事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約616文字
3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社及び連結子会社22社、持分法適用関連会社2社、持分法非適用関連会社1社により構成され、事業内容は自動車等車両部品、情報環境機器部品及び治具溶接機の製造販売であります。 上記事業の自動車等車両部品・治具溶接機の事業については、当社が製造販売するほか当社製品の一部を子会社及び関連会社に製造を委託しております。なお、子会社及び関連会社においても得意先への直接販売を行っております。また、主要な販売先であるトヨタ自動車株式会社は、当社を関連会社とする「その他の関係会社」であります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 日本 自動車等車両部品、情報環境機器部品及び治具溶接機の製造販売 (主な関係会社) 当社及び㈱フタバ九州 北米 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) フタバノースアメリカE&M㈱、FICアメリカ㈱及びFIOオートモーティブカナダ㈱ 欧州 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) フタバマニュファクチャリングUK㈱及びフタバチェコ㈲ アジア 自動車等車両部品、情報環境機器部品の製造販売 (主な関係会社) 双叶金属製品(深圳)㈲、天津双叶協展機械㈲、広州双叶汽車部件㈲及びFMIオートモーティブコンポーネンツ㈱ 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約547文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、社是である「よい品、より安く」の精神に徹し、成形技術と接合技術によるものづくりを通じて安心、安全で環境に優しい商品をお客様に提供し、株主の皆様をはじめ得意先、社員、取引先などすべてのステークホルダーの期待と信頼にこたえるべく、長期安定的な成長を続けることのできる経営基盤を確立し、社会情勢や経営環境をふまえ、新たなビジネスの開拓、経営資源の最適な配置と効率的な投入により、企業価値の増大に努めてまいります。 また、当社の経営理念は以下のとおりであります。 私達は 1.お客様に信頼され、なくてはならない会社 2.共に働く仲間が、生きがいと誇りを持てる会社 3.地域社会から広く支持され、愛される会社 であるよう、たゆまぬ努力を続けます。 (2) 目標とする経営指標 当社では、企業価値の向上を目指すにあたり、売上高、営業利益率、経常利益率、ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組むとともに、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上にも取り組んでおります。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約581文字
(4) 会社の対処すべき課題と取組み 近年の自動車産業を取り巻く環境変化としまして、以下の項目が挙げられます。 ・海外市場での自動車販売数の増加 ・電動車の普及加速 ・CASE対応によるバリューチェーンの上流へのシフト それらを鑑みまして、当社グループでは、以下の項目を今後の課題と捉えております。 ・グローバル経営体制の構築強化 ・電動化に対応した商品開発強化 ・高付加価値領域のビジネスモデルへのシフト そのため、マネジメント・ガバナンス強化、管理体制の効率化といった取り組みをグローバルで行い、経営・収益基盤を確固たるものとした上で、「グローバルにおける部品事業の利益最大化」「電動化に対応した開発強化」「ボデー部品の新たなビジネスモデルに向けた開発・生産体制構築」などを推進してまいります。 また、SDGsに対しても、全社を挙げて推進してまいります。 しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響により、全世界にて経済活動が抑制され、足下で景気は非常に強く下押しされております。当社グループの主要取引先であります自動車業界においても新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響が長引く様相となっております。当社グループもその影響を受け、先行きの見通しが立たない状況ではありますが、先に記載した中長期経営戦略やその目標達成に向けて努力してまいります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2672文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、北米では景気の回復基調が続き、欧州においても景気は緩やかに回復しておりました。アジア地域においては、中国では景気が緩やかな減速傾向、インドやインドネシアなどでは内需を中心に景気が緩やかに回復しておりました。しかしながら、年度の終わりに発生した新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、全世界にて経済活動が抑制されており、足下で景気は非常に強く下押しされております。国内経済は、雇用環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調が続いておりましたが、こちらも新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、足下で大幅に下押しされ、先行きについても厳しい状況が続くと見込まれております。 当社グループの主要取引先であります自動車業界においては、日本、北米、欧州、アジア地域共に軒並み販売台数が前年同期に比べ減少しているなか、 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、サプライチェーンの混乱が長引く様相となっております。 こうした状況のなか、当社グループにおいては新5ヵ年計画を策定し、「安全、品質、ものづくり」の基本を徹底し、構造改革と原価マネジメントの強化により収益確保に努めております。 当連結会計年度の業績は、売上高は 4,761億円 (前年度比 3.1%増 )となりました。