ノイルイミューン・バイオテック株式会社

証券コード: 4893 / 対象年度: 2023 / 提出日: 2024-03-29
業種 医薬品

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3分で読める事業概要

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事業の概要

独自技術「PRIME」を活用し、固形がんに対するCAR-T細胞療法などの遺伝子改変免疫細胞療法の開発を行うバイオベンチャー企業です。自社創薬と他社への技術提供(共同パイプライン)を組み合わせたハイブリッドなビジネスモデルを展開しており、革新的な治療法によるがん克服を目指しています。

主な事業領域

独自のプラットフォーム技術「PRIME」を用いた固形がんに対するCAR-T細胞療法等の遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発。

主な製品・サービス

  • PRIME技術を応用したCAR-T細胞、TCR-Tなどの遺伝子改変免疫細胞療法

ビジネスモデル

自社創薬による将来的な大型販売収益と、PRIME技術を他社にライセンスする共同パイプラインによる早期の収益確保を組み合わせたハイブリッドビジネスモデル。

セグメント・事業構成

がん免疫療法創薬事業(単一セグメント)

戦略・方向性

PRIME技術を核とした自社開発と、提携を通じた共同パイプラインの両輪でリスク分散と成長を目指す。知的財産権の保護最大化と、人材確保・育成への投資を通じて固形がん治療領域でのプレゼンス向上を図る。

強みとして読み取れる点

  • 独自プラットフォーム技術「PRIME」
  • 自社創薬と共同パイプラインを組み合わせたハイブリッドなビジネスモデル
  • 高度な専門性を持つ医師による創業

課題として読み取れる点

  • 製造委託先における品質管理上の課題(NIB101)
  • ライセンス契約解消に伴う再構築の必要性(NIB102, NIB103)

確認ポイント

  • 自社パイプライン(特にNIB101)の臨床試験進捗
  • 提携先との共同プロジェクトの成果
  • 知的財産権の保護と活用状況

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、技術的特徴、ビジネスモデル、経営課題が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

主要なリスク:医薬品開発における高い不確実性(期間延長、コスト増、承認取得の困難)、臨床試験の実施難易度(経験不足、特定患者の確保困難)、副作用による損害賠償および信頼への悪影響、製造工程の複雑性(自家細胞の品質管理と量産体制)、薬価規制の影響。対応策:専門人材の確保、規制当局との事前相談、提携を通じたノウハウ活用。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

独自のPRIME技術を核としたがん免疫療法プラットフォームを展開。自社創薬と共同パイプラインのハイブリッド型モデルにより、早期収益と長期成長の両立を図る戦略は明確。一部ライセンス解消による再構築が必要だが、技術の汎用性と強固な知財基盤が強み。

成長方針

PRIME技術を活用したCAR-T細胞およびTCR-T細胞の開発。独自技術のライセンスアウトによる早期収益確保と、自社主導のパイプラインによる長期的・大規模な販売収益の獲得の両立。

資本政策

自社創薬と共同パイプラインのハイブリッドモデルにより、リスク分散と持続的な成長を目指す。独自のPRIME技術を基盤としたプラットフォーム戦略を採用。

リスク対応方針

専門人材の確保、規制当局との事前相談、製造委託先の管理強化、および保険への加入等により、開発遅延、副作用リスク、法規制対応などの不確実性を管理。自動製造システムの共同開発も進める。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

独自技術「PRIME」を搭載したCAR-T細胞療法により、従来困難であった固形がん治療に挑むバイオテック。高度な遺伝子改変と自動製造との連携で、自社開発とライセンス供与のハイブリッドモデルを展開し、高い技術的優位性と拡張性を有する。

設備投資の方向性

自動製造システムに関する共同開発および、高度な遺伝子改変技術(CRISPR-Cas3等)を用いた次世代型免疫細胞療法の基盤構築に向けた投資。

研究開発・商品開発

独自技術「PRIME」を核とした固形がん向けCAR-T/TCR-T細胞の多角的展開。IL-7とCCL19の共発現による免疫細胞活性化・集積促進、および自動製造システムとの連携による量産化・コスト削減を目指すハイブリッド型ビジネスモデル。

