事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1113文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社40社及び持分法適用会社 16 社で構成され、国内及び海外において鉄鋼・鉄鋼原料・非鉄金属・機械・溶材を主体とした各種商品を取引しております。更に関連商品の製造、情報等のサービスの提供、先端技術分野への事業投資を行う等多角的な事業活動を展開しております 。 当社グループの各セグメントの主要取引品目は次のとおりであります。 また、次の5部門は、「第5.経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります 。 (鉄鋼) 当部門においては、銑鉄、鉄鋼半製品、普通鋼鋼材、特殊鋼鋼材、鉄鋼二次・三次製品、建材加工製品、チタン製品、ステンレス製品、鉄粉、鋳鍛鋼等を取り扱っております。 [主な関係会社] 神商鉄鋼販売㈱、森本興産㈱、神商大阪精工(南通)有限公司 (鉄鋼原料) 当部門においては、鉄鉱石、石炭、コークス、コークスブリーズ、鉄スクラップ、製鋼用銑鉄、還元鉄( HBI )、合金鉄、製銑・製鋼用副原料、チタン原料、石油製品、スラグ製品、化成品、再生可能燃料( RPF 、木屑、 PKS (椰子殻)、木質ペレット)等を取り扱っております。 [主な関係会社] Kobelco Trading Australia Pty.Ltd. (非鉄金属) 当部門においては、銅製品、アルミ製品、非鉄金属地金・スクラップ、銅・アルミ加工品、アルミ・マグネシウム鋳鍛造品等を取り扱っております。 [主な関係会社] 神商非鉄㈱、神鋼商事メタルズ㈱、㈱稲垣商店、蘇州神商金属有限公司、 神商精密器材(蘇州)有限公司、神商精密器材(揚州)有限公司、 KTN Co.,Ltd.、Shinsho Metals (Shanghai) Ltd.、Shinsho Metals (Thailand) Ltd.、 PT.Shinsho Metals Indonesia、KTN Metal Vietnam Co.,Ltd. (機械・情報) 当部門においては、ゴム・タイヤ機械、製鉄・非鉄機械、化学機械、真空成膜装置、各種炉、コンプレッサ、各種圧縮機、環境関連機器、その他産業機械全般、建設機械部品、電子関連設備及び部材等を取り扱っております。 [主な関係会社] ㈱マツボー、アジア化工㈱ (溶材) 当部門においては、溶接材料、溶接機、溶接ロボットシステム、溶接関連及びその周辺設備機器、フープ材、溶剤原料、副資材、各種加工原料等を取り扱っております。 [主な関係会社] エスシーウエル㈱、㈱コベルコ溶接ソリューション [事業系統図]
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1874文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書の提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)企業理念 私たちは誠実をモットーに、新しい価値の創造を通じて、豊かな社会づくりと、みんなの幸せをめざします。 (2)経営環境、経営方針及び対処すべき課題 中期経営計画2023(以下、前中期経営計画)の最終年度である当連結会計年度は、コロナ禍の景気回復を捉えて業績は順調に推移いたしました。また、前中期経営計画の期間においても、国内系列会社の事業再編・M&A、海外への事業投資を進めるとともに、鋼材価格の上昇や円安などの外部環境が影響し大幅な利益を計上することができました。 当社は長期経営ビジョンである「明日のものづくりを支え、社会に貢献する商社」の実現に向けて、中期経営計画2026(以下、新中期経営計画)を新たに策定いたしました。新中期経営計画では、①KOBELCOグループの中核商社として更なる事業の拡大・深堀り、②当社独自のサプライチェーン構築によるビジネスモデルの多様化、③社会課題の解決と収益力強化に資する新規事業の推進を3本柱とし、新たな視点で成長を追求してまいります。 また、継続的な成長には人材の育成は必須であると考えており、引き続き人的資本経営を推し進め、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 (3)目標とする経営指標 上記の取り組みを確実に実行し、2026年までに「連結経常利益145億円」、「ROE 10.0%以上」、「ROIC 6.5%」、「自己資本比率21%以上」を目標とし、株主還元方針については、「連結配当性向30%以上又は1株当たり配当300円のいずれか高い方とする」といたします。 (4)経営戦略 ①商社機能の強化 当社は長らく5つの本部を置き、各本部において取扱商品に応じた専門性の高い商社機能を提供してきましたが、本部間のシナジー効果をより一層発揮できる体制を目指し、2024年度からの新中期経営計画において営業推進体制を5本部制から、鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属を「金属本部」とし、機械・情報、溶材を「機械・溶接本部」とする2本部制といたしました。事業分野が近接する本部を統合し、ビジネスモデルの横展開や適切な人材配置、収益力や商社機能の強化に取り組みます。なお、従来の5本部体制の枠組みは、ユニット制に移行し、顧客ニーズに応えるきめ細やかな商社機能を維持してまいります。 また、前中期経営計画期間中、最重要テーマとして投資の促進に取り組んできたものの、所期の目標達成には至らず、更なる推進が課題と認識しております。 新中期経営計画においては、中長期的な収益力の強化を目的に、営業本部から独立した新事業推進室を設置し、更なる新規事業推進と投資の促進に取り組みます。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1874文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書の提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)企業理念 私たちは誠実をモットーに、新しい価値の創造を通じて、豊かな社会づくりと、みんなの幸せをめざします。 (2)経営環境、経営方針及び対処すべき課題 中期経営計画2023(以下、前中期経営計画)の最終年度である当連結会計年度は、コロナ禍の景気回復を捉えて業績は順調に推移いたしました。また、前中期経営計画の期間においても、国内系列会社の事業再編・M&A、海外への事業投資を進めるとともに、鋼材価格の上昇や円安などの外部環境が影響し大幅な利益を計上することができました。 