サステナビリティ
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2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは創業以来、お客様、取引先、従業員への「三つの安心」を提供することを大切にしてきました。その姿勢は現在においても変わることなく、現在のグループ企業理念「Sysmex Way」及び「Shared Values」においても、株主様と社会を加えたステークホルダー全般を意識した経営、事業活動を通じて「安心」の提供に努めております。2023年に長期ビジョン「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」を掲げ、その実現に向けてスタートさせた新しい長期経営戦略ではサステナビリティを重視した経営を推進しております。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 <サステナビリティ経営について> ① ガバナンス 当社グループのサステナビリティ経営においては、優先する重要課題(マテリアリティ)や目標設定・KPIの議論を経営会議にて行ったうえで、取締役会において最終決定を行っております。また、サステナビリティ目標は各事業部門に展開され定期的にその進捗を取締役会にてモニタリングしております。 各部門に展開されたサステナビリティ目標に関連するリスク及び機会を管理するガバナンス機関として内部統制委員会を設置し、事業部門から独立した社長直轄の組織である内部統制室が事務局を務めております。内部統制委員会の委員長は取締役社長が務め、メンバーは取締役会長、担当執行役員及び常勤監査等委員、オブザーバーは社外取締役が務めております。内部統制委員会にて、リスク領域毎の対応計画を審議・決定し、コンプライアンス委員会等、関連委員会、部門・関係会社で計画を推進し、取り組み状況を半期毎にモニタリングし、取締役会に報告しております。 リスクマネジメント体制及び関連する委員会は「 3 事業等のリスク 」の図をご参照ください。 ② 戦略 当社グループはマテリアリティを長期経営戦略の5つの基本戦略(事業・技術・エコソーシャル ※ ・人的資本・コーポレートマネジメント)及びそのモニタリング指標決定の基点としました。更に、基本戦略と中期経営計画、サステナビリティ目標を連動させることで、シスメックスが目指す価値創造の姿を構築しました。 マテリアリティの詳細は以下をご参照ください。 シスメックスレポート2024 P31-34 ( https://www.sysmex.co.jp/ir/library/annual-reports/Sysmex_Report_2024.pdf ) リスクと機会については、「 3 事業等のリスク 」をご参照ください。…
研究開発活動
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6【研究開発活動】 当社グループはヘマトロジーをはじめとした既存領域の成長を目指し、ダイアグノスティクス事業における技術拡充を図っております。 また、個別化医療・検査の精緻化を実現するための、臨床価値の高い診断技術、リキッドバイオプシー技術の社会実装を目指して、新たな技術開発に取り組んでおります。 新規領域への挑戦として、検査・診断の価値を検査の場及びその対象を拡大することで高めると共に、個別化予防・予後モニタリングを実現するための技術開発にも取り組んでいきます。また、メディカルロボット事業や再生細胞医療などの治療領域に対しても、シスメックスの強みを生かしていきます。 当連結会計年度における、主な研究開発活動の状況は以下のとおりであります。 (1) 2024年4月 近畿大学と京都大学の研究グループは、当社との共同研究により、非小細胞肺がん ※1 に対するオプジーボ(一般名:ニボルマブ)をはじめとする抗PD-1抗体 ※2 の効果を、血液中の「免疫チェックポイント関連因子 ※3 」から予測できる可能性があることを明らかにいたしました。本研究成果は、今後、非小細胞肺がんの治療方針の検討の際に役立つものであると期待されます。 ※1 非小細胞肺がん: 肺がんの8~9割を占め、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん等に分類される。 ※2 抗PD-1抗体: 免疫チェックポイント阻害剤の一つ。がん細胞を攻撃するT細胞を阻害する、PD-1とPD-L1の結合を阻止する。抑えられていたT細胞の動きを亢進させ、抗腫瘍効果を発揮させる。 ※3 免疫チェックポイント関連因子: 免疫応答を制御する分子のこと。持続的に抗原刺激が起こると、免疫細胞であるT細胞の膜表面に発現し、T細胞の細胞増殖能やサイトカイン産生能、細胞傷害性が低下する。 (2) 2024年4月 当社と川崎重工業株式会社が共同出資する株式会社メディカロイドは、手術支援ロボット「hinotori™サージカルロボットシステム」の胸部外科領域(呼吸器外科)への適応について、厚生労働省より承認を取得いたしました。 (3) 2024年6月 当社は、再生細胞医療における細胞培養液中の分泌タンパク質を測定する研究用試薬(「(研究用)HISCL™ VEGF試薬」、「(研究用)HISCL™ PEDF試薬」)、(以下、本製品)を国内から販売開始いたしました。本製品が、再生細胞医療の研究開発や細胞製造において使用されることで、細胞医薬品の品質管理試験の自動化・効率化に貢献することが期待されます。…
設備投資等の概要
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2【主要な設備の状況】 主要な設備の状況は、以下のとおりであります。 (1) 提出会社 2025年3月31日現在 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 工具、器具 及び備品 土地 (面積㎡) 合計 テクノパーク (神戸市西区) 研究開発設備 及び生産設備等 16,513 800 4,267 5,340 (116,373.86) 26,921 1,140 (123) アイ スクエア (兵庫県加古川市) 生産設備他 2,118 139 458 1,100 (30,042.96) 3,817 102 (177) ソリューション センター (神戸市西区) その他の設備 1,207 248 4,093 1,910 (65,030.72) 7,460 569 (43) 加古川工場 (兵庫県加古川市) 生産設備 411 41 271 62 (5,498.50) 786 83 (129) 小野工場 (兵庫県小野市) 生産設備 658 247 143 712 (29,778.95) 1,762 63 (22) 研究開発センター (神戸市西区) その他の設備 695 361 540 (12,619.02) 1,598 18 (-) 本社 (神戸市中央区) その他の設備 2,102 16 77 (-) 2,196 209 (13) (2) 在外子会社 2025年3月31日現在 会社名 セグメント の名称 事業所名 (所在地) 設備の 内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び 運搬具 工具、器具及び備品 建設 仮勘定 土地 (面積㎡) 合計 シスメックス アメリカ インク 米州統括 本社 (米国 イリノイ州) その他の設備 5,770 1,283 2,436 175 (-) 9,666 1,246 (-) シスメックス リエージェンツ アメリカ インク 米州統括 本社・工場 (米国 イリノイ州) 生産設備他 1,323 906 26 671 115 (21,800.42) 3,044 42 (-) シスメックス ドウ ブラジル インダストリア エ コメルシオ リミターダ 米州統括 本社・工場 (ブラジル サンジョゼドスピニャイス市) 生産設備他 553 281 4,451 637 716 (52,352.24) 6,641 202 (-) シスメックス ヨーロッパ エスイー EMEA 統括 本社・工場 (ドイツ ノーデルシュタット市他) 生産設備他 4,122 761 462 954 61 (25,333.…