事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約867文字
3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社と子会社5社及び持分法適用関連会社2社で構成され、ポリウレタンレザーの製造及び販売を行っております。当社グループの製品の用途は多岐にわたりますが、用途別売上収益構成比率は次のとおりであります。 区分 主要用途等 売上収益構成比率 前連結会計年度 当連結会計年度 2024年12月期 2025年12月期 ポリウレタンレザー (%) (%) 家具用 27.9 27.3 自動車用 41.3 39.6 航空機用 15.6 18.1 その他 15.2 15.0 合計 100.0 100.0 家 具 用:北米を中心に椅子を始めとしたハイエンドのオフィス家具に採用されており、ホテル、レストラン、劇場などで使用されるコントラクト家具用として提供しております。また、国内マーケットへも一部応接セット用として販売しております。 自動車用:自動車のギアシフトブーツや、耐摩耗性の求められるシート等の内装材として販売しております。 航空機用:主にプライベートジェット(ビジネスジェット)及び民間航空機の内装材として販売しております。 そ の 他:主にゴルフ手袋やアパレル用素材、医療、RV、トラック、ボート等の内装材として販売しております。 当社グループはポリウレタンレザーの製造及び販売を行っております。製品は国内子会社である第一化成株式会社が製造し、主要な販売は米国子会社であるUltrafabrics Inc.が行っております。なお、Ultrafabrics Inc.は英国及び墨国に100%子会社を保有しております。また、メキシコ及びインド国内でのポリウレタンレザー製造及び販売の事業化を目指し持分法適用会社を保有しております。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 上記の概況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1783文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、顧客を満足させる品質と価値の創造開発に全力を尽くすとともに、環境保全と省資源へも積極的な取組みを続け、消費者・取引先・株主等を始めとするステークホルダーに信頼される企業を目指すことを経営の基本理念としております。 この理念の実現を通して、株主の利益向上・会社の発展・社会への奉仕・社員生活の充実の推進が一致する経営の確立を目指してまいります。 また当社は、常に新しい市場の創造と開拓に努め、顧客ニーズを的確に把握し、魅力ある製品を開発しながら、生産性及び顧客サービスの向上を図り、当社並びに当社製品への信頼を得るための体制を確立してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、中長期的な業績見込みにおける売上収益、EBITDA、自己資本利益率を重要な経営指標として位置付けております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 製品開発の拡充による用途拡大、グローバル市場への展開、グローバルブランドの確立 ポリウレタンレザーに求められる機能やデザインは、その用途によって異なります。特にハイエンドのレザーに対しては、様々な機能と最先端のデザインが求められます。当社とUf社は、製品開発において従前より協力関係を築いておりましたが、事業統合によって顧客ニーズの直接的な製品開発への反映と量産への展開がより迅速に行える体制となり、品質に対する要求水準が高い自動車、航空機等の分野における製品用途を拡大させております。地域面では、東京、ニューヨーク、ロンドンの3拠点から、当社製品をUf社のブランド名でグローバルに展開しております。特に自動車や航空機は事業そのものがグローバル化しており、製品のグローバル展開は当該分野における採用に貢献するものと考えます。ハイエンドレザーとして製品用途の拡大とグローバル市場への展開により、事業統合の最大の目的であるグローバルブランドとしての地位の確立が可能になります。グローバルブランドとして認知されることは、製品の持つ高い機能性、優れたデザイン性、そして品質の安定性がブランドにより担保され、新規の顧客や新しい用途における採用に大きく貢献するものと考えております。 (4)会社の対処すべき課題 ①売上基盤の分散・拡大 当社グループは、売上の7割程度を北米で計上しており、米国の政治・経済状況の変動に極めて大きな影響を受けています。このように特定の地域や用途、顧客に起因するリスクの影響を低下させるため、北米以外の地域を開拓したり、北米においても当社グループがほとんど参入出来ていない分野に進出することによって、売上基盤の分散・拡大を図る必要があります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1783文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、顧客を満足させる品質と価値の創造開発に全力を尽くすとともに、環境保全と省資源へも積極的な取組みを続け、消費者・取引先・株主等を始めとするステークホルダーに信頼される企業を目指すことを経営の基本理念としております。 この理念の実現を通して、株主の利益向上・会社の発展・社会への奉仕・社員生活の充実の推進が一致する経営の確立を目指してまいります。 また当社は、常に新しい市場の創造と開拓に努め、顧客ニーズを的確に把握し、魅力ある製品を開発しながら、生産性及び顧客サービスの向上を図り、当社並びに当社製品への信頼を得るための体制を確立してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、中長期的な業績見込みにおける売上収益、EBITDA、自己資本利益率を重要な経営指標として位置付けております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 製品開発の拡充による用途拡大、グローバル市場への展開、グローバルブランドの確立 ポリウレタンレザーに求められる機能やデザインは、その用途によって異なります。特にハイエンドのレザーに対しては、様々な機能と最先端のデザインが求められます。当社とUf社は、製品開発において従前より協力関係を築いておりましたが、事業統合によって顧客ニーズの直接的な製品開発への反映と量産への展開がより迅速に行える体制となり、品質に対する要求水準が高い自動車、航空機等の分野における製品用途を拡大させております。地域面では、東京、ニューヨーク、ロンドンの3拠点から、当社製品をUf社のブランド名でグローバルに展開しております。