事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約500文字
3【事業の内容】 当社グループは、提出会社(飯野海運株式会社、以下当社という。)のほか連結対象子会社62社、持分法適用会社5社及び連結対象外の関係会社9社(2022年3月31日現在)で構成され、外航海運業、内航・近海海運業及び不動産業の3事業を行っております。各事業における当社及び関係会社の位置付けなどは次の通りであります。 (外航海運業) 船舶の運航、貸渡、用船、管理、海運仲立業、舶用品販売及び代理店業を行っております。 主な関係会社 (運航及び貸渡) AZALEA TRANSPORT S.A. (管理) イイノマリンサービス㈱ (仲立業及び舶用品販売) イイノエンタープライズ㈱ (内航・近海海運業) 船舶の運航、貸渡、用船及び管理を行っております。 主な関係会社 (運航、貸渡及び管理) イイノガストランスポート㈱ (不動産業) ビルの賃貸、管理、倉庫業及び不動産関連事業を行っております。 主な関係会社 (管理) イイノ・ビルテック㈱ (倉庫業) 泰邦マリン㈱ (不動産関連事業) ㈱イイノ・メディアプロ (海外不動産業) IKK HOLDING LTD 事業の系統図は、次の通りです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2464文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「安全の確保は社業の基盤である」との認識のもとに、よいサービスと商品を社会に適正な利潤を得て安定的に供給すると共に、すべてのコストについて不断の削減につとめ、効率的な経営を行うことを基本方針としております。 なお、その実行にあたっては社会的要請へ適応し、環境に配慮した行動をとることとしております。 (核となる事業) 企業集団の人的・物的資源を生かしながら、当社グループは引き続き次の3つの事業を核として推進します。 ・全世界にわたる水域で原油、石油化学製品、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、発電用石炭、肥料、木材チップなどの基礎原料の輸送を行う外航海運業 ・国内、近海を中心とした水域で液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、石油化学ガスなどの基礎原料の輸送を行う内航・近海海運業 ・東京都心とロンドン中心部における賃貸オフィスビルの所有、運営、管理及びメンテナンス並びにフォトスタジオの運営を行う不動産業 (2)中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2030年に向けたグループ企業の一層の成長を見据えて策定した3ヵ年の中期経営計画 「Be Unique and Innovative. : The Next Stage‐2030年に向けて‐」(計画期間:2020年4月~2023年3月、以下「本計画」という) を2020年度より進めています。 本計画では、2030年に向けた目標“IINO VISION for 2030”を掲げ、時代の要請に応え自由な発想で進化し続ける独立系グローバル企業としての地位確立を目指しています。独自のビジネスモデルである“IINO MODEL”の形成、高品質なサービス“IINO QUALITY”の提供を更に追求し、自社の経済的価値を高めると同時に、サステナビリティへの積極的な取り組みにより環境保全を含めた社会的ニーズに対応することで社会的価値をも創造し、当社グループの理解する共通価値の創造(CSV)を目指したいと考え、本計画を策定しました。 本計画では「共通価値の創造を目指して」をテーマとしており、3つの重点強化策として挙げた「グローバル事業の更なる推進」、「安定収益基盤の更なる盤石化」及び「サステナビリティへの取組み」を重点的に実行してきました。 各重点強化策の具体的な推進事項・主な取り組みは以下の通りです。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2464文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「安全の確保は社業の基盤である」との認識のもとに、よいサービスと商品を社会に適正な利潤を得て安定的に供給すると共に、すべてのコストについて不断の削減につとめ、効率的な経営を行うことを基本方針としております。 なお、その実行にあたっては社会的要請へ適応し、環境に配慮した行動をとることとしております。 (核となる事業) 企業集団の人的・物的資源を生かしながら、当社グループは引き続き次の3つの事業を核として推進します。 ・全世界にわたる水域で原油、石油化学製品、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、発電用石炭、肥料、木材チップなどの基礎原料の輸送を行う外航海運業 ・国内、近海を中心とした水域で液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、石油化学ガスなどの基礎原料の輸送を行う内航・近海海運業 ・東京都心とロンドン中心部における賃貸オフィスビルの所有、運営、管理及びメンテナンス並びにフォトスタジオの運営を行う不動産業 (2)中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2030年に向けたグループ企業の一層の成長を見据えて策定した3ヵ年の中期経営計画 「Be Unique and Innovative. : The Next Stage‐2030年に向けて‐」(計画期間:2020年4月~2023年3月、以下「本計画」という) を2020年度より進めています。 