事業の内容
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/ 原文長 約2381文字
3【事業の内容】 当社グループは、株式会社ダイセル(当社)および子会社64社、関連会社12社より構成されております。 当社グループが営んでいる主な事業内容は、セルロース製品、有機合成製品、合成樹脂製品、火工品製品その他の製造・販売であり、当該事業に係る当社および子会社、関連会社の位置付けは次のとおりであります。 なお、次の5部門は「第5 経理の状況 1 (1) 連結財務諸表 注記」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 セルロース事業: 当社が、酢酸セルロース、たばこフィルター用トウなどを製造・販売しております。 連結子会社ダイセルファインケム㈱が、アセテート・プラスチック、セルロイドおよびその成形加工品、CMC、HECなどを製造・販売しております。 連結子会社Daicel (Asia) Pte. Ltd.が当社の供給製品を海外において販売しております。 上記の他10社が当事業部門に携わっております。 有機合成事業: 当社が、酢酸誘導体、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物、光学異性体分離カラムなどを製造・販売しております。 連結子会社協同酢酸㈱が、当社から原料の一酸化炭素およびメタノールの供給を受けて酢酸を製造・販売しております。また、同社は当社に酢酸を供給しております。 連結子会社大日ケミカル㈱が、各種化学薬品を製造・販売しております。また、同社は当社よりカプロラクトンモノマーなどの供給を受けるとともに、当社にポリカプロラクトンなどを供給しております。 連結子会社ダイセルファインケム㈱が、各種工業薬品を販売しております。 連結子会社Chiral Technologies, Inc.、Chiral Technologies Europe S.A.S.、Daicel Chiral Technologies (China) Co., Ltd.、Daicel Chiral Technologies (India) Pvt. Ltd.が、光学異性体分離カラムを販売するとともに、同事業に関する技術サービスを行っております。 連結子会社Daicel ChemTech, Inc.、Daicel (Asia) Pte. Ltd.、Daicel (Europa) GmbHが当社の供給製品を海外において販売しております。 上記の他9社が当事業部門に携わっております。 合成樹脂事業: 連結子会社ポリプラスチックス㈱、Polyplastics Taiwan Co., Ltd.、Polyplastics Asia Pacific Sdn. Bhd.およびPTM Engineering Plastics (Nantong) Co., Ltd.が、ポリアセタール樹脂などのエンジニアリングプラスチックを製造・販売しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2002文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標 当社グループが変わらず大切にする思いとともに、今後大胆に変えなければならないことを、2020年度を開始年度とする新長期ビジョン『DAICEL VISION 4.0』および新中期戦略『Accelerate 2025』で明確にいたしました。 ①長期ビジョン『DAICEL VISION 4.0』の概要 めざすこと ・社会と人々の幸せに貢献する ・地球や人にやさしい方法で実現する ・働く人がやりがいを実感できる 四つのトリガーと注力する市場 ・健康(ヘルスケア) コスメ・健康食品・メディカル ・安全・安心(セイフティ) モビリティ・インダストリー ・便利・快適(スマート) ディスプレイ・IC/半導体・センシング ・環境 水処理・生分解性樹脂 成長&加速戦略 ・Operation-Ⅰ 原ダイセル 現状の事業に加え注力するドメインを含めた領域 ・Operation-Ⅱ 新ダイセル 既存事業の周辺領域で M&A や提携による領域拡大 ・Operation-Ⅲ 新企業集団 垂直統合型のサプライチェーンに水平方向の統合を視野に入れたクロスバリューチェーン ②中期戦略『Accelerate 2025』の概要 本中期戦略は長期ビジョンで示す「原ダイセル」と「新ダイセル」の実行と「新企業集団」の実行準備を同時に進めるフェーズとして位置づけております。 1.全社戦略 クロスバリューチェーン実現に向けた取り組み ・サプライチェーンの垂直/水平方向との連携 ・新企業集団を見据えた、組織変更に対して柔軟に組み替え可能なデジタルアーキテクチャの構築 事業ポートフォリオ ・「健康」・「安全・安心」・「便利・快適」・「環境」における価値提供型事業へシフト ・ビジネスユニット(BU)の特性に応じた KPI の設定とその進捗による資源配分 2.…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約451文字
(3) 経営環境及び会社の対処すべき課題 今後の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、サプライチェーンの分断による生産活動の低下、消費マインドの悪化による需要減少などに加え、金融・商品市場の大きな変動も予想され、さらには地政学リスクが懸念材料としてくすぶるなど、先行きは極めて不透明であり、当社グループを取り巻く環境も予断を許さないものと認識しております。今般の世界規模で拡大した新型コロナウイルス感染症が人々の生活様式や企業活動を大きく変化させましたが、そのような中にあっても、当社グループが、企業の存続基盤である安全・品質・コンプライアンスを最優先に、人にやさしいモノづくりの実現に取り組んでいくことに何ら変わりはありません。