事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約1753文字
3 【事業の内容】 当社グループは、㈱モスフードサービス(当社)及び子会社13社、関連会社15社により構成されており、主にフランチャイズシステムによる飲食店の展開を事業としております。事業は大きく主に国内で「モスバーガー」等の商標を使用した飲食店を展開する「国内モスバーガー事業」、主に海外で「モスバーガー」等の商標を使用した飲食店を展開する「海外事業」、「マザーリーフ」「MOSDO」「ミアクッチーナ」「あえん」「chef's V」等の商標を使用した飲食店を展開する「その他飲食事業」、これらの飲食事業を衛生、金融、保険等で支援する「その他の事業」に分けることができます。 事業内容と当社及び関係会社等の当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 セグメントの名称 主要製品 主要な会社 国内モスバーガー事業 「モスバーガー」等の運営 ハンバーガー、ライスバーガー、モスチキン、スープ、ドリンク等及びパティ、バンズ、ポテト等の食材並びにカップ、パッケージ等の包装資材 [国内] ㈱モスフードサービス ㈱モスストアカンパニー 食品製造、食材販売事業 パティ、ソース類等 [国内] 紅梅食品工業㈱、タミー食品工業㈱ アグリ事業 トマト、レタス等 [国内] ㈱モスファーム熊本、㈱モス・サンファームむかわ、㈱モスファームすずなり、㈱モスファームマルミツ、㈱モスファーム信州、㈱モスファーム千葉 海外事業 「モスバーガー」等の運営 ハンバーガー、ライスバーガー、モスチキン、スープ、ドリンク等及びパティ、バンズ、ポテト等の食材並びにカップ、パッケージ等の包装資材 [台湾] 安心食品服務(股) [シンガポール] モスフード・シンガポール社 安心フードサービス シンガポール社 [香港] モスフード香港社 香港モスバーガーインベストメント社 [中国] 広東摩斯貝格餐飲管理有限公司 [タイ] モスバーガー・タイランド社 [オーストラリア] モスバーガー・オーストラリア社 [インドネシア] モグ インドネシア社 [韓国] モスバーガーコリア社 [フィリピン] モスバーガー・フィリピン社 [ベトナム] モスバーガー・ベトナム社 食品製造、食品販売事業 パティ、ソース類等 [台湾] 魔術食品工業(股) [フィリピン] モスサプライ・フィリピン社 [ベトナム] モストレーディング・ベトナム社 その他飲食事業 喫茶 紅茶、ワッフル、パスタ、スイーツ等 [国内] ㈱モスフードサービス レストラン 和風旬菜料理、洋風旬菜料理等 [国内] ㈱モスフードサービス その他の事業 食品衛生検査業 ハンバーガー等の衛生検査、衛生関連商品の販売 [国内] ㈱エム・エイチ・エス 金銭貸付業、保険代理業、レンタル業 フランチャイジー(加盟店)への事業資金貸付、生命保険・損害保険の代理、POS…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2778文字
(2) 経営環境、中長期的な会社の経営戦略 外食を取り巻く環境は、業界の垣根を越えた競争の激化、人手不足や人件費の上昇、物流費の高騰など今後も厳しい状況が予想されます。また、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大や国際的な政治情勢の変化により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 2021年度においても新型コロナウイルス感染症の猛威は未だ衰えず、2020年度に続いて厳しい事業環境となりました。加えて、原材料費の高騰も外食産業にとっては大きな逆風となりました。 このような状況の中で当社グループは、テイクアウトやデリバリーの強化など、コロナ禍で激動する外部環境への対応に全力を注ぎつつ、2019年度から取り組んできた中期経営計画の施策の推進に取り組みました。その結果、2021年度の連結経営成績は、売上高が784億47百万円(前期比9.0%増)、営業利益は34億73百万円(前期比144.2%増)となりました。 国内モスバーガー事業では、アフターコロナを見据え、「外食でなければ得られない魅力を提供できる店舗づくり」が重要になると考え、カフェメニューやデザートを豊富に揃えた「モスバーガー&カフェ」の展開を加速し、3月末時点で50店舗となりました。今後も既存店の転換や新規出店により、店舗数を増やしていく方針です。一方で、コロナ禍を機に増加したテイクアウトの利用もある程度定着したとみており、テイクアウト専門店や座席数を抑えた小型店舗、移動可能な「キッチンカー MOS50(モスフィフティ)」など様々な業態の店舗を出店し、多店舗展開に向けた検証を行っています。このほか、ドライブスルー店舗における商品提供時間のさらなる短縮や、時間が経ってもできたてのおいしさを味わっていただけるような商品の開発にも努めました。デジタル施策の強化として、SNSなどを活用した販売促進・集客にも注力しました。これらの取り組みの結果、国内モスバーガー事業では、既存店売上高が2021年10月まで27ヶ月連続で前年を上回り、その後も好調に推移しました。 海外事業では、アジアを中心に9つの国と地域で展開しており、ベトナムでの出店準備も進めています。 台湾やシンガポールなどで順調に出店が進み、海外事業全体の店舗数は、昨年末から37店舗増加し、2021年12月末時点で450店舗となったことで、出店目標を達成することができました。海外ではデリバリー・テイクアウト専門店、完全非接触型店舗などの先進的な取り組みを積極的に行い、効果のあった事例を日本に導入するというテストマーケティングの場にもなっています。モスバーガー以外の新業態にも取り組んでおり、香港で昨年9月にオープンしたモスバーガーとの複合店舗であるパスタ専門店「モスクッチーナ」は、計画を大幅に上回るスタートとなりました。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約774文字
