事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約881文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社(リバーエレテック株式会社)及び連結子会社5社(国内1社及び在外4社)により構成されており、電子部品(水晶製品、その他の電子部品)の製造及び販売に関する事業を展開しております。当社グループの主力製品である水晶振動子は、安定した電波の周波数を維持する役割や電子回路をタイミングよく動作させるための規則正しい基準信号、時計として時を刻む基準信号を作る役割を担っており、スマートフォンやパソコン等のデジタル機器、IoTを構築する上で欠かせない無線モジュールやカーエレクトロニクス等、最先端の分野において幅広く使われております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業における位置づけは次のとおりであります。 当社は、研究開発及び販売を主として手がけており、当該製品の製造は全て連結子会社が行っております。 (1) 水晶製品 水晶製品は、水晶振動子及び水晶発振器などの製造及び販売を行っております。水晶振動子は、水晶のもつ安定的な周波数発生特性を利用した電子部品であり、電子機器の周波数制御デバイスとして広く活用されております。また、水晶発振器は、水晶振動子と発振回路をユニット化した電子部品であり、それぞれ電子機器の設計や特性等に応じた使い分けがされております。 製造は、青森リバーテクノ(株)及び西安大河晶振科技有限公司が行い、販売を当社、台湾利巴股份有限公司、River Electronics(Singapore)Pte. Ltd.及び西安大河晶振科技有限公司が行っております。 (2) その他の電子部品 主要な製品は抵抗器であります。抵抗器は、電子回路を流れる電流を一定に保ったり,必要に応じて変化させたりするための電子部品であります。 製造は、River Electronics(Ipoh)Sdn. Bhd.が行い、販売を当社、台湾利巴股份有限公司、River Electronics(Singapore)Pte. Ltd.が行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2638文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「源流」「創価」「革新」を経営理念としております。「常に、源流に立って考え、意欲して創造し、価値を創り、新しい時へ、自ら変革し対応していこう」という基本理念に基づき、高収益・安定成長に向けて付加価値の向上に努め、あらゆる企業活動において社会的責任を果たし、社会に貢献し、社会から必要とされる企業を目指してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、長期経営ビジョン「革新的技術を用いた最適価値の電子デバイスを世界に発信し、人々のくらしと生活環境の向上に貢献する」を掲げ、このビジョンを実現するために「顧客の満足と信頼の獲得」「独創的発想による価値の創造」「事業構造変革による収益力の向上」という3つの戦略に取り組んでまいります。 「顧客の満足と信頼の獲得」戦略では、 当社グループの成長ドライバーである小型音叉型水晶振動子の更なる販売拡大を目指します。最重要市場であるスマートフォン関連市場に加え、IoT通信モジュールなどの成長市場へビジネスのすそ野を広げていきます。 他方、変革期にある自動車市場や医療ヘルスケア、産業機器市場を注力市場とし、アジア圏における販売拡大に継続して取り組んでいきます。 また、コロナ禍において変化する営業活動においても柔軟に対応し、マーケティングの機能強化に努め、一層の販売拡大を図ります。 「独創的発想による価値の創造」戦略では、 当期に開発した「KCR-04」は、現在特許出願済である『KoTカット』水晶の『OPAW(直交板弾性波)』振動モードを用いた高周波・高精度の水晶振動子であります。5G時代の到来により訪れるビックデータ社会の進展により、市場からは高周波、周波数精度、低位相雑音化を始めとする信号源に対する要求仕様がより厳しいものになることが予想されますが、「KCR-04」はこのような様々な要求にお応えできる製品であります。今後は『KoTカット』水晶振動子の技術を利用した製品のラインナップを拡充し、光通信、計測器、エアロスペース等の先端通信分野における技術進化に貢献できる体制を整えていきます。 「事業構造変革による収益力の向上」戦略 では、 生産体制の最適化およびコストコントロールの徹底に加え、生産設備の高効率化や基幹工場である青森リバーテクノ株式会社でのユーティリティ設備の改善など、生産性改善による製造コストの低減に引き続き取り組み、収益性の向上に注力していきます。 新型コロナウイルス感染症の状況は先行き不透明でありますが、社員の安全・安心を最優先に確保したうえで、顧客への供給責任と社会的責任を果たすべく、安定的な供給に努めていきます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2638文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「源流」「創価」「革新」を経営理念としております。「常に、源流に立って考え、意欲して創造し、価値を創り、新しい時へ、自ら変革し対応していこう」という基本理念に基づき、高収益・安定成長に向けて付加価値の向上に努め、あらゆる企業活動において社会的責任を果たし、社会に貢献し、社会から必要とされる企業を目指してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、長期経営ビジョン「革新的技術を用いた最適価値の電子デバイスを世界に発信し、人々のくらしと生活環境の向上に貢献する」を掲げ、このビジョンを実現するために「顧客の満足と信頼の獲得」「独創的発想による価値の創造」「事業構造変革による収益力の向上」という3つの戦略に取り組んでまいります。 「顧客の満足と信頼の獲得」戦略では、 当社グループの成長ドライバーである小型音叉型水晶振動子の更なる販売拡大を目指します。最重要市場であるスマートフォン関連市場に加え、IoT通信モジュールなどの成長市場へビジネスのすそ野を広げていきます。 他方、変革期にある自動車市場や医療ヘルスケア、産業機器市場を注力市場とし、アジア圏における販売拡大に継続して取り組んでいきます。 また、コロナ禍において変化する営業活動においても柔軟に対応し、マーケティングの機能強化に努め、一層の販売拡大を図ります。 「独創的発想による価値の創造」戦略では、 当期に開発した「KCR-04」は、現在特許出願済である『KoTカット』水晶の『OPAW(直交板弾性波)』振動モードを用いた高周波・高精度の水晶振動子であります。5G時代の到来により訪れるビックデータ社会の進展により、市場からは高周波、周波数精度、低位相雑音化を始めとする信号源に対する要求仕様がより厳しいものになることが予想されますが、「KCR-04」はこのような様々な要求にお応えできる製品であります。今後は『KoTカット』水晶振動子の技術を利用した製品のラインナップを拡充し、光通信、計測器、エアロスペース等の先端通信分野における技術進化に貢献できる体制を整えていきます。 「事業構造変革による収益力の向上」戦略 では、 生産体制の最適化およびコストコントロールの徹底に加え、生産設備の高効率化や基幹工場である青森リバーテクノ株式会社でのユーティリティ設備の改善など、生産性改善による製造コストの低減に引き続き取り組み、収益性の向上に注力していきます。 