利益につきましては、合理化改善や部品事業の売上増加等の増益要因により、 営業利益は106億円 (前年度比 56.3%増 )、 経常利益は99億円 (前年度比 54.6%増 )となり、 親会社株主に帰属する当期純利益は63億円 (前年度比 81.2%増 )となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 a. 日本 売上高は 2,642億円 と前年度に比べ 19億円 (0.7%減)の減収 となりました。 売上高全体では減収となりましたが、部品事業の売上高については増収となっております。 セグメント 利益は51億円 ( 前年度比89.7%増 )となりました。これは、部品事業の売上高増加及び合理化改善等によるものであります。 b. 北米 売上高は 1,004億円 と前年度に比べ 47億円 (4.5%減)の減収 となりました。 部品事業及び部品以外の事業において減収となりました。 セグメント 利益は15億円 ( 前年度比31.6%減 )となりました。これは、売上高の減少等によるものであります。 c. 欧州 売上高は 292億円 と前年度に比べ 41億円 (12.4%減)の減収 となりました。 売上高全体では減収となりましたが、部品事業の売上高については増収となっております。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1774文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表計上額 (注)2 日本 北米 欧州 アジア 売上高 外部顧客への売上高 245,561 105,116 33,297 77,731 461,705 461,705 セグメント間の内部売上高又は振替高 20,552 112 76 108 20,849 △ 20,849 266,113 105,228 33,373 77,839 482,555 △ 20,849 461,705 セグメント利益又は セグメント損失(△) 2,692 2,326 △ 909 2,928 7,037 △ 240 6,797 セグメント資産 156,864 59,317 20,766 40,635 277,584 △ 28,522 249,061 その他の項目 減価償却費 15,872 3,273 980 3,035 23,160 △ 82 23,078 持分法適用会社への 投資額 437 4,133 4,570 4,570 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 54,277 7,460 1,867 6,008 69,614 △ 471 69,142 (注) 1 調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額 △240百万円 は、セグメント間取引消去であります。 (2) セグメント資産の調整額 △28,522百万円 は、全社資産 9,081百万円 及び債権債務相殺消去等 △37,603百万円 が含まれております。全社資産は主に連結財務諸表提出会社の資金(現金預金及び投資有価証券)等であります。 (3) 減価償却費の調整額 △82百万円 は、固定資産に係る未実現損益の実現によるものであります。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 △471百万円 は、固定資産に係る未実現損益の消去によるものであります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約4473文字
3 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) トヨタ自動車㈱ 139,982 30.3 148,694 31.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づき分析した内容であり、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2020年6月22日)現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析、報告セグメントごとの詳細及び財政状態の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、以下の5つの基本方針を取り組んできたことが挙げられます。 ① 「安全、品質、ものづくり」の基本の徹底 ② 安定した収益確保のための構造改革と原価マネジメントの強化 ③ 拠点最適化と経営資源の効率的な配分 ④ コア技術の更なる進化と新規分野への活用 ⑤ 人材育成と組織力の強化 また、5ヵ年計画を達成すべく「グローバルにおける部品事業の利益最大化」「電動化に対応した開発強化」「ボデー部品の新たなビジネスモデルに向けた開発・生産体制構築」を推進してまいりました。 企業価値の向上を目指すにあたっては、 売上高、営業利益率、経常利益率、ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組んでまいりました。 財政面におきましては、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上に取り組んでまいりました。 各セグメントにつきましても上記基本方針に取り組んでまいりました。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、2020年3月中旬より、日本、北米、欧州、アジアの各セグメントにおいて主要得意先の稼働休止、非稼働日の設定等が相次ぎました。この影響もあり、各セグメントにおいて当連結会計年度の売上高及び利益の減少が生じております。4月以降も主要得意先の稼働調整が続いており、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は長期にわたって当社グループに影響を与えると考えております。 なお、重要な経営指標に掲げられている指標の分析については次のとおりです。 売上高につきましては、部品事業の売上増加等により4,761億円(前年度比3.1%増)となりました。営業利益率につきましては、前年度と比べて0.7%良化しました。この主な要因は、合理化改善や部品事業の売上増加等の増益要因により営業利益が増加したためです。…