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大だけでなく、原材料費の高騰、国際的な政治情勢の変化などの影響で、依然として先行き不透明な状況が続いております。厳しい経営環境の中ではございますが、新しく策定した「中期経営計画(2022-2024)」をもとに、お客様の生活様式の変化に対応しつつ、ブランド価値及び業績のさらなる向上を目指し、以下の取り組みを実施してまいります。 ①国内モスバーガー事業 当社グループの基幹事業である当事業は、お客様のニーズを起点とするマーケティングをもとにオリジナルな差別化商品を開発し、SNSなどのデジタル施策のさらなる強化や、店舗の高いホスピタリティによってお客様の身近な存在となり、新たなファンや利用機会の創出を図ります。また、商圏や立地、客層、多様化するニーズに合わせて柔軟に商品やサービス、店舗形態を変えていく取り組みを推進するほか、出店増による成長へとシフトしてまいります。また、新たに取り組むマーチャンダイジング事業では、当社のブランドを活かした商品展開や、ビジネス領域の拡大を通じて収益基盤を築いてまいります。 ②海外事業 新規国への出店も視野に入れ、サプライチェーン構築のための新たな生産拠点を確保し、今後も日本発の外食チェーンとして、モスブランドの定着を図ってまいります。 ③その他飲食事業 商品力の強化、サービス品質の向上、テイクアウトやデリバリーの強化によって、収益力の改善に努めてまいります。また、紅茶などの物販も強化し、新たな展開を検討してまいります。 ④SDGsの推進 経営理念に基づき、事業活動を通じて、社会課題の解決と価値の創造に取り組み、当社の基本方針にある「心のやすらぎ」「ほのぼのとした暖かさ」を世界の人々に広げていくことを目指します。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約13801文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に加え、国際的な政治情勢の変化や原材料費の高騰などの影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。外食産業においても、商業施設内店舗では大規模な休業はなかったものの、一部地域においては営業時間短縮などの協力要請が断続的に発出された事に加え、外出自粛やサービスに非接触の要素を求める意識の高まりなどにより、引き続き厳しい経営環境に置かれております。このような環境のもと、当社グループにおいてはお客様と従業員の安全・安心の確保を第一に感染拡大の防止に取り組み、新しい生活様式や地域社会に寄り添った商品・サービスを提供してまいりました。 国内モスバーガー事業では巣ごもり消費に合わせた各種施策などにより売上が堅調に推移し、海外事業ではコロナ禍においても着実に店舗数を伸ばしました。その他飲食事業は前年度に不採算店の整理を行っており、業務効率化による収益性の改善に努めてまいりました。 これらの結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高784億47百万円(前年度比9.0%増)、営業利益34億73百万円(同144.2%増)、経常利益36億34百万円(同154.6%増)となり、最終損益は主に新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う助成金収入12億16百万円、減損損失2億41百万円、税金費用11億53百万円等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は34億19百万円(前年度比243.0%増)となりました。 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。この結果、当連結会計年度の売上高は5億20百万円減少し、販売費及び一般管理費は5億20百万円減少しましたが、営業利益以下の項目への影響はありません。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <国内モスバーガー事業> 国内モスバーガー事業においては、主として、以下の施策を展開いたしました。 a.…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1838文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 国内 モスバーガー 事業 海外事業 その他 飲食事業 その他の 事業 売上高 (1) 外部顧客に対する 売上高 59,098 10,575 1,495 803 71,972 71,972 (2) セグメント間の 内部売上高又は振替高 86 39 1,386 1,512 △ 1,512 59,184 10,615 1,495 2,189 73,485 △ 1,512 71,972 セグメント利益又は 損失(△) 4,120 66 △ 928 285 3,543 △ 2,121 1,422 セグメント資産 36,604 11,993 593 3,423 52,613 12,214 64,827 その他の項目 減価償却費(注)2 1,313 1,769 36 739 3,859 40 3,899 持分法投資利益又は 損失(△) 44 △ 76 △ 31 △ 31 減損損失 573 55 453 1,081 1,081 持分法適用会社への 投資額 451 2,825 3,276 3,276 有形固定資産及び無形 固定資産の増加額(注)2 1,147 2,023 138 179 3,488 44 3,532 (注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額 △2,121百万円 には、各報告セグメントに配分していない全社費用 △2,084百万円 を含んでおります。全社費用の主なものは、提出会社の経営企画・経理部門等の経営管理に係る部門の費用であります。 また、セグメント資産の調整額 12,214百万円 には、各報告セグメントに配分していない全社資産 14,197百万円 を含んでおります。全社資産の主なものは、当社での余裕運転資金(投資有価証券)等であります。 2.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、それぞれ長期前払費用の償却額及び増加額が含まれております。 3.セグメント利益は連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。…