株式会社Veritas In Silico

証券コード: 130A / 対象年度: 2023 / 提出日: 2024-03-15
業種 医薬品

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

独自のインシリコRNA構造解析技術「ibVIS®」を活用し、従来の創薬では困難だったmRNAを標的とする低分子医薬品の創出に取り組む企業。製薬会社との共同研究を通じた「プラットフォーム型」ビジネスを展開しており、将来的に自社パイプラインを持つ「ハイブリッド型」、さらには「スペシャリティファーマ」への転換を目指す革新的な創薬技術企業です。

主な事業領域

独自のインシリコRNA構造解析技術を用いたmRNA標的低分子医薬品の創出および関連するRNA領域の創薬研究。

主な製品・サービス

  • ibVIS® プラットフォーム
  • mRNA標的低分子創薬
  • その他mRNA関連創薬

ビジネスモデル

独自の創薬プラットフォームを活用し、複数の製薬会社と共同で創薬研究を実施する「プラットフォーム型」ビジネス。将来的に自社パイプラインを保有する「ハイブリッド型」へ移行予定。

セグメント・事業構成

創薬プラットフォーム事業(単一セグメント)

戦略・方向性

短期的にはパートナーシップによるプラットフォーム型の拡大、中期的には自社パイラインも含むハイブリッド型への移行、長期的にはスペシャリティファーマへの転換を目指す。

強みとして読み取れる点

  • 独自のインシリコRNA構造解析技術(ibVIS®)
  • mRNA標的低分子創薬という未開拓の「ブルーオーシャン」へのアプローチ
  • 製薬大手との共同研究実績

課題として読み取れる点

  • 持続的・安定的な事業収益の獲得
  • 優秀な人材の確保・育成
  • 技術競争力の強化(競合他社やバイオテック企業との競争)
  • 知的財産の保護

確認ポイント

  • 製薬会社との新規共同創薬契約の獲得数
  • 自社パイプラインへの移行に向けた準備状況
  • mRNA関連の事業領域拡大の進捗

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供されたテキストに事業内容、戦略、課題、主要な提携先が具体的に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

研究開発における期間・コストの増大や成功率の低さといった不確実性が、事業・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。提携先の都合による契約の中止や変更は、事業戦略や計画の変更を招くリスクがある。知的財産権に関する紛争は、時間・費用・レピュテーションへの悪影響を伴う。また、将来的な自社パイプライン開発に向けた継続的な資金調達と先行投資が必要であり、適切な時期に確保できない場合は財務基盤に影響する。薬機法等の規制や市場成長性の不確実性もリスクとして挙げられている。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

mRNA標的低分子医薬品の創出に向けた独自技術「ibVIS®」を核としたプラットフォーム型ビジネスを展開。高い技術的優位性と独自の契約構造によるリスク分散、および将来的なハイブリッド型への移行を見据えた成長戦略が明確。

成長方針

独自のインシリコRNA構造解析技術「ibVIS®」を活用したmRNA標的低分子医薬品の創出。製薬会社との共同開発によるプラットフォーム型から、将来的に自社パイプラインも保有するハイブリッド型への移行を目指す。

資本政策

プラットフォーム型ビジネスによる安定した収益確保と、将来的な自社パイプライン開発(ハイブリッド型)への移行を見据えた資金調達・投資方針。上場後の資金は技術強化および自社創薬研究にも充当。

リスク対応方針

研究開発の不確実性に対し、複数企業との提携によるリスク分散、契約構造(一時金・支援金・マイルストーン)による収益確保、知的財産権の二重保護(特許と秘匿化)、および自社への直接的な製造物責任や薬価規制の影響を最小限に抑えるビジネスモデルを採用。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

mRNAを標的とした革新的な低分子創薬プラットフォームを提供。高度なインシリコ解析技術と独自のスクリーニング手法を組み合わせ、高い成功率で化合物を見出す独自技術に強みがある。パートナー企業との共同研究を通じてリスクを分散しつつ、将来的に自社パイプラインの構築を目指す成長戦略を描く。

設備投資の方向性

独自の創薬プラットフォーム「ibVIS®」の強化、および将来的な自社パイプライン開発に向けた設備・人材への投資を継続。研究開発費と販売管理費を中心とした安定したコスト構造を維持。

