および海外グループ会社の業績の邦貨換算結果等に対して影響を及ぼします。 通常、円安は当社グループの業績に好影響を、円高は悪影響を及ぼす傾向にあります。また、海外グループ会社においては、その所在国通貨と異なる外国通貨との為替相場変動により、業績等に影響を及ぼす可能性もあります。 [対応策] 先物為替予約取引等を用いてヘッジを行っておりますが、当該リスクを完全に回避できるものではありません。なお、当社グループの海外売上高比率は、2026年3月期において65.6%であります。また、当社の試算では米ドル・円レートが1円変動すると、連結売上高で年間約23億円、連結営業利益で年間約7億円の変動をもたらすと算定しております。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

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(1) サステナビリティ全般 ①ガバナンス 当社グループでは、社長を委員長とするサステナブル経営委員会(通常3回/年)を設置し、サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)について経営レベルでの方針の審議・決定および進捗管理を行っております。さらに、LCA、調達など、サステナビリティに関連するテーマごとに立ち上げた課題別分科会では、各々の分科会において担当役員が責任者として関わっており、取り組みの強化や情報開示のさらなる充実に努めております。 マテリアリティに関連するKPI(重要業績評価指標)については、ステークホルダー・エンゲージメントを通して、定期的にインパクトを再特定し、必要に応じて修正いたします。サステナブル経営委員会においてKPIの定期的な進捗評価を行うことでCAPD サイクル※を回しております。 取締役会はマテリアリティに関連するKPIの進捗状況など、サステナブル経営委員会からの定期的な報告を受けることにより、当社グループのサステナビリティ推進状況を監督いたします。 2025年度はサステナブル経営委員会を3回開催するとともに、当該委員会における審議の充実を目的として、関連する説明および討議の機会を4回設けました。これら一連の会議体では、 GHG排出量削減等の気候変動への対応、循環型社会構築への貢献認定制度(制度名:CycloVia Ⓡ )、 サステナビリティリテラシー向上、人権に関する取組み など について討議を行い、その内容を取締役会に報告しております。 引き続きサステナビリティに関連する課題の解決、取り組みのレベルアップに向けて歩みを進めてまいります。 ※計画を起点とした活動では重要な事実を見落としてしまうおそれがあると考え、当社グループでは一般的なPDCAではなく、CAPDを改善サイクルとしております。 当社グループは、価値共創によって人々の幸せを実現するという基本理念のもと、サステナブル経営方針に基づき、事業活動を行っております。2020年度には、長期ビジョンで掲げる「循環型社会構築への貢献」の達成に向けて、マテリアリティを特定いたしました。今後も、事業活動を通じたサステナブル社会の実現を目指してまいります。 ・マテリアリティ特定の背景と考え方 サステナブル経営方針の製品(Product)・製造プロセス(Process)・働く人(People)の3つの観点から、社会課題の解決に対して当社グループの強みを生かしてどのような貢献ができるかを考えるとともに、安全・品質・コンプライアンスなどの最重要基盤に関する項目も取り上げました。 ・マテリアリティ特定プロセス ②戦略 特定したマテリアリティとそれぞれの戦略と指標・目標は次のとおりです。…

