サステナビリティ
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/ 原文長 約9113文字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 (サステナビリティ共通の考え方) 企業を取り巻く環境は、世界規模で大きく変化しています。社会・環境問題に対する国際的な取り組みの進展、紛争や国家間対立に起因する地政学的リスク増大、感染症の世界的流行などは、企業活動や将来計画へ大きな影響を与えます。 クレハグループは、サステナビリティ基本方針『クレハグループ企業理念を実践し、独自性のある差別化された商品と技術を産み出すことにより未来を創造し、継続的な経済価値の向上と社会課題解決への貢献を推進する。』の考えに基づき、財務と非財務の目標を統合した経営戦略のもと、サステナビリティ経営を進めています。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1)ガバナンス 当社グループは、取締役会の監督機能の明確化とサステナビリティ推進体制の一層の強化を目的として、2026年4月1日付で、主に取締役会メンバーで構成されていたサステナビリティ委員会を廃止し、サステナビリティ推進委員会を中核とするガバナンス体制へ再編しました。各会議体の役割は以下のとおりです。 ① 取締役会 取締役会は、当社グループのサステナビリティに関する重要事項を決定しています。サステナビリティ推進委員会の提言に基づき、「マテリアリティ」と「マテリアリティ」への取組みを反映した中長期経営計画を決定しています。また、サステナビリティ推進委員会および主管部門から年2回以上、「マテリアリティ」に関する活動の報告を受け、監督を行っています。 ② サステナビリティ推進委員会 当社グループのサステナビリティ活動を具体的に推進することを目的に、サステナビリティ推進委員会を設置しています。サステナビリティ推進委員会は、企業理念に合致し、当社グループの継続的な経済価値の向上と社会課題解決への貢献のために、財務資本と非財務資本を統合し、特に注力すべき経営課題を「マテリアリティ」として特定し、取締役会へ上程しています。さらに、ステークホルダーと連携して課題の解決に取り組むとともに、当社グループの資本の最大化をめざしています。具体的には、中長期経営計画に基づいた課題解決の具体的な計画を傘下の専門部会(グリーントランスフォーメーション部会、人的資本部会)および主管部門との協働で策定し、その活動のマネジメントを行っています。これらの結果は、取締役会に対して年2回以上、年度の進捗と事案によっては適時、報告を行います。 本委員会は、代表取締役社長兼CEOが委員長を務め、会長、全執行役員、マテリアリティの主管部門長および委員長が指名したグループ会社社長で構成しています。…
研究開発活動
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/ 原文長 約1818文字
6 【研究開発活動】 クレハグループとしての研究開発は、当社が主体となって取り組んでいます。当社の企業理念である「価値ある商品・技術を創出して、持続可能な社会の発展に貢献する」ことを通じて、「どこにもなければ、創ればいい“ナケレバ、ツクレバ”」の開発精神のもと、独自技術と他社差別化技術を主軸としてスペシャリティを追求し、未来を拓く社会貢献企業を目指しています。そして「ライフ」「環境・エネルギー」「情報通信」等の領域につきまして、当社が強みを持つ技術を活用できる分野を重点分野と位置づけて活動を推進しています。 研究開発は、研究開発本部と新事業推進本部で、「既存事業の持続的な収益性の維持・向上」および「新事業・新製品の創出」に向け、関連する事業部、生産・技術本部等の関連部署、生産グループ会社と連携を深めて、研究開発のスピードアップを図っています。特に研究開発を進める上で重要な課題創出力並びに課題解決力の向上と人材育成に取り組んでいます。課題創出力は、有望なテーマを設定する力と捉え、プロダクトアウトからマーケットインへ発想を転換する中で先行技術や市場情報調査とマーケティングを担うインテリジェンスグループを研究開発本部内に設け有望なテーマ設定を進めています。課題解決力の向上を目指し、生産・技術本部傘下で先端技術を扱うイノベーションテクノロジー部と連携しながら、当社が保有する技術・知見の活用にMI(マテリアルズインフォマティクス)、CAE(コンピューターによるエンジニアリング)、デジタルツインなどの最先端手法を取り入れる取り組みを進めています。人材育成では、既存製品開発、新事業開発、プロセス開発などのミッションごとに必要なスキルを設定した上で、それぞれ若年層の技術系社員に習得してもらうことを戦略的に進めています。その上でスキルを習得した30歳台前半の社員に新製品の上市や新事業の創出などで成功体験を得させた上で更に高度な仕事が出来る様な取り組みを開始しました。 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は 7,170 百万円です。 その概要は次のとおりです。 ① 機能製品事業 「KFポリマー」(フッ化ビニリデン樹脂)については、HEV(ハイブリッド自動車)やEV(電気自動車)に搭載される大型リチウムイオン二次電池用バインダーの新グレード開発を進めています。特に当社が世界トップシェアを誇る三元系(ニッケル、マンガン、コバルト)正極用と需要が拡大するリン酸鉄系(LFP)正極に対応した新グレート開発の新グレード開発に注力しています。 「PGA」(ポリグリコール酸樹脂)は、市場ニーズを捉えた性能や機能の差別化ならびに新グレード開発を推進しています。…
設備投資等の概要
抽出本文
/ 原文長 約549文字
2 【主要な設備の状況】 (1)提出会社 2026年3月31日 現在 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の 内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (名) 建物及び 構築物 機械装置 及び 運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 いわき事業所 (福島県いわき市) 機能製品事業 化学製品事業 樹脂製品事業 製造・研究 開発設備 (注)3 23,020 22,423 10,603 (1,283,534) 1,481 57,528 929 樹脂加工事業所 (茨城県小美玉市他) 機能製品事業 樹脂製品事業 製造設備 1,505 2,527 363 137 4,534 273 ( 179,353) 樹脂加工研究所 (茨城県小美玉市) 機能製品事業 樹脂製品事業 研究開発 設備 352 574 649 202 1,778 63 ( 47,187) 本社・営業所他 (東京都中央区他) 機能製品事業 化学製品事業 樹脂製品事業 販売・管理・研究開発設備 957 152 1,190 2,300 366 本社・いわき事業所他 賃貸設備 1,356 144 452 18 1,971 ( 124,119) (注)1 現在休止中の主要な設備はありません。 2 その他には、使用権資産を含んでいます。