特に自動車や航空機は事業そのものがグローバル化しており、製品のグローバル展開は当該分野における採用に貢献するものと考えます。ハイエンドレザーとして製品用途の拡大とグローバル市場への展開により、事業統合の最大の目的であるグローバルブランドとしての地位の確立が可能になります。グローバルブランドとして認知されることは、製品の持つ高い機能性、優れたデザイン性、そして品質の安定性がブランドにより担保され、新規の顧客や新しい用途における採用に大きく貢献するものと考えております。 (4)会社の対処すべき課題 ①売上基盤の分散・拡大 当社グループは、売上の7割程度を北米で計上しており、米国の政治・経済状況の変動に極めて大きな影響を受けています。このように特定の地域や用途、顧客に起因するリスクの影響を低下させるため、北米以外の地域を開拓したり、北米においても当社グループがほとんど参入出来ていない分野に進出することによって、売上基盤の分散・拡大を図る必要があります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5407文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績 当連結会計年度の米国経済は、追加関税によるコスト増やインフレの再燃、雇用情勢の軟化といった数々のリスクに直面いたしました。しかしながら、生成AI関連の設備投資や底堅い個人消費が景気の下支え役を果たしたことで、深刻な景気後退は回避しています。今後の見通しにつきましては、減税や緩和的な金融政策による経済の活性化が期待される一方で、米国の通商・外交政策がもたらす世界経済や地政学リスクへの影響、ならびに為替相場の変動を注視していく必要があります。 このような状況下、顧客層が広がり続けている民間航空機向けの成長が、内装材の需要減の影響があった自動車向けと、関税や高金利による経済的影響を受けた家具向け及びビジネスジェット向けの弱さを相殺し、全体として前年比で増収となりました。しかしながら、アウトソーシング生産の増加、新工場の稼働、及び原材料費やエネルギー費用の上昇で製造単価が上昇し、人件費等の増加や合弁事業の持分法損失の影響もあり、利益においては前年同期を大幅に下回りました。 この結果、2025年12月期の売上収益は205億53百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は16億21百万円(同42.1%減)、税引前当期利益は11億73百万円(同48.4%減)、当期利益は7億86百万円(同52.1%減)となりました。 用途別の売上収益の概況は、次のとおりです。 ①家具用 主力であるコントラクト家具向け及びディーラー向けは堅調だったものの、米国経済の不確実性の高まりによる市場低迷でヘルスケア向け及びホテル・レストラン向け等は減少しました。家具向け全体の売上は前年比で微減となりました。 この結果、家具用の売上収益は56億17百万円(同0.7%減)となりました。 ②自動車用 シート用素材向けは主要顧客の生産車種変更の影響で横這いとなり、シフトブーツ等の小型部品向けは車両需要が弱くて減少しました。自動車向け全体の売上は前年を下回りました。 この結果、自動車用の売上収益は81億36百万円(同3.0%減)となりました。 ③航空機用 関税影響の見極めからビジネスジェット向けは減少したものの、多数の航空会社による広範な製品への需要に支えられて民間航空機向けが引き続き好調でした。航空機向け全体の売上は前年を大きく上回りました。 この結果、航空機用の売上収益は37億12百万円(同17.4%増)となりました。 ④その他 その他事業分野には、RV・手袋・船舶・トラック用などが含まれます。…
セグメント関連
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/ 原文長 約33659文字
5.セグメント情報 (1)一般情報 当社グループの事業内容は、ポリウレタンレザー製品製造及び販売事業のみであり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは単一となっております。 (2)製品及びサービスに関する情報 製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。 (3)地域別に関する情報 a.外部顧客からの売上収益 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 日本 北米 欧州 その他の地域 合計 売上収益 298 15,707 1,873 2,418 20,296 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 日本 北米 欧州 その他の地域 合計 売上収益 283 14,886 2,282 3,101 20,553 上記の収益情報は、顧客の所在地に基づいています。 北米における売上収益のうち、米国は前連結会計年度は10,111百万円、当連結会計年度は10,508百万円、メキシコは前連結会計年度は5,124百万円、当連結会計年度は3,956百万円であります。 b.非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く) 前連結会計年度(2024年12月31日) (単位:百万円) 日本 北米 欧州 合計 非流動資産 9,231 18,202 73 27,506 当連結会計年度(2025年12月31日) (単位:百万円) 日本 北米 欧州 合計 非流動資産 9,396 17,248 50 26,694 北米における非流動資産のうち、米国は前連結会計年度は18,199百万円、当連結会計年度は17,248百万円であります。 (4)主要顧客 外部顧客に対する売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める顧客からの売上収益の合計額は、前連結会計年度は3,446百万円、当連結会計年度は3,552百万円であります。 6.現金及び現金同等物 現金及び現金同等物の内訳は、現金及び預金であります。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度の連結財政状態計算書における「現金及び現金同等物」の残高と連結キャッシュ・フロー計算書における「現金及び現金同等物」の残高は、一致しております。 7.営業債権及びその他の債権 営業債権及びその他の債権の内訳は、次のとおりです。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (2024年12月31日) 当連結会計年度 (2025年12月31日) 受取手形 売掛金 3,201 3,335 未収入金 14 33 合計 3,219 3,368 (注)営業債権及びその他の債権は、「償却原価で測定する金融資産」に分類しております。 8.棚卸資産 棚卸資産の内訳は、次のとおりです。…