事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約713文字
3 【事業の内容】 当社グループの企業集団は、当社及び連結子会社2社の3社から構成されております。 当連結会計年度において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、HORIZON FARMS株式会社の株式取得に伴い連結子会社としたことにより、「オーガニックEC事業」を新たに報告セグメントに加えることといたしました。 また、報告セグメントの名称を「液卵関連事業」「調味料関連事業」からそれぞれ「液卵事業」「調味料事業」に変更することとし、「その他」に含めていた「太陽光発電事業」については、報告セグメントとして識別する意義が乏しくなったため、「液卵事業」「調味料事業」に含める変更を行っております。 当連結会計年度における、各区分における主な事業内容と主要な関係会社の異動は、概ね次のとおりであります。 液卵事業 当事業においては、鶏卵を割卵して卵殻を取り除いた「液卵」「凍結卵」を製造販売しております。多くの業務用加工食品に使用される食の半導体ともいうべき「液卵」「凍結卵」の安定品質、安定供給力を認められ、主に大手食品メーカーや外食向けに納入しております。 (主な関係会社)当社 調味料事業 当事業においては、業務用粉体調味料及び顆粒調味料等を製造販売しております。開発力や商品力を認められ、主に大手食品メーカーに納入しております。 (主な関係会社)日本化工食品株式会社 オーガニックEC事業 当事業においては、オーガニック商品及びオールナチュラル商品を仕入れ、ECサイトにて販売しております。主に個人顧客向けに販売しております。 (主な関係会社)HORIZON FARMS株式会社 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3077文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「わが社は、高い倫理観を保ち、浮利を追わず、質実剛健と先憂後楽の社風を確立して、社業の発展に努め、以って取引先、従業員並びに株主に対する企業責任を全うし、社会に貢献することを旨とする。」という経営理念に基づき、販売先である食品業界へは徹底した品質管理のもと安定した製品を安定的に供給し、仕入先である鶏卵業界へは需要期、不需要期のアンバランスをなくす需給調整機能を提供し、「食のインフラ」として国民の豊かな食生活に貢献してまいります。また、当社の存在意義(パーパス)として、市場には流通しない規格外卵を様々な食品の原料として使用される「食の半導体」ともいうべき「液卵」「凍結卵」にして、安定した量を安定した品質により適正価格で提供し、顧客との継続的な関係を構築する「サステナブルサプライ」を実現し社会に貢献してまいります。 連結子会社である日本化工食品株式会社は、「1.この仕事を通じて社会に貢献する。2.この仕事を通じて魅力ある立派な人間を育成する。3.取引先より信用と信頼を得られる魅力ある商品を創造する。4.魅力ある会社、魅力ある工場にしていく。」という企業理念に基づき、調味料等の製造と販売により、社会に貢献してまいります。 また、HORIZON FARMS株式会社は、「Good Farms, Better Food(良質の食品は、健全な農家から)」というコンセプトに基づき、消費者の皆様により良い商品の選択肢を提供してまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、 2030年度に液卵販売数量8万トン、業界シェア20%を目指しており、また 連結売上高経常利益率8%以上を安定的に確保することを目標としております。この数値を会社の持続的な成長のための製造設備や研究開発等への積極的な投資の源泉、株主に対する利益還元の源泉、また従業員の持続的な所得向上等の従業員満足度向上のための源泉と位置づけ、この指標を達成できるよう努力してまいります。 (3)経営環境、経営戦略及び対処すべき課題 当社グループが属する食品業界におきましては、原材料価格の高騰や円安を背景とする食品価格の値上げによる消費者の生活防衛意識の強まりや、国内の人口減少に伴う国内需要の減少が続くことが予想されます。加えて、鶏卵業界では、 飼料価格の高騰等に伴う生産コスト増による鶏卵生産意欲の低下に加え、大規模な鳥インフルエンザの発生に伴い、鶏卵相場の不安定な動きが続いており、鶏卵市況の不確実性が増してきております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3077文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「わが社は、高い倫理観を保ち、浮利を追わず、質実剛健と先憂後楽の社風を確立して、社業の発展に努め、以って取引先、従業員並びに株主に対する企業責任を全うし、社会に貢献することを旨とする。」