事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約3688文字
3 【事業の内容】 当社グループは、お客様のミッション達成に貢献する高機能フィルムメーカーです。コア技術であるSheeting(製膜)、Laminating(積層)、Coating(塗布)に、Ultra Precision(高精度な先端技術やお客様対応)を加えることで、顧客ニーズに合わせた先端機能フィルムとソリューションを提供しています。 当社グループは当社及び連結子会社4社で構成され、光拡散フィルム、高機能光学フィルムの開発、製造、販売を行う「光学シート事業」、包装資材、産業資材の開発、製造、販売を行う「機能製品事業」の2つの事業に関する製品の開発・製造・販売を行っております。 当社グループの事業における報告セグメントの概要及び位置付けは、次のとおりであります。 なお、以下に示す区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 事業セグメント 製品カテゴリ 主要製品 最終製品(例) 光学シート事業 光拡散フィルム 光拡散フィルム 複合拡散板 パソコンのモニター、タブレット端末、スマートフォン等の液晶ディスプレイ 高機能光学フィルム 偏光制御フィルム等 パソコンのモニター、タブレット端末、スマートフォン、車載ディスプレイ、デジタルサイネージ等の高精度・高機能液晶ディスプレイ 機能製品事業 包装資材 防湿紙 リサイクル防湿紙 鉄鋼関係の重包装、コピー用紙・印刷用紙等の紙製品包装紙等 防錆紙 自動車用外装鉄網コイル、亜鉛メッキ銅板、アルミ合金等の金属製品の包装紙 産業資材 工程紙 自動車のシート、コート・スーツ・ジャケット等の衣料品、靴・手袋等の合成レザー製品、発泡ウレタン、カーボンプリプレグ カスタム品 (内装材部材/床材用工程紙) 室内の壁材、ドア材、クッションフロア(床材) 農業資材 クリーンエネルギー資材(太陽電池用バックシート、次世代電池用部材)等 ビニールハウス、 太陽電池モジュール、住宅用・産業用発電システム等 建築・土木構造物の保護・延命シート コンクリート構造物(橋脚、高欄等)、住宅の屋根等 当社及び当社の関係会社の事業内容、位置付け及び報告セグメントとの関連 会社名 所在地 事業内容 報告セグメント との関連 恵和株式会社(当社) 日本 和歌山3工場を含む国内5工場において、当社製品を製造し、顧客へ販売を行っております。海外顧客に対しては主に当社子会社を通じて販売を行っております。 光学シート事業 機能製品事業 惠和光電材料(南京)有限公司 中国 主に中国のディスプレイ関連メーカー向けに当社製品の販売活動及び先端の開発情報の収集を行っております。一部当社製品を仕上加工し、販売も行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1822文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 (1) 会社経営の基本方針 a) 経営理念 当社並びに海外に展開しているグループ子会社は“自然と産業の調和を創造する”という経営理念のもと、人と自然にやさしい製品やサービスの提供を通じて、社会に貢献してまいります。 「自然に感謝し、自然と産業とが矛盾しない存在にする」それを実現する製品・技術・サービスの提供が恵和の存在意義であります。 b) 経営ビジョン 当社は、これまで事業を通じて実践し、そしてこれからも変わらず掲げていく“あるべき姿”をより明確に示すために経営ビジョンを刷新し、「自然と社会の共通価値を『高品質の提供』を通じて実現するCSVグループを目指す」といたしました。 なお“CSV”とは、企業活動を通じて社会的価値と経済的価値を同時に満足する“共有価値”を創造するという“Creating Shared Value”の略称であり、当社の価値観と合致することから経営ビジョンに取り入れました。今後さまざまな機会を通じて社内外に発信してまいります。 c) バリュー(行動規範) ① 社会貢献・自然貢献 経営の透明化を図り、健全な経営を実現し、自然と社会に貢献します。 ② イノベーション 新たな価値を創造し、提供し続けることが私達の信条です。 ③ 顧客からの信頼 現在と将来の顧客への信頼を得るために行動します。 ④ 品質は競争力 顧客に選ばれるために高品質を追求します。 ⑤ 社員の幸福と自己啓発 社員とその関係者の健康と幸福を願い、多様性と向上心を尊重します。 ⑥ ステークホルダーの満足 安定的な成長を実現し、適正な利益を確保します。 d) コアコンピタンス 当社グループのコアコンピタンスは次のとおりであります。 ① Ultra-precision Marketing 当社及び各国子会社のマーケターやエンジニアがブランドメーカーから部材メーカーに至るまで顧客と直接対面する事で精緻な情報収集を行っております。また、需要地の中国に品質保証センターを設置し、現地での迅速なアフターサービスを実現しております。 ② コア技術SLC×UP 3つのコア技術(S:シーティング技術、L:ラミネ―ティング技術、C:コーティング技術)と、高精度な先端技術及び高精度な顧客対応(UP:ウルトラプレシジョン)によって、顧客ニーズを具現化した高付加価値製品の提供が可能であります。 ③ All Keiwa Innovation活動 AKI活動は、安全・健全・イノベーションをキーワードにした全従業員が参加する活動です。顧客ミッションを貫くことにより、単なる改善活動ではなく継続的にイノベーションを生む成果を上げており、当社の企業文化と言えます。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1827文字
