事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約245文字
3 【事業の内容】 当社は、コンデンサ及びマイクロヒューズ等の回路保護素子を中心とした、電子部品の製造販売事業を行っています。 当社の事業におけるセグメントとの関連は、次のとおりです。なお、セグメントと同一の区分です。 タンタルコンデンサ事業 タンタル固体電解コンデンサ、タンタル湿式電解コンデンサの製造販売を行っています。 回路保護素子事業 マイクロヒューズ、サージアブソーバの製造販売を行っています。 その他 フィルムコンデンサの製造販売を行っています。 事業の概要図は次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1349文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社は、コンデンサ及び回路保護素子を製造・販売する電子部品メーカーとして、「企業の存在を許容するのは、お客様である」ことを原点に、世界中のお客様の信頼を得ることができる価値ある技術商品の開発・製造・販売を事業活動の軸とする「技術立社」であり続けることを経営の基本理念としています。 この基本理念に基づき世界のエレクトロニクス業界の小型・高性能・高信頼性の市場ニーズに適応した質の高い物作りに取り組み、社会の信頼と期待に応えることを経営の基本方針として事業活動を行ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、現段階において、売上高及び営業利益の増加を重要課題として取り組み、目標とする経営指標を設定しておりません。 なお、当社が取り組むべき経営課題については、「(3)中長期的な会社の経営戦略及び(4)会社の対処すべき課題」をご覧ください。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、中長期的な会社の経営戦略として、2020年3月期を最終年度とする中期経営計画では目標を達成するための基本方針を次のとおり定めています。 ①組織的営業力を強化し、新規顧客の獲得及び既存顧客からの受注増加を目指し、売上高の増加と営業利益の確保を図る。 ②成長品種の生産地を福知山工場に移管し、当社の主力工場である福知山工場の損益の黒字化を図る。 ③当社の製品構成を見直し、不採算品種を段階的に縮小する。 ④本社機能の役割を整理し、それぞれの生産拠点で当該機能を担うことにより、現地現物主義の効果を出すと共 に、売上総利益に合わせた生産・管理体制とする。 ⑤独占禁止法及び競争法に関わる件については、早期解決を目指すと共に、新たに強化したコンプライアンス管理体制を維持し、再発防止を図る。 (4)会社の対処すべき課題 エレクトロニクス業界の今後の見通しにつきましては、自動車の電装機器への搭載増加等により電子部品の増加が見込まれるものの、海外の景気減速等、世界経済の動向が懸念されます。一方で、電子部品業界の今後につきましては、顧客からの価格、信頼性、品質に対する要求がますます強くなり、競争激化により厳しい状況が継続すると予想されます。また、タンタルコンデンサ業界では、セラミックコンデンサへの置き換え進展という課題もあります。 当社としましては、2020年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進し、売上高及び営業利益の増加を課題とします。 そのための施策として、タンタルコンデンサ事業では、補聴器等の医療機器向けの下面電極構造のタンタルコンデンサを、回路保護素子事業では、車載用回路保護素子及び高電流ヒューズを、それぞれ販売重点製品と定め、売上高の増加を図ります。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1349文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社は、コンデンサ及び回路保護素子を製造・販売する電子部品メーカーとして、「企業の存在を許容するのは、お客様である」ことを原点に、世界中のお客様の信頼を得ることができる価値ある技術商品の開発・製造・販売を事業活動の軸とする「技術立社」であり続けることを経営の基本理念としています。 この基本理念に基づき世界のエレクトロニクス業界の小型・高性能・高信頼性の市場ニーズに適応した質の高い物作りに取り組み、社会の信頼と期待に応えることを経営の基本方針として事業活動を行ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、現段階において、売上高及び営業利益の増加を重要課題として取り組み、目標とする経営指標を設定しておりません。 なお、当社が取り組むべき経営課題については、「(3)中長期的な会社の経営戦略及び(4)会社の対処すべき課題」をご覧ください。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、中長期的な会社の経営戦略として、2020年3月期を最終年度とする中期経営計画では目標を達成するための基本方針を次のとおり定めています。 ①組織的営業力を強化し、新規顧客の獲得及び既存顧客からの受注増加を目指し、売上高の増加と営業利益の確保を図る。 ②成長品種の生産地を福知山工場に移管し、当社の主力工場である福知山工場の損益の黒字化を図る。 ③当社の製品構成を見直し、不採算品種を段階的に縮小する。 ④本社機能の役割を整理し、それぞれの生産拠点で当該機能を担うことにより、現地現物主義の効果を出すと共 に、売上総利益に合わせた生産・管理体制とする。 ⑤独占禁止法及び競争法に関わる件については、早期解決を目指すと共に、新たに強化したコンプライアンス管理体制を維持し、再発防止を図る。 (4)会社の対処すべき課題 エレクトロニクス業界の今後の見通しにつきましては、自動車の電装機器への搭載増加等により電子部品の増加が見込まれるものの、海外の景気減速等、世界経済の動向が懸念されます。一方で、電子部品業界の今後につきましては、顧客からの価格、信頼性、品質に対する要求がますます強くなり、競争激化により厳しい状況が継続すると予想されます。また、タンタルコンデンサ業界では、セラミックコンデンサへの置き換え進展という課題もあります。 当社としましては、2020年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進し、売上高及び営業利益の増加を課題とします。 そのための施策として、タンタルコンデンサ事業では、補聴器等の医療機器向けの下面電極構造のタンタルコンデンサを、回路保護素子事業では、車載用回路保護素子及び高電流ヒューズを、それぞれ販売重点製品と定め、売上高の増加を図ります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2308文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態及び経営成績状況 当事業年度のエレクトロニクス業界の状況は、電子部品の出荷額については、前半は、総じて堅調に推移したものの、年明け以降は、海外経済の景気減速等の影響により、急激な出荷額の減少が発生しました。 