感染予防・感染拡大防止対策を徹底し、お客様への商品の安定供給と各種サービス活動を継続するとともに、このような予期せぬ環境変化にも迅速、柔軟に対応できる組織や仕組みに改革し、不透明な状況でも、業績回復と次の成長に向けた取り組みを強力に推進してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6513文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は、米中貿易摩擦の深刻化、中国の景気減速、日韓関係の悪化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大など、先行き不透明な状況のうちに推移しました。 このような環境の中、当社グループは、コストダウンを徹底するとともに、基盤強化の取り組みを加速させるなど業績の向上に懸命に取り組んでまいりましたが、中国の景気減速の影響や自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)の他社リコール代替品供給の終息に伴う販売品種構成の変化などの影響を受けました。さらに第4四半期に新型コロナウイルス感染症拡大による中国での需要減少により、自動車エアバッグ用インフレータやエンジニアリングプラスチックなどの販売が減少したこともあり、当連結会計年度の業績は前年度と比較し減収減益となりました。 当連結会計年度の売上高は4,128億26百万円(前年度比11.2%減)、営業利益は296億44百万円(同42.1%減)、経常利益は317億81百万円(同40.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、火工品事業で147億57百万円の減損損失を特別損失として計上したこともあり、49億78百万円(同85.9%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 セルロース事業部門 酢酸セルロースは、たばこフィルター用途や、液晶表示向けフィルム用途の販売数量減少などにより、減収となりました。 たばこフィルター用トウは、世界的に需給が緩んでいる中、主要顧客でのシェア拡大や新規顧客開拓に取り組んだことにより、販売数量は増加し、増収となりました。 当部門の売上高は、757億44百万円(前年度比9.0%減)、営業利益は、酢酸セルロースの販売数量の減少などにより、114億71百万円(同28.3%減)となりました。 有機合成事業部門 主力製品の酢酸及び合成品は、市況の下落および中国の景気減速の影響などによる国内外の販売数量の減少により、減収となりました。 機能品は、需給の逼迫が続いている脂環式エポキシの販売数量が増加したものの、中国の景気減速などの影響により自動車分野、電子材料分野、化粧品分野向け製品の需要が減少し、全体としては、減収となりました。 光学異性体分離カラムなどのキラル分離事業は、充填剤の販売などが減少したものの、新規事業が順調に伸びたことにより、売上高は横這いとなりました。 当部門の売上高は、801億42百万円(前年度比10.…
セグメント関連
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/ 原文長 約2274文字
3.報告セグメントごとの売上高および利益または損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 セルロース事業 有機合成事業 合成樹脂事業 火工品事業 売上高 外部顧客への売上高 83,241 89,515 175,855 107,882 456,494 8,364 464,859 464,859 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,726 19,873 15 22,616 11,031 33,647 △ 33,647 85,968 109,389 175,870 107,882 479,111 19,395 498,507 △ 33,647 464,859 セグメント利益 16,006 14,391 20,622 15,593 66,612 589 67,202 △ 16,031 51,171 セグメント資産 104,879 92,468 169,193 117,251 483,794 11,552 495,346 159,444 654,791 その他の項目 減価償却費 8,338 6,003 4,991 8,793 28,128 426 28,554 1,489 30,044 のれん償却額 12 494 506 101 608 608 持分法適用会社への投資額 7,282 144 2,793 10,220 10,220 10,220 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 2,890 22,069 6,106 10,790 41,857 634 42,491 2,202 44,694 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業および運輸倉庫業等を含んでおります。 2 調整額の内容は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない提出会社における基礎研究および管理部門等に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権の相殺消去等△3,219百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産162,664百万円であります。全社資産は、余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)および管理部門、基礎研究部門等にかかる資産等であります。 (3)減価償却費、有形固定資産および無形固定資産の増加額の調整額は、管理部門、基礎研究部門等にかかるものであります。 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…