事業の内容
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3【事業の内容】 当企業集団は当社、㈱神戸製鋼所(親会社)、子会社6社(2023年3月31日現在)で構成され、特殊鋼・鋳鉄製品・金型及び工具の製造、販売を主な事業内容としております。各事業における当社及び関係会社の位置付け等は次のとおりであります。 なお、セグメント情報と同一の区分であります。 〔特殊鋼〕 工具鋼、特殊合金及び軸受鋼製品(鋼線・線材・棒材、鍛鋼品・二次加工品等)の製造・販売 [主な関係会社] ㈱カムス、エヌケイ精工㈱ 〔鋳鉄〕 自動車部品や建設機械・産業機械部品等の特殊鋳物製品の製造・販売 [主な関係会社] 高周波鋳造㈱、㈱東北コアセンター 〔金型・工具〕 金型及び金型部品、各種切削工具等の製造・販売 [主な関係会社] 高周波精密㈱ 上記の企業集団等の状況についてセグメント別関係図を示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、工具鋼、特殊合金の非量産型高級特殊鋼製品、鋳鉄製品及び金型・工具製品の製造販売を通じ、幅広い産業分野(自動車、エレクトロニクス、産業機械、エネルギー、住宅他)へ優れた製品を提供して顧客及び社会の発展に貢献してまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く需要環境は経済活動の正常化に伴い改善が進むものと想定される一方、原燃料価格やエネルギーコストの上昇やウクライナ情勢の及ぼす悪影響などが懸念され、不透明な状況が続くものと見込まれております。 こうした状況のもと、当社グループがこれまでと同様に社会に必要とされるために、以下に挙げる「品質」「納期」「コスト」「新製品開発」に関する諸課題に対応してまいります。 また、中長期的には、自動車産業におけるEV(電気自動車)化が進展することが予想され、当社グループを取り巻く市場規模や製品構成は大きく変化していくものと考えられますが、「少量多品種」対応という当社グループの最大の特長をさらに活かすべく、神戸製鋼グループ各社との連携による効率的な生産体制の再構築についても、あるべき姿を検討してまいります。 なお、セグメント別の重点施策は以下のとおりであります。 ①特殊鋼部門 ア 高付加価値製品を中心とした販売量の確保 〔工具鋼分野〕 ダイス鋼、平鋼など 〔特殊合金分野〕 マルテンサイト系ステンレス鋼、耐熱鋼など イ 品質管理体制の強化・品質改善 ・テーマ毎に編成したチーム活動による取り組みの継続 ・適切な指標管理による不良発生予防 ・操業管理の定量化と記録の徹底による操業再現性の向上 ・操業実績の定量的解析による品質不良の原因究明と操業改善の継続 ・品質安定に重点を置いた操業技術の確立 ウ コスト競争力の強化 ・品質管理強化および操業改善による歩留まり・原単位の向上 ・省エネ活動の取り組み強化による原単位の向上(電気炉、圧延加熱炉など) ・省力化投資の実施による生産性の向上 エ 技術開発の推進 ・「少量多品種」生産の特長を活かした、お客様のニーズに合致する製品群の創出 (EV化・脱炭素化に対応した新規材料、高耐食軸受鋼など) オ 原料市況、エネルギー価格の変動に応じた販売価格へのタイムリーな転嫁 ②鋳鉄部門 ア 最適な物量の確保 ・生産性を含めた高採算品種の受注拡大 イ 品質の向上と安定化 ・操業管理データの活用による品質解析と改善 ウ 生産性の向上 ・製造のネック工程の解消 ・鋳仕上工程の機械化 エ 原燃料市況に応じた販売価格へのタイムリーな転嫁 気候変動が社会に与える影響は大きく、当社としても取り組むべき重要な社会問題と捉えています。…
対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、工具鋼、特殊合金の非量産型高級特殊鋼製品、鋳鉄製品及び金型・工具製品の製造販売を通じ、幅広い産業分野(自動車、エレクトロニクス、産業機械、エネルギー、住宅他)へ優れた製品を提供して顧客及び社会の発展に貢献してまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く需要環境は経済活動の正常化に伴い改善が進むものと想定される一方、原燃料価格やエネルギーコストの上昇やウクライナ情勢の及ぼす悪影響などが懸念され、不透明な状況が続くものと見込まれております。 こうした状況のもと、当社グループがこれまでと同様に社会に必要とされるために、以下に挙げる「品質」「納期」「コスト」「新製品開発」に関する諸課題に対応してまいります。 また、中長期的には、自動車産業におけるEV(電気自動車)化が進展することが予想され、当社グループを取り巻く市場規模や製品構成は大きく変化していくものと考えられますが、「少量多品種」対応という当社グループの最大の特長をさらに活かすべく、神戸製鋼グループ各社との連携による効率的な生産体制の再構築についても、あるべき姿を検討してまいります。 なお、セグメント別の重点施策は以下のとおりであります。 ①特殊鋼部門 ア 高付加価値製品を中心とした販売量の確保 〔工具鋼分野〕 ダイス鋼、平鋼など 〔特殊合金分野〕 マルテンサイト系ステンレス鋼、耐熱鋼など イ 品質管理体制の強化・品質改善 ・テーマ毎に編成したチーム活動による取り組みの継続 ・適切な指標管理による不良発生予防 ・操業管理の定量化と記録の徹底による操業再現性の向上 ・操業実績の定量的解析による品質不良の原因究明と操業改善の継続 ・品質安定に重点を置いた操業技術の確立 ウ コスト競争力の強化 ・品質管理強化および操業改善による歩留まり・原単位の向上 ・省エネ活動の取り組み強化による原単位の向上(電気炉、圧延加熱炉など) ・省力化投資の実施による生産性の向上 エ 技術開発の推進 ・「少量多品種」生産の特長を活かした、お客様のニーズに合致する製品群の創出 (EV化・脱炭素化に対応した新規材料、高耐食軸受鋼など) オ 原料市況、エネルギー価格の変動に応じた販売価格へのタイムリーな転嫁 ②鋳鉄部門 ア 最適な物量の確保 ・生産性を含めた高採算品種の受注拡大 イ 品質の向上と安定化 ・操業管理データの活用による品質解析と改善 ウ 生産性の向上 ・製造のネック工程の解消 ・鋳仕上工程の機械化 エ 原燃料市況に応じた販売価格へのタイムリーな転嫁 気候変動が社会に与える影響は大きく、当社としても取り組むべき重要な社会問題と捉えています。…
