事業の内容
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3【事業の内容】 当社の企業集団は、連結財務諸表提出会社(以下当社という。)と、連結子会社101社、持分法適用関連会社5社により構成されており、主な事業内容と企業集団を構成している各会社の当該事業に係る位置付けの概要は以下のとおりです。 事業区分の方法については、「心臓血管カンパニー」、「ホスピタルカンパニー」及び「血液・細胞テクノロジーカンパニー」の3事業に区分しております。 なお、当連結会計年度より、従来の「血液システムカンパニー」のセグメント名称を「血液・細胞テクノロジーカンパニー」に変更しております。詳細は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(5.セグメント情報)」に記載のとおりです。 当社グループを構成している各会社間の取引の概要は以下の図のとおりです。 [心臓血管カンパニー] (国内)当社は、カテーテルシステム、人工心肺システムの製品を製造し、また人工心肺システムの一部、人工血管を輸入し、主として医家向業務用代理店を通じて、全国の病院、診療所等へ販売しております。 テルモ・クリニカルサプライ(株)は、カテーテルシステムの製品の一部を製造し、販売しております。 テルモ山口(株)はカテーテルシステムの半製品の製造を行っております。 (海外)テルモメディカルCorp.及びテルモヨーロッパNVの2社は、当社より製品及び原材料の一部を仕入れ、カテーテルシステムの製品の一部を製造し、販売しております。 テルモカーディオバスキュラーシステムズCorp.は、当社より原材料の一部を仕入れ、人工心肺システムの製品の一部を製造し、販売しております。 バスクテック, Ltd.は、大動脈瘤治療等に用いるステントグラフトの開発・製造・販売を行っております。 テルモラテンアメリカCorp.、テルモメディカル・デ・メヒコS.A. de C.V.、テルモメディカル・ド・ブラジルLtda.、テルモチリLtda.及びテルモ・コロンビア・アンディーナS.A.S.は、当社、テルモメディカルCorp.及びテルモカーディオバスキュラーシステムズCorp.より製品を仕入れ、販売を行っております。 テルモパナマインターナショナルInc.は、当社より製品を仕入れ、販売を行っております。 バスクテックドイツGmbH及びその他1社は、バスクテック, Ltd.より製品を仕入れ、販売を行っております。 テルモアジアホールディングスPte. Ltd.、テルモマーケティングフィリピンズ, Inc.、テルモ(タイランド)Co., Ltd.、PT.テルモインドネシア、テルモコリアCorp.、テルモチャイナ(香港)Ltd. 、テルモシンガポールPte. Ltd.、テルモマレーシアSdn. Bhd. 、テルモオーストラリアPty. Ltd.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、2019年4月1日、「企業理念」、「コアバリューズ」、「テルモグループ行動規範」からなる新たな企業理念体系を制定しました。全社員がこの企業理念体系に基づいた事業活動を行うことで、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。 企業理念:「医療を通じて社会に貢献する」 創立時から持ち続け、未来にわたって希求する、企業の不変の目標、社会的使命です。 コアバリューズ:「Respect(尊重) — 他者の尊重」、「Integrity(誠実) — 企業理念を胸に」、「Care(ケ ア) — 患者さんへの想い」、「Quality(品質) — 優れた仕事へのこだわり」、「Creativity(創造力) — イノベーションの追求」 企業理念実現のための活動において、アソシエイトが行動の基礎とする共通の価値観、信念です。 テルモグループ行動規範 アソシエイトが高い倫理観をもって正しく行動するために守るべき行動原則です。 (2)経営環境、経営戦略及び優先的に対処すべき課題 2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けることが想定されます。一時的な需要の低下に加え、生産の操業度の低下や研究開発の遅延などにも留意が必要です。こうした状況のなか、健全な収益性と資金流動性を維持しながら、刻々と変化する状況に対し柔軟かつ機動的な対応を図っていきます。そして新型コロナウイルス感染症に対峙する医療機関や医療従事者に対し積極的な貢献を続けていきます。 医療機器市場は、高齢者数の増加と、それに伴う慢性疾患の増加等により、今後も市場の拡大が見込まれています。一方で医療費の増加が財政を圧迫する中、価値や効率性を重視した医療へのシフトが進んでいます。また、海外では買収や合併による業界再編が進み、企業規模の巨大化と集中・寡占化が進みつつあります。このような事業環境の変化を踏まえ、当社グループは、2016年12月に発表した次の5カ年を対象とする中長期成長戦略を推進しています。中長期ビジョンとして「日本発のグローバル企業」を掲げ、世界の医療現場からトップブランドとして信頼されるメーカーとなること、そしてその信頼を製品・供給・サービスのトータルクオリティーで担保することを目指しています。 中長期成長戦略 ①グローバルでは選択と集中 高度医療を支えるために不可欠な製品や独自の技術力を生かして、グローバルでは、カテーテル、脳血管、D&D(ドラッグアンドデバイス、薬と医療機器を組み合わせて付加価値を高める領域)、血液治療等、市場の拡大が見込まれる領域やテルモの競争力を発揮できる分野に注力します。…
対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、2019年4月1日、「企業理念」、「コアバリューズ」、「テルモグループ行動規範」からなる新たな企業理念体系を制定しました。全社員がこの企業理念体系に基づいた事業活動を行うことで、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。 企業理念:「医療を通じて社会に貢献する」 創立時から持ち続け、未来にわたって希求する、企業の不変の目標、社会的使命です。 コアバリューズ:「Respect(尊重) — 他者の尊重」、「Integrity(誠実) — 企業理念を胸に」、「Care(ケ ア) — 患者さんへの想い」、「Quality(品質) — 優れた仕事へのこだわり」、「Creativity(創造力) — イノベーションの追求」 企業理念実現のための活動において、アソシエイトが行動の基礎とする共通の価値観、信念です。 