研究開発活動

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6 【研究開発活動】 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、 25,559 百万円であります。 なお、当連結会計年度において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 セグメント別の活動状況は以下の通りです。 (1) メディカル・ヘルスケア事業 当事業に係る研究開発費は 2,971 百万円であります。 [ヘルスケアSBU] ヘルスケアSBUでは、ヘルスケア分野において、特徴ある素材や技術の開発ならびに事業展開を進めております。 コスメ事業領域では、天然原料を用いた酢酸セルロースの真球状微粒子「BELLOCEA Ⓡ 」を中心に、サステナブルな化粧品原料の提供を行っております。マイクロプラスチック規制に対応可能な高い生分解性と感触を両立する粒子「BELLOCEA Ⓡ BS7」や、独自の製造技術を活かした高純度クレンジング製剤向け界面活性剤「P-PGLE MO04/MO06」(オレイン酸ポリグリセリル)など、新規製品の用途提案や顧客開拓を進めるとともに、市場ニーズを踏まえた製品開発に取り組んでおります。 健康食品事業領域では、腸内細菌によって体内で生成される成分(腸内細菌代謝物)に着目した研究開発を継続しております。既存の機能性食品素材について、科学的エビデンスの蓄積や用途提案を通じて付加価値を高め、健康食品市場におけるプレゼンス向上に取り組んでおります。 [ライフサイエンスSBU] ライフサイエンスSBUでは、医薬・バイオ分野を中心に、高度化・多様化する創薬および製剤ニーズに対応したソリューションの提供を進めております。 ファーマテックBUでは、キラル事業が主にターゲットとする低分子合成医薬に加え、成長が見込まれる中・高分子医薬およびバイオ医薬市場において、分析・分離技術を中核としたソリューションを提供しております。光学分割用カラム事業では、新規製品の継続的な開発とテクニカルサービスの強化により、引き続き高い競争力を維持しております。また、当社独自の一般分析用(アキラル)カラムについても、既存汎用製品との差別化を図りながら、ペプチドや核酸医薬などの中分子医薬分野に加え、糖などの食品分野に向けたアプリケーション開発および新規製品開発を進めております。 バイオテック製品事業では、再生医療分野を中心に、エクソソームの単離・精製装置の開発に取り組んでおります。社外協業先との検証結果を反映した試作機の製作を進めるなど、実用化・事業化を見据えた開発活動を継続しております。 メディカル事業開発部では、「One Time Energy Ⓡ 」を基盤とするエネルギー制御技術を応用した医療機器の開発を進めております。…

設備投資等の概要

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2 【主要な設備の状況】 当社グループ(当社および連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。 (1) 提出会社 2026年3月31日 現在 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) その他 合計 姫路製造所 網干工場 広畑工場 播磨工場 (兵庫県姫路市/たつの市) メディカル・ヘルスケア スマート セイフティ マテリアル エンジニアリングプラスチック 酢酸セルロース等製造設備 一酸化炭素等製造設備他 19,330 39,114 11,535 (4,173) 12,800 82,780 994 新井工場 (新潟県妙高市) メディカル・ヘルスケア スマート マテリアル レジスト用原料等製造設備他 5,370 1,692 219 (352) 1,085 8,368 92 大竹工場 (広島県大竹市) スマート マテリアル 酢酸セルロース等製造設備 有機化学品等製造設備他 6,988 8,160 3,230 (481) 1,393 19,773 453 (2) 国内子会社 2026年3月31日 現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) その他 合計 ポリプラスチックス㈱ 富士工場 (静岡県富士市) エンジニアリングプラスチック ポリアセタール樹脂製造設備他 3,323 4,325 2,290 (170) [36] 642 10,581 400 (3) 海外子会社 2026年3月31日 現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積千㎡) その他 合計 Polyplastics Asia PacificSdn. Bhd. (マレーシア国 クアラルンプール市) エンジニアリング プラスチック ポリアセタール樹脂製造設備他 8,612 4,623 833 (-) [303] 591 14,661 401 Polyplastics (Nantong) Ltd. (中国 江蘇省) エンジニアリング プラスチック ポリアセタール樹脂製造設備他 3,280 6,297 627 (-) [35] 134 10,339 111 DP Engineering Plastics (Nantong) Co.,Ltd. (中国 江蘇省) エンジニアリング プラスチック ポリアセタール樹脂製造設備他 25,967 19,202 3,057 (-) [228] 13,087 61,314 303 Polyplastics Taiwan Co., Ltd.…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

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3 【配当政策】 当社は、資産効率の最大化と最適資本構成の実現、資金調達力維持のための財務健全性確保、安定的かつ連結業績を反映した配当を総合的に勘案した、バランスのとれた利益配分を基本方針としております。 2024年度より、安定的な配当を行う姿勢を明確にするため、株主還元性向に加えて、DOE(株主資本配当率)を新たな指標として導入し、配当について、DOE4%以上を目標とするとともに、引き続き配当と機動的な自己株式取得を合わせた各年度の株主還元性向40%以上を目標としてまいりました。また、2026年度からの新中期戦略『Accelerate 2030』においては、安定かつ継続的な累進配当を実現するため、DOEの目標を5%以上に引き上げるとともに、還元総額を維持・増額するため、株主還元性向の目標も60%以上へ引き上げることといたしました。 毎事業年度における配当の回数につきましては、第2四半期末日および期末日を基準とした年2回の配当を実施する方針であります。 これらの配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当につきましては取締役会であります。 上記の方針に基づき、当事業年度の期末配当につきましては、普通配当を1株につき 30円 とさせていただくことを、2026年6月19日開催予定の当社第160回定時株主総会に付議する予定であります。これにより、中間配当を含めた当事業年度の1株当たり年間配当は前年度と同額の 60円 となります。 内部留保資金につきましては、新規事業展開および既存事業強化のための研究開発、設備の新・増設、効率化など、業容の拡大と高収益体質の強化のための投資に充当し、将来の事業発展を通じて、株主の皆様の利益向上に努めたいと存じます。 なお、当社は、毎年9月30日を基準日として会社法第454条第5項に規定する中間配当をすることができる旨を定款に定めております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。 決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 2025年11月6日 取締役会決議 7,964 30 2026年6月19日 定時株主総会決議(予定) 7,661 30