当社は長期経営ビジョンである「明日のものづくりを支え、社会に貢献する商社」の実現に向けて、中期経営計画2026(以下、新中期経営計画)を新たに策定いたしました。新中期経営計画では、①KOBELCOグループの中核商社として更なる事業の拡大・深堀り、②当社独自のサプライチェーン構築によるビジネスモデルの多様化、③社会課題の解決と収益力強化に資する新規事業の推進を3本柱とし、新たな視点で成長を追求してまいります。 また、継続的な成長には人材の育成は必須であると考えており、引き続き人的資本経営を推し進め、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 (3)目標とする経営指標 上記の取り組みを確実に実行し、2026年までに「連結経常利益145億円」、「ROE 10.0%以上」、「ROIC 6.5%」、「自己資本比率21%以上」を目標とし、株主還元方針については、「連結配当性向30%以上又は1株当たり配当300円のいずれか高い方とする」といたします。 (4)経営戦略 ①商社機能の強化 当社は長らく5つの本部を置き、各本部において取扱商品に応じた専門性の高い商社機能を提供してきましたが、本部間のシナジー効果をより一層発揮できる体制を目指し、2024年度からの新中期経営計画において営業推進体制を5本部制から、鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属を「金属本部」とし、機械・情報、溶材を「機械・溶接本部」とする2本部制といたしました。事業分野が近接する本部を統合し、ビジネスモデルの横展開や適切な人材配置、収益力や商社機能の強化に取り組みます。なお、従来の5本部体制の枠組みは、ユニット制に移行し、顧客ニーズに応えるきめ細やかな商社機能を維持してまいります。 また、前中期経営計画期間中、最重要テーマとして投資の促進に取り組んできたものの、所期の目標達成には至らず、更なる推進が課題と認識しております。 新中期経営計画においては、中長期的な収益力の強化を目的に、営業本部から独立した新事業推進室を設置し、更なる新規事業推進と投資の促進に取り組みます。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約3379文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の概況並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1)経営成績 当連結会計年度(2023年4月1日~2024年3月31日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行により経済活動の正常化が進み、緩やかな回復傾向が見られました。一方世界経済においては、混迷を深める中東、ロシア地域の地政学リスクに加え、中国経済の成長停滞や世界的なインフレの継続など依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような環境下において当社グループは、インド南部に韓国の鍛造部品メーカーと合弁で設立した建設機械向け部品製造・販売会社「Track Design India Private Limited」の稼働を開始させるとともに、株式会社稲垣商店より株式譲渡を受け国内流通の強靭化を図り、持続的成長に向けた取り組みを進めました。 更にバイオ関連企業への投資やバイオマス発電の原料の地産地消を目的とした実証事業への投資など将来に向けた取り組みも進めております。 また、国際環境非営利団体であるCDPによる「気候変動」に対する取り組みや情報開示の評価ではマネジメントレベルである「B」評価を、健康経営優良法人認定制度では「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」を、それぞれ2年連続で認定されるとともに、2023年10月には人権基本方針を新たに制定するなど経営基盤の強化への取り組みも実施いたしました。 当連結会計年度における業績につきましては、 売上高は591,431百万円 ( 前連結会計年度比1.1%増 )となりました。 営業利益は13,296百万円 ( 同1.2%減 )、 経常利益は12,814百万円 ( 同1.1%増 )となり、親会社株主に帰属する当期純利益は 9,111百万円 ( 同0.9%減 )となりました。 事業セグメント別の主な営業状況は、以下のとおりであります。 ①鉄鋼 主力である特殊鋼・鋼板製品については、建築分野では需要が減少しましたが、国内自動車生産台数の増加により緩やかに回復、また鋼材価格の上昇などにより、増収増益となりました。 これらにより、鉄鋼セグメントの 売上高は257,839百万円 ( 前連結会計年度比8.1%増 )となり、 セグメント利益は6,634百万円 ( 同29.1%増 )となりました。 ②鉄鋼原料 神戸製鋼所向けの主原料については、同社の粗鋼生産の減産に伴い取扱量は減少し、原料価格も下落しました。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1408文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 調整額 合計 鉄鋼 鉄鋼原料 非鉄金属 機械・情報 溶材 売上高 外部顧客への売上高 238,585 64,535 194,480 58,143 28,870 584,616 240 584,856 セグメント間の内部 売上高又は振替高 297 △ 297 238,585 64,535 194,480 58,143 28,870 584,616 538 △ 297 584,856 セグメント利益 5,140 1,498 2,675 2,170 804 12,289 378 12,668 セグメント資産 158,268 63,379 107,125 40,108 19,508 388,389 93 6,609 395,092 その他の項目 減価償却費 598 294 406 151 68 1,520 1,520 のれんの償却額 受取利息 30 154 31 226 226 支払利息 643 221 352 89 86 1,392 1,397 持分法による投資利益 又は損失(△) 784 △ 91 42 14 750 △ 1 749 持分法適用会社への 投資額 8,451 719 2,763 362 12,297 12,297 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 515 329 423 167 39 1,475 1,475 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。…