事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約842文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社73社及び関連会社等1社で構成されており、検体検査に関連する製品及び関連するサービスを提供する「ヘルスケア事業」を主たる事業としております。 国内では、主に当社が製品の開発、製造、販売及びサービスを担当し、一部の製品の開発、製造及び販売を連結子会社が担当しております。また、海外では、米州、EMEA、中国及びアジア・パシフィックの各地域において、製品の製造、販売等を地域によって63社が分担しております。 主要な連結子会社及び関連会社等の主な事業内容等は、以下のとおりであります。 (連結子会社) 会社名 セグメントの名称 主な事業内容 シスメックス国際試薬株式会社 日本 検体検査試薬の製造 シスメックス アメリカ インク 米州 検体検査機器及び検体検査試薬の販売 シスメックス ヨーロッパ ゲーエムベーハー EMEA 検体検査機器の販売及び検体検査試薬の製造、販売 シスメックス ドイチュラント ゲーエムベーハー EMEA 検体検査機器及び検体検査試薬の販売 シスメックス ユーケー リミテッド EMEA 検体検査機器及び検体検査試薬の販売 シスメックス フランス エスエーエス EMEA 検体検査機器及び検体検査試薬の販売 シスメックス スイス エージー EMEA 検体検査機器及び検体検査試薬の販売 希森美康医用電子(上海)有限公司 中国 検体検査機器及び検体検査試薬の販売 シスメックス アジア パシフィック ピーティーイー リミテッド アジア・パシフィック 検体検査機器の販売及び検体検査試薬の製造、販売 シスメックス コリア カンパニー リミテッド アジア・パシフィック 検体検査機器及び検体検査試薬の販売 その他 63社 (関連会社等) 会社名 セグメントの名称 主な事業内容 株式会社メディカロイド 日本 医療用ロボットのマーケティング、開発、製造及び販売 また、当社グループの事業系統図は、以下のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2087文字
(4) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社グループは、血球計数検査・血液凝固検査・尿検査分野における製品ラインアップの拡充やグローバルでの販売・サービスの拡充、アジアにおける免疫検査ビジネスの拡大など収益力を更に強化するとともに、長期経営目標達成に向けて、当社独自の技術とオープンイノベーションにより獲得した技術の融合を通じて、新たな検査・診断技術の創出による個別化医療の推進に取り組むとともに、患者様の身近な場所で行われる初期診療であるプライマリケア領域においては、検体検査で蓄積した診断技術とITを活用することで新たなサービスを創出し、本格的な事業参入を進めてまいります。 さらに、今後の事業活動の拡大を支え、かつグループの戦略目標の実現に不可欠な人材の獲得および育成を引き続き強化するとともに、多様なステークホルダーから支持され続ける会社を目指し、製品ライフサイクルおよび事業活動における環境配慮、事業活動を通じた新たな診断価値の創出による社会への貢献、コーポレート・ガバナンスやリスクマネジメントなどの経営基盤の強化へも継続して取り組んでまいります。 なお、経営戦略の実行における重要な課題は以下のとおりであります。 <収益力の強化(コアビジネス)> ① 血球計数検査分野の市場拡大による収益力の強化 血球計数検査分野では、米国における絶対的No.1の達成、中国における2級病院以下への販促強化、新興国における高成長の実現などを通じ、成長を継続し、収益力を強化します。 ② 新製品拡販による尿検査事業の拡大 尿検査分野では、尿沈渣検査に加え、尿定性検査(海外市場向け)製品の市場導入により、尿検査の効率的なワークフローを実現し、事業拡大を加速します。 ③ 血液凝固検査分野のグローバルシェア拡大による収益性向上 血液凝固検査分野では、シーメンス社とのアライアンスを活用したグローバル展開を継続するとともに、血液凝固異常や血栓の検査などで用いられる線溶系試薬の導入を加速し、シェアの拡大を目指します。 ④ 免疫検査分野における日本、中国、アジアでの事業拡大と収益性改善 免疫検査分野では、肝疾患領域での事業拡大を進めるとともに、中国、アジアにおけるユニーク項目の市場導入を推進し、日本、中国、アジアでの事業を拡大します。また、売上拡大とともに原価低減などによる収益性の改善に取り組みます。 <成長への投資(ネクストコアビジネス)> ⑤ FCM ※1 事業の基盤構築 クリニカルFCM ※2 の早期事業化に向け、機器、試薬の開発と市場導入を加速します。また、リサーチ・インダストリー領域での販促を強化します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2087文字
