事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社(株式会社ゼロフィールド、株式会社BEX、株式会社シンプルプラン及び株式会社所司一門将棋センター)の計5社で構成されており、具体的には、(1) (*1) AIソリューションセグメントと(2)GPUサーバーセグメントでそれぞれ事業を展開しております。当該区分は、セグメントと同一の区分であります。 当社及び連結子会社の位置付け及びセグメントとの関連は、以下のとおりであります。 セグメント 事業内容 主なサービス 会社名 AIソリューション AIインテグレーション AI/システムの開発 株式会社トリプルアイズ AIに関するコンサルティング 株式会社トリプルアイズ 業種別パッケージの導入 株式会社トリプルアイズ エンジニアリング 主に自動車メーカー向けの設計開発 株式会社BEX AIプロダクト AIを搭載した自社サービスの提供 株式会社トリプルアイズ 自社サービス提供に伴い生じるデバイスや 顧客別カスタマイズ開発 株式会社トリプルアイズ その他 企業研修・社員教育 株式会社シンプルプラン 将棋道場・教室の運営 株式会社所司一門将棋センター GPUサーバー GPUサーバー/ データセンター GPUサーバーの販売、データセンターの構築 株式会社ゼロフィールド 保守 GPUサーバー/データセンターの保守・運用 株式会社ゼロフィールド それぞれの事業と提供するサービスについては以下の通りです。 (1)AIソリューションセグメント AIは今後、あらゆる分野を横断して社会を変革していく存在です。当社は、AIの活用やシステム開発を幅広い分野で展開し、これを一体的に捉える視点から、AI導入支援から従来のITシステム構築までを包括した「AIソリューションセグメント」として定義しています。当セグメントは、主にAIインテグレーション、エンジニアリング、AIプロダクトの各事業から成り立っております。当社、株式会社BEX、株式会社シンプルプラン及び株式会社所司一門将棋センターが構成しております。 AIインテグレーション 2008年の当社創業以来、基幹システム・決済システムといったシステム開発を中心に、金融、流通、不動産、サービス、医療等の様々な業界において実績があります。大手SIer (*2) からの一次請けやエンドユーザーからの直接受注による案件が主な取引となっております。また、足元ではAIの開発、コンサルティングに注力するとともに、業種別の自社パッケージの導入にも注力しております。なお、技術者の役務提供についてはその期間に応じて、請負開発やコンサルティングについてはエンドユーザーへの成果物の対価として、売上を得ております。 エンジニアリング エンジニアリング事業は、連結子会社の株式会社BEXが取り組んでおります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営戦略 当社グループは、AI実装を加速する基盤として独自開発のAIプラットフォームを保有し、これに加え、現場で培われた開発力、設計力、実装力や、計算資源であるGPUサーバーをデータセンターとして保有すること、これらの3つを掛け合わせていることを強みとしております。 <当社グループ戦略> 当社グループはAI社会実装の実現のため、2023年9月にゼロフィールドのグループインにより広範なGPUサーバー活用で、よりAIテクノロジーの実装を推進できる体制となっております。さらにレガシー産業のAI実装を加速させる目的で、2024年7月に主として自動車設計技術に強みを持ち、大手自動車メーカーを主な顧客とするBEXのグループインにより、AIを活用した次世代の自動車設計技術の革新にも取り組んでいます。グループとして固有の優位性を掛け合わせ、AI社会実装の実現の確度を高めていきます。 当社グループは、3つのAI実装戦略と、M&Aや資本業務提携の推進により独自性を発揮してまいります。 ① AIプラットフォームの展開 ・世界大会有数の実績を誇る囲碁AIの研究開発から生まれた10万IDの運用実績があり、自社AIプロダクトとしてはトップクラスの運用実績(例:世田谷区非常勤勤怠管理システムに当社プロダクトが採用) ・当社のシステム開発力を活かし、他社SaaSサービスと連携し、他社勤怠管理システムへバンドル提供、レベニューシェアで拡大(例:LINE WORKS様、Teamspirit様、ASPIT様など) ・AI自社プロダクトは月額利用料(MRR)が高粗利で長期継続 ・AIラボサービス及びオーダーメイドAI開発リード顧客からの大型システム開発受注、基幹システム開発受注 ② レガシー産業へのAI実装 ・AI実装は黎明期であり、各業種業界へのアプローチ(横展開) ・直近のM&Aではトヨタグループ各社との顧客網を築く株式会社BEXがグループインし、自動車業界(設計、製造)のAI実装を推進 ・遊技業界プリペイドカードシステム最大手のゲームカード・ジョイコホールディングス社との資本業務提携も実施し、遊技業界のAIによるデジタル化を推進 ・上記以外においても、レガシー産業にリーチするリーディングプレイヤーとのM&Aや資本業務提携をテコに当該産業へのAI実装 ・イノテック社と共同開発したエッジAIプロダクトによるAI需要の取り込み ③ GPUサーバーセグメントの推進 ・独自開発したソフトウエアを搭載した暗号資産マイニング用途及びAI開発用途GPUサーバーマシン、モジュール型/コンテナ型のデータセンターの販売 ・大量電力消費時代における電力発電事業者や土地保有者との余剰電力等の活用推進 ・電力料金の低くクリーンエネルギー活用可能な海外データセンターの拡張 これら3つの戦略をさらに推進するため、M…
対処すべき課題
抽出本文
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(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①優秀人材の確保 ChatGPTを代表とする生成系AIが注目を浴びており、新しいテクノロジーの利用に積極的な企業はすでに活用のフェーズに突入しております。当社グループでも、VUCAといわれる先行きが不透明な時代における社会ニーズに応えることが求められております。そのため、成長の源泉であるエンジニア陣の技術力の底上げ、個々の意欲、能力向上にも注力し、急変する現代にふさわしい人材の育成を進めることが最大の課題として挙げられます。人材育成は、先端テクノロジー研究開発のキャッチアップ、市場開拓といった課題を解決する糸口ともなります。AIエンジニアといった専門人材の採用と優秀人材の育成は、AIサービスに関する問い合わせが増加する当社グループにとって急務です。他社との開発競争が激化する中でも、人材の確保は重要な意味をもっております。教育機関との連携や採用活動を活性化しております。採用・育成にかかる資金は欠かせざるコストとなっております。 ②営業マーケティングの効率化 流動性の高いIT市場を的確に分析し顧客ニーズにマッチしたサービス提供を図るため、営業マーケティングの仕組み化、効率化を推進しております。受注までのパイプラインをフロー化、標準化するために、各種のマーケティングツールは必須であり、これもまた欠かせざるコストです。 ③財務の健全化 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきまして、当社グループでは事業の維持拡大に必要なレベルの流動性の確保と財務の健全性・安全性維持を資金調達の基本方針としております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、各種サービス提供にかかわる原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。運転資金については営業キャッシュ・フロー及び借入金で賄い、新サービスの開発や企業買収等による大規模な資金需要が発生する場合は、借入金及び株式発行による資金調達で賄うことを基本とする方針です。