投資・変化テーマ

  • CAR-T細胞療法
  • 固形がん治療
  • PRIME技術
  • 免疫細胞の自動製造システム
  • 遺伝子改変免疫細胞療法

関連キーワード

  • PRIME技術
  • IL-7
  • CCL19
  • エピトープスプレッディング
  • CAR-T細胞
  • TCR-T細胞
  • CRISPR-Cas3
  • 他家細胞治療

財務情報

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表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2024-03-29

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財務項目の関係

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約23468文字

3【事業の内容】 当社は、「Create the Future to Overcome Cancer」「がんを克服できる社会の創生に貢献する」という理念の下、独自技術を活用した固形がん(※1)に対するCAR-T細胞療法(※2)の開発を主たる事業領域として事業を展開しております。 固形がんに対する安全かつ有効な治療薬の開発は世界的に求められている課題であり、高いニーズがあります。当社は、山口大学及び同大学の技術移転機関である有限会社山口ティー・エル・オー(以下、山口TLO)から独占的に導入したPRIME技術(※3)を応用したCAR-T細胞という最新のがん免疫療法を介してこの課題を克服することを目指し、事業を展開しております。PRIME技術は、投与するCAR-T細胞のみならず「患者」の体内の免疫細胞を活性化することで優れたがん治療効果を期待することができ、がん免疫応答を利用する多様な細胞医薬品や遺伝子治療を含めた幅広い再生医療の分野に応用できる可能性を有するプラットフォーム技術であります。当社は、プラットフォーム技術であるPRIME技術に固形がんが発現する様々な抗原を標的とした治療技術を組み合わせることにより、固形がんの治療を目的とした様々な遺伝子改変免疫細胞療法を開発しております。 当社は、自社が主導して創生する「自社創薬」に加えて、PRIME技術を他社にライセンスして医薬品開発を進める「共同パイプライン」の2つの事業モデルを有するハイブリッドビジネスモデルを構築しております。これら事業展開により、PRIME技術の市場への展開や周知を加速化して早期の収益確保を図ると同時に、長期的には自社創薬により大型の販売収益を確保することにより、事業全体のリスク分散とサステナブルな成長を目指しております。 なお、当社はがん免疫療法創薬事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の情報は記載を省略しております。 (1)当社の事業領域 日本国内において、がんの死亡数と罹患数は、人口の高齢化を主な要因として男女ともに増加し続けており、2021年のがん死亡数は38万人以上、2019年のがん罹患数は99万人以上と報告されております(出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)、国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録))。日本人が生涯でがんに罹患する確率は、2019年データにおいて、男性で65%、女性で51%とされており(出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(累積罹患リスク(グラフデータベース)))、また、各がん腫の5年生存率は、特にステージの進んだがんにおいて依然として低く、がんに対する効果的な治療法の開発や普及は極めて重要な社会的課題と言えます。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約6074文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「Create the Future to Overcome Cancer」「がんを克服できる社会の創生に貢献する」という経営理念の下、がん治療とがん免疫療法の現状と課題を熟知した医師達が、「No illness(がんという病を根絶させたい)」「No immunity, No life(免疫なくして生命は成り立たず)」という想いより、2015年4月に「ノイルイミューン・バイオテック」という社名にて当社を創業しました。PRIME技術という革新的な治療プラットフォームを利用した効果的ながん治療法を開発し、多くの患者へ届け、がんを克服した社会の実現に貢献してまいります。 (2)経営戦略 革新性の高いPRIME技術を中核として、ライセンス又は販売による大型の収入が期待でき高い成長性を持つ「自社創薬」と、多数の契約候補先・パイプライン候補・収益機会候補を持ち早期の収益確保が可能な「共同パイプライン」の2つの創薬ビジネスモデルを組み合わせることにより、安定感のある事業ポートフォリオを構成していきます。 一般的に創薬バイオベンチャーは自社パイプラインの開発のために先行投資がかさみ損益分岐点が高く、黒字化が遅れる場合がありますが、当社はPRIME技術による「共同パイプライン」を併せ持つため、より早期の黒字化を可能としていく戦略を選択しております。 2023年12月に武田薬品よりライセンス契約を解消し開発と商業化に関する権利を当社へ返還する旨の通知を受け、ライセンス契約を終了することに伴い、武田薬品よりNIB102とNIB103に関するデータ等の詳細な情報が得られ次第、NIB101の状況も踏まえ、自社開発を優先すべきパイプラインや新たなパートナリングの戦略の検討を早期に進めてまいります。 また、当社による医薬品の研究開発においては、PRIME技術に関するものを中心とした知的財産権やノウハウが重要な経営資源となります。当社は、事業の運営及び拡大に必要な特許権等の知的財産権を、国内外において適時適切に出願及び登録することにより、知的財産権の保護の最大化を図る方針です。当社が出願人である又は当社がライセンスを有する登録済もしくは出願中の特許については、上記「第1 企業の概況 3 事業の内容 (8)知的財産権(特許等)について」をご参照ください。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約6074文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「Create the Future to Overcome Cancer」「がんを克服できる社会の創生に貢献する」という経営理念の下、がん治療とがん免疫療法の現状と課題を熟知した医師達が、「No illness(がんという病を根絶させたい)」「No immunity, No life(免疫なくして生命は成り立たず)」という想いより、2015年4月に「ノイルイミューン・バイオテック」という社名にて当社を創業しました。PRIME技術という革新的な治療プラットフォームを利用した効果的ながん治療法を開発し、多くの患者へ届け、がんを克服した社会の実現に貢献してまいります。 (2)経営戦略 革新性の高いPRIME技術を中核として、ライセンス又は販売による大型の収入が期待でき高い成長性を持つ「自社創薬」と、多数の契約候補先・パイプライン候補・収益機会候補を持ち早期の収益確保が可能な「共同パイプライン」の2つの創薬ビジネスモデルを組み合わせることにより、安定感のある事業ポートフォリオを構成していきます。 一般的に創薬バイオベンチャーは自社パイプラインの開発のために先行投資がかさみ損益分岐点が高く、黒字化が遅れる場合がありますが、当社はPRIME技術による「共同パイプライン」を併せ持つため、より早期の黒字化を可能としていく戦略を選択しております。 2023年12月に武田薬品よりライセンス契約を解消し開発と商業化に関する権利を当社へ返還する旨の通知を受け、ライセンス契約を終了することに伴い、武田薬品よりNIB102とNIB103に関するデータ等の詳細な情報が得られ次第、NIB101の状況も踏まえ、自社開発を優先すべきパイプラインや新たなパートナリングの戦略の検討を早期に進めてまいります。 また、当社による医薬品の研究開発においては、PRIME技術に関するものを中心とした知的財産権やノウハウが重要な経営資源となります。当社は、事業の運営及び拡大に必要な特許権等の知的財産権を、国内外において適時適切に出願及び登録することにより、知的財産権の保護の最大化を図る方針です。当社が出願人である又は当社がライセンスを有する登録済もしくは出願中の特許については、上記「第1 企業の概況 3 事業の内容 (8)知的財産権(特許等)について」をご参照ください。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約4534文字

