事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約608文字
3【事業の内容】 当社は、2021年4月1日付で単独株式移転の方法により、あすか製薬株式会社の完全親会社として設立され、持株会社としてグループ会社の経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社3社、関連会社5社により構成されており、主な事 業内容と当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 医薬品事業 ……あすか製薬㈱が製造・仕入し、主に武田薬品工業㈱を通じて販売しております。 その他の事業 動物用医薬品 ……あすかアニマルヘルス㈱は、あすか製薬㈱より一部商品を仕入れております。また、あすか製薬㈱は同社より一部製造業務を受託しております。 臨床検査等 ……㈱あすか製薬メディカルは、あすか製薬㈱より設備を賃借し臨床検査業務を行っております。また、あすか製薬㈱は同社に試験業務等の一部を委託しております。 その他 ……あすか製薬㈱は、医療機器や健康食品等の仕入・販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりです。 (注)1.あすか製薬㈱、㈱あすか製薬メディカル、あすかアニマルヘルス㈱の3社は当社の連結子会社です。 2.なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2479文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の社会に貢献する」という経営理念の下、「医療用医薬品事業」を中核に「アニマルヘルス事業」、「検査事業」など医療関連ビジネスを通し、社会から信頼される会社として成長・発展していきたいと考えております。 また健康や生活に対する価値観の多様化やビジネス環境の変化が急速に進む中、当社グループは機動的な意思決定とガバナンス強化を目的として、2021年度からホールディングス体制をスタートしております。当社グループの中核となる国内医療用医薬品事業において産婦人科等のスペシャリティ領域でリーディングカンパニーとして飛躍するとともに、これまでの事業を軸に「予防、検査・診断、治療、予後」のヘルスケア市場全体において、国内外にわたって事業を展開する「トータルヘルスケアカンパニー」を目指していきます。さらに今後も「いのち」に関わる企業として持続的な成長と社会課題の解決を図るとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を推進し、豊かな社会の実現にむけて貢献してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは2021年4月から2026年3月末までの中期経営計画を策定しております。その最終年度である2025年度には、売上高700億円、営業利益率8%、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略および会社の対処すべき課題 当社グループでは2021年度からスタートした中期経営計画では、これまで築いてきた基盤をより発展させつつ、当社グループが目指す「スペシャリティファーマを基盤としたトータルヘルスケアカンパニー」の実現にむけ、以下の7つの戦略に取り組んでまいります。 1.スペシャリティ領域の取り組み強化による企業価値向上にむけて、産婦人科製品の継続的な開発・販売を通じ、女性のクオリティオブライフ向上に貢献します。さらに発売から100年となる甲状腺ホルモン剤を中心に、甲状腺領域疾患の啓発活動を推進してまいります。 2.新薬の継続的創出のため、オープンイノベーションの活用や新設したロンドンオフィスとの連携によるグローバルベースなアライアンス活動に取り組みます。 3.海外事業の展開の一環として、アジアを中心に提携先との協力関係を進めていきます。 4.トータルヘルスケア実現に向けた新たな価値提供にむけ、検査事業における低侵襲な検査法のビジネス確立を進めます。また畜水産領域の繁殖・免疫と栄養の強みを伸ばし、コンパニオンアニマルの健康を支える製品の開発・販売を行います。 5.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2479文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の社会に貢献する」という経営理念の下、「医療用医薬品事業」を中核に「アニマルヘルス事業」、「検査事業」など医療関連ビジネスを通し、社会から信頼される会社として成長・発展していきたいと考えております。 また健康や生活に対する価値観の多様化やビジネス環境の変化が急速に進む中、当社グループは機動的な意思決定とガバナンス強化を目的として、2021年度からホールディングス体制をスタートしております。当社グループの中核となる国内医療用医薬品事業において産婦人科等のスペシャリティ領域でリーディングカンパニーとして飛躍するとともに、これまでの事業を軸に「予防、検査・診断、治療、予後」のヘルスケア市場全体において、国内外にわたって事業を展開する「トータルヘルスケアカンパニー」を目指していきます。さらに今後も「いのち」に関わる企業として持続的な成長と社会課題の解決を図るとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を推進し、豊かな社会の実現にむけて貢献してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは2021年4月から2026年3月末までの中期経営計画を策定しております。その最終年度である2025年度には、売上高700億円、営業利益率8%、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略および会社の対処すべき課題 当社グループでは2021年度からスタートした中期経営計画では、これまで築いてきた基盤をより発展させつつ、当社グループが目指す「スペシャリティファーマを基盤としたトータルヘルスケアカンパニー」の実現にむけ、以下の7つの戦略に取り組んでまいります。 1.スペシャリティ領域の取り組み強化による企業価値向上にむけて、産婦人科製品の継続的な開発・販売を通じ、女性のクオリティオブライフ向上に貢献します。さらに発売から100年となる甲状腺ホルモン剤を中心に、甲状腺領域疾患の啓発活動を推進してまいります。 2.新薬の継続的創出のため、オープンイノベーションの活用や新設したロンドンオフィスとの連携によるグローバルベースなアライアンス活動に取り組みます。 3.海外事業の展開の一環として、アジアを中心に提携先との協力関係を進めていきます。 4.トータルヘルスケア実現に向けた新たな価値提供にむけ、検査事業における低侵襲な検査法のビジネス確立を進めます。