事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約827文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社セルシード)及び欧州における細胞シート再生医療等製品の研究開発を行う子会社(CellSeed Sweden AB)並びに関連会社 ( 日生細胞生技股份有限公司(Up Cell Biomedical Co.) ) の3社により構成されております。 当社グループは、日本発の「細胞シート工学」を基盤技術とし、この技術に基づいて作製される「細胞シート」を用いて従来の治療では治癒できなかった疾患や障害を治す再生医療アプローチである「細胞シート再生医療」の世界普及を目指して、以下の2つの事業を展開しております。 (1) 「再生医療支援事業」 細胞シート再生医療の基盤ツールである「温度応答性細胞培養器材」及びその応用製品の研究開発・製造・販売、並びに再生医療に関わる総合的なサポートを通じて、再生医療の研究開発・事業化を支援する事業(当社が推進) (2) 「細胞シート再生医療事業」 細胞シート再生医療等製品及びその応用製品の研究開発・製造・販売を通じて、細胞シート再生医療の普及を推進する事業(当社及びCellSeed Sweden ABが推進) 系統図は次のとおりであります。 ①再生医療支援事業 「温度応答性細胞培養器材」及びその応用製品の研究開発・製造・販売 再生医療受託サービス ②細胞シート再生医療事業 細胞シート再生医療事業では患者自身(自己細胞)あるいは患者以外(同種細胞)から必要な細胞を少量採取し、それを当社が開発した温度応答性細胞培養器材で培養して組織を作り、患者に提供するというものです。 細胞シート再生医療事業は現在事業化準備段階にあり、当社は細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を目的とした他社との協力体制等も視野に入れ、その実現を目指しております。従いまして事業系統図は、上述の状況等を踏まえた上で具体化していく内容となることから、現段階において事業系統図は記載しておりません。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2940文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 経営理念として以下の通りミッション及びビジョンを策定し、再生医療の発展に貢献して参ります。 「ミッション」:価値ある、革新的な再生医療をリードし、世界の医療に貢献します。 「ビジョン」:細胞シートビジネスプラットフォームを確立して、最良の製品を世界に届けます。 (2) 目標とする経営指標 当社は再生医療支援事業と細胞シート再生医療事業を展開しておりますが、いずれの事業もまだ継続的な利益を計上する前の段階にあります。ただし、細胞シート再生医療事業においては、早期売上高計上開始を目指して複数のパイプラインの研究開発を推進しております。また、再生医療支援事業においては、国内外の販売代理店を通じた各種細胞培養器材の販売を推進し、販売促進を通じた売上高増強に努めております。 当社は、以上のような売上高増加を目指した様々な事業活動を推進することによって、早期に連結ベースでの継続的な黒字化を実現することを中長期的な最重要経営課題としております。 (3)経営環境及び 対処すべき課題 ① 再生医療支援事業に関する経営環境及び対処すべき課題 再生医療支援事業の最大の課題は、対象顧客層における当社細胞培養器材の認知度向上による売上高増加であります。現在国内外の販売代理店及び自社による販促活動に注力しておりますが、特に海外においては認知度向上余地が大きいと考えられます。その施策の1つとして、新規販売代理店の開拓は喫緊の課題であると認識しております。 顧客ニーズに対応した製品ラインナップの拡充も重要な課題であります。操作性の向上を目的とした新しい器材形態の開発や培養する細胞の特性に応じた培養器材表面の調整など様々な要望が顧客から寄せられており、当社でも具体的な検討作業を進めております。 また、臨床応用用途の製品開発も重要な課題であると考えております。現在、当社が市販している製品は研究開発用途を目的とした製品が主ですが、今後は臨床研究段階や再生医療等製品の製品化の際にも利用可能な製品開発も進めております。 さらに製造コストの引き下げ及び生産能力の拡充も重要課題の1つであります。現在、市販製品については大日本印刷株式会社に製造を委託して製品の安定供給を進めつつ、製造方法の抜本的な変革を目指し製造枚数を飛躍的に増やしつつ製造コストも引き下げる検討を進めて参ります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2940文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 経営理念として以下の通りミッション及びビジョンを策定し、再生医療の発展に貢献して参ります。 「ミッション」:価値ある、革新的な再生医療をリードし、世界の医療に貢献します。 「ビジョン」:細胞シートビジネスプラットフォームを確立して、最良の製品を世界に届けます。 (2) 目標とする経営指標 当社は再生医療支援事業と細胞シート再生医療事業を展開しておりますが、いずれの事業もまだ継続的な利益を計上する前の段階にあります。ただし、細胞シート再生医療事業においては、早期売上高計上開始を目指して複数のパイプラインの研究開発を推進しております。また、再生医療支援事業においては、国内外の販売代理店を通じた各種細胞培養器材の販売を推進し、販売促進を通じた売上高増強に努めております。 当社は、以上のような売上高増加を目指した様々な事業活動を推進することによって、早期に連結ベースでの継続的な黒字化を実現することを中長期的な最重要経営課題としております。 (3)経営環境及び 対処すべき課題 ① 再生医療支援事業に関する経営環境及び対処すべき課題 再生医療支援事業の最大の課題は、対象顧客層における当社細胞培養器材の認知度向上による売上高増加であります。現在国内外の販売代理店及び自社による販促活動に注力しておりますが、特に海外においては認知度向上余地が大きいと考えられます。その施策の1つとして、新規販売代理店の開拓は喫緊の課題であると認識しております。 顧客ニーズに対応した製品ラインナップの拡充も重要な課題であります。操作性の向上を目的とした新しい器材形態の開発や培養する細胞の特性に応じた培養器材表面の調整など様々な要望が顧客から寄せられており、当社でも具体的な検討作業を進めております。 また、臨床応用用途の製品開発も重要な課題であると考えております。現在、当社が市販している製品は研究開発用途を目的とした製品が主ですが、今後は臨床研究段階や再生医療等製品の製品化の際にも利用可能な製品開発も進めております。 さらに製造コストの引き下げ及び生産能力の拡充も重要課題の1つであります。現在、市販製品については大日本印刷株式会社に製造を委託して製品の安定供給を進めつつ、製造方法の抜本的な変革を目指し製造枚数を飛躍的に増やしつつ製造コストも引き下げる検討を進めて参ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4420文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 財政状態及び経営成績の概要 ①財政状態 (資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて376,701千円増加し、1,622,187千円となりました。