という経営理念に基づき、販売先である食品業界へは徹底した品質管理のもと安定した製品を安定的に供給し、仕入先である鶏卵業界へは需要期、不需要期のアンバランスをなくす需給調整機能を提供し、「食のインフラ」として国民の豊かな食生活に貢献してまいります。また、当社の存在意義(パーパス)として、市場には流通しない規格外卵を様々な食品の原料として使用される「食の半導体」ともいうべき「液卵」「凍結卵」にして、安定した量を安定した品質により適正価格で提供し、顧客との継続的な関係を構築する「サステナブルサプライ」を実現し社会に貢献してまいります。 連結子会社である日本化工食品株式会社は、「1.この仕事を通じて社会に貢献する。2.この仕事を通じて魅力ある立派な人間を育成する。3.取引先より信用と信頼を得られる魅力ある商品を創造する。4.魅力ある会社、魅力ある工場にしていく。」という企業理念に基づき、調味料等の製造と販売により、社会に貢献してまいります。 また、HORIZON FARMS株式会社は、「Good Farms, Better Food(良質の食品は、健全な農家から)」というコンセプトに基づき、消費者の皆様により良い商品の選択肢を提供してまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、 2030年度に液卵販売数量8万トン、業界シェア20%を目指しており、また 連結売上高経常利益率8%以上を安定的に確保することを目標としております。この数値を会社の持続的な成長のための製造設備や研究開発等への積極的な投資の源泉、株主に対する利益還元の源泉、また従業員の持続的な所得向上等の従業員満足度向上のための源泉と位置づけ、この指標を達成できるよう努力してまいります。 (3)経営環境、経営戦略及び対処すべき課題 当社グループが属する食品業界におきましては、原材料価格の高騰や円安を背景とする食品価格の値上げによる消費者の生活防衛意識の強まりや、国内の人口減少に伴う国内需要の減少が続くことが予想されます。加えて、鶏卵業界では、 飼料価格の高騰等に伴う生産コスト増による鶏卵生産意欲の低下に加え、大規模な鳥インフルエンザの発生に伴い、鶏卵相場の不安定な動きが続いており、鶏卵市況の不確実性が増してきております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4927文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業が賃上げに努めてはいるものの、インフレによる物価の上昇や、税金・社会保険料の増加等による可処分所得いわゆる手取りの減少、また人口減とそれに伴う労働力不足に加え、アメリカの新政権の経済政策の影響等により、景気の先行きには注視が必要な状況にあります。 食品業界におきましては、経費や人件費の高騰の影響等により原材料価格や製商品価格の値上げが続いております。 当社グループとしては、持続的成長と競争力向上のために、以下のような取り組みを行ってまいりました。 まず、中期的な成長戦略として、主要な事業セグメントである液卵事業において、2030年度の液卵の販売数量8万トン、業界でのシェア20%を目標に、製品の供給能力の増大のための積極的な設備投資を進めました。 さらに、人的資本経営の強化のために、初任給を大幅に上げること等による次世代を担う人材の採用の促進、高い職務能力を持った多様な人材の育成、継続的なベースアップや健康経営優良法人の取得を始めとした従業員エンゲージメントの向上等を行ってまいりました。 このような状況の中、当社グループの当連結会計年度の連結売上高につきましては、液卵事業において、液卵の販売数量が過去最高となったことや、 2024年7月に HORIZON FARMS株式会社の全株式を取得したことに伴い同社の売上高を新たに連結したこと等により、前連結会計年度に比べ 4.3%増 の 25,557百万円 となり過去最高となりました。 損益につきましては、上述のとおり液卵事業において液卵の販売数量が過去最高になったことや、調味料事業の損益が堅調だったこと、また、HORIZON FARMS株式会社の損益を新たに連結したこと等により、連結営業利益は同 69.8%増 の 2,998百万円 、連結経常利益は同 68.5%増 の 3,049百万円 となり、いずれも11期連続の増益で最高益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、同 31.6%増 の 2,102百万円 となり、6期連続の増益で最高益となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1191文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注) 