事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約1582文字
3 【事業の内容】 当社グループは、㈱モスフードサービス(当社)及び子会社10社、関連会社14社により構成されており、主にフランチャイズシステムによる飲食店の展開を事業としております。事業は大きく主に国内で「モスバーガー」等の商標を使用した飲食店を展開する「国内モスバーガー事業」、主に海外で「モスバーガー」等の商標を使用した飲食店を展開する「海外事業」、「マザーリーフ」「あえん」「モスプレミアム」等の商標を使用した飲食店を展開する「その他飲食事業」、これらの飲食事業を衛生業、金融業、保険業等で支援する「その他の事業」に分けることができます。 事業内容と当社及び関係会社等の当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 セグメントの名称 主要製品 主要な会社 国内モスバーガー事業 「モスバーガー」等の運営 ハンバーガー、ライスバーガー、モスチキン、スープ、ドリンク等及びパティ、バンズ、ポテト等の食材並びにカップ、パッケージ等の包装資材 [国内] ㈱モスフードサービス ㈱モスストアカンパニー 食品製造、食材販売事業 パティ、ソース類等 [国内] 紅梅食品工業㈱、タミー食品工業㈱ アグリ事業 トマト、レタス等 [国内] ㈱モスファーム熊本、㈱モス・サンファームむかわ、㈱モスファームすずなり、㈱モスファームマルミツ、㈱モスファーム信州、㈱モスファーム千葉 海外事業 「モスバーガー」等の運営 ハンバーガー、ライスバーガー、モスチキン、スープ、ドリンク等及びパティ、バンズ、ポテト等の食材並びにカップ、パッケージ等の包装資材 [台湾] 安心食品服務(股) [シンガポール] モスフード・シンガポール社 安心フードサービス シンガポール社 [香港] モスフード香港社 [タイ] モスバーガー・タイランド社 [オーストラリア] モスバーガー・オーストラリア社 [インドネシア] モグ インドネシア社 [韓国] モスバーガーコリア社 [フィリピン] モスバーガー・フィリピン社 食品製造、食品販売事業 パティ、ソース類等 [台湾] 魔術食品工業(股) [フィリピン] モスサプライ・フィリピン社 その他飲食事業 喫茶 紅茶、ワッフル、パスタ、スイーツ等 [国内] ㈱モスフードサービス レストラン 和風旬菜料理 [国内] ㈱モスフードサービス その他の事業 食品衛生検査業 ハンバーガー等の衛生検査、衛生関連商品の販売 [国内] ㈱エム・エイチ・エス 金銭貸付業、保険代理業、レンタル業 フランチャイジー(加盟店)への事業資金貸付、生命保険・損害保険の代理、POSレジスター、看板等のレンタル [国内] ㈱モスクレジット グループ内アウトソーシング事業 グループ内アウトソーシング事業 [国内] ㈱モスシャイン 以上の企業集団等について事業系統図を図示すると次のとおりであ…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2939文字
(2) 経営環境、中長期的な会社の経営戦略 個人消費の持ち直しやインバウンド需要の拡大によって、国内の外食需要は回復基調にあります。一方で、原材料やエネルギー価格の高止まりなどによって、依然として先行きは不透明な状況が続いております。このような環境の中、2024年度は「Challenge & Support」を中期スローガンとした中期経営計画の最終年度となり、多くの成果を上げることができました。 主力の国内モスバーガー事業は、既存店の売上高・客数・客単価がいずれも前期を上回るなど、概ね好調に推移しました。消費の二極化への対応として、商品価格帯のグラデーション化を推進し、レギュラー、プレミアム、超プレミアムの価格帯のラインアップを充実させたことで、より幅広い顧客層の獲得につながりました。期末の国内店舗数は前期比8店舗増の1,321店舗となりました。また、収益性重視の意識徹底と販管費抑制に加え、在庫回転率向上による資金効率化、物流効率化による商品管理コスト抑制にも注力しました。 これらの結果、2024年度の連結経営成績は、売上高961億85百万円(前期比3.4%増)、営業利益52億23百万円(前期比24.8%増)、経常利益55億69百万円(前期比26.8%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は31億50百万円(前期比22.4%増)となりました。 国内モスバーガー事業では、マーケティング方針として「和ごころエンジョイ」を掲げ、お客様からの支持拡大と売上増に努めました。とくに好調だったのが新カテゴリーとして2024年3月に販売を開始した「新とびきり」シリーズであり、手軽に食べられるプレミアムバーガーという商品コンセプトが支持され、販売開始からわずか1年でシリーズ累計1,600万食を突破しました。このほか、「一頭買い 黒毛和牛バーガー~山わさび醤油(しょうゆ)仕立て~」においては、新たな顧客層へのアプローチを試みました。 モスブランドを活用した新たな事業の展開としては、公式オンラインショップ内で、海外の料理をヒントに開発したモスライスバーガーの新商品を発売するなど、商品ラインアップの充実を図っております。また、新たな販売チャネルの開拓に向けて、当社監修商品を他社の販売チャネルに乗せることにも挑戦しております。今後もこうした取り組みを拡大し、ブランド価値の向上とともに、新たな収益源に育てていきたいと考えております。 海外事業については、セグメント利益の黒字化を達成しましたが、さらなる成長のため、現在、不採算店舗の閉店や既存店の改装、管理コストの抑制といった収益性改善に取り組んでおります。これらの取り組みにより、2024年12月末の海外店舗数は422店舗となっております。出店エリアはアジアを中心とした6つの国と地域であります。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1011文字