また畜水産領域の繁殖・免疫と栄養の強みを伸ばし、コンパニオンアニマルの健康を支える製品の開発・販売を行います。 5.…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2720文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当社は2021年4月1日に単独株式移転によりあすか製薬株式会社の完全親会社として設立されましたため、前年度との比較は行っておりません。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度の当社グループの売上高は566億7百万円となりました。費用面については売上原価が302億5千5百万円、販売費及び一般管理費は215億5千6百万円となり、その結果、営業利益は47億9千5百万円となりました。経常利益につきましては、営業外収益を3億7千9百万円、営業外費用を2億9千4百万円計上したことから48億8千万円となりました。また当社連結子会社であるあすか製薬株式会社が保有する土地および建物を譲渡したことによる固定資産売却益94億2千5百万円を計上したこと等により、特別利益として96億8千3百万円を計上いたしました。一方で、あすか製薬株式会社が申請したCDB-2914(ウリプリスタル)の開発中止により、無形固定資産の減損処理等による特別損失68億9千1百万円を計上したことに加え、投資有価証券評価損11億5千1百万円を計上したこと等により特別損失が84億円となりました。以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は42億9千万円となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 (医薬品事業) 医療用医薬品事業につきましては、2021年4月に初めて実施された薬価の中間年改定や医療費抑制策の推進による影響を受けつつも、主力である産婦人科製品の伸長等により総じて堅調に推移しました。製品別にみると、産婦人科領域においてはGnRHアンタゴニスト「レルミナ」が73億3千4百万円、月経困難症治療剤「フリウェル」は34億6千3百万円と大幅な伸長となりました。また内科領域の主力品である甲状腺ホルモン剤「チラーヂン」が74億9千9百万円、難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」が48億5千4百万円と増加したほか、他社製品供給問題に端を発する代替需要の高まりにより、オーソライズド・ジェネリック「カンデサルタン類」が123億9千4百万円、泌尿器科領域のLH-RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」が51億8千3百万円となりました。 以上の結果、売上高は507億9千1百万円、セグメント利益は50億8千8百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約706文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表 計上額 (注)3 医薬品事業 売上高 外部顧客への売上高 50,791 5,816 56,607 56,607 セグメント間の内部売上高又は振替高 73 73 △ 73 50,791 5,890 56,681 △ 73 56,607 セグメント利益 5,088 360 5,449 △ 653 4,795 セグメント資産 42,910 3,048 45,959 37,338 83,297 その他の項目 減価償却費 2,546 2,551 136 2,687 (注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、動物用医薬品、検査 および医療機器等の事業を含んでおります。 2.調整額の内容は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△653百万円は、各事業セグメントに配分していない全社費用であり、主 に持株会社である親会社に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額37,338百万円は、各事業セグメントに配分していない全社資産であり、主 に事業セグメントに帰属しない当社の金融資産(現金及び預金、投資有価証券)及び管理部門に係る 資産であります。 (3)減価償却費の調整額136百万円は、各事業セグメントに配分していない減価償却費であります。 3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2386文字
2.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 武田薬品工業㈱ 49,439 87.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 当連結会計年度における財政状態の分析につきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。 b.経営成績の分析 当連結会計年度の当社グループの売上高は566億7百万円となりました。セグメント別の売上状況につきましては、医薬品事業は2021年4月に初めて実施された薬価の中間年改定や医療費抑制策の推進による影響を受けつつも、主力である産婦人科製品の伸長等により総じて堅調に推移し、その売上高は507億9千1百万円となり、動物用医薬品、臨床検査、医療機器等の各事業を展開しているその他事業は動物用医薬品事業における畜産・コンパニオンアニマル用薬品、飼料添加物を中心に売上が好調に推移し、その売上高は58億1千6百万円となりました。 売上原価は302億5千5百万円となりました。この結果、売上総利益は263億5千1百万円となり、当連結会計年度の売上総利益率は46.6%となっております。 販売費及び一般管理費は215億5千6百万円となりました。その主な内訳は、給料手当・賞与42億1千8百万円、運送保管料57億6千7百万円、研究開発費35億9千8百万円などであります。この結果、営業利益は47億9千5百万円となりました。 営業外収益は3億7千9百万円、営業外費用は2億9千4百万円となりました。この結果、経常利益は48億8千万円となりました。 特別利益は96億8千3百万円となりました。これは主に、当社連結子会社であるあすか製薬株式会社が保有していた羽村市(東京都)の土地および建物を譲渡したことによる固定資産売却益の計上によるものであります。特別損失は84億円となりました。これは主に、あすか製薬株式会社が申請したCDB-2914(ウリプリスタル)の開発中止による無形固定資産の減損処理等による減損損失の計上や、TesoRX Pharma,LLC 優先株式の投資有価証券評価損の計上によるものであります。…