研究開発・商品開発

インシリコRNA構造解析技術(MobyDick®)を用いたmRNA標的低分子創薬のプラットフォーム提供。独自のデジタル技術と実験的手法(qFRET等)を統合し、高い成功率でヒット化合物を見出す。将来的にASOやncRNAを含む自社パイプライン開発への拡大も視野。

投資・変化テーマ

  • mRNA標的低分子創薬
  • インシリコRNA構造解析技術
  • プラットフォーム型ビジネスモデル
  • AI・デジタル技術による創薬加速

関連キーワード

  • ibVIS®プラットフォーム
  • MobyDick®ソフトウェア
  • qFRET
  • BLI/ITC
  • NMR
  • 量子化学計算
  • ASO(アンチセンスオリゴヌクレオチド)

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2024-03-15

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財務項目の関係

資本項目の関係

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約23576文字

3 【事業の内容】 当社は、どんな疾患の患者様も治療法がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会の実現に貢献するため、メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子医薬品(以下「mRNA標的低分子医薬品」という)の創出に取り組んでいます。mRNAを標的とする低分子創薬(以下「mRNA標的低分子創薬」という)は、従来のタンパク質を標的とする創薬技術では狙えなかった様々な疾患にも対応可能な新しい創薬アプローチであり、アンメット・メディカル・ニーズ(有効な治療薬や治療法がなく未だ満たされない医療ニーズ)の充足につながることが期待されます。当社は、mRNA標的低分子創薬でより多くの医薬品を患者様にお届けするため、自社で少数のパイプライン ※7 を保有する「パイプライン型」のビジネスではなく、当社独自の創薬プラットフォーム「ibVIS Ⓡ 」(以下「ibVIS Ⓡ プラットフォーム」という)を活用し、複数の製薬会社と共同で創薬研究を実施する「プラットフォーム型」のビジネスを展開しています。 なお、当社のセグメントは創薬プラットフォーム事業のみの単一セグメントであります。 (1) 事業の背景 疾患の発症のメカニズムは多種多様ですが、主に疾患の原因となるタンパク質(以下「疾患関連タンパク質」という)の異常な働きによって引き起こされ、現在の医薬品市場は、直接疾患関連タンパク質に結合し、その機能を制御することで異常な働きを止める医薬品(低分子医薬品、抗体医薬品 ※8 など)が主流です(図1)。しかし、これらの医薬品が創薬標的として狙うことのできる疾患関連タンパク質の数はもともと限られているため、長年にわたる医薬品の研究開発 ※9 の結果、新薬開発が求められている医療ニーズの高い疾患に対して新たに医薬品を創出することが難しくなっています。このように、創薬標的となる疾患関連タンパク質が限られてきている現状、すなわち「創薬標的の枯渇」が、製薬業界共通の課題となっています。 mRNAは、DNA ※10 から特定のタンパク質に関する遺伝情報を書き写した設計図です。疾患関連タンパク質の設計図であるmRNAの機能を制御することができれば、疾患関連タンパク質の機能を直接医薬品で制御する場合と同様に、その疾患関連タンパク質が原因となる疾患を治療することが可能になり、「創薬標的の枯渇」の解決策につながることが期待されます(図1)。 mRNAを標的とする医薬品は、核酸医薬品(DNAやRNAといった遺伝情報を司る物質「核酸」そのものを利用した医薬品のこと)によって実現されています。しかし、核酸医薬品は経口投与が困難であるだけでなく製造コストが高く、市場の拡大には限界があると考えられます。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約5258文字

