事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約232文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及びその他の関係会社で構成され、セグメントとの関連における事業内容及び当該事 業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (電気・電子) タングステン・モリブデン及びその他の合金の製造販売を行っております。 当社はその他の関係会社である太陽鉱工株式会社よりモリブデン原材料の購入を行っております。 (超硬合金) 削岩等に用いられる各種ビット及び超硬合金チップの製造販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1938文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社は、経営理念を以下のとおり掲げております。 ① 社会性に関する理念 顧客へ魅力のある製品を提供することで、継続的な成長と社会に貢献できる企業『継続的な成長』を軸に 健全な社会を実現する企業を目指す。 ② 利益に関する理念 当社の独自技術(商品開発技術、製造技術、管理技術)の確立を通して、競争力のある体質基盤を築く。 ③ 人間性に関する理念 外部環境、市場ニーズの変化に迅速且つ的確に対応できる人を育成し『スピード感のある経営』を目指 す。 ④ 自社独自の理念 ステークホルダー、地球環境、コンプライアンス、もの造りを重視し信頼される企業として発展する。 (2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 電気・電子セグメントにおいては、タングステン・モリブデン等の当社が取り扱う主原料は、産出国が偏在し、その国の資源環境政策等による調達の不安定性、大きな価格の変動リスクを抱えることから、近年は代替材料の開発、小型化による使用量削減等が進み、需要の下押し要因が依然として払拭できない状況であります。また、そのようななか完成品である線材、棒材、板材等の製品においても、安価な海外製品が流入し、厳しい市場環境下にあります。 超硬合金セグメントにおいては、鉱山土木、都市土木等の工具を製品として供給しており、一定程度の公共工事の依存度があり、近年の需要そのものは底堅いものの、特に主力とするトンネル工事関係の工具については、供給側の人手不足等の問題もあり、簡単には受注増に繋がらない状況です。 両セグメントともにニッチな市場になっておりますが、海外企業における技術力の高まりを受け、安価な製品の流入は今後とも不可避であり、厳しい市場競争の環境下にあります。加えて、新型コロナウイルス感染症に対する経済活動の抑制による経済への深刻な影響を受け、国内景気は足下で大幅に悪化しております。一方で欧米では、より厳しい経済活動の抑制策がとられたものの、ワクチン接種の普及により、収束期待が高まり、経済活動は正常化へ向け始動しております。しかしながら、変異株の流行、ワクチン接種の普及の進展等の懸念もあり、各国の感染の収束時期は依然として見通せず、経済への下振れリスクを抱えたままの状況にあります。 このような状況下、国内における一貫生産を行う数少ない企業の一つとして存在感を示し、このニッチな市場で安定基盤を作り、その基盤の上に新しい付加価値を持った製品の製造販売に取り組むことにより適正な利益を継続的に確保すべく、以下の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に取り組んで参ります。 ① 顧客の要求にこたえる高品質・安定供給の追及 ・守るべき技術をひたむきに伝承するとともに、必要に応じて、設備を更新する。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1938文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社は、経営理念を以下のとおり掲げております。 ① 社会性に関する理念 顧客へ魅力のある製品を提供することで、継続的な成長と社会に貢献できる企業『継続的な成長』を軸に 健全な社会を実現する企業を目指す。 ② 利益に関する理念 当社の独自技術(商品開発技術、製造技術、管理技術)の確立を通して、競争力のある体質基盤を築く。 ③ 人間性に関する理念 外部環境、市場ニーズの変化に迅速且つ的確に対応できる人を育成し『スピード感のある経営』を目指 す。 ④ 自社独自の理念 ステークホルダー、地球環境、コンプライアンス、もの造りを重視し信頼される企業として発展する。 (2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 電気・電子セグメントにおいては、タングステン・モリブデン等の当社が取り扱う主原料は、産出国が偏在し、その国の資源環境政策等による調達の不安定性、大きな価格の変動リスクを抱えることから、近年は代替材料の開発、小型化による使用量削減等が進み、需要の下押し要因が依然として払拭できない状況であります。また、そのようななか完成品である線材、棒材、板材等の製品においても、安価な海外製品が流入し、厳しい市場環境下にあります。 超硬合金セグメントにおいては、鉱山土木、都市土木等の工具を製品として供給しており、一定程度の公共工事の依存度があり、近年の需要そのものは底堅いものの、特に主力とするトンネル工事関係の工具については、供給側の人手不足等の問題もあり、簡単には受注増に繋がらない状況です。 両セグメントともにニッチな市場になっておりますが、海外企業における技術力の高まりを受け、安価な製品の流入は今後とも不可避であり、厳しい市場競争の環境下にあります。加えて、新型コロナウイルス感染症に対する経済活動の抑制による経済への深刻な影響を受け、国内景気は足下で大幅に悪化しております。一方で欧米では、より厳しい経済活動の抑制策がとられたものの、ワクチン接種の普及により、収束期待が高まり、経済活動は正常化へ向け始動しております。しかしながら、変異株の流行、ワクチン接種の普及の進展等の懸念もあり、各国の感染の収束時期は依然として見通せず、経済への下振れリスクを抱えたままの状況にあります。 このような状況下、国内における一貫生産を行う数少ない企業の一つとして存在感を示し、このニッチな市場で安定基盤を作り、その基盤の上に新しい付加価値を持った製品の製造販売に取り組むことにより適正な利益を継続的に確保すべく、以下の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に取り組んで参ります。 ① 顧客の要求にこたえる高品質・安定供給の追及 ・守るべき技術をひたむきに伝承するとともに、必要に応じて、設備を更新する。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 ① 事業全体およびセグメント情報に記載された区分ごとの状況 a. 事業全体の状況 当事業年度(2020年4月1日~2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のための経済活動の抑制により、急速に悪化しました。その後、緊急事態宣言解除後の段階的な経済活動の再開に伴い、緩やかに回復の動きがみられたものの、感染症の再拡大に歯止めがかからず、厳しい状況が続いております。 海外においても、新型コロナウイルス感染症は、再拡大を繰り返しており、ワクチン接種による収束期待が高まるものの、依然として先行きは不透明な状況にあります。 