事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約368文字
3【事業の内容】 当企業集団は当社、㈱神戸製鋼所(親会社)、子会社6社(2021年3月31日現在)で構成され、特殊鋼・鋳鉄製品・金型及び工具の製造、販売を主な事業内容としております。各事業における当社及び関係会社の位置付け等は次のとおりであります。 なお、セグメント情報と同一の区分であります。 〔特殊鋼〕 工具鋼、特殊合金及び軸受鋼製品(鋼線・線材・棒材、鍛鋼品・二次加工品等)の製造・販売 [主な関係会社] ㈱カムス、エヌケイ精工㈱ 〔鋳鉄〕 自動車部品や建設機械・産業機械部品等の特殊鋳物製品の製造・販売 [主な関係会社] 高周波鋳造㈱、㈱東北コアセンター 〔金型・工具〕 金型及び金型部品、各種切削工具等の製造・販売 [主な関係会社] 高周波精密㈱ 上記の企業集団等の状況についてセグメント別関係図を示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約149文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、工具鋼、特殊合金の非量産型高級特殊鋼製品、鋳鉄製品及び金型・工具製品の製造販売を通じ、幅広い産業分野(自動車、エレクトロニクス、産業機械、エネルギー、住宅他)へ優れた製品を提供して顧客及び社会の発展に貢献してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1472文字
(2 )経営環境及び対処すべき課題 当社グループの主要な顧客である自動車および産業機械の分野は、短期的には需要の持ち直しが見込まれるものの、内需の立ち上がりは緩やかで、依然として、外需に依存しながらの回復になるものと想定されます。今後、国内外での競争が一層激しさを増していく中、当社グループがこれまでと同様に社会に必要とされるために、以下に挙げる「品質」「納期」「コスト」「新製品開発」に関する諸課題に対応してまいります。 また、中長期的には、自動車産業におけるEV(電気自動車)化が進展することが予想され、当社グループを取り巻く市場規模や製品構成は大きく変化していくものと考えられますが、「少量多品種」対応という当社グループの最大の特長を更に活かすべく、神戸製鋼グループ各社との連携による効率的な生産体制の再構築についても、あるべき姿を検討してまいります。 なお、セグメント別の重点施策は以下のとおりであります。 ①特殊鋼部門 ア 高付加価値製品を中心とした販売量の確保 〔工具鋼分野〕 平板広幅材(分塊圧延ラインの活用)など 〔特殊合金分野〕 マルテンサイト系ステンレス鋼、耐熱鋼など イ 製品品質の向上と安定 ・操業管理の定量化と記録の徹底による操業再現性の向上 ・操業実績の定量的解析による品質不良の原因究明と操業改善の継続 ・品質安定に重点を置いた製品開発や操業技術の確立 ウ コスト競争力の強化 ・前中期経営計画で実施した大型投資効果(分塊圧延ライン更新・加熱炉等の燃料転換)の確実な取り込み ・ 品質管理強化および操業改善による歩留まり・原単位の向上 ・設備投資の圧縮による固定費の削減 エ 技術開発の推進 ・「少量多品種」生産の特長を活かした、お客様のニーズに合致する製品群の創出(EV化に対応した新規材料、高耐食軸受鋼など) オ 原料市況に応じた販売価格へのタイムリーな転嫁 ②鋳鉄部門 ア 物量の確保 ・産業機械分野でのロボット・IT関連需要の確実な取り込み ・高付加価値品の受注拡大 イ 生産性の向上 ・自硬性鋳物製品の生産ラインの整備 ウ 品質の向上と安定化 ・最適な製造条件の追究および新規設備の導入による品質安定化 エ 作業環境の改善 ③金型・工具部門 ア 高付加価値製品の拡販 ・自動車以外も含めた精密金型分野での受注拡大(医療用など) ・グループ会社とのシナジーの追究(新規ユーザーの開拓) イ コスト・納期の競争力強化 ・生産性向上および外注費低減によるコストダウンの推進 ・品質改善および工程の見直しによる納期達成率の向上 また、「KOBELCOの3つの約束と6つの誓い」を念頭に置き、コンプライアンス意識の醸成を図りながら、安全活動、環境保全、防災対策、リスクマネジメント体制の強化を進めます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2408文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により経済活動が停滞し、回復の動きがあるものの、総じて厳しい状況となりました。足元では感染症の再拡大により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。 こうした経済環境の中、当社グループにおいては、主要な需要業界からの受注が大きく減少し、売上数量が大きく減少したことに加え、前年度に実施した貯蔵品の会計処理方法の変更による増益影響がなくなりました。原燃料等の市況が下落したことや経費等の固定費削減に取り組んだものの、業績は著しく悪化しました。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、 売上高 315億1千6百万円 (前年同期比 15.5%減 )、 営業損失20億7千1百万円 (前年同期は5百万円の営業損失)、 経常損失17億6千3百万円 (前年同期は6千2百万円の経常利益)となりました。特別損益は、土地の売却益を計上した一方、固定資産減損損失を計上したことにより46億9千5百万円の損失となり、 親会社株主に帰属する当期純損失64億4千5百万円 (前年同期は4千9百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 <特殊鋼部門> 工具鋼、特殊合金、軸受鋼の各製品分野での売上数量が減少し、売上高は 226億9千万円 (前年同期比 15.5%減 ) となりました。