(2) 経営戦略 当社は、mRNA標的低分子医薬品の将来市場の見通しを踏まえ、その時期に応じてビジネスモデルを変えることで長期持続的な成長を達成することを目指しています(図22)。 短期的には、現在の「プラットフォーム戦略」により、現在進行中の共同創薬研究をさらに加速・拡大させて事業収益の獲得等による業績の安定化を図るとともに、より多くの国内外製薬会社とのパートナーシップを展開していく方針です(図22、図23 共同創薬プロジェクト)。2023年6月の武田薬品との提携を皮切りに、大手製薬会社や海外製薬会社をパートナー提携先として獲得し、さらなる事業拡大を目指します。中期的には、当社プラットフォームのさらなる技術開発と専門人材の獲得・社内育成により、現在は製薬会社が担当している創薬研究プロセスも自社で実施する体制を構築する方針です。海外大手製薬会社は、共同創薬研究よりもパイプラインをそのまま導入する取引を重視する傾向があるため、共同創薬プロジェクトを推進するプラットフォーム事業にくわえ、自社でパイプラインを創出するパイプライン事業を並行して進める「ハイブリッド型」のビジネスを展開することを計画しております。これにより、継続的な業績の安定化とパイプラインのライセンス等による企業価値の最大化を目指します(図22、図23 自社プロジェクト)。さらに長期的には、創薬研究に特化したバイオテク企業から、研究開発・販売機能等を備えた製薬会社(スペシャリティファーマ)に業態を転換することで、持続的な事業の成長を目指します(図22)。当社は、こうした短中長期の各成長ステージに合わせて適切な経営を行っていくことを経営戦略としています。 2024年度からの中期経営計画期間は、プラットフォーム事業を遂行する態勢を財政面や人材面でより頑強なものとし、加えて「ハイブリッド型」のビジネスに切り替える準備と実行の時期と位置付けております。 図22. プラットフォーム型ビジネスからスペシャリティファーマに至るまでの成長曲線のイメージ図 (注) あくまで当社が目標とする成長のイメージであり、実際の時価総額の推移を示唆するものではありません。 当社は、プラットフォーム型からハイブリッド型ビジネスへ移行する際には、mRNA標的低分子医薬品又は核酸医薬品のプロジェクトの中から自社パイプライン候補を選定のうえ研究を進め、自社パイプラインの創出につなげる方針です(図23、自社プロジェクト)。mRNA標的低分子創薬の場合には、様々な疾患に適用できるという特性を活かし、マーケット志向にもとづいて医薬品1品目あたり年間200億円以上の売上が見込める自社プロジェクトを選定する方針です。 図23.…

対処すべき課題

抽出本文 / 原文長 約1000文字

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 経営方針及び経営戦略を実行していくうえで、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 ① 持続的・安定的な事業収益の獲得 当社は、mRNA標的低分子創薬で事業提携している製薬会社のニーズを適宜把握し対応することで、滞りなく共同創薬研究を前進させるとともに、その成果を新規の製薬会社との事業提携につなげることで、持続的・安定的な事業収益の獲得を目指します。 ② 優秀な人材の確保・育成 当社の事業を大きく発展させるためには、RNA研究に関する高い専門性や豊富な創薬研究経験を有する人材、及び事業開発の拡大に資する人材が必要となります。当社は、当社ウェブサイトの充実や人材紹介サービス会社の積極的な活用により、優秀な人材の確保に努めます。さらに、従業員が働きやすく、業務を通じて成長できるような環境を整備することで、当社の将来を担う人材の育成に努めます。 ③ 技術競争力の強化 当社が取り組むmRNA標的低分子創薬の領域は、今後、国内外のバイオテク企業や製薬会社との競争の激化が予想されます。このような状況の中、当社は、製薬会社との共同創薬研究及び自社研究を通じて蓄積した知見を当社のプラットフォーム技術にフィードバックするとともに、大学との共同研究や他社との業務提携等により新技術を積極的に取り込むことで、プラットフォームの機能拡充による技術競争力の強化を図ります。 ④ 事業領域の拡大 当社は、製薬会社との共同創薬研究及び自社研究を通じて、mRNA解析技術を飛躍的に向上させました。mRNA標的低分子創薬にとどまらず、核酸医薬品の創出やmRNA医薬品の設計など、新たな事業領域の拡大の可能性について検討します。 ⑤ 知的財産の保護 当社は、競争力の確保や将来の事業展開のため、当社独自の創薬技術の特許権利化及び自社開発した各種ソフトウェアの秘匿化を進めています。引き続き、専門分野の弁理士・弁護士と連携しながら、新規技術の権利化や新規ソフトウェアの秘匿化に努めます。 ⑥ コーポレート・ガバナンスの強化 当社は、急速に事業を拡大しており、上場後はさらなるコーポレート・ガバナンスの強化が課題となります。当社は、役員による業務執行に係る適正な意思決定を行い、法令や社内規程を遵守し、健全性と透明性の高い経営体制の構築に努めます。