このような状況下、当社は安定した利益の確保を最重要課題に掲げ、売上高の確保及び材料歩留改善、生産性改善、購入価格低減、固定費削減などの原価低減活動に注力いたしました。 売上高は、タングステン・モリブデン製品の需要低迷が続いたものの、自動車用電極部品や光通信用タングステン合金等の販売が好調に推移したことにより、4,173百万円(前期 3,750百万円)と前期比11.3%の大幅な増収となりました。 損益面は、増収効果に加え、工場の部分的な臨時休業を含めた労務費、経費等の削減により、営業利益は127百万円(前期 営業損失183百万円)となりました。 営業外収益は雇用調整助成金、受取利息及び配当金等により81百万円となり、営業外費用は貸倒引当金繰入額、支払利息等により25百万円となりました。 結果、経常利益は184百万円(前期 経常損失163百万円)、当期純利益は149百万円(前期 当期純損失169百万円)となりました。 b. セグメント情報に記載された区分ごとの状況 (電気・電子) タングステン・モリブデン製品の売上高は、前期に引き続き半導体市場に加え自動車業界の需要低迷により、1,221百万円(前期 1,322百万円)と7.6%の減収となりました。 合金及び電気・電子部品の売上高は、光通信用タングステン合金が好調に推移し、727百万円(前期 641百万円)と13.4%の大幅な増収となりました。 その他製品において、市場での交換需要により自動車用電極部品が増加し、売上高は1,806百万円(前期 1,360百万円)と32.8%の大幅な増収となりました。 この結果、電気・電子合計の売上高は3,756百万円(前期 3,324百万円)と13.0%の大幅増収となり、営業利益169百万円(前期 営業損失142百万円)となりました。 (超硬合金) 超硬合金は、売上高は417百万円(前期 426百万円)と2.…
セグメント関連
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/ 原文長 約948文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 第70期 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注) 財務諸表 計上額 電気・電子 超硬合金 売上高 外部顧客への売上高 3,324,663 426,165 3,750,829 3,750,829 セグメント間の内部売上高 又は振替高 1,052 1,052 △ 1,052 3,324,663 427,218 3,751,882 △ 1,052 3,750,829 セグメント損失(△) △ 142,163 △ 41,668 △ 183,831 △ 183,831 セグメント資産 3,425,267 433,017 3,858,284 956,230 4,814,514 その他の項目 減価償却費 146,445 14,205 160,650 160,650 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 310,615 25,394 336,009 336,009 (注) セグメント資産の調整額は、各セグメントに配分されていない本社管理資産であります。 第71期 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注) 財務諸表 計上額 電気・電子 超硬合金 売上高 外部顧客への売上高 3,756,005 417,148 4,173,153 4,173,153 セグメント間の内部売上高 又は振替高 823 823 △ 823 3,756,005 417,972 4,173,977 △ 823 4,173,153 セグメント利益又は損失(△) 169,660 △ 41,694 127,966 127,966 セグメント資産 3,739,336 420,514 4,159,851 1,300,287 5,460,138 その他の項目 減価償却費 148,874 28,266 177,141 177,141 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 103,342 3,127 106,470 106,470 (注) セグメント資産の調整額は、各セグメントに配分されていない本社管理資産であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1484文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 第70期 第71期 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) 日本特殊陶業株式会社 1,124,025 30.0 1,702,522 40.8 3 記載金額には消費税等は含まれておりません。 4 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 (2) 財政状態の状況 (流動資産) 当事業年度末における流動資産は3,350百万円(前事業年度末 2,733百万円)となり、617百万円増加しました。主たる要因は、売掛金の増加272百万円、現金及び預金の増加265百万円、原材料及び貯蔵品の増加197百万円及び仕掛品の減少207百万円によるものです。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産は2,109百万円(前事業年度末 2,081百万円)となり、28百万円増加しました。主たる要因は、投資有価証券の増加105百万円及び有形固定資産の減少66百万円によるものであります。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債は2,124百万円(前事業年度末 1,690百万円)となり、433百万円増加しました。主たる要因は、短期借入金の増加460百万円によるものであります。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債は1,037百万円(前事業年度末 1,050百万円)となり13百万円減少しました。主たる要因は、長期借入金の減少35百万円、役員退職慰労金の減少13百万円、繰延税金負債の増加29百万円及び退職給付引当金の増加8百万円によるものであります。 (純資産) 当事業年度末における純資産は2,299百万円(前事業年度末 2,073百万円)となり225百万円増加しました。主たる要因は、当期純利益149百万円及びその他有価証券評価差額金の増加76百万円によるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ265百万円増加し、599百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金は110百万円の増加(前事業年度は27百万円の増加)となりました。主な要因は、税引前当期純利益184百万円(資金の増加)、減価償却費177百万円(資金の増加)、及び売上債権の増加額273百万円(資金の減少)であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金は238百万円の減少(前事業年度は235百万円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出240百万円によるものであります。…