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社は、がん免疫療法創薬事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ①経営成績の状況 当社は、「がんを克服できる社会の創生に貢献する」という経営理念の下、当社の独自技術であるPRIME(proliferation inducing and migration enhancing)技術を用いた固形がんに対するCAR-TやTCR-Tなどの遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発に取り組んでおります。 当事業年度における当社事業の概況としまして、PRIME技術を基盤とした自社創薬及び共同パイプラインを引き続き推進いたしました。自社創薬におきましては、当社パイプラインNIB101について第Ⅰ相臨床試験が進行しており、対象症例の同定を進めております。なお、NIB101について、製造委託先における治験製品の製造及び品質試験の、品質管理上の手順等に解決すべき課題が断続的に複数回生じたことを要因とする治験の遅れが発生しております。現在、製造委託先に対する継続的な監視を行うとともに、バックアップとなる製造委託先の検討を進める等、適切な対応を進めております。また、NIB101に続く新たなパイプラインに関する研究や次世代技術に関する研究を実施しております。2017年より継続している国立大学法人山口大学との共同研究においては、引き続きCAR-TやTCR-Tを中心とした次世代型遺伝子改変細胞療法、他家細胞を利用したがん免疫細胞療法、次世代型PRIME技術に関する研究を実施しております。同じく当社が創製したNIB102及びNIB103については、導出先の武田薬品工業株式会社よりライセンス契約を解消し開発と商業化に関する権利を当社へ返還する旨の通知を受け、ライセンス契約を終了します。今後、当社はNIB102と NIB103の権利を有することになりますが、同社との間で、試験の方針、これまでに得られたデータの移管や知財の取り扱い等に関する協議を進めており、これを踏まえ、今後の開発や新たなパートナリングについて検討してまいります。 共同パイプラインにおきまして、中外製薬株式会社との間で締結しているPRIME技術のライセンス契約に関し、テックトランスファーに関する両者の業務が成功裏に終了した事による早期マイルストンを達成しました。また、従前よりPRIME技術をライセンスしているAdaptimmune Therapeutics plc及びAutolus Therapeutics plcによる研究開発が引き続き進行しております。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約56文字