(4) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社グループは、血球計数検査・血液凝固検査・尿検査分野における製品ラインアップの拡充やグローバルでの販売・サービスの拡充、アジアにおける免疫検査ビジネスの拡大など収益力を更に強化するとともに、長期経営目標達成に向けて、当社独自の技術とオープンイノベーションにより獲得した技術の融合を通じて、新たな検査・診断技術の創出による個別化医療の推進に取り組むとともに、患者様の身近な場所で行われる初期診療であるプライマリケア領域においては、検体検査で蓄積した診断技術とITを活用することで新たなサービスを創出し、本格的な事業参入を進めてまいります。 さらに、今後の事業活動の拡大を支え、かつグループの戦略目標の実現に不可欠な人材の獲得および育成を引き続き強化するとともに、多様なステークホルダーから支持され続ける会社を目指し、製品ライフサイクルおよび事業活動における環境配慮、事業活動を通じた新たな診断価値の創出による社会への貢献、コーポレート・ガバナンスやリスクマネジメントなどの経営基盤の強化へも継続して取り組んでまいります。 なお、経営戦略の実行における重要な課題は以下のとおりであります。 <収益力の強化(コアビジネス)> ① 血球計数検査分野の市場拡大による収益力の強化 血球計数検査分野では、米国における絶対的No.1の達成、中国における2級病院以下への販促強化、新興国における高成長の実現などを通じ、成長を継続し、収益力を強化します。 ② 新製品拡販による尿検査事業の拡大 尿検査分野では、尿沈渣検査に加え、尿定性検査(海外市場向け)製品の市場導入により、尿検査の効率的なワークフローを実現し、事業拡大を加速します。 ③ 血液凝固検査分野のグローバルシェア拡大による収益性向上 血液凝固検査分野では、シーメンス社とのアライアンスを活用したグローバル展開を継続するとともに、血液凝固異常や血栓の検査などで用いられる線溶系試薬の導入を加速し、シェアの拡大を目指します。 ④ 免疫検査分野における日本、中国、アジアでの事業拡大と収益性改善 免疫検査分野では、肝疾患領域での事業拡大を進めるとともに、中国、アジアにおけるユニーク項目の市場導入を推進し、日本、中国、アジアでの事業を拡大します。また、売上拡大とともに原価低減などによる収益性の改善に取り組みます。 <成長への投資(ネクストコアビジネス)> ⑤ FCM ※1 事業の基盤構築 クリニカルFCM ※2 の早期事業化に向け、機器、試薬の開発と市場導入を加速します。また、リサーチ・インダストリー領域での販促を強化します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9249文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.業績等の概要 (1) 業績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用及び所得環境は改善を続け、企業の設備投資も緩やかに増加しています。海外経済は、中東や東アジア地域において地政学的リスクが高まっていることや、米国や中国において保護主義的な動きが見られることによって先行きに不透明感が生じていますが、全体としては緩やかな回復を続けております。 医療面におきましては、国内では、医療及びヘルスケア分野が政府の成長戦略に含められており、医療関連産業の活性化は引き続き今後も見込まれております。海外においては、米国においては、無保険者の解消のために導入された医療保険制度改革法に見直しの動きが見られ、中国では、医療費抑制のための政策が実施されるようになっておりますが、基本的に医療関連需要は底堅く推移しております。また、遺伝子解析技術が医療面でも応用されることによって新たな領域が広がりつつあります。 