本計画では、2030年に向けた目標“IINO VISION for 2030”を掲げ、時代の要請に応え自由な発想で進化し続ける独立系グローバル企業としての地位確立を目指しています。独自のビジネスモデルである“IINO MODEL”の形成、高品質なサービス“IINO QUALITY”の提供を更に追求し、自社の経済的価値を高めると同時に、サステナビリティへの積極的な取り組みにより環境保全を含めた社会的ニーズに対応することで社会的価値をも創造し、当社グループの理解する共通価値の創造(CSV)を目指したいと考え、本計画を策定しました。 本計画では「共通価値の創造を目指して」をテーマとしており、3つの重点強化策として挙げた「グローバル事業の更なる推進」、「安定収益基盤の更なる盤石化」及び「サステナビリティへの取組み」を重点的に実行してきました。 各重点強化策の具体的な推進事項・主な取り組みは以下の通りです。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約6613文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1) 業績 当連結会計年度(以下、「当期」という。)の世界経済は、依然として新型コロナウイルス感染症(COVID-19。以下、「感染症」という。)の影響が続き、先進国及び新興国でインフレが急加速したことに加え、当期末にはロシアがウクライナに侵攻したことで先行き不透明感が増したものの、一部の国を除き景気回復の動きが見られました。 米国では、インフレが加速する中、個人消費や雇用は堅調に推移しました。中国では、固定資産投資や輸出が景気拡大を牽引していたものの、年明け以降はゼロコロナ政策に伴う厳しい活動制限により、個人消費の減速基調が継続しました。欧州では、感染症の変異株の拡大による一時的な行動制限の再導入や、期末にかけてはウクライナ侵攻の影響があったものの、個人消費は堅調に推移し、景気は緩やかに回復しました。我が国の経済は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による下押し圧力はあったものの、回復基調を維持しました。 当社グループの海運業を取り巻く市況は、ドライバルク船では期中を通して高い水準で推移し、ケミカルタンカーにおいても回復基調となりました。一方で、感染症の影響による船員交代の制限等の運航上のリスクは解消されず、予断を許さない状況が続きました。このような状況の下、当社グループでは、既存契約の有利更改や効率配船への取り組み等により、運航採算の向上を図った他、売船市場の動向を見極め船舶の処分を行い、固定資産売却益(特別利益)を計上しました。不動産業においては、当社所有ビルの商業フロアの営業やイイノホール&カンファレンスセンター等で感染症の影響を受けましたが、オフィスフロアは順調な稼働を継続したことから、全体としては安定した収益を確保しました。 以上の結果、売上高は1,041億円(前期比17.1%増)、営業利益は75億24百万円(前期比10.1%増)、経常利益は94億31百万円(前期比38.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は125億26百万円(前期比63.6%増)となりました。 各セグメント別の状況は次の通りです。 ①外航海運業 当期の外航海運市況は以下の通りです。 大型原油タンカー市況は、経済活動回復に伴い原油需要が増加し、夏場より継続してOPECプラスの協調減産幅が縮小されているにもかかわらず、依然として船腹供給圧力が強いことから、総じて低迷が続きました。 ケミカルタンカー市況は、中国港湾での検疫強化等の影響を受け、アジア域内では夏場以降に船腹需給が引き締まり、堅調に推移しました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約925文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸 表計上額 外航 海運業 内航・近海 海運業 不動産業 売上高 外部顧客への売上高 69,641 8,225 11,049 88,916 88,916 セグメント間の内部売上高 又は振替高 △ 346 356 108 118 △ 118 69,295 8,581 11,158 89,033 △ 118 88,916 セグメント利益 2,463 505 3,863 6,831 6,831 セグメント資産 118,070 10,849 90,799 219,718 25,893 245,611 その他の項目 減価償却費 8,354 749 1,979 11,083 11,083 持分法適用会社への投資額 2,170 2,170 2,170 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 22,580 1,976 5,967 30,522 46 30,567 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸 表計上額 外航 海運業 内航・近海 海運業 不動産業 売上高 外部顧客への売上高 82,408 9,535 12,158 104,100 104,100 セグメント間の内部売上高 又は振替高 138 96 235 △ 235 82,546 9,535 12,254 104,335 △ 235 104,100 セグメント利益 2,860 513 4,150 7,524 7,524 セグメント資産 114,004 15,719 93,481 223,205 23,925 247,130 その他の項目 減価償却費 8,676 795 2,257 11,728 11,728 持分法適用会社への投資額 1,950 1,950 1,950 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 5,329 3,941 2,967 12,237 185 12,423