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約2390文字

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績 当社は創薬プラットフォーム「ibVIS Ⓡ 」を活用し、製薬会社との共同研究創薬研究を通じてmRNA標的低分子医薬品の創出に取り組むプラットフォーム型ビジネスを展開してまいりました(① mRNA標的低分子創薬事業)。また、当社のmRNA関連創薬の取組みにも進展がありました(② その他のmRNA関連創薬事業)。 ① mRNA標的低分子創薬事業 当社のmRNA標的低分子創薬事業では、東レ株式会社、塩野義製薬株式会社、ラクオリア創薬株式会社(以下「ラクオリア創薬」という)、および武田薬品工業株式会社(以下「武田薬品」という)との共同創薬研究が進行中であり、当事業年度における主な進捗は以下のとおりであります。 当社と武田薬品は、2023年6月に武田薬品が重点疾患領域に定める複数の遺伝性疾患に対して、mRNAを標的とする低分子医薬品の創出を目的とした新規共同創薬研究契約を締結しました。本契約では、創薬研究の初期から上市・販売にいたる全ての経済条件を定めており、本契約の締結に伴い当社が保有するプラットフォーム技術へのアクセスフィーとしての契約一時金にくわえ、研究支援金を武田薬品より取得しました。 当社とラクオリア創薬は、2022年12月より、ラクオリア創薬が定めるがん疾患に対してmRNAを標的とする低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究を実施しております。2023年12月には、本共同創薬研究において事前に定めた研究マイルストーンを達成したことから、マイルストーン収入をラクオリア創薬より受領しました。 ② その他のmRNA関連創薬事業 核酸医薬品をはじめとしたmRNA関連創薬については、今なお技術開発が必要な分野であり、現時点において幅広い治療ニーズに十分応えられているとはいえません。 当社と三菱瓦斯化学株式会社(以下「三菱瓦斯化学」という)は、2023年12月、核酸医薬品の研究・開発・製造を目指して共同研究契約の締結に向けた検討を開始することに合意いたしました。三菱ガス化学の2024年度から始まる次期中期経営計画「Grow UP 2026」においても“医・食”分野での事業を拡大する方向性が立案されていることから、核酸医薬品に関する共同研究契約の締結に向けた協議を進めてまいります。 以上のことから、当事業年度の事業収益は360,356千円(前年度は178,801千円)、事業費用は研究開発費136,552千円(前年度は148,332千円)を含む322,733千円(前年度は317,711千円)となりました。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約69文字

【セグメント情報】 当社の事業セグメントは創薬プラットフォーム事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

主要な顧客・販売先

抜粋表示 / 原文長 約1803文字

3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 第7期 事業年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 ) 第8期 事業年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日 ) 販売高 (千円) 割合 (%) 販売高 (千円) 割合 (%) 興和㈱ 50,030 28.0 塩野義製薬㈱ 90,000 50.3 30,000 8.3 ラクオリア創薬㈱ 32,500 18.2 80,000 22.2 武田薬品工業㈱ 216,333 60.0 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当事業年度の事業収益は360,356千円(前事業年度は178,801千円)となり前事業年度より181,554千円増加しました。事業収益が増加した原因は主に新規の共同創薬研究契約の締結によるものです。当事業年度の事業費用は322,733千円(前事業年度は317,711千円)となり、5,022千円増加しましたが、これは主に外部委託していた研究を社内で行うなどをしたことにより、当事業年度の研究開発費136,552千円(前事業年度は148,332千円)が11,780千円減少したためであります。このような結果、当事業年度の当期純利益は33,048千円(前事業年度は当期純損失141,381千円)となりました。 なお、財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況 ② 財政状態」に含めて記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社における主な資金需要は、研究開発費であります。これらの資金需要につきましては、自己資金を基本としつつ、必要に応じて、金融機関等からの借り入れによる資金調達にて対応する方針であります。 なお、当事業年度末において、金融機関等からの借入金はありません。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抽出本文 / 原文長 約423文字