新型コロナウイルス感染症の状況は先行き不透明でありますが、社員の安全・安心を最優先に確保したうえで、顧客への供給責任と社会的責任を果たすべく、安定的な供給に努めていきます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2779文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の概要 当連結会計年度における 世界 経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動の抑制により極めて先行き不透明な状況になっております。 一方、当社グループの属する電子部品業界は、コロナショックを契機に自動車向けの需要が一時減退した反面、テレワークや5Gの進展により、スマートフォンやパソコンを始め、IoT、ウェアラブル機器への需要が拡大の傾向にあります。 このような状況のもと、当社グループは今後本格化する大容量・高速通信の高度情報化社会に向けて、営業体制の強化、顧客満足品質の追求、新コア技術の創生などの重点戦略のもと、高水準にあるスマートフォン向けの受注に対応する一方、IoT技術にけん引される自動車・医療ヘルスケア・産業機器市場向けにも高い品質、高い信頼性を持った高付加価値製品や次世代製品の事業化を全社を挙げて推進してまいりました。 2021年3月5日の発行決議による第三者割当による行使価額修正条項付第1回新株予約権は、2021年3月24日に行使を開始し、2021年6月7日に当社普通株式として1,200,000株の発行を完了しました。調達資金は当社製造子会社である青森リバーテクノ株式会社の水晶製品生産設備(当社より賃貸、2021年7月完了)やユーティリティ設備の更新(2021年6月完了)及び次世代製品の研究開発費並びに当社借入金の返済に充当される予定です。 また、 当社及び当社国内子会社の従業員に対し、感謝とこれまでの努力に報いるとともに当社グループの持続的な企業価値向上を図るインセンティブの付与及び株主価値の共有を目的として 譲渡制限付株式(RS)を付与いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,120,547千円増加し、7,903,352千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ411,732千円増加し、6,271,617千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ708,814千円増加し、1,631,735千円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の業績は、売上高5,458,215千円(前年同期比21.…
セグメント関連
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/ 原文長 約723文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:千円) 水晶製品 その他の電子部品 合計 売上高 外部顧客への売上高 4,420,703 58,921 4,479,624 セグメント間の内部売上高又は振替高 4,420,703 58,921 4,479,624 セグメント利益又は損失(△) △ 9,729 1,267 △ 8,461 セグメント資産 6,580,938 201,867 6,782,805 その他の項目 減価償却費 378,663 1,378 380,042 受取利息 4,902 117 5,020 支払利息 45,060 1,080 46,140 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 416,181 1,332 417,514 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:千円) 水晶製品 その他の電子部品 合計 売上高 外部顧客への売上高 5,417,532 40,683 5,458,215 セグメント間の内部売上高又は振替高 5,417,532 40,683 5,458,215 セグメント利益又は損失(△) 536,915 △ 5,124 531,790 セグメント資産 7,735,898 167,453 7,903,352 その他の項目 減価償却費 453,259 3,185 456,445 受取利息 2,386 206 2,593 支払利息 51,527 1,308 52,835 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 853,768 190 853,959
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4852文字
2.主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 台湾晶技股份有限公司 862,891 19.3% 1,832,093 33.6% サムスン電子ジャパン株式会社 1,020,317 22.8% 1,235,118 22.6% 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものです。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.損益の状況 リバーグループは、「革新的技術を用いた最適価値の電子デバイスを世界に発信し、人々のくらしと生活環境の向上に貢献する」企業を目指しています。当連結会計年度は第6次中期経営計画(2020~2022年度)の最初の年度となり、重要な経営指標である売上高営業利益率8%超を達成することができました。上期においては 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から車載や産業機器向けにおいて一部受注に影響を受けましたが、5G対応スマートフォン向けの受注が伸長したほか、テレワークの普及や巣ごもり需要を背景にパソコンやタブレット向け等も好調に推移しました。また、前々期末から続けております収益性重視の営業活動に需給のひっ迫も重なり、販売価格が下げ止まっており、大きく売上を伸ばすことができました。製造面においても生産の全体最適化に加え、コストコントロールの徹底も継続して行われており、収益性も大きく向上させることができました 。これらの結果、 当連結会計年度の業績は、売上高5,458,215千円(前年同期比21.8%増)、営業利益577,085千 円(前年同期は 5,724 千円の営業利益)、経常利益531,790千円(前年同期は8,461千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益558,854千円( 前年同期比538.2%増 )となりました。 セグメントごとの状況 (水晶製品事業) ATカット水晶振動子における無線モジュール向けは 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から車載用の需要が減少し、 受注が伸び悩みましたが、音叉型水晶振動子におけるスマートフォン及び周辺機器などのスマートデバイス向けの受注が堅調に推移し、売上高は5,417,532千円(前年同期比22.5%増)となりました。 前事業年度に引き続き、小型音叉型水晶振動子の需要が高水準で継続しています。…