事業の内容
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/ 原文長 約1534文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社4社により構成されており、バイオ関連業界において、ラボ(研究室)自動化や臨床検査用の各種装置、それらに使用される試薬や反応容器などの消耗品類の開発及び製造販売を行っております。 これら製品は、業界大手のグローバル企業との提携によるOEM販売(相手先ブランドによる販売)を中心に、日本国内及び欧米子会社を通じた自社販売も含め、ワールドワイドに事業展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (1) 製品区分 ① 装置 DNA自動抽出装置を中心としたラボ(研究室)向けの各種自動化装置及び免疫化学発光測定装置や臨床検査用の検体前処理装置、全自動PCR検査装置などの臨床向け装置の区分であります。 ② 試薬・消耗品 DNA抽出やタンパク精製などに利用される各種の試薬及び当社装置の使用に伴い消費される反応容器などの専用プラスチック消耗品の区分であります。主要なOEM先は、OEM先が自社で試薬を製造販売しておりますが、プラスチック消耗品類は当社から購入する契約となっております。 当区分の売上高は、基本的には装置の累計出荷台数に応じて売上拡大が見込める性質があるため、順調な伸長が期待できるものと考えております。 ③ メンテナンス関連 装置メンテナンスやスペアパーツ(交換部品)販売などの区分であります。主要なOEM先は、OEM先が自社でメンテナンス対応しておりますが、スペアパーツは当社から購入する契約となっております。 当区分の売上高は、基本的には装置の累計出荷台数に応じて売上拡大が見込める性質があるため、順調な伸長が期待できるものと考えております。 ④ 受託製造 子会社の製造工場であるエヌピーエス㈱が実施している、当社以外の外部からの受託製造事業の区分であります。 当区分の売上高は、エヌピーエス㈱の収益確保のための事業となっております。 (2) 当社グループの事業に係わる位置付け等 当社グループの事業に係わる位置付け等は、以下のとおりであります。 名称 主要な事業の内容 プレシジョン・システム・サイエンス㈱ 機器及び試薬開発・自社製品販売等 Precision System Science USA, Inc.(連結子会社) 米国販売 Precision System Science Europe GmbH(連結子会社) 欧州販売 ユニバーサル・バイオ・リサーチ㈱(連結子会社) 知的財産管理・研究開発 エヌピーエス㈱(連結子会社) 機器、消耗品及び試薬製造・電子機器等の製造販売 Precision System Science USA, Inc.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2244文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 ① ラボ自動化分野の事業拡大 当社は、DNA自動抽出装置を主力製品として、研究所や検査センターなどのラボ施設の自動化を事業の中心に取り組んでまいりました。この事業は、OEMを主体としたワールドワイド展開により、一定の成功を収めたものと考えております。今後も、顧客要求に基づく性能改善やコストダウンなどの製品力強化に注力していく方針です。また、新機種PreLEAD(多検体同時核酸抽出装置)の開発を終え、ラージボリューム(大容量)やハイスループット需要分野への導入も開始され、核酸(DNA)抽出技術の活用範囲が広がっています。今後は、様々な研究分野における前処理工程の自動化ニーズが起きているため、こういった要望に応えることにより、核酸(DNA)自動抽出装置の応用範囲の拡大に努めていく方針です。 ② 臨床検査分野の事業拡大 これまで当社は、免疫検査の臨床診断装置をOEM先を通じて製造販売してまいりましたが、バイオ関連業界もようやく、遺伝子検査の臨床診断分野への実用化が始まりました。当社のオリジナル製品である全自動PCR検査装置「geneLEAD」は、遺伝子の抽出から増幅・測定を一貫自動化した製品であり、ウイルスやバクテリアなどの感染症診断分野あるいは抗ガン剤などを対象とした個人の体質に応じた薬効を見極めるための投薬前診断などの遺伝子検査の領域に事業展開していく方針であります。COVID-19をはじめ重篤感染症の脅威から掛け替えのない人命や経済を守るためPCR検査体制の構築を目指し、geneLEADシリーズは核酸抽出とリアルタイムPCRの一貫全自動システムとして、ヨーロッパを中心にPCR検査を実施する世界の医療現場で導入されています。 