このような状況の下、当社は、オックスフォード ジーン テクノロジー アイピー リミテッド(以下、OGT社)の株式を取得し、子会社化いたしました。細胞遺伝学検査市場において、当社の保有するフローFISH ※1 などの自動化技術と、OGT社の保有する高品質な試薬開発力を融合することを通じて、ゲノム医療における技術基盤を強化してまいります。 さらに、当社は、バイオインフォマティクス ※2 を中心とした情報解析技術に関する研究開発を強化するため、川崎市川崎区にある殿町国際戦略拠点キングスカイフロント ※3 にあるライフイノベーションセンター内に、新たな研究開発拠点「スカイフロントリサーチキャンパス」を開設しました。同地区には、最先端のライフサイエンス企業や研究機関が集積しており、ここに研究開発拠点を設立することで、関東エリアの研究機関、大学及び企業とのコラボレーションを進めてまいります。 当社の子会社である株式会社理研ジェネシスも、同じセンター内に「理研ジェネシスイノベーションゲノムセンター」を開設いたしました。次世代シーケンサー ※4 やリキッドバイオプシー ※5 の最新鋭の遺伝子解析機器を導入し、国際品質基準に基づいた品質で遺伝子解析サービス及びクリニカルシーケンス検査 ※6 を行うことで、ゲノム医療の推進に貢献してまいります。 また、米州での今後の試薬の需要増加への対応と中長期視点での試薬の安定供給を目的として進めてまいりました米国の試薬生産工場の拡張を完了いたしました。これにより、生産能力は従来の1.8倍となりました。今後も引き続き、各地域の市場環境にあわせた生産体制で、安定的に製品を供給してまいります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約36181文字
(1) 報告セグメントの概要 連結会社の報告セグメントは、連結会社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 連結会社は、主に検体検査機器及び検体検査試薬を生産・販売しており、国内においては当社が、海外においては米州、EMEA、中国及びアジア・パシフィックの各地域に設置した地域統括会社が、それぞれの地域特性に応じた包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。地域統括会社及びその他の国内子会社並びに海外子会社は、それぞれ独立した経営単位であり、生産又は販売を地域毎に担当しております。 従って、連結会社は、生産・販売体制を基礎とした所在地別のセグメントから構成されており、「日本」、「米州」、「EMEA」、「中国」及び「アジア・パシフィック」の5つを報告セグメントとしております。 (2) セグメント収益及び業績 連結会社の報告セグメントによる継続事業からの収益及び業績は、以下のとおりであります。 セグメント間の売上高は、主に市場実勢価格や製造原価に基づいております。 報告セグメントの会計方針は、「3.重要な会計方針」で記載しております連結会社の会計方針と同じであります。 前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結 (注)2 日本 米州 EMEA 中国 アジア・パシフィック 売上高 外部顧客への売上高 46,900 56,584 64,924 60,317 21,172 249,899 249,899 セグメント間の 売上高 94,042 350 2,600 11 97,008 △97,008 140,942 56,935 67,525 60,328 21,176 346,908 △97,008 249,899 セグメント利益 35,673 3,204 4,994 3,597 1,845 49,315 2,386 51,701 金融収益 514 金融費用 372 持分法による投資損益 (△は損失) △677 関連会社株式売却益 為替差損益 (△は損失) △2,218 税引前利益 48,946 法人所得税費用 8,493 当期利益 40,453 その他の情報 減価償却費及び償却費(注)3 6,352 2,035 3,344 295 1,326 13,353 △972 12,381 減損損失 (注)1.セグメント利益の調整額2,386百万円には、セグメント間取引消去△4百万円、棚卸資産の調整額2,227百万円、固定資産の調整額166百万円などが含まれております。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.…