これは、現金及び預金が395,794千円増加したことなどによります。 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて26,485千円減少し、184,270千円となりました。これは、有形固定資産が29,113千円減少したことなどによります。 この結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて350,215千円増加し、1,806,457千円となりました。 (負債) 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて9,637千円増加し、120,084千円となりました。これは、買掛金が4,548千円減少した一方で、未払金が7,755千円、未払法人税等が7,470千円増加したことなどによります。 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて160,000千円増加し、160,000千円となりました。これは、長期借入金が160,000千円増加したことによります。 この結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて169,637千円増加し、280,084千円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて180,578千円増加し、1,526,373千円となりまし た。これは、 親会社株主に帰属する当期純損失を783,860千円計上した一方で、 新株予約権の発行およびその一部の行使による株式の発行により資本金が475,951 千円、資本剰余金が475,951千円増加したことなどによります。 ②経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済及び世界経済は、世界的大流行となった新型コロナウイルス感染症の影響により世界各地で経済活動の制限が行われたことから、極めて厳しい状況となりました。日本においても2020年3月に緊急事態宣言が発出され、医療活動、経済活動へ大きな影響が出ました。さらに2020年11月ごろから新型コロナウイルス感染症の3回目の感染拡大が進んでおり、2021年1月には再び緊急事態宣言が発出されるに至るなど、経済活動の停滞や景気後退懸念が払しょくされず、先行きが不透明な状況が継続しております。 当社グループはこのような環境の下、全社員の健康と安全を確保するため、在宅勤務を原則とする勤務体制を実施するなどの対策により感染拡大防止に努めつつ再生医療支援事業及び細胞シート再生医療事業における活動を推進いたしました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約607文字
5 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額15,227千円は、報告セグメントに帰属しない親会社本社の設備投資額であります。 6 セグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1,2, 3,4,5 連結財務諸表計上額 (注)6 再生医療支援事業 細胞シート再生医療事業 売上高 外部顧客への売上高 147,314 52,152 199,466 199,466 セグメント間の内部売上高又は振替高 147,314 52,152 199,466 199,466 セグメント損失(△) △ 38,901 △ 390,492 △ 429,393 △ 290,127 △ 719,521 セグメント資産 89,374 161,587 250,961 1,555,496 1,806,457 セグメント負債 11,414 50,063 61,478 218,605 280,084 その他の項目 減価償却費 9,777 9,777 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 16,850 16,850 (注)1 セグメント損失(△)の調整額△290,127千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に親会社本社の経営企画部門などに係る費用であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4656文字
3 最近2連結会計年度の主要な販売先及び販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) MetaTech(AP)INC. 164,552 59.7 79,248 39.7 Thermo Fisher Scientific Inc. 48,725 17.7 53,591 26.9 フナコシ(株) 26,059 9.4 32,246 16.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、将来に関する事項は当連結会計年度末日現在において判断したものであり、リスクや不確実性を含んでいます。将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますのでご留意ください。 ①財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて376,701千円増加し、1,622,187千円となりました。これは、現金及び預金が395,794千円増加したことなどによります。 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて26,485千円減少し、184,270千円となりました。これは、有形固定資産が29,113千円減少したことなどによります。 この結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて350,215千円増加し、1,806,457千円となりました。 (負債) 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて9,637千円増加し、120,084千円となりました。これは、買掛金が4,548千円減少した一方で、未払金が7,755千円、未払法人税等が7,470千円増加したことなどによります。 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて160,000千円増加し、160,000千円となりました。これは、長期借入金が160,000千円増加したことによります。 この結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて169,637千円増加し、280,084千円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて180,578千円増加し、1,526,373千円となりまし た。これは、 親会社株主に帰属する当期純損失を783,860千円計上した一方で、 新株予約権の発行およびその一部の行使による株式の発行により資本金が475,951 千円、資本剰余金が475,951千円増加したことなどによります。 ②経営成績の分析 再生医療支援事業では、将来に向け更なる器材事業の成長を目指し、引き続き新製品の研究開発に取り組みました。…