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや、インバウンド需要の拡大により、外食需要の回復が見られました。一方で、不安定な国際情勢による景気減速リスクに加え、原材料及びエネルギー価格の高止まりや為替変動による調達費用の上昇など、依然として先行き不透明な状況が続いております。厳しい経営環境下ではありますが、お客様の生活様式の変化に対応しつつ、ブランド価値及び業績のさらなる向上を目指し、以下の取り組みを実施してまいります。 ① 国内モスバーガー事業(マーチャンダイジング事業を含む) 2025~2027年度を対象とする新たな中期経営計画(以下、「新中計」という)の方針としては、既存店の基盤強化を掲げております。選択した市場において優位性が発揮できるマーケティングの展開や、モスの価値を体現する商品を開発し、お客様の期待に応える商品を展開してまいります。 また、お客様を起点にしたデジタル化を進め、利便性向上に努めるほか、当社の強みであるフランチャイズチェーンの基盤を活用した地域密着活動にも取り組んでまいります。 さらに、マーチャンダイジング事業では、ECビジネスを確立させ、マーケット拡大による新規顧客の獲得と、他社の仕組みを活用した新たなチャネルを開拓し、販路を拡大してまいります。 ② 海外事業 新中計の方針としては、2022~2024年度の中期経営計画からの構造改革を引き続き進めていくことと、収益力の改善を掲げております。日本の食文化を大切にした定番商品に加え、現地の嗜好を取り入れたローカライズ商品の販売や、地域に根差した店舗展開を進め、日本発の外食チェーンとしてモスブランドの定着を図ってまいります。さらに、商圏の変化及びお客様のニーズの変化を捉えたマーケティングと個店ごとの販売力強化、リブランディングに取り組んでまいります。 ③ その他飲食事業 サービスレベルの向上やテイクアウト、デリバリーの拡大など運営力をさらに磨き上げ、成長事業へと育てるべく取り組んでまいります。また、当社オリジナルの茶葉を活用した紅茶の卸売事業も強化してまいります。 ④ SDGsの推進 理念体系「モスの心」に基づき、事業活動を通じて社会課題の解決と価値の創造に取り組み、当社の基本方針にある「心のやすらぎ」「ほのぼのとした暖かさ」を世界の人々に広げていくことを目指します。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約11737文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度においては、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや、インバウンド需要の拡大により外食需要の回復が見られました。一方で、不安定な国際情勢による景気減速リスクに加え、原材料及びエネルギー価格の高止まりや為替変動による調達費用の上昇など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような環境の中、基幹事業である国内モスバーガー事業においては、消費の二極化に対応した商品として、プレミアム価格帯の新たな定番商品や期間限定商品を発売いたしました。レギュラー価格帯を含めた価格のグラデーション化によりお客様の選択肢を増やすことで、より幅広い層のお客様の獲得につながりました。さらに、全社的に費用対効果を意識することで販管費の抑制を徹底したほか、在庫回転率向上による保管費の減少、移送の効率化などコストの抑制に取り組みました。海外事業では、既存店の強化に努めるとともに、不採算店舗の閉店や価格改定、本社経費の抑制など収益性の改善に取り組みました。 また、ESGの観点から当社グループのマテリアリティ(重要課題)のテーマを、①食と健康、②店舗と地域コミュニティ、③人材育成と支援、④地球環境の4つに定め、事業活動を通じて社会に向けた価値創造に取り組んでおります。 これらの結果、当連結会計年度の連結業績は売上高が961億85百万円(前年度比3.4%増)、営業利益52億23百万円(同24.8%増)、経常利益55億69百万円(同26.8%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は31億50百万円(同22.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <国内モスバーガー事業> 国内モスバーガー事業では、お客様のニーズに合わせた商品開発、マーケティング展開に加え、お客様との接点の質と量を強化し、地域に密着した店舗運営を推進したことで、既存店売上高・客数・客単価が前年度を上回りました。 モスバーガー既存店及び全店実績(2024年4月~2025年3月) (前年度比) 既存店売上高 既存店客数 既存店客単価 全店売上高 104.3% 102.5% 101.8% 105.4% a. 商品・マーケティング施策 当連結会計年度においては、日本の食文化を大切にした商品開発と、「和ごころエンジョイ」をキャッチフレーズにしたマーケティングを展開いたしました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約778文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)3 国内 モスバーガー 事業 海外事業 その他 飲食事業 その他の 事業 売上高 (1) 外部顧客に対する 売上高 73,380 16,813 1,838 1,026 93,058 93,058 (2) セグメント間の 内部売上高又は振替高 160 91 113 1,402 1,768 △ 1,768 73,540 16,905 1,952 2,428 94,826 △ 1,768 93,058 セグメント利益又は 損失(△) 5,862 23 △ 92 499 6,292 △ 2,107 4,185 セグメント資産 52,254 13,507 215 4,972 70,951 8,759 79,711 その他の項目 減価償却費(注)2 1,503 2,535 46 640 4,725 49 4,775 持分法投資利益又は 損失(△) 14 △ 65 △ 50 △ 50 減損損失 327 888 46 1,262 1,262 持分法適用会社への 投資額 557 3,381 3,938 3,938 有形固定資産及び無形 固定資産の増加額(注)2 2,629 2,770 101 308 5,809 23 5,832 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。 (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額 △2,107百万円 には、各報告セグメントに配分していない全社費用 △2,061百万円 を含んでおります。全社費用の主なものは、提出会社の経営企画・経理部門等の経営管理に係る部門の費用であります。