【セグメント情報】 当社は、がん免疫療法創薬事業の単一セグメントであり、セグメント情報の記載を省略しております。

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約19641文字

3【事業等のリスク】 当社の事業の運営及び展開等について、リスク要因として考えられる主な事項を以下に記載しております。 当社は、これらのリスクの発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努める方針ですが、このような諸策の成否には不確実性が存在します。また、当社の事業はこれら以外にも様々なリスクを伴っており、以下の記載はかかるリスクを網羅するものではありません。 当社は、医薬品等の開発を行っておりますが、医薬品等の開発には長い歳月と多額の研究費用を要し、また、各パイプラインの開発が成功するとは限りません。特に、研究開発段階のパイプラインを有する研究開発型バイオベンチャー企業は、その性質上、様々な不確実性とリスクを有するものであり、かかる企業に対する投資は、事業のステージや状況によっては、一般投資者の投資対象としては相対的にリスクが高いものといえます。当社のパイプラインはいずれも研究開発段階にあり、臨床試験の終了、規制当局による製造販売承認の取得又は販売開始に至っているものはありません。当社への投資は、かかる当社の事業の性質、ステージ、状況、不確実性、リスク等を踏まえて行う必要があります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)医薬品の研究開発事業一般に関するリスク ①医薬品開発の不確実性について 一般に、医薬品の開発には多額の研究開発投資と長い時間を要するだけでなく、その成功確率も他産業に比して著しく低い状況にあります。 医薬品の製造販売を行うためには、規制当局から製造販売承認を取得する必要がありますが、そのためには多くの経営資源や時間を要する上、製造販売承認を適時に得られる保証はありません。また、製造販売承認がなされる場合にも、当社の想定よりも限定された適応症に対してのみ承認がなされたり、医薬品の使用及び投与等について条件や制約が付加されたりする可能性もあります。さらに、ある国又は地域で製造販売承認が得られたとしても、他の国又は地域で同様の承認が得られるとは限りません。 これらの事由により、研究開発の期間が延長された場合には、追加の資金投入が必要になるほか、特許権の存続期間満了までの期間が短くなり、投資した資金の回収に影響を及ぼします。また、研究開発を中止した場合には、それまでに投じた研究開発資金を回収できなくなることになります。 また、当社は、国内外の研究開発を迅速化させるために、再生医療等製品の条件及び期限付承認制度、希少疾病用再生医療等製品の指定制度並びに先駆的再生医療等製品の指定制度等(海外における同様の制度を含みます。以下同じ。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