そしてこのたび日本国内においても、全自動PCR検査装置とPCR試薬(COVID-19検査用)が保険適用の対象製品となったことにより、2020年8月より販売を開始しました。今後は保険適用のPCR試薬検査項目を拡大して、重篤感染症によるパンデミックを防止するためPSS自動化システムの普及に鋭意努力し社会貢献を果たしていきます。 ③ 試薬・消耗品事業の拡大 当社はバイオ関連業界における遺伝子診断市場のトレンドを捉え、事業領域を研究開発分野から臨床診断分野へ移行するとともに、製品構成は装置中心から試薬・消耗品(専用プラスチックカートリッジ)ビジネスへの事業転換を掲げています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2244文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 ① ラボ自動化分野の事業拡大 当社は、DNA自動抽出装置を主力製品として、研究所や検査センターなどのラボ施設の自動化を事業の中心に取り組んでまいりました。この事業は、OEMを主体としたワールドワイド展開により、一定の成功を収めたものと考えております。今後も、顧客要求に基づく性能改善やコストダウンなどの製品力強化に注力していく方針です。また、新機種PreLEAD(多検体同時核酸抽出装置)の開発を終え、ラージボリューム(大容量)やハイスループット需要分野への導入も開始され、核酸(DNA)抽出技術の活用範囲が広がっています。今後は、様々な研究分野における前処理工程の自動化ニーズが起きているため、こういった要望に応えることにより、核酸(DNA)自動抽出装置の応用範囲の拡大に努めていく方針です。 ② 臨床検査分野の事業拡大 これまで当社は、免疫検査の臨床診断装置をOEM先を通じて製造販売してまいりましたが、バイオ関連業界もようやく、遺伝子検査の臨床診断分野への実用化が始まりました。当社のオリジナル製品である全自動PCR検査装置「geneLEAD」は、遺伝子の抽出から増幅・測定を一貫自動化した製品であり、ウイルスやバクテリアなどの感染症診断分野あるいは抗ガン剤などを対象とした個人の体質に応じた薬効を見極めるための投薬前診断などの遺伝子検査の領域に事業展開していく方針であります。COVID-19をはじめ重篤感染症の脅威から掛け替えのない人命や経済を守るためPCR検査体制の構築を目指し、geneLEADシリーズは核酸抽出とリアルタイムPCRの一貫全自動システムとして、ヨーロッパを中心にPCR検査を実施する世界の医療現場で導入されています。 そしてこのたび日本国内においても、全自動PCR検査装置とPCR試薬(COVID-19検査用)が保険適用の対象製品となったことにより、2020年8月より販売を開始しました。今後は保険適用のPCR試薬検査項目を拡大して、重篤感染症によるパンデミックを防止するためPSS自動化システムの普及に鋭意努力し社会貢献を果たしていきます。 ③ 試薬・消耗品事業の拡大 当社はバイオ関連業界における遺伝子診断市場のトレンドを捉え、事業領域を研究開発分野から臨床診断分野へ移行するとともに、製品構成は装置中心から試薬・消耗品(専用プラスチックカートリッジ)ビジネスへの事業転換を掲げています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3337文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の概要 (1) 経営成績に関する分析 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の拡大によって、グローバルな経済活動に大きな影響を与えており、依然として予断を許さない状況が続いております。 このような状況の中、当社グループはバイオ関連業界において、血液や組織細胞などの検体から遺伝子(核酸)を抽出するための自動化装置(DNA自動抽出装置)を中心として、遺伝子研究の現場に対し様々な自動化装置を事業展開してまいりました。また、遺伝子の抽出技術に増幅・測定技術を組み合わせた全自動PCR検査システムを開発し、これまでの研究開発分野に加えて病院や検査センターなどの臨床診断分野も対象として販売を開始しております。更に、装置の使用に伴い消費される試薬(DNA抽出及びPCR検査)や反応容器などのプラスチック消耗品の製造販売にも注力いたしました。 これら製品は、世界的な販売網を有するバイオ関連業界の大手企業との契約によるOEM販売(相手先ブランドによる販売)を中心に、国内及び欧米子会社を通じた自社販売も含め、ワールドワイドに事業展開しております。 