従業員の状況

抜粋表示 / 原文長 約2894文字

5 従業員の状況等 (1) 人材戦略に関する基本方針等 参照 同左 同左 重大保安事故件数 0(ゼロ)件を継続 0件 0件 ・クライシスアセスメントによる被害の極小化 過去トラブル(労災、保安防災)に基づいた安全教育実施率 100%を継続 100% 100% ―化学品安全と品質の向上― 内容 指標 目標 実績 2023年度 2024年度 ・品質マネジメントの強化による品質不具合の再発防止 ・化学物質情報の一元管理と情報の提供 RC関連法規の監査実施率 100%を継続 100% 100% 化学品規制違反件数 0(ゼロ)件 0件 0件 製品安全に起因したトラブル件数 0(ゼロ)件 0件 0件 顧客苦情への24時間以内の1次回答率 2025年度:100% 89.0% 87.4% 4,6 顧客説明完了25日以内達成率 2028年度:100% (2024年度からの取組み) 70% 4,6 ―人権の尊重― 内容 指標 目標 実績 2023年度 2024年度 ・人権デュー・ディリジェンスの構築と実施 ・人権侵害の是正・救済の仕組みの構築や教育 ダイセルグループに対する人権デュー・ディリジェンスの進捗率 2025年度:100% 100%(2019年度~2025年度) 国内 19社/19社、海外 34社/34社 サプライヤーに対する人権デュー・ディリジェンスの年次計画に対する進捗率 100%継続 (2024年度に設定) (国内外のサプライヤーへ人権DD実施し、課題に応じてサプライヤーをフォロー、50件を改善) 100% ―働きやすい企業文化の醸成― 内容 指標 目標 実績 2023年度 2024年度 ・労働時間短縮と有給休暇取得率向上 連続休暇取得率(年一回5日連続休暇) 2025年度:100% 72.2% 69.2% ・柔軟な働き方への支援 男性育児休業取得率 2025年度:100% 89.8% 94.…

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約15523文字

(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】 コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、「価値共創によって人々を幸せにする会社」という基本理念のもと、企業価値の向上を通じて、多様なステークホルダーの利益に貢献するべく、コーポレート・ガバナンスの強化を重要な経営課題として認識しております。事業環境の変化に迅速に対応できる効率的かつ機動的な組織体制を整備する一方で、経営の透明性や適法性を確保することにより、持続的な企業価値の向上を実現するため、実効性の高い企業統治体制の維持・強化に努めてまいります。 企業統治の体制 ・組織形態 当社は監査役会設置会社であります。 ・企業統治の体制の概要 当社は、取締役の過半数を占める社外取締役を選任し、その見識を踏まえた意見や指摘を受けることで取締役会における経営判断の適切性と監督機能を強化しております。一方、執行役員制を導入することにより、意思決定・監督機能と業務執行機能の分離を明確にし、経営環境の変化に迅速に対応できる機動的な業務執行体制の強化を通じて、ステークホルダーへの合理的な配慮を伴った、企業価値の持続的向上に努めております。 提出日現在(2026年6月17日)の体制における会社の機関の概要は次のとおりであります。 監督機関 取締役会 当社は、取締役会の役割を、当社の目指すべき方向性を定め、そこに向けた具体的な戦略を構築すること、およびその遂行状況を、客観的な立場から監督することにあると認識しており、これらの実効性を確保するため、当社取締役会は、当社事業に精通した社内取締役5名、および主に企業経営の分野において豊富な経験を有する多様な属性の社外取締役6名で構成しております。その属性は「(2)役員の状況」に記載のとおりであり、取締役の過半数を占める社外取締役が、客観的な立場から、経営陣に対して意見を述べることができる構成としております。 なお、当該社外取締役6名は、当社「社外役員の独立性に関する基準」((2)役員の状況に記載)を満たしております。 当社取締役会は、原則として月1回開催し、当社取締役会規程に基づいて、経営に関する重要事項について意思決定を行うとともに、職務執行および業務執行を監督しております。また、社外監査役3名を含む監査役4名が出席し、必要があると認めたときは、適宜、意見陳述を行っています。 なお、株主による取締役の信任の機会を増やすことにより取締役の経営責任を明確化して、コーポレート・ガバナンスのさらなる向上を図るため、取締役の任期を1年としております。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約2626文字