テルモグループ行動規範 アソシエイトが高い倫理観をもって正しく行動するために守るべき行動原則です。 (2)経営環境、経営戦略及び優先的に対処すべき課題 2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けることが想定されます。一時的な需要の低下に加え、生産の操業度の低下や研究開発の遅延などにも留意が必要です。こうした状況のなか、健全な収益性と資金流動性を維持しながら、刻々と変化する状況に対し柔軟かつ機動的な対応を図っていきます。そして新型コロナウイルス感染症に対峙する医療機関や医療従事者に対し積極的な貢献を続けていきます。 医療機器市場は、高齢者数の増加と、それに伴う慢性疾患の増加等により、今後も市場の拡大が見込まれています。一方で医療費の増加が財政を圧迫する中、価値や効率性を重視した医療へのシフトが進んでいます。また、海外では買収や合併による業界再編が進み、企業規模の巨大化と集中・寡占化が進みつつあります。このような事業環境の変化を踏まえ、当社グループは、2016年12月に発表した次の5カ年を対象とする中長期成長戦略を推進しています。中長期ビジョンとして「日本発のグローバル企業」を掲げ、世界の医療現場からトップブランドとして信頼されるメーカーとなること、そしてその信頼を製品・供給・サービスのトータルクオリティーで担保することを目指しています。 中長期成長戦略 ①グローバルでは選択と集中 高度医療を支えるために不可欠な製品や独自の技術力を生かして、グローバルでは、カテーテル、脳血管、D&D(ドラッグアンドデバイス、薬と医療機器を組み合わせて付加価値を高める領域)、血液治療等、市場の拡大が見込まれる領域やテルモの競争力を発揮できる分野に注力します。…
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 [業績等の概要] (1)業績 当社グループでは、2016年12月に次の5カ年を対象とする中長期成長戦略を策定しました。中長期ビジョンとし て「日本発のグローバル企業」を掲げ、世界の医療現場からトップブランドとして信頼されるメーカーとなるこ と、そしてその信頼を製品・供給・サービスのトータルクオリティーで担保することを目指して経営を推進してお ります。 当連結会計年度の売上収益は、前期比 4.9%増の6,289億円となり、営業利益は前期比3.7%増の1,106億円となりました。 ≪連結業績≫ 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 増減額 (百万円) 増減率 (%) 売上収益 599,481 628,897 29,415 4.9 (日本) 188,468 196,339 7,870 4.2 (海外) 411,013 432,557 21,544 5.2 調整後営業利益 122,128 124,998 2,869 2.3 営業利益 106,637 110,611 3,973 3.7 税引前利益 102,709 106,466 3,756 3.7 当期利益 79,287 85,037 5,750 7.3 親会社の所有者に帰属する当期利益 79,470 85,211 5,740 7.2 セグメントの業績は以下のとおりです。 なお、当連結会計年度より、従来の「血液システムカンパニー」のセグメント名称を「血液・細胞テクノロジーカンパニー」に変更しております。詳細は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(5.セグメント情報)」に記載のとおりです。 セグメントの名称 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 増減額 (百万円) 心臓血管カンパニー 売上収益 328,500 350,550 22,050 調整後営業利益 80,913 86,855 5,941 ホスピタルカンパニー 売上収益 165,766 170,963 5,197 調整後営業利益 26,829 25,248 △1,581 血液・細胞テクノロジーカンパニー 売上収益 104,984 107,156 2,171 調整後営業利益 15,673 15,053 △620 (注) 調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益です。 <心臓血管カンパニー> 日本では、TIS(カテーテル)事業のイメージング領域や、ニューロバスキュラー事業の脳梗塞治療用製品が好調に推移しました。…
セグメント関連
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5.セグメント情報 (1)報告セグメントに関する基礎 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。 当社グループは、製品群別に分類された社内カンパニー制を採用しており、各社内カンパニー本部は、取り扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 「心臓血管カンパニー」、「ホスピタルカンパニー」及び「血液・細胞テクノロジーカンパニー」の3つを報告セグメントとしております。 各報告セグメントの主な製品 報告セグメント 売上区分 主要製品 心臓血管カンパニー TIS(カテーテル) 血管造影用ガイドワイヤー、血管造影用カテーテル、イントロデューサーシース、大腿動脈穿刺部止血デバイス、PTCA用バルーンカテーテル、冠動脈ステント、末梢動脈疾患治療用ステント、超音波画像診断装置、血管内超音波カテーテル 他 ニューロ バスキュラー 脳動脈瘤治療用コイル・ステント、虚血性脳梗塞栓治療用吸引カテーテル・除去デバイス 他 カーディオバスキュラー 人工肺、人工心肺装置 他 血管 人工血管、ステントグラフト ホスピタルカンパニー ホスピタルシステム 輸液ポンプ、シリンジポンプ、輸液セット、シリンジ(注射筒)、輸液剤、鎮痛剤、栄養食品、癒着防止材、血糖測定システム、電子血圧計、電子体温計 他 アライアンス プレフィルドシリンジ製剤製造受託、製薬企業向け製品(薬剤充填用シリンジ、医薬品同梱用注射針) 他 血液・細胞テクノロジーカンパニー 血液バッグ、成分採血システム、血液自動製剤システム、病原体低減化システム、遠心型血液成分分離装置、細胞増殖システム 他 (2)報告セグメントに関する情報 当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりです。 報告セグメントの会計処理の方法は、注記「3.重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一です。…