抽出本文 / 原文長 約1007文字

(2) サステナビリティに関する取組 ① ガバナンス 当社ではサステナビリティ関連のリスク及び機会を、その他の経営上のリスク及び機会と一体的に監視及び管理しております。詳細は、 「4.コーポレート・ガバナンスの状況等」 をご覧ください 。 ② リスク管理 当社では、リスク管理規程を設け、特に管理すべきリスク項目を列挙・定義し、各所管部署が適切なリスク管理に責任をもっています。また、それを適切に実施するため、代表取締役を議長とし、各部門長をメンバーとするリスクマネジメント会議を2か月に一度以上開催し、新リスクの洗い出しと評価及びリスクへの対応を決定し、リスク管理の事例共有等を行い、またリスク実現時にはその根本原因の解明と対応を協議することによりリスク管理の向上に努めています 。 (3) 人的資本に関する戦略(方針)、指標及び目標 ① 戦略(方針) 従業員30数人の当社にとり必要な人材を採用し、その従業員がいきいきと働き、成長していくことは事業の成長にとり最も重要なドライバーです。そのため当社のバリューの一つであるForgiveness(許容)に基づき、多様な国籍・バックグラウンド・スキル・経験・性別・家族構成・生活環境を持った社員が働きやすく魅力を感じる職場つくり及び人事制度を目指しています。 働きやすい職場つくりにおいては、複数国籍の従業員の採用も始まり、従業員の状況に応じた多様な働き方に対するため、リモートワーク制他を維持しそれを進化させ、高度プロフェッショナル制度を含めた従業員一人一人に適した雇用形態を目指していきます。 人事育成面では、育成プランを個々の従業員と話し合いながら全員に設定しそれに基づいた日々のレビューを推進し、それに必要なトレーニングプログラムの充実を図ります。 ② 指標及び目標 当社のサステナビリティへの取組みに係るリスクの評価と対応については、影響の重要性に応じて取り組むべき優先順位を決定し、目標を設定することとしております。当社では、(3)①戦略(方針)において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成及び社内環境整備に係る指標について、具体的な取り組みを行っているものの、本報告書提出日現在においては、当該指標についての目標を設定しておりません。今後、関連する指標のデータの収集と分析を進め、目標を設定し、その進捗に合わせて開示項目を検討してまいります。

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約1840文字

2.当社は、2018年12月10日以降一定期間の間、原則として、上記標的抗原に係るCAR-T細胞を用いた医薬品等の研究開発及び商用化等を行うことができない。 3.Millennium Pharmaceuticals, Inc.より、契約一時金のほか、開発段階に応じたマイルストン収入及び上市後の売上高に応じたロイヤリティを受領する。(※2) 4.Millennium Pharmaceuticals, Inc.は、上記標的抗原に係るCAR-T細胞を用いた医薬品が上市するまでの間、事前に当社に通知することにより、契約の全部又は一部を解除することができる。また、同社は、安全上の理由に基づき、事前に当社に通知することにより、契約を解除することができる。そのほか、契約当事者は、相手方に重大な義務違反等があった場合には、契約の全部又は一部を解除することができる。 相手先の名称 契約の名称 契約期間 契約内容 Adaptimmune Limited Collaboration agreement 2019年8月26日から契約に定められた期間中 1.Adaptimmune Limitedにより選定された標的分子に対して、PRIME技術を導入した次世代型SPEAR T-cellsの全世界における医薬品用途での独占的な開発、製造、販売のための権利を付与する。 2.Adaptimmune Limitedより、契約一時金、開発段階及び上市後の売上高に応じたマイルストン収入、並びに上市後の売上に応じたロイヤリティを受領する。(※3) 3.Adaptimmune Limitedは、事前に当社に通知することにより、同社に付与された上記の独占的ライセンスを終了させることができる。そのほか、契約当事者は、相手方に重大な義務違反等があった場合には、契約を解除することができる。 Autolus Limited License agreement 2019年11月12日から契約に定められた期間中 1.Autolus Limitedにより選定された標的分子に対して、PRIME技術を導入したCAR-T細胞療法を開発、製造、販売するための権利を付与する。 2.Autolus Limitedは、2023年11月12日までの間、標的分子を最大2種類まで追加的に選定する権利を有する。 3.Autolus Limitedより、契約一時金のほか、開発段階及び上市後の売上高に応じたマイルストン収入並びに上市後の売上に応じたロイヤリティを受領する。(※3) 4.Autolus Limitedは、事前に当社に通知することにより、契約の全部又は一部を解除することができる。そのほか、契約当事者は、相手方に重大な義務違反があった場合には、契約を解除することができる。…