5 【重要な契約等】 (1)事業提携、事業再編等 当社は、当社の連結子会社であるポリプラスチックス株式会社(以下、ポリプラスチックス)の全事業(ただし、ポリプラスチックスが保有する子会社及び関連会社の株式に関する保有及び管理事業を除く。)を2026年4月1日付で吸収分割により当社が承継することを2026年1月15日付の取締役会で決議し、同日付で吸収分割契約を締結しました。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(重要な後発事象)」をご参照ください。 (2)合弁関係 株式会社ダイセル(当社) 締結先 合弁会社名 設立の目的 資本金 設立年月日 KHネオケム㈱ 協同酢酸㈱ (連結子会社) メタノール法による 酢酸の製造・販売 3,000百万円 当社出資比率92% 1977年7月5日 ポリプラスチックス株式会社(連結子会社) 締結先 合弁会社名 設立の目的 資本金 設立年月日 長春石油化学股份有限公司 (台湾) 長春人造樹脂厰 股份有限公司 (台湾) Polyplastics Taiwan Co., Ltd.(台湾) (連結子会社) ポリアセタール樹脂の製造・販売 1,590百万NT$ ポリプラスチックス㈱ 出資比率75% 1988年6月18日 三菱瓦斯化学㈱ Korea Engineering Plastics Co., Ltd.(韓国) ピーティーエム・ホールディングス㈱ (連結子会社) PTM Engineering Plastics (Nantong) Co., Ltd.の持株会社 10百万円 ポリプラスチックス㈱ 出資比率71% 2002年7月15日 グローバルポリアセタール㈱ ピー・ホールディングス㈱ (連結子会社) DP Engineering Plastics (Nantong)Co., Ltd. の持株会社 24,000百万円 ポリプラスチックス㈱ 出資比率70% 2021年12月1日 Daicel (China) Investment Co., Ltd. (連結子会社) 締結先 合弁会社名 設立の目的 資本金 設立年月日 西安北方恵安化学工業有限公司(中国) 中国煙草総公司陝西省公司(中国) 陜西中煙工業有限責任公司 (中国) Xi'an Huida Chemical Industries Co., Ltd. (中国) (持分法適用関連会社) アセテート・トウの製造・販売 248百万元 Daicel(China) Investment Co.,Ltd. 出資比率30% 1992年7月1日 西安北方恵安化学工業有限公司(中国) 陜西中煙投資 管理有限公司 (中国) Ningbo Da-An Chemical Industries Co., Ltd. (中国) (持分法適用関連会社) 酢酸セルロース等の製造・販売 7,322.…

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約2236文字

(6) 【大株主の状況】 2026年3月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式 (自己株式を除く。)の総数に 対する所有株 式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) 東京都港区赤坂1-8-1 35,294 13.81 ㈱日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1-8-12 26,472 10.36 日本生命保険(相) 東京都千代田区丸の内1-6-6 17,402 6.81 NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST (常任代理人 香港上海銀行東京支店) 50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT,UK (東京都中央区日本橋3-11-1) 9,689 3.79 富士フイルムホールディングス㈱ 東京都港区西麻布2-26-30 8,390 3.28 ダイセルグループ従業員持株会 大阪市北区大深町3-1 6,791 2.65 NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店) 50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT,UK (東京都中央区日本橋3-11-1) 6,359 2.49 ダイセル持株会 大阪市北区大深町3-1 6,104 2.39 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A (東京都港区港南2-15-1) 5,679 2.22 ㈱三井住友銀行 東京都千代田区丸の内1-1-2 5,322 2.08 127,508 49.92 (注) 1 上記所有株式数のうち信託業務にかかるものは、日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)35,294千株、 ㈱日本カストディ銀行(信託口)26,472千株であります。 2 2025年3月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書に関する変更報告書において、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが2025年3月17日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができないため、上記大株主の状況には含めておりません。…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2026Q2
使用モデル
gemma4:12b

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