このような環境のもとで、当社の売上高につきましては、主に、ヘッドセット等のオーディオ向け、補聴器等の医療機器向け及び人工衛星等の宇宙向けの需要等が増加しましたが、自動車電装を始めとするカーエレクトロニクス向けのタンタルコンデンサが第4四半期会計期間に大幅に減少しました。また、地域別の売上高では、海外・国内向けともに減少しました。さらに、原材料の値上げに対しては、収率改善を始めとするコストダウン及び製品価格への転嫁を進めました。 経営戦略としましては、2019年3月1日付で、当社は、回路保護素子事業及びフィルムコンデンサ事業に関する意思決定の迅速化を目的として、当社の連結子会社である島根松尾電子株式会社を吸収合併しました。 一方、当社株式は、2018年12月の月間平均時価総額及び月末時価総額が10億円未満となり、東京証券取引所の定める上場廃止基準に抵触することとなりましたが、2019年3月において、前記総額がいずれも10億円以上となり、2019年4月1日付で、同所の同基準に抵触しないこととなりました。 当社の業績は、売上高につきましては、前年同期比7.4%減少して4,383百万円となり、損益につきましては、採算重視の営業活動の徹底等により、営業利益91百万円(前年同期比43.5%減少)となり、経常利益は、支払利息及び為替差損等を計上した結果、53百万円(前年同期比63.8%減少)となりました。 また、特別損失として、米国における間接購入者原告団との間の集団民事訴訟の和解金、韓国公正取引委員会からの課徴金賦課等及びコンデンサ取引に関する当局等の調査対応のための弁護士報酬等に伴う独占禁止法等関連損失642百万円を計上した結果、当期純損失は、647百万円(前年同期は115百万円の損失)となりました。 なお、「第2 事業の状況」に記載されている売上高、受注高等の金額には消費税等は含まれていません。 セグメントの業績は次のとおりです。 ① タンタルコンデンサ事業 タンタルコンデンサ事業につきましては、ヘッドセット等のオーディオ向け、補聴器等の医療機器向け及び人工衛星等の宇宙向けの需要等が増加しましたが、自動車電装を始めとするカーエレクトロニクス向けが第4四半期会計期間に大幅に減少しました。この結果、当事業年度のタンタルコンデンサ事業の売上高は、3,661百万円となり、総売上高に占める比率は83.5%となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約668文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 当事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 財務諸表 計上額 (注)3 タンタル コンデンサ事業 回路保護素子 事業 売上高 外部顧客への売上高 3,661,065 574,156 4,235,221 148,614 4,383,836 4,383,836 セグメント間の内部 売上高又は振替高 3,661,065 574,156 4,235,221 148,614 4,383,836 4,383,836 セグメント利益 又は損失(△) 397,814 90,273 488,087 △ 23,146 464,941 △ 373,074 91,866 セグメント資産 2,079,771 395,081 2,474,853 123,745 2,598,598 3,185,503 5,784,101 その他の項目 減価償却費 28,288 37,725 66,013 95 66,109 13,500 79,610 減損損失 1,906 1,906 32,304 34,210 34,210 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 26,102 39,520 65,623 22,245 87,868 87,868 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フィルムコンデンサ事業です。 2 調整額は、以下のとおりです。
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約2612文字
(3) 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比(%) タンタルコンデンサ事業 3,661,065 △7.7 回路保護素子事業 574,156 △4.4 その他 148,614 △11.3 合計 4,383,836 △7.4 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前事業年度 当事業年度 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) ㈱デンソー(グループ会社含む) 1,596,518 33.7 1,364,860 31.13 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在(2019年3月31日)において当社が判断したものです。 1.提出会社の代表者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに関する分析 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この財務諸表の作成にあたり、特に、繰延税金資産の計上、固定資産の減損損失の計上及び退職給付に係る負債の計上等に関して経営者が行う重要な判断と見積りにより大きな影響を受けるものと考えています。過去の実績及び現在の状況に照らして、合理的と考える見積り及び判断を行っていますが、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。 (2) 財政状態に関する分析 当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ221百万円(△3.7%)減少し、5,784百万円となりました。流動資産は、前事業年度末に比べて155百万円(△3.6%)減少し4,134百万円、固定資産は、前事業年度末に比べて66百万円(△3.9%)減少し1,649百万円となりました。 流動資産減少の主な要因は、受取手形、電子記録債権及び売掛金の減少等によるものです。 固定資産減少の主な要因は、関係会社長期貸付金の消滅等によるものです。 当事業年度末の負債の合計は、前事業年度末に比べ425百万円(11.8%)増加し、4,026百万円となりました。流動負債は前事業年度末に比べて77百万円(3.0%)増加し2,638百万円、固定負債は前事業年度末に比べて348百万円(33.5%)増加し1,387百万円となりました。 流動負債増加の主な要因は、短期借入金の増加等によるものです。 固定負債増加の主な要因は、長期借入金及び長期未払金の増加等によるものです。 当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ647百万円(△26.9%)減少し、1,757百万円となりました。これは、当期純損失計上による利益剰余金の減少等によるものです。…