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約519文字

2【主要な設備の状況】 当社における主要な設備は、以下のとおりであります。 2023年12月31日現在 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額 従業員数 (名) 建物附属設備 (千円) 工具、器具及び備品 (千円) 合計 (千円) 本社 (東京都港区) がん免疫療法創薬事業 事務所施設 24(1) 湘南研究所 (神奈川県藤沢市) がん免疫療法創薬事業 研究施設 2(3) 山口大学院研究所 (山口県宇部市) がん免疫療法創薬事業 研究及び事務所施設 2(1) (注)1.過年度において全額減損損失を計上しているため、期末帳簿価額はありません。 2.従業員数は就業人員であり、常用の契約社員を含んでおります。臨時雇用者数(人材会社からの派遣社員を含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 3.上記事務所は賃借しているものであり、年間の賃借料は以下のとおりとなります。 事業所名 (所在地) 設備の内容 年間賃借料 (千円) 本社 (東京都港区) 事務所施設 17,047 湘南研究所 (神奈川県藤沢市) 研究施設 17,400 山口大学院研究所 (山口県宇部市) 研究及び事務所施設 1,125

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約272文字

3【配当政策】 当社は創業以来配当を実施していないものの、株主への利益還元については、重要な経営課題と認識しており、将来的には経営成績及び財政状態を勘案しつつ、剰余金の分配を検討する所存でありますが、当面は、多額の先行投資を行う研究開発活動の継続的かつ計画的な実施に備えた資金の確保を優先し、配当は行わない方針であります。 なお、剰余金の配当を行う場合、年1回の期末配当を基本方針としており、その決定機関は株主総会であります。 また、当社は毎年6月末日を基準日として、取締役会の決議によって、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約693文字

5【従業員の状況】 (1)提出会社の状況 2023年12月31日現在 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 28 ( 5 ) 46.3 2.1 7,942 (注)当期中において従業員数が9名増加しております。主な理由は、事業進捗に伴う業務拡大に対応するため期中採用が増加したことによるものであります。 事業部門の名称 従業員数(名) 事業企画研究部 11 (4) 開発部 (0) 管理部 10 (1) 合計 28 ( 5 ) (注)1.従業員数は就業人員であり、常用の契約社員を含んでおります。臨時雇用者数(人材会社からの派遣社員を含みます。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.当社は、がん免疫療法創薬事業の単一セグメントであるため、事業部門別の人数を記載しております。 (2)労働組合の状況 当社において労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づく公表義務の対象ではないため、管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異についての記載を省略しております。 有価証券報告書(通常方式)_20240329131229

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約6287文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、以下の理念を掲げております。 企業理念:「Create the Future to Overcome Cancer」「がんを克服できる社会の創生に貢献する」 経営理念:「革新的な治療法の開発と継続的な企業の成長により、患者さん、社員、株主、そして社会の期待に応える」 上記の理念に基づき、経営の効率化を図ると同時に、経営の健全性、透明性及びコンプライアンスを高めていくことが長期的に企業価値を向上させていくと考えており、それによって、株主をはじめとした多くのステークホルダーへの利益還元ができると考えております。経営の健全性、透明性及びコンプライアンスを高めるために、コーポレート・ガバナンスの充実を図りながら、経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる組織体制を構築することが重要な課題であると位置づけ、会社の所有者たる株主の視点を踏まえた効率的な経営を行っております。 ②企業統治の体制及び当該体制を採用する理由 a.企業統治の体制の概要 (a)取締役会 当社の取締役会は、取締役5名(うち社外取締役2名)で構成され、会社の事業運営に関する重要事項、法令で定められた事項に関する意思決定を行っております。原則として、毎月1回の取締役会の開催に加え、必要に応じて臨時取締役会をその都度開催しております。決裁規程での決裁権限を明確化し、重要な意思決定については取締役会において決定しております。なお取締役会の議案については、事前に全取締役及び監査役に連絡し、議事の充実に努めております。 また、取締役会には、全ての監査役が出席し、取締役の業務執行の状況を監視できる体制となっております。社外取締役は大手製薬企業における経営経験を有する者も招聘し、より広い視野に基づいた経営意思決定と社外からの経営監視を可能とする体制作りを推進しております。 議長:代表取締役 玉田 耕治 構成:代表取締役 玉田 耕治 取締役 渡嘉敷 努 取締役 永井 寛子 社外取締役 Philippe Fauchet 社外取締役 花井 陳雄 社外監査役 藤原 一幸 社外監査役 橋岡 宏成 社外監査役 中田 幸康 (b)監査役及び監査役会 当社は、会社法関連法令に基づく監査役会設置会社制を採用しております。常勤監査役1名及び非常勤監査役2名で構成されており、3名全員が社外監査役であります。監査役会は、毎月2回開催するほか、必要に応じて臨時監査役会を開催しております。 監査役は、取締役会のほか重要な会議に出席し、経営幹部との面談を通じて会社の状況を把握するなかで経営に対する監視機能を発揮できる体制になっております。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約935文字