(4) 経営環境並びに事業上及び財務上 の対処すべき課題 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って緊急事態宣言の発令と解除が繰り返され、しばしば経済・社会活動が制限されるなど、先行きの不透明な状況が続きました。 このような経済状況におきまして、当社グループは、高付加価値製品の積極的な販売促進活動を実施するとともに、生産性の向上にも努めました。 当社グループは、売上高の多くを輸出により得ている関係上、グローバル経済の状況が当社グループの財政状態及び経営成績に大きな影響を与えます。特に為替相場の変動、大きなマーケットとなった中国の国内経済の動向、海外競合メーカーへの対応等多くの課題が存在します。 このような環境に対して、当社グループは、高品質・高性能製品の販売を強化することで、利益志向の経営を行ってまいります。また、強みを生かせる領域に資源を集中しつつ、生産コストの低減に努め、急激な為替変動リスクに対応して確実な利益確保に注力してまいります。 ① CSV及び経営基盤の強化 当社グループでは、経営理念に基づき「資源を無駄にしない、エネルギーを有効活用する」といった社会の役に立つ製品の提供を続けてまいりました。これからも、この理念を追求し社会が抱える課題に対して積極的に向き合い、地球と未来社会に貢献してまいります。同時に、安全推進チームの事故ゼロ活動による安全の追求、厳格な品質管理体制による製品の安全性、地球環境の保護に取り組んでまいります。また、情報インフラの整備によるグループ連携の強化やセキュリティの高度化に取り組みます。これらの経営基盤の強化により事業の継続的な発展を推進します。 ② グローバルニッチ市場に高付加価値製品を提供 ブランドメーカーから部材メーカーに至るまで顧客と直接対面して精緻な情報を得るウルトラプレシジョンマーケティングと、高性能・高品質な製品を高精度で提供するウルトラプレシジョン生産を戦略の骨子とし、顧客ニーズに適合した高付加価値製品を提供します。グローバルニッチ市場をターゲットに、強みを生かせる領域に集中しつつ確実な利益志向の経営を行ってまいります。 ③ コーポレート・ガバナンス及びコンプライアンスの強化 当社グループは、企業価値の最大化を図るためには、経営の健全性、透明性及び客観性を高めることが必要と考えており、重要な経営課題として、コーポレート・ガバナンス及びコンプライアンスの強化に取り組んでおります。当社では、リスク管理委員会、コンプライアンス委員会等の設置を行っており、海外グループ会社を含めて全社を挙げて強化を進めております。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約6288文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要 並びに 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の経営成績等の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って緊急事態宣言の発令と解除が繰り返され、経済・社会活動が繰り返し制限されるなど、先行きの不透明な状況が続きました。 このような経済状況におきまして、当社グループは、高付加価値製品の積極的な販売促進活動を実施するとともに、生産性の向上にも努めました。機能製品事業につきましては、事業再構築の一環として高品質による差別化が可能な製品に絞り込んだことなどから売上が減少した一方、光学シート事業は引き続きリモートワーク・リモートラーニング需要が堅調だったことや、直下型ミニLED液晶ディスプレイ向け新製品の量産出荷本格化などにより、売上が増加しました。また、前連結会計年度以前から取り組んでまいりました開発案件につきましても、用途拡大や新規採用の獲得に努めました。 なお、機能製品事業における差別化製品の開発や生産を強力に推進するためにSATC K-Site(旧九州工場)及びSATC T-Site(旧東京工場)の機能を滋賀アドバンストテクノセンターに集約することを決定し、2022年12月期上期中に設備の移設を含めた生産集約に伴う工場の移転統合を完了する見込みとなっております。 この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は 18,130百万円 (前期比 23.0%増 )、営業利益は 3,135百万円 (前期比 184.4%増 )、経常利益 3,467百万円 (前期比 248.0%増 )、親会社株主に帰属する当期純利益は 2,569百万円 (前期比 246.9%増 )となりました。 なお、セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約584文字
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 462,621千円 は、主に報告セグメントに帰属しない研究開発に係る資産等であります。 2 . セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額 (注2) 光学シート事業 機能製品事業 売上高 外部顧客への売上高 13,951,984 4,178,749 18,130,734 18,130,734 セグメント間の内部 売上高又は振替高 13,951,984 4,178,749 18,130,734 18,130,734 セグメント利益 5,389,846 136,287 5,526,133 △ 2,390,801 3,135,332 セグメント資産 15,805,475 3,326,483 19,131,958 9,639,427 28,771,385 その他の項目 減価償却費 979,120 163,635 1,142,755 205,562 1,348,318 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,992,663 660,625 3,653,288 255,092 3,908,381 (注)1 . 調整額は、以下のとおりであります。