3 【事業等のリスク】 当社の事業運営及び展開等について、リスク要因として考えられる主な事項を以下に記載しております。中には当社として必ずしも重要なリスクとは考えていない事項も含まれておりますが、投資判断上、もしくは当社の事業活動を十分に理解する上で重要と考えられる事項については、投資家や株主に対する積極的な情報開示の観点からリスク要因として挙げております。 当社はこれらのリスクの発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努める方針ですが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載も併せて、慎重に検討した上で行っていただく必要があると考えます。また、本項は投資判断のためのリスクを全て網羅したものではなく、これら以外にも様々なリスクを伴っていることにご留意いただく必要があると考えます。なお、文中の将来に関する記載は、提出日現在において当社が判断したものであります。 発生可能性 発生する時期 影響度

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

抽出本文 / 原文長 約989文字

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) ガバナンス サステナビリティに関する重要な事項は、サステナビリティ担当の取締役が起案して経営会議で協議し、社長が決定します。サステナビリティに関する特に重要な事項は、取締役会で審議し、取締役会として決議します。 (2) 戦略 当社は、「どんな疾患の患者さまも治療法がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会を実現する。」という経営理念のもと、メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子医薬品(「mRNA標的低分子医薬品」)の創出に取り組んでおり、事業活動を通じた持続可能な社会の継続と、当社の持続的な成長を目指しております。 当社の事業活動の原動力は当社で働くすべての従業員であり、事業基盤を構築する上で優秀な人材を確保し育てていくことが肝要です。このため、従業員の人権を最大限に尊重するとともに、働きがいのある企業風土の醸成(社内環境整備)、人材の多様化と一人ひとりを活かす組織づくり等により人的資本への対応を進め、また従業員の健康管理・健康増進を経営としてコミットし従業員の活力向上や職場の活性化を実現することに努めます。 また、気候変動への取組みは、サステナビリティが事業活動の前提であるという認識のもと、重要な取組みであることを理解しておりますが、現時点では当社に影響を与えると考えられるリスク・機会について特定や抽出を行っておらず、今後具体的な検討を始めたいと考えております。 (3) リスク管理 当社のサステナビリティに関するリスク及び機会は、その他の経営上のリスク及び機会と一体的にリスクマネジメント・コンプライアンス委員会において定期的に把握し、審議・検討します。 (4) 指標及び目標 当社の社内環境整備、人材の多様化をはじめとする人的資本への対応、及び従業員の健康管理・健康増進の指標として「年次有給休暇取得率」を定めております。「年次有給休暇取得率」の実績と達成目標は下表のとおりです。 項目 実績(当事業年度 ) 目標(翌事業年度) 有給休暇取得率 65.3% 70.0%

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約7931文字

(1) 医薬品の研究開発事業一般に関するリスク ① 研究開発の不確実性に関する事項 医薬品の研究開発は、初期の創薬研究から上市に至るまで長期間を要するとともに、上市までに多額の研究開発投資が必要となります。また、有用な薬効を確認できない場合や副作用など安全性への懸念が生じた場合には、研究開発の延長や中止の判断が行われるなど、研究開発には不確実性が存在します。一般に医薬品の開発の成功の可能性は、他の産業と比較して相対的に低いものとされております。このような一般的な状況のほか、当社はプラットフォーム型ビジネスモデルのため、研究開発の進行が、自社のみではコントロールできず、提携先の方針等によって左右される点、現時点でリード化合物最適化までの創薬研究プロセスを完遂した実績がない点がリスクとして挙げられます。 しかしながら、当社は、非臨床試験前の創薬研究を主な業務としており、製薬パートナーが行う非臨床試験以降の開発に係るコストを負担することはありません。また、当社は現状ではプラットフォーム型ビジネスモデルのため、開発・上市まで進捗しなくとも短期の一時金、研究支援金、研究マイルストーンの事業収益を計上させるような契約を締結することにより、安定的な業績確保を可能となるようにしております。さらに、当社の業務範囲である創薬研究は、その後の開発・販売と比較して期間が短く、「医薬品の研究開発」全期間と比較すると、リスクが限定されると考えております。 当社は複数の製薬会社と複数の創薬研究プロジェクトを実施することで、契約一時金、研究支援金、マイルストーン等の多様な収益を獲得してリスクを分散し、軽減するよう努めております。しかしながら、研究開発の不確実性が当社の事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 薬機法などの規制に関する事項 医薬品業界は、研究、開発、製造及び販売のそれぞれの事業活動において、各国の薬機法やその他の関連法令、ガイドラインにより様々な規制を受けております。当社は、製薬会社との共同創薬研究で医薬品候補化合物を取得した場合、当該製薬会社に化合物の権利を導出する予定であり、かかる場合には薬機法等の規制の影響を直接受ける可能性は低いと考えております。しかしながら、導出先の法域で特殊な法規制が存在する場合、各国の薬機法等の規制に今後大きな変更が生じ、導出した化合物の薬事承認の取得等に影響が出たり、当社が新たに規制の対象になった場合等には、計画どおりの事業収益が獲得できず又は当社に体制整備等の負担が生じ、当社の事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 提携先の製造物責任に関する事項 当社は、医薬品の開発、製造及び販売を行っておらず、製造物責任の影響を直接受けることは基本的にはありません。…

