事業の内容
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/ 原文長 約2545文字
3【事業の内容】 当社グループは(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社アクリート)及び子会社4社により構成されており、メッセージングサービス事業を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を、グループ各社の所在地を基礎とした地域別から構成された、「国内メッセージングサービス事業」及び「海外メッセージングサービス事業」の2区分に変更しております。 各報告セグメントに携わっている当社及び関係会社は以下のとおりであります。 ・国内メッセージングサービス事業:株式会社アクリート、株式会社Xoxzo、株式会社テクノミックス ・海外メッセージングサービス事業:VietGuysJ.S.C. メッセージングサービス事業 (1) SMS配信サービス SMS配信サービスは、SMS(ショートメッセージサービス)を使って一斉配信を行うサービスです。SMSは、電話番号を利用し70文字程度のメッセージを送ることができる携帯電話の機能です。 電話(音声通話)の不通率が高いこと、郵便・Eメール・FAX等の通信手段の即時性、閲覧率の低下等により、企業から個人へのコンタクトが困難となりつつある状況の中、SMSは、近年、携帯電話を保有する全ての人に対して、個人が特定されている携帯電話番号へ送信することが可能であること、変更されにくく一般的に即時閲覧率が高い通信手段であることから、各企業が様々な用途により利用を進めております。 主な用途といたしましては、会員登録、端末変更、パスワード配信などを行う際の携帯電話番号を用いた個人認証手段、採用情報、期限告知、支払督促、予約確認、WEBへの誘導、問合せ対応、キャンペーンなどのマーケティング・コミュニケーション手段などで利用されております。 ユーザー企業は、システムから自動的にSMS配信を行うAPI接続による自動配信と、当社のSMS配信システムを管理画面から操作し配信を行う手動配信を用途に応じて選択し、簡単に利用することが可能となっております。 現在、当社はSMS配信サービスプラットフォームとして7つのサービスを展開しております。 ①SMSコネクト 企業が自身のシステムやPCから携帯電話番号だけで、複数の携帯電話/スマートフォンにSMSを送ることができるサービス。 ②双方向SMSコネクト SMS送信の強いプッシュ通知という特性を更に生かすために、企業とユーザーとの間の双方向のコミュニケーションを実現するサービス。 ③IVR(音声自動応答) SMSを受信できないユーザーの電話番号を認証するための音声自動応答サービス。 ④電話deSMS IVRに着電したユーザーの携帯電話番号に、SMSを自動配信するサービス。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2955文字
(2) 経営環境及び経営戦略 当社グループの事業は、メッセージングサービス事業の単一事業でありましたが、当連結会計年度において、VietGuysJ.S.C.を連結子会社化したことに伴い、当連結会計年度から報告セグメントを従来の「メッセージングサービス事業」の単一事業から、グループ各社の所在地を基礎とした地域別から構成された、「国内メッセージングサービス事業」及び「海外メッセージングサービス事業」の2区分に変更しております。 ①国内メッセージングサービス事業 国内メッセージングサービス事業は、SMS配信サービスとメール配信サービスに区分されますので、それぞれのサービスに分けて説明いたします。 a.SMS配信サービス SMS配信サービス市場は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響を受け、ニューノーマルと呼ばれる、社会・経済活動が大きく変容するなかで、SMS配信サービスの認知度は向上しておりますが、国内企業の普及率が依然として低く、今後の拡大余地は大きいものと見込まれております。 利用用途として、ICT(情報通信技術)の発展により個人認証によるセキュリティの重要性が高まるなかで、携帯電話番号は有効な個人認証手段として定着しつつあり、SNSやスマートフォンアプリの利用時などの本人認証通知、また、生活様式の変化により企業から個人へのコンタクト手段であった電話、郵便、Eメール、FAX等から、SMSの配信対象カバー率、閲覧率、即時性、大量一斉送信、変更頻度通知などの優位性が注目されつつあるなかで、公共料金・税金など督促の通知や、飲食業界のノー・ショウ(飲食店における無断キャンセル)対策としての予約確認など企業と個人の間でのコミュニケーション手段としてSMSが利用されるようになり、物流の再配達問題、仮想通貨のセキュリティ問題、IoTの普及、公共サービスのDX化など、社会課題を解決する手段として今後も様々な業界から注目され、利用用途はさらに広がっていくものと見込まれております。 上記のような高い到達率と開封率というSMSの有用性を再認識する企業の増加に伴い、SMS配信市場は急速な広がりをみせており、2026年の国内直収市場規模は配信数140億7,713万通と予想され(「ミックITレポート 2022年10月号」(デロイトトーマツミック経済研究所))、2022年度から2026年度までの年平均成長率は40.3%増で、引き続き安定高成長を続けると予想されております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2174文字
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、以下の事項について今後の事業展開における重要な課題として認識し、取り組んでおります。 ① 国内SMS配信サービスの利用用途拡大 当社はこれまで社会変化とともに現れる前例のない情報社会の課題や変革に対して、常に解決案を提示し、サービス利用者を増やすことによって業績を伸ばしてきました。今後においても、日本国内においてもDX化や、それに伴う個人情報の取扱いなど、激変していくであろうデジタル社会において、起こり得る前例のない情報社会の課題や変革に対して解決策を提供していくことが当社の成長ドライバーになり得ると認識しており、これまでのサービス展開の軸である「セキュリティ」と「コミュニケーション」という領域において、自治体や企業において現場の頑張りで支えている非効率な業務をSMSというメッセージ手段で業務効率化できるよう利用用途開発を推進してまいります。 ② 販社・代理店、海外SMSアグリゲーターとの連携強化 SMS配信サービスの活用により、顧客満足度を向上させることができる商圏を有する業界特化型の販社・代理店や、グローバルIT企業を中心とした有力な海外SMSのトランザクションを確保している海外SMSアグリゲーターとの連携を一層強化することにより、SMS配信サービスの営業体制を強化し、市場拡大とシェア拡大を図ることが重要な成長戦略であると認識しております。 ③ 新サービス開発や新事業領域への進出 当社のコア・バリューである「本人認証(セキュリティ)・連絡伝達(コミュニケーション)」を中心とし、各業界の課題に合わせたソリューションサービスを展開することが成長ドライバーとなり得ることを認識しており、当社で現在提供している国内網を利用したSMS配信サービス以外のメッセージングサービスのラインナップを増やしてまいります。具体的には、2021年9月に「学校安心メール」や「自治体安心メール」を展開する株式会社テクノミックスを子会社化し、グループとして新たにメール配信サービスを有することとなり、当社の既存顧客に対し、より多角的なコミュニケーション・チャネルを提供することが可能となりました。