2020年6月 期 (前連結会計年度) 2021年6月 期 (当連結会計年度) 対前年同期 増減率 金額 百分比 金額 百分比 百万円 百万円 売上高 5,067 100.0 9,298 100.0 83.5 売上総利益 1,557 30.7 3,097 33.3 98.9 営業利益又は営業損失(△) △82 △1.6 895 9.6 経常利益又は経常損失(△) △91 △1.8 770 8.3 親会社株主に帰属する当期 純利益又は親会社株主に 帰属する当期純損失(△) △114 △2.3 795 8.6 当連結会計年度は、売上高は 9,298百万円 (前期比 83.5%増 )、売上総利益は 3,097百万円 (前期比 98.9%増 )となりました。特に世界的な新型コロナウイルス「COVID-19」迅速確定検査の需要に対応するために、国内販売を開始した自社ブランド製品及びエリテック社向けOEM製品である全自動PCR検査装置や、DNA自動抽出装置の販売とそれらに付属する試薬・消耗品の販売は好調に推移しました。全体としては、前年同期比で大幅な増収増益となりました。 一方、費用面においては、売上増に伴う営業活動関連費用の増加や、研究開発費は製品応用開発費用等で 551百万円 (前期比 5.7%増 )と増加したことなどにより、販売費及び一般管理費は、 2,202百万円 (前期比 34.3%増 )となりました。これらの結果、 営業利益は895百万円 (前期は 営業損失△82百万円 )となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約126文字
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日 ) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日 ) 該当事項はありません。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3659文字
3.主な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日 ) 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日 ) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) ELITech Group S.p.A 1,346,533 26.6 3,098,611 33.3 QIAGEN Instruments AG 690,212 13.6 812,955 8.7 Roche Diagnostics GmbH 501,995 9.9 798,449 8.6 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析・検討内容は、原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績) ① 売上高 当連結会計年度は、売上高は 9,298百万円 (前年同期比 83.5%増 )となりました。特に世界的な新型コロナウイルス「COVID-19」確定迅速検査の需要に対応するために、エリテック社向けOEM製品である全自動PCR検査装置や、DNA自動抽出装置の販売とそれらに付属する消耗品(抽出試薬、プラスチック消耗品)の販売は好調に推移したことにより前年同期比で売上増となりました。 ② 売上原価・売上総利益 増収効果等により 売上総利益率は、前年同期比では2.6ポイント の増加となりました。 それらの結果として、 売上原価は 6,201百万円 (前年同期比 76.7%増 )、売上総利益は 3,097百万円 (前年同期比 98.9%増 )となりました。 ③ 販売費及び一般管理費 費用面においては、全自動PCR検査システムの応用開発費用等もあり、研究開発費は 551百万円 (前期比 5.7%増 )と増加したことなどにより、販売費及び一般管理費は、 2,202百万円 (前期比 34.3%増 )となりました。 ④ 営業外収益・営業外費用 営業外損益では、受取利息等の営業外収益は 8百万円 (前年同期比 150.6%増 )を計上した一方、支払利息や資金調達に係る支払手数料等の営業外費用は 132百万円 (前年同期比 999.5%増 )を計上いたしました。 ⑤ 営業損益・経常損益 上記の結果、 営業利益は895百万円 (前年同期の 営業損失は△82百万円 )、 経常利益は770百万円 (前年同期の 経常損失は△91百万円 )となりました。…