連結 財務諸表 計上額 液卵事業 調味料事業 オーガニック EC事業 売上高 外部顧客への売上高 23,297 1,206 24,503 24,503 セグメント間の内部 売上高又は振替高 274 274 △ 274 23,297 1,480 24,777 △ 274 24,503 セグメント利益 1,695 70 1,766 1,766 セグメント資産 13,760 1,143 14,904 △ 267 14,636 セグメント負債 4,658 311 4,970 △ 27 4,943 その他の項目 減価償却費 426 27 453 453 特別利益 207 207 207 (固定資産売却益) (収用補償金) 207 207 207 特別損失 (固定資産除売却損) 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 476 483 483 (注)1 セグメント売上高の調整額△274百万円は、セグメント間の内部売上高消去額であります。 2 セグメント資産の調整額△267百万円及びセグメント負債の調整額△27百万円は、セグメント間取引の調整であります。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注) 連結 財務諸表 計上額 液卵事業 調味料事業 オーガニック EC事業 売上高 外部顧客への売上高 23,675 1,239 642 25,557 25,557 セグメント間の内部 売上高又は振替高 103 103 △ 103 23,675 1,343 642 25,660 △ 103 25,557 セグメント利益 2,908 91 39 3,039 △ 41 2,998 セグメント資産 14,661 1,260 840 16,762 △ 13 16,749 セグメント負債 4,979 377 244 5,601 △ 13 5,588 その他の項目 減価償却費 470 24 496 496 のれんの償却額 47 47 47 特別損失 20 20 20 (固定資産除売却損) 20 20 20 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,622 108 1,730 1,730 (注)1 セグメント売上高の調整額△103百万円は、セグメント間の内部売上高消去額であります。 2 セグメント利益の調整額△41百万円は、 全社費用である子会社株式の取得関連費用であります。 3 セグメント資産の調整額△13百万円及びセグメント負債の調整額△13百万円は、セグメント間取引の調整であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3118文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 液卵事業につきましては、液卵売上高は、前連結会計年度に比べ 0.3%増 の 22,031百万円 となりました。これは主に、上期において鶏卵相場(全農東京M基準値)の平均が低下し連動する販売単価も低下した一方で、前述のとおり販売数量が過去最高となったことや、下期において 人件費や各種経費等の上昇に対応すべく 販売価格の改定を進めたこと等によるものであります。なお、売上の指標である販売数量につきましては、2022年度に多発した鳥インフルエンザの影響に伴い減少していた製パンメーカー向けや菓子メーカー向けの液卵販売数量が回復したことや、液卵の供給不足時に当社が安定供給に尽力したことが評価され当社の液卵販売数量が増加したこと、また新規顧客との取引が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ11.8%増の6.5万トンとなり過去最高となりました。加工品売上高は、販売価格の改定や卵加工品の販売の増加等により同 39.5%増 の 1,365百万円 、その他売上高は鶏卵販売の減少等により同 19.8%減 の 278百万円 となりました。この結果、当セグメント合計の売上高は同 1.6%増 の 23,675百万円 となりました。 調味料事業につきましては、 当社グループ内での委託加工販売が減少したこと 等により、前連結会計年度に比べ 9.3%減 の 1,343百万円 となりました。 オーガニックEC事業の売上高につきましては 642百万円 となりました。これは主に、 2024年7月に HORIZON FARMS株式会社の全株式を取得したことに伴い、同社の売上高を新たに連結するとともに新たな事業セグメントとしており、会社(ブランド)の認知の広がりに伴い顧客数が増加したことに加え、冷凍フルーツやスープパウダーの販売が好調だったこと等によるものであります。 この結果、セグメント間の内部売上高を除いた連結売上高は前連結会計年度に比べ 4.3%増 の 25,557百万円 となり、過去最高となりました。…