事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約621文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社4社により構成され、医薬品及びLALの研究開発、製造・仕入及び販売に関する事業活動を展開しております。 当社グループにおける事業内容及び当該事業における位置付けは、次のとおりです。 医薬品: 当社は、医薬品、医療機器及び医薬品原体等の研究開発、製造・仕入及び販売を行っております。 LAL: 当社グループは、エンドトキシン測定用試薬等の研究開発、製造・仕入及び販売を行っております。当社は、研究開発、仕入及び販売を行っております。アソシエーツ オブ ケープ コッド インクは、研究開発、製造・仕入及び販売を行っております。また、アソシエーツ オブ ケープ コッド インターナショナル インク及びアソシエーツ オブ ケープ コッド ヨーロッパ ゲーエムベーハーは、販売を行っております。 事業セグメント別の主要製品は次のとおりです。 事業セグメント 主要製品 医薬品 ・関節機能改善剤、眼科手術補助剤、腰椎椎間板ヘルニア治療剤、内視鏡用粘膜下注入材 等 ・医薬品原体(各種医薬品用の原薬)等 LAL ・エンドトキシン測定用試薬 等 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。 (注)1. ※1は連結子会社、※2は非連結子会社です。 2.アソシエーツ オブ ケープ コッド ヨーロッパ ゲーエムベーハーは、2018年7月にパイロクァント ディアグノスティークより名称変更しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約7304文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営の基本方針 当社は、「独創 公正 夢と情熱」を経営綱領として掲げ、糖質科学を中心とした独創的な医薬品等の開発・供給を通じて、世界の人々の健康で心豊かな生活の質の向上に貢献する事業活動を展開し、企業価値を高める方針としています。また、製薬企業としての社会的使命及び責任を深く自覚して、高い倫理観のもと法令等の遵守を徹底するとともに、株主をはじめとするステークホルダーの皆さまとの信頼関係の強化に努めてまいります。 (2)目標とする経営指標 独創的な新薬を開発し、継続的な成長を実現していくために、売上高の25%~30%程度を研究開発費に配分することを基本方針としつつ、資源配分を適正かつバランス良く行い、効率的な研究開発を進めていきます。 (3)経営環境及び中長期的な経営戦略と対処すべき課題 医薬品産業の経営環境は、深刻化する医療財政の逼迫や国境を越えた企業の大型再編、創薬研究の技術革新とそれに伴う新薬開発競争の激化などにより、大きな変革期にあります。 ≪前中期経営計画(2016年度~2018年度)の総括≫ 当社は生化学工業10年ビジョンの最終ステップとして2016年4月から始まる3ヵ年の中期経営計画を策定し、4つの重点戦略に取り組んでまいりました。 1つ目の重点戦略であった 腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603(国内名称:ヘルニコア)の開発については、承認取得に時間を要しましたが、国内上市を2018年8月に達成しました。ヘルニコアは厳格な使用要件が定められていることから、適正使用の推進及び安全性確保に十分に留意し、段階的な普及に努めています。米国開発においては、2017年11月に第Ⅲ相臨床試験結果として主要評価項目が未達であったことを発表し、2018年2月より第Ⅲ相臨床試験の追加試験を開始しました。現在、追加試験の成功確度を高めるための各種施策に注力しています。 2つ目の変形性膝関節症市場における展開については、単回投与の関節機能改善剤ジェル・ワンの米国現地販売数量が着実に増加しましたが、市場環境が厳しさを増し、その伸び率は目標に対し未達となりました。なお、単回投与製品の価値最大化を目指して新規市場展開に取り組み、2019年3月に関節機能改善剤ハイリンクのイタリア上市を実現しました。一方、国内の関節機能改善剤アルツは、ユーザーニーズに対応した製品改良に積極的に取り組んだことで医療機関納入数量の維持を達成しましたが、薬価制度の抜本改革に伴う大幅な薬価引き下げを受け、売上は大きく減少しました。 次世代品として開発中の変形性関節症治療剤SI-613は、日本において第Ⅲ相臨床試験段階にあり、3つの試験を進めています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約7304文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営の基本方針 当社は、「独創 公正 夢と情熱」を経営綱領として掲げ、糖質科学を中心とした独創的な医薬品等の開発・供給を通じて、世界の人々の健康で心豊かな生活の質の向上に貢献する事業活動を展開し、企業価値を高める方針としています。また、製薬企業としての社会的使命及び責任を深く自覚して、高い倫理観のもと法令等の遵守を徹底するとともに、株主をはじめとするステークホルダーの皆さまとの信頼関係の強化に努めてまいります。 (2)目標とする経営指標 独創的な新薬を開発し、継続的な成長を実現していくために、売上高の25%~30%程度を研究開発費に配分することを基本方針としつつ、資源配分を適正かつバランス良く行い、効率的な研究開発を進めていきます。 (3)経営環境及び中長期的な経営戦略と対処すべき課題 医薬品産業の経営環境は、深刻化する医療財政の逼迫や国境を越えた企業の大型再編、創薬研究の技術革新とそれに伴う新薬開発競争の激化などにより、大きな変革期にあります。 ≪前中期経営計画(2016年度~2018年度)の総括≫ 当社は生化学工業10年ビジョンの最終ステップとして2016年4月から始まる3ヵ年の中期経営計画を策定し、4つの重点戦略に取り組んでまいりました。 1つ目の重点戦略であった 腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603(国内名称:ヘルニコア)の開発については、承認取得に時間を要しましたが、国内上市を2018年8月に達成しました。ヘルニコアは厳格な使用要件が定められていることから、適正使用の推進及び安全性確保に十分に留意し、段階的な普及に努めています。米国開発においては、2017年11月に第Ⅲ相臨床試験結果として主要評価項目が未達であったことを発表し、2018年2月より第Ⅲ相臨床試験の追加試験を開始しました。現在、追加試験の成功確度を高めるための各種施策に注力しています。 2つ目の変形性膝関節症市場における展開については、単回投与の関節機能改善剤ジェル・ワンの米国現地販売数量が着実に増加しましたが、市場環境が厳しさを増し、その伸び率は目標に対し未達となりました。なお、単回投与製品の価値最大化を目指して新規市場展開に取り組み、2019年3月に関節機能改善剤ハイリンクのイタリア上市を実現しました。一方、国内の関節機能改善剤アルツは、ユーザーニーズに対応した製品改良に積極的に取り組んだことで医療機関納入数量の維持を達成しましたが、薬価制度の抜本改革に伴う大幅な薬価引き下げを受け、売上は大きく減少しました。 