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約325文字

2 【主要な設備の状況】 2023年12月31日 現在 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (名) 工具、器具及び備品 ソフトウェア 合計 本社 (東京都品川区) 本社機能 1,471 1,471 研究所 (神奈川県川崎市幸区) 研究施設 18,889 214 19,103 研究所 (新潟県新潟市秋葉区) 研究施設 3,284 226 3,510 (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.各事業所の建物は賃借しており、年間賃借料は、本社機能を有する東京都品川区の建物が5,961千円、研究施設である川崎市幸区の建物が4,061千円です。 3. 当社は単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりません。

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約476文字

3 【配当政策】 当社は、企業価値を継続的に拡大し、株主に対して利益還元することを重要な経営課題と認識しております。しかしながら、財務体質の強化及び事業拡大に資する製薬会社との共同創薬研究に必要な研究開発費を確保するため、内部留保の充実を図ることが重要であると考え、設立以来、無配を継続しております。 今後の配当政策の基本方針としましては、財務体質の強化及び事業拡大を目的とした内部留保の充実を当面の優先事項としたうえで、経営成績、財政状態及び事業展開を勘案しつつ株主への利益還元を検討していく予定であります。当社における剰余金の配当等の決定機関は、会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議によって定める旨を定款に定めております。 なお、剰余金の配当を行う場合は、毎年12月31日を基準日とした期末配当を基本としており、毎年6月30日を基準日とした中間配当を行うことができる旨、及び株主への機動的な利益還元を図る目的から別途基準日を定めて剰余金の配当を行うことができる旨を定款で定めております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約10文字

5 【従業員の状況】

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約6086文字

(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、「どんな疾患の患者さまも治療法がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会を実現する」ことを経営理念として、コーポレート・ガバナンスを重要な経営課題として認識し、その充実に取り組んでおります。 当社は、経営環境が変化する中において、持続的な成長及び長期的な企業価値の向上を目指し、株主をはじめとする顧客、取引先、従業員、地域社会といった全てのステークホルダーからの信頼を得るため、透明・公正かつ迅速・的確な意思決定を行うための仕組みがコーポレート・ガバナンスであるとの認識に立ち、取締役会の監督機能の強化と公正で透明性の高い経営の実現を図ることでコーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社は、取締役会及び監査役会を設置しております。取締役会において迅速かつ機動的な意思決定と取締役の職務執行の監督を行う一方、監査役及び監査役会が独立した立場から取締役の職務の執行を監査することで、コーポレート・ガバナンスの実効性を確保することが可能となると判断し、当該体制を採用しております。 a.取締役及び取締役会 取締役会は、社外取締役1名を含む4名で構成されております。月1回の定例取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、法令・定款で定められた事項及び経営に関する重要事項を決定するとともに、取締役の職務執行の状況を監督しております。 <取締役会の構成(2024年3月15日現在)> 取締役社長 中村 慎吾(議長)(代表取締役) 取締役 萩原 宏昭 取締役 甲田伊佐男 取締役 小南欽一郎(社外取締役) b.監査役及び監査役会 監査役会は、全員社外監査役の3名で構成されております。原則として定例の取締役会開催に先立ち月次で開催されるほか、必要に応じて臨時に開催され、当期の監査方針、監査計画、業務及び財産の状況の調査の方法その他の監査役の職務の執行に関する事項の決定が行われるとともに、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告が行われるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告がなされ、必要に応じて説明が求められております。また、監査役会は、会計監査人(監査法人)、内部監査所管部署及び社外取締役と随時会合を開催する等して、情報共有及び連携の強化を図っております。 <監査役会の構成(2024年3月15日現在)> 常勤監査役 鈴木 貞雄(社外監査役) 監査役 廣岡 穣 (社外監査役) 監査役 若林美奈子(社外監査役) 当社の企業統治の体制は、次の図のとおりであります。 ③ 企業統治に関するその他の事項 a.…