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1. 経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 なお、2024年7月1日に行われた株式会社BEXとの企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。当該暫定的な会計処理の確定に伴い、当連結会計年度の連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の配分の見直しが反映されており、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の金額を用いております。 (1) 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産の合計は、 4,845,099 千円と前連結会計年度末と比較して73,067千円減少しております。 流動資産は 3,056,397 千円(前期末比28,192千円増)となり、主な要因としては、現金及び預金が300,256千円、売掛金が51,488千円それぞれ増加したことおよび商品及び製品が312,196千円減少したことであります。 固定資産は 1,788,702 千円(前期末比101,260千円減)となり、主な要因としては、のれんが96,896千円、顧客関連資産が32,814千円それぞれ減少したことであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債の合計は、 3,179,689 千円と前連結会計年度末と比較して887,822千円減少しております。 流動負債は 1,819,067 千円(前期末比527,451千円減)となり、主な要因としては、短期借入金が300,000千円、契約負債が197,507千円、賞与引当金が30,614千円それぞれ減少したことであります。 固定負債は 1,360,622 千円(前期末比360,370千円減)となり、主な要因としては、長期借入金が364,644千円減少したことであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、 1,665,409 千円と前連結会計年度末と比較して814,754千円増加し、純資産比率が17.3%(前連結会計年度末)から34.4%(当連結会計年度末)となり財務状況が改善しております。主な要因としては、2024年10月に完了した株式会社ゲームカード・ジョイコホールディングスへの第三者割当増資等により1,121,453千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純損失の計上により343,999千円減少したことであります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約797文字
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 全社・消去 合計 AIソリューション事業 GPUサーバー事業 当期末残高 105,048 540,362 645,410 645,410 (注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 (のれんの金額の重要な変動) GPUサーバー事業セグメントにおいて、株式会社ゼロフィールドの全株式を取得し、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。なお、当該事象によるのれんの増加額は630,422千円であります。 また、AIソリューション事業セグメントにおいて、株式会社BEXの全株式を取得し、第4四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。なお、のれんの金額につきましては、暫定的に行っていた会計処理が確定しております。当該事象によるのれんの増加額は106,655千円であります。 当連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 全社・消去 合計 AIソリューション事業 GPUサーバー事業 当期末残高 98,212 450,301 548,514 548,514 (注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 (のれんの金額の重要な変動) 2024年7月1日に行われた株式会社BEXとの企業結合について前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度において確定しております。これにより「AIソリューション事業」におけるのれんの金額が減少しております。詳細につきましては、「注記事項(企業結合等関係)」をご参照ください。
主要な顧客・販売先
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2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日 ) 当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日 ) 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) トヨタ紡織株式会社 763,790 13.4 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績については、前 連結会計年度において 総販売実績に対する割合が 100分の10以上 の相手先がいないため、記載を省略しております。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、将来生じる実際の結果と異なる可能性がありますのでご留意ください。 ① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、2024年7月に連結子会社化した株式会社BEXの業績が通期で取り込まれたこと等により大きく増加し、 5,714,030 千円(前年同期比29.6%増)となりました。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は、2024年7月に連結子会社化した株式会社BEXの業績が通期で取り込まれたこと等により大きく増加し、 3,982,085 千円(前年同期比35.6%増)となりました。売上高及び売上原価の増加の結果、売上総利益は 1,731,945 千円(前年同期比17.5%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業損失) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、給料手当が107,105千円、役員報酬が59,082千円、研究開発費が51,729千円、採用教育費が49,094千円、支払手数料が33,622千円それぞれ増加したこと等により、 1,793,791 千円(前年同期比24.9%増)となりました。その結果、営業損失は 61,846 千円(前年同期は営業利益 38,539 千円)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常損失) 当連結会計年度の営業外収益については、主に保険解約返戻金76,692千円、暗号資産評価益48,297千円を計上したため、 167,895 千円(前年同期比372.0%増)となりました。当連結会計年度の営業外費用については、支払利息が6,922千円、支払手数料が5,766千円、第三者割当増資に伴う株式交付費が4,612千円それぞれ増加したこと等により、 46,274 千円(前年同期比73.7%増)となりました。 その結果、経常利益は 59,774 千円(前年同期比25.9%増)となりました。…