次世代品として開発中の変形性関節症治療剤SI-613は、日本において第Ⅲ相臨床試験段階にあり、3つの試験を進めています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約1887文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 経営成績 当期において、連結売上高は283億8千4百万円(前期比5.9%減)、経常利益は28億5千9百万円(同46.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億4千4百万円(同42.8%減)となりました。経営成績に重要な影響を与えた要因は、以下のとおりであります。 1)売上高 当期の売上高は、 LAL事業が国内・海外ともに伸長した一方で、医薬品事業が2018年4月からの国内薬価引き下げの影響等により大幅に減少した から、 283億8千4百万円(同5.9%減)となりました。 セグメント別の売上状況は次のとおりです。 医薬品事業の売上高は 218億9千3百万円 (同 9.7%減 )となりました。 ・国内医薬品( 141億6千1百万円 、同 12.2%減 ) ・海外医薬品( 65億1千1百万円 、同 8.5%減 ) ・医薬品原体( 12億2千万円 、同 21.4%増 ) LAL事業の売上高は 64億9千1百万円 (同 9.4%増 )となりました。 2)販売費及び一般管理費 当期の販売費及び一般管理費は、 142億9千2百万円 (同 9.2%減 )となりました。 これは主に、研究開発費の減少による ものです。当期における研究開発費は 71億4千8百万円 (同 15.0%減 )となり、売上高に占める割合は 25.2% となりました。 3)営業外損益 当期の営業外収益は19億8千4百万円(同50.0%減)となりました。これは主に受取ロイヤリティーの減少によるものです。 営業外費用は1億2百万円(同57.8%増)となりました。 4)特別損益 当期の特別損益は発生しておりません。 ②財政状態 総資産は、前期末に比べ 38億5千9百万円減少 の 802億3千8百万円 となりました。 負債は、前期末に比べ 29億5千万円減少 の 72億2百万円 となりました。 純資産は、前期末に比べ 9億9百万円減少 の 730億3千6百万円 となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ 1億9千8百万円 減少し、 73億1千3百万円 となりました。 当期における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、 31億2千1百万円 の収入となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、 14億8千1百万円 の支出となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、 18億1千2百万円 の支出となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約815文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸表 計上額 (注) 医薬品 LAL 売上高 外部顧客への売上高 24,244 5,931 30,175 30,175 セグメント間の内部売上高又は振替高 24,244 5,931 30,175 30,175 セグメント利益 310 1,111 1,421 1,421 セグメント資産 77,245 6,853 84,098 84,098 その他の項目 減価償却費 2,765 160 2,926 2,926 のれんの償却額 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,394 196 1,591 1,591 (注)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は、連結財務諸表の資産合計と一致しております。 当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結財務諸表 計上額 (注) 医薬品 LAL 売上高 外部顧客への売上高 21,893 6,491 28,384 28,384 セグメント間の内部売上高又は振替高 21,893 6,491 28,384 28,384 セグメント利益又は損失(△) △ 238 1,215 977 977 セグメント資産 72,811 7,426 80,238 80,238 その他の項目 減価償却費 2,753 149 2,902 2,902 のれんの償却額 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,034 276 1,310 1,310 (注)セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は、連結財務諸表の資産合計と一致しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2776文字
2.販売実績金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容であります。 また、重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、「2.事業等のリスク」に記載しております。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)経営成績 当期の売上高は、LAL事業が国内・海外ともに伸長した一方で、医薬品事業が2018年4月からの国内薬価引き下げの影響等により大幅に減少したことから、前期と比べ5.9%減の283億8千4百万円となりました。 営業利益は、研究開発費を中心とした販売費及び一般管理費が減少しましたが、減収により、31.3%減の9億7千7百万円となりました。経常利益は、投資有価証券売却益が増加した一方、受取ロイヤリティーが大幅に減少したことなどにより、46.3%減の28億5千9百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、42.8%減の22億4千4百万円となりました。 セグメント別の売上概況 <医薬品事業> ・国内医薬品(141億6千1百万円、前期比12.2%減) 関節機能改善剤アルツは、市場全体が縮小するなか、医療現場のニーズに応えた形状改良品投入に伴う販売提携先の拡販施策等により医療機関納入本数及び市場シェアが増加しました。当社売上は2018年4月に実施された薬価引き下げの影響を受け大幅に減少しました。 眼科手術補助剤オペガン類は、シェルガンが好調に推移したことから、医療機関納入本数及び市場シェアが拡大しています。これにより当社売上は薬価引き下げの影響をカバーし、微増となりました。 2018年8月より販売を開始した腰椎椎間板ヘルニア治療剤ヘルニコアは、販売提携先とともに適正使用及び安全性確保に向けた医療機関への情報提供活動を推進し、段階的な普及に努めています。なお、販売初年度であることから、当社売上は少額となっています。 内視鏡用粘膜下注入材ムコアップの当社売上は微増となりました。…