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響があったものの、徐々に経済活動の制限が緩和され、景気は持ち直しの兆しが見られました。一方で、ウクライナ情勢の長期化や円安による原燃料の市況上昇、部品調達難による生産活動の停滞などが継続しました。 こうした経済環境の中、当社グループにおいては原燃料価格の市況上昇に対して販売価格の改善やコストダウンに取り組みました。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高445億5千1百万円(前年同期比6.8%増)、営業利益8億2千1百万円(前期比54.9%増)、経常利益8億6千6百万円(前期比48.4%増)となりました。一方、子会社である高周波精密㈱の事業整理損を特別損失に計上したことにより、1億5千万円の親会社株主に帰属する当期純損失(前年同期は4億1千7百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 <特殊鋼部門> 工具鋼、特殊合金、軸受鋼の各製品分野での売上数量が減少したものの販売価格の改善等により、売上高は323億4千3百万円(前年同期比5.9%増)となりました。損益面では、原燃料等の市況の上昇があったものの、販売価格の改善、在庫影響等により、営業利益は9億2千9百万円(前年同期比81.0%増)となりました。 <鋳鉄部門> 産業機械向け、トラック等の商用車向けの売上数量が減少したものの販売価格の改善等により、売上高は108億4千7百万円(前年同期比12.0%増)となりました。損益面では、売上数量の減少、原燃料等の市況上昇の影響、固定費増加等があるものの販売価格の改善等により、営業利益は4千6百万円(前年同期比98.5%増)となりました。 <金型・工具部門> 自動車向け金型の売上高が減少し、売上高は13億6千万円(前年同期比8.5%減)となりました。損益面では、売上の減少により、1億5千4百万円の営業損失(前年同期は6百万円の営業損失)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、売上債権の増加、原材料等の棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ26億6千3百万円増加し、419億9千8百万円となりました。 負債合計は、借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ27億8千6百万円増加し、268億6千2百万円となりました。 純資産の部は、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したこと等から、前連結会計年度末に比べ1億2千2百万円減少し、151億3千6百万円となりました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 特殊鋼 鋳鉄 金型・工具 売上高 顧客との契約から生じる収益 30,545 9,683 1,486 41,714 41,714 外部顧客への売上高 30,545 9,683 1,486 41,714 41,714 セグメント間の内部売上高 又は振替高 92 98 △ 98 30,637 9,685 1,489 41,812 △ 98 41,714 セグメント利益又は損失(△) 513 23 △ 6 530 530 セグメント資産 29,560 7,723 2,051 39,335 39,335 その他の項目 減価償却費 714 482 89 1,286 1,286 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 319 149 472 472 (注)1 セグメント売上高の調整額△98百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益であります。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 特殊鋼 鋳鉄 金型・工具 売上高 顧客との契約から生じる収益 32,343 10,847 1,360 44,551 44,551 外部顧客への売上高 32,343 10,847 1,360 44,551 44,551 セグメント間の内部売上高 又は振替高 66 71 △ 71 32,410 10,847 1,365 44,623 △ 71 44,551 セグメント利益又は損失(△) 929 46 △ 154 821 821 セグメント資産 32,219 7,996 1,782 41,998 41,998 その他の項目 減価償却費 691 430 80 1,202 1,202 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 424 125 550 550 (注)1 セグメント売上高の調整額△71百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益であります。
主要な顧客・販売先
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2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) ㈱神戸製鋼所 10,319 24.7 10,888 24.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成に当たっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 特殊鋼部門では、工具鋼、特殊合金、軸受鋼の各製品分野での売上数量が減少したものの販売価格の改善等により、前年同期比で売上は増加しました。また、原燃料等の市況の上昇があったものの、販売価格の改善、在庫影響等により、前年同期比で営業利益が増加しました。今後、高付加価値製品を中心とした販売量の確保、品質管理体制の強化・品質改善、コスト競争力の強化、技術開発の推進、原料市況、エネルギー価格の変動に応じた販売価格へのタイムリーな転嫁を引き続き進めてまいります。 鋳鉄部門では、産業機械向け、トラック等の商用車向けの売上数量が減少したものの販売価格の改善等により、前年同期比で売上は増加しました。また、売上数量の減少、原燃料等の市況上昇の影響、固定費増加等があるものの販売価格の改善等により、前年同期比で営業利益が増加しました。今後は、生産性を含めた高採算品種の受注拡大、品質の向上及び安定化、生産性の向上、原燃料市況に応じた販売価格のタイムリーな転嫁に取り組んでまいります。 金型・工具部門では、自動車向け金型の売上高が減少し、営業損失を計上しました。なお、高周波精密株式会社の事業再構築により、金型・工具部門の一部の事業は株式会社カムスに承継されました。…