5【経営上の重要な契約等】 (1)共同研究開発に関する契約 相手先の名称 契約の名称 契約期間 契約内容 山口大学 共同研究契約書 2016年8月1日から 2025年3月31日まで がん抗原を標的とする免疫機能制御因子発現キメラ抗原受容体発現T細胞療法の臨床応用を目指した研究開発 山口大学 共同研究契約書 2016年8月1日から 2025年3月31日まで 免疫機能制御因子を利用したキメラ抗原受容体発現T細胞療法を含む免疫細胞療法の臨床応用を目指した研究開発 山口大学 共同研究契約書 2018年4月1日から 2025年3月31日まで 免疫機能制御因子を利用したがん免疫療法の臨床応用を目指した研究開発 (2)ライセンスインに関する契約 相手先の名称 契約の名称 契約期間 契約内容 山口大学及び有限会社山口ティー・エル・オー 実施許諾契約書 2015年10月1日から 特許権の存続期間満了まで PRIME技術の基本特許の独占的ライセンス契約 なお、各当事者は、他の当事者に契約違反があり、かつ所定の期間内に是正されない場合には、契約を解約することができる。 山口大学及び国立がん研究センター 特許外国出願及び特許権実施許諾に関する契約 2018年4月23日から特許権等の存続期間満了日まで 抗GPC3抗体に関する特許等の独占的ライセンス等に関する契約 なお、各当事者は、他の当事者に契約違反があり、かつ所定の期間内に是正されない場合には、契約を解約することができる。 (3)ライセンスアウトに関する契約 相手先の名称 契約の名称 契約期間 契約内容 Millennium Pharmaceuticals, Inc. Amended and restated collaborative research and option agreement 2018年12月10日から定められた期間中(※1) 1.Millennium Pharmaceuticals, Inc.に対し、固形がんを治療対象としたNIB102、NIB103及びその他のメソセリン(Mesothelin)を標的抗原とするCAR-Tの開発、製造、販売に関する、全世界における独占的ライセンスを付与する。

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約598文字

(6)【大株主の状況】 2023年12月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 株式会社鶴亀 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-20-1神宮北参道プレックス7階 9,871,350 22.81 武田薬品工業株式会社 大阪府大阪市中央区道修町4-1-1 8,119,800 18.76 玉田 耕治 山口県宇部市 3,750,000 8.66 Binex Co., Ltd. (常任代理人SMBC日興証券株式会社) 368-3, Dadae-Ro, Saha-Gu, Busan 49469, Republic of Korea (東京都千代田区丸の内1-5-1) 2,277,825 5.26 石﨑 秀信 東京都目黒区 2,000,000 4.62 瀬戸 恭子 東京都杉並区 2,000,000 4.62 和田 聡 東京都杉並区 1,970,000 4.55 大和日台バイオベンチャー 投資事業有限責任組合 東京都千代田区丸の内1-9-1 1,349,200 3.11 株式会社アプリコット 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-20-1神宮北参道プレックス7階1 1,203,850 2.78 荻原 弘子 東京都中野区 1,000,000 2.31 佐古田 幸美 山口県宇部市 1,000,000 2.31 34,542,025 79.81

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2024
使用モデル
gemma4:12b

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