重要な契約等

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5 【経営上の重要な契約等】 (1) 製薬会社との共同創薬研究契約 当社は、2021年以降、製薬会社と以下に示す内容の共同創薬研究契約を締結しております。 相手先の名称 相手先の所在地 契約の名称 契約締結日 契約内容 東レ株式会社 日本 共同創薬研究契約 2021年7月15日 長鎖RNA(mRNAを主とし、おおよそ長さ300塩基以上のRNA) に対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。 <研究期間> 2021年7月12日から共同創薬研究の実施期間終了まで 塩野義製薬株式会社 日本 共同創薬研究契約 2021年11月16日 長鎖RNA(mRNAを主とする長さ300塩基以上のRNA)に対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。開発以降のマイルストーン及び販売実績に応じたロイヤリティについても規定。 <研究期間> 2021年11月16日から共同創薬研究の実施期間終了まで ラクオリア創薬 株式会社 日本 共同創薬研究契約 2022年12月22日 mRNAを主とし、おおよそ長さ300塩基以上のRNAに対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。開発以降のマイルストーン及び販売実績に応じたロイヤリティについても規定。 <研究期間> 2022年12月22日から共同創薬研究の実施期間終了まで 武田薬品工業 株式会社 日本 COLLABORATIVE RESEARCH AND LICENSE AGREEMENT 2023年6月19日 特定のmRNAに対して低分子医薬品の創出を目的とした共同創薬研究契約。医薬品候補化合物の取得にいたるまでの共同創薬研究実施。開発以降のマイルストーン及び販売実績に応じたロイヤリティについても規定。 <研究期間> 2023年6月19日から共同創薬研究の実施期間終了まで (2) アカデミアとの共同研究契約 当社は、新潟薬科大学と以下の共同研究契約を締結しています。この契約のもと、当社の応用研究部門を新潟薬科大学内に設置しております。 大学名 大学所在地 契約の名称 契約締結日 契約内容 新潟薬科大学 日本 共同研究契約 2023年4月1日 創薬標的に対してスモールガイドASO(sgASO)技術、ASO技術及びRNA結合低分子化合物技術による医薬品候補化合物の取得を目的とした共同研究契約。 <研究期間> 2023年4月1日から2024年3月31日まで(2017年より各年度更新)

大株主の状況

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(6) 【大株主の状況】 2023年12月31日 現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式 (自己株式を 除く。)の 総数に対する 所有株式数 の割合(%) 中村 慎吾 東京都渋谷区 1,400,000 25.45 三菱瓦斯化学株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 731,256 13.29 New Life Science 1号投資事業有限責任組合 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号 556,444 10.11 三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合 東京都中央区日本橋二丁目3番4号 512,640 9.32 上村 孝 東京都日野市 400,000 7.27 IEファスト&エクセレント投資事業有限責任組合 東京都港区芝二丁目3番12号 344,000 6.25 梨本 正之 新潟県新潟市西区 298,390 5.42 名古屋大学・東海地区大学広域ベンチャー1号投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 285,834 5.20 エムスリー株式会社 東京都港区赤坂一丁目11番44号 240,000 4.36 みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合 東京都千代田区内幸町一丁目2番1号 166,666 3.03 4,935,230 89.71

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2024
使用モデル
gemma4:12b

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