損益面では、 原燃料等の市況が下落したことやコストダウン、固定費削減に取り組んだものの、売上数量の減少および前年度に実施した貯蔵品の会計処理方法の変更による増益影響がなくなったことから、18億2千4百万円の営業損失(前年同期は2億5千9百万円の営業損失)となりました。 <鋳鉄部門> 産業機械向けの売上数量は増加したものの、トラック等の商用車向け、建設機械向けの売上数量が減少し、 売上高は 75億4千7百万円 (前年同期比 12.2%減 )となりました。 損益面では、 固定費削減に取り組んだものの、売上数量の減少および販売価格が下落したことから、4千5百万円の営業損失 (前年同期は2億4千万円の営業利益) となりました。 <金型・工具部門> 自動車向け金型の売上高が減少し、 売上高は 12億7千9百万円 (前年同期比 30.2%減 )となりました。 損益面では、固定費削減に取り組んだものの、売上減少の影響が大きく、2億1百万円の営業損失(前年同期は1千2百万円の営業利益)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、減損処理による固定資産の減少等により、前連結会計年度末に比べ98億7千7百万円減少し 373億4千5百万円 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約953文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 特殊鋼 鋳鉄 金型・工具 売上高 外部顧客への売上高 26,855 8,599 1,832 37,287 37,287 セグメント間の内部売上高 又は振替高 165 35 202 △ 202 27,020 8,634 1,834 37,489 △ 202 37,287 セグメント利益又は損失(△) △ 259 240 12 △ 5 △ 5 セグメント資産 37,736 7,168 2,317 47,222 47,222 その他の項目 減価償却費 1,256 524 97 1,878 1,878 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,510 420 1,938 1,938 (注)1 セグメント売上高の調整額△202百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失であります。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 特殊鋼 鋳鉄 金型・工具 売上高 外部顧客への売上高 22,690 7,547 1,279 31,516 31,516 セグメント間の内部売上高 又は振替高 128 10 141 △ 141 22,818 7,558 1,280 31,657 △ 141 31,516 セグメント損失(△) △ 1,824 △ 45 △ 201 △ 2,071 △ 2,071 セグメント資産 28,100 7,078 2,166 37,345 37,345 その他の項目 減価償却費 1,357 503 93 1,954 1,954 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 882 126 1,013 1,013 (注)1 セグメント売上高の調整額△141百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 2 セグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業損失であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1473文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) ㈱神戸製鋼所 7,671 20.6 6,599 20.9 3 本表の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成に当たっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 特殊鋼部門では、工具鋼、特殊合金、軸受鋼の各製品分野での売上数量が減少し、前年同期比で売上は減少しました。また、原燃料等の市況が下落したことやコストダウン、固定費削減に取り組んだものの、 売上数量の減少および前年度に実施した貯蔵品の会計処理方法の変更による増益影響がなくなったことから 前年同期比で営業損失が増加しました。今後、高付加価値製品を中心とした販売量の確保、製品品質の向上と安定、コスト競争力の強化、技術開発の推進、原料市況に応じた販売価格のタイムリーな転嫁を引き続き進めてまいります。なお、営業赤字が継続していることを踏まえ、事業資産の評価を行い、固定資産の減損損失を計上しております。 鋳鉄部門では、産業機械向けの売上数量は増加したものの、トラック等商用車向け、 建設機械向けの売上数量が減少し前年同期比で 売上が減少しました。また、固定費削減に取り組んだものの、売上数量の減少および販売価格が下落したことから 営業損失を計上しました。今後は、物量の確保に加え、設備投資等による品質、生産性の向上、作業環境の改善に取り組んでまいります。 金型・工具部門では、固定費の削減に取り組んだものの、自動車向け金型の売上高が減少し、営業損失を計上しました。…