さらに、2021年10月には、国際網を主としたSMS配信サービスを展開する株式会社Xoxzoを子会社化し、すぐに利用したい、また、送信元をアルファベット表示で送りたいという一定の規模を有する国際網SMS配信市場において、さらなる顧客拡大や新たな顧客層へのリーチを実現し、これに伴い、既存顧客に対してもサービスの選択肢を提供することが可能となりました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4418文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、2021年9月21日に行われた株式会社テクノミックスとの企業結合および2021年10月7日に行われた株式会社Xoxzoとの企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。 当該暫定的な会計処理の確定に伴い、当連結会計年度の連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されており、前連結会計年度末との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の金額を用いております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 資産、負債、純資産別の財政状態は以下のとおりです。 (資産) 当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末と比べて2,175,433千円増加し、4,921,697千円となりました。これは主に、現金及び預金668,500千円、受取手形 、 売掛金及び契約資産551,958千円、顧客関連資産827,317千円の増加によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末と比べて1,702,350千円増加し、2,743,960千円となりました。これは主に、買掛金136,277千円、未払法人税等248,490千円、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金998,859千円の増加によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比べて473,083千円増加し、2,177,737千円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加851,652千円、新株予約権の行使に伴う資本金23,270千円及び資本剰余金23,270千円の増加に対して、配当金の支払いによる利益剰余金の減少58,740千円、自己株式の取得による増加814,965千円によるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束時期は未だ見通しが立たない中、国内外におけるワクチン接種の普及や行動制限の緩和により、経済活動の正常化が期待される一方、ロシア・ウクライナ情勢の長期化やエネルギー価格、各種原材料の高騰など依然として先行き不透明な状況が続いております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約775文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) 「1.報告セグメントの概要」に記載のとおりであります。 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸表 計上額 国内メッセージングサービス事業 海外メッセージングサービス事業 売上高 顧客との契約から生じる収益 4,826,086 1,364,517 6,190,604 6,190,604 その他の収益 外部顧客への売上高 4,826,086 1,364,517 6,190,604 6,190,604 セグメント間の内部売上高又は振替高 420 420 △ 420 4,826,086 1,364,938 6,191,025 △ 420 6,190,604 セグメント利益又は損失(△) 1,180,917 △ 8,029 1,172,887 △ 420 1,172,466 セグメント資産 3,588,177 1,337,201 4,925,378 △ 3,680 4,921,697 その他の項目 減価償却費 64,302 47,136 111,438 111,438 のれんの償却額 27,523 27,523 27,523 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 32,626 910,015 942,642 942,642 (注)1.調整額は以下のとおりであります。 (1)売上高の調整額は、セグメント間の内部売上高消去額であります。 (2)セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権債務相殺消去額であります。 2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4592文字
3.当連結会計年度におけるNexmo, Inc.の販売実績は総販売実績に対する割合が10%未満のため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度末の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態」に記載のとおりであります。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」にも記載しておりますが、売上高は6,190,604千円(前年同期比118.5%増)となりました。これは主に、当社においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、PCR検査結果の連絡や自宅療養中の方への健康状態確認の手段が、これまでの電話による連絡からSMSでの連絡に変わるなど、自治体等行政サービスでの利用が増加したことなどにより配信数が増加したこと、引き続き国内SMS配信市場の拡大により国内市場向けのSMS配信数が増加したこと、また、海外SMSアグリゲーター経由については、当社が提供する「国内正規配信ルート」の到達率や開封率の高さが見直された結果によるものであります。あわせて、前連結会計年度に子会社化した、株式会社テクノミックス及び株式会社Xoxzoが通期で業績貢献したこと、当第2四半期会計期間にVietGuysJ.S.C.が連結対象になったことが増収要因となっております。 売上原価は、3,892,075千円(前年同期比130.2%増)となりました。これは主に、当社において、SMS配信数増加に伴う携帯電話事業者からの仕入高増加によるもの、VietGuysJ.S.C.が連結対象になったことが増加要因となっております。 販売費及び一般管理費は、1,126,062千円(前年同期比66.9%増)となりました。これは主に、事業拡大に伴う人員増による人件費の増加、広告及び販促費用の増加及び新事業領域へ進出するための研究開発費用及びM&Aなど事業開発に係る支払手数料によるもの、VietGuysJ.S.C.が連結対象になったことが増加要因となっております。 結果、営業利益は1,172,466千円(前年同期比150.4%増)となりました。 営業外損益は、為替差益10,771千円及び新規借入による支払利息7,687千円により、経常利益は1,176,418千円(前年同期比153.7%増)となり、税金等調整前当期純利益は1,203,883千円(前年同期比169.…