サステナビリティ
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/ 原文長 約8074文字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 帝人グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において帝人グループが判断したものです。 (1)マテリアリティ(重要課題)に関する取組 帝人グループは、社会・環境問題をはじめとするサステナビリティ(持続可能性)を巡る課題を経営課題と認識し、サステナビリティに関する方針のもと、自社にとっての機会とリスクを整理し、以下のとおり、重要課題を特定しました。それぞれにKPIを設定して取り組みを推進することで長期ビジョンの実現につなげています。 重要社会課題 1) 気候変動の緩和と適応 2) サーキュラーエコノミーの実現 3) 人と地球社会の安心・安全の確保 4) 人々の健康で快適な暮らしの実現 重要経営課題 5) 持続可能な経営基盤のさらなる強化 ①ガバナンス サステナビリティに関する方針やマテリアリティは、取締役会における決議事項であり、それらの方針に沿ったサステナビリティの取り組みは、執行側で管理指標も設定して進め、その対応状況については、適宜、CEOまたはサステナビリティ管掌から取締役会に報告され議論を行っています。 ②戦略 重要社会課題を事業の成長機会と捉え、社会が必要とする新たな価値を創造・提供していくことで、事業と社会の持続的な発展を目指します。 1) 気候変動の緩和と適応 「気候変動の緩和」では、高機能・高付加価値材料によるモビリティの軽量化や高耐久化を中心としたソリューションを提供します。「気候変動への適応」では、高機能素材によるインフラ補強材や、ヘルスケアやIT等の技術やサービスを通し、自然災害発生時の被害低減と迅速な復旧に役立つソリューションの提供に取り組みます。また、事業活動に伴う地球環境への負荷低減として、脱石炭火力を図るとともに、省エネ・再エネ化の推進やプロセスイノベーション等の技術革新にも取り組みます。 2) サーキュラーエコノミーの実現 高性能タイヤ補強材やコンベヤーベルト等、製品の長寿命化につながる「高耐久・高品質素材」や、ポリエステル繊維やアラミド繊維等の「リサイクル技術」の提供を通じて、バリューチェーン全体での資源循環性の向上に貢献します。また、事業活動に伴う資源循環の取り組みとして、リユース、リサイクル等による廃棄物の削減や、水使用量の少ない製品の拡大と事業活動における水の効率的利用に努めます。 3) 人と地域社会の安心・安全の確保 火災の高熱にも耐えるアラミド繊維、地震災害時の天井落下リスクを軽減する超軽量天井材あるいは安否確認システム等、高機能素材やITを駆使したソリューションを提供します。また、ナノレベルの微細技術を活用したフィルターや環境エンジニアリング等により、地球環境汚染の防止・浄化に貢献します。…
研究開発活動
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/ 原文長 約6205文字
(1) 研究開発活動 帝人グループは、持続可能な社会の実現に向けて、長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」になることを目指しています。 具体的には、モビリティ、インフラ&インダストリアル領域において「地球の健康を優先し、環境を守り、循環型社会を支える会社」となること、ヘルスケア領域において、希少疾患・難病などの疾病領域を中心として「より支えを必要とする患者、家族、地域社会の課題を解決する会社」となることを目指して社会に価値を提供していきます。 帝人グループは未来を想像し、未来の社会を支える製品・サービスの創造に挑戦し続けています。テクノロジーの進化により、社会がこれまでにない速さで変容していく中、イノベーション創出に向け、研究開発においては、技術の連携・活用と融合・複合化により、グループとしての総合力・機動力を発揮することを推進しています。加えて、デジタルトランスフォーメーション(DX)についても、IoTモニタリング技術、機械学習やAI技術、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)による研究開発力の強化を図ると同時に、スマートプラントの推進などによる製造現場の生産性向上など、多様な事業、分野において積極的に取り組んでいます。こうしたDX活動を加速するために、2023年4月にDX推進体制を強化し、デジタル技術やデータ活用の全社戦略策定の他、社内外との連携支援や情報発信、さらには”自律的DX”実現のための人財育成を実施しています。 研究開発体制については、国内12ヵ所、海外13ヵ所の拠点からなるグローバルなネットワークを有しており、グループ各社の連携を強化して組織を活性化するとともに、2023年4月からは、将来投資の領域となる新規事業関連、事業間の協創によるイノベーションの創出を全社横断的に実施するために、各事業統轄下で育成してきた新事業及びコーポレートビジネスインキュベーション部門をコーポレート新事業本部として統合し、多様な人財が能力を発揮してイノベーション創出を加速する仕組みを取り入れています。 なお、当連結会計年度の研究開発費は 426 億円(前期比106億円増)でした。 報告セグメントごとの研究開発活動の概要は次のとおりです。 <マテリアル事業領域> アラミド事業分野では、その高い機能性を活かして自動車、航空用コンテナ、消防服、ロープやケーブル補強など幅広い分野に使用されており、ライフプロテクション、プロテクティブアパレル、オートモーティブ、エアロスペース、インダストリーの5つを主力テーマとして、アラミド繊維製造技術及び新商品の開発に取り組んでいます。パラ系アラミド繊維である「トワロン」「テクノーラ」の海洋ロープ用途開発では、蘭FibreMax B.V.…
設備投資等の概要
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/ 原文長 約2129文字
2【主要な設備の状況】 (1) 提出会社及び国内子会社 2024年3月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (名) 建物及び構築物 機械装置及び 運搬具 土地 (面積千㎡) その他 合計 帝人(株) 岩国事業所 (山口県岩国市) 全社資産、 マテリアル 及び ヘルスケア 賃貸用建物・土地、研究設備 3,904 1,613 2,785 (754) 170 8,471 265 松山事業所 (愛媛県松山市) 全社資産、 マテリアル 及びその他 賃貸用建物・土地、研究設備、ポリカーボネート樹脂・MRシート製造設備 6,409 10,276 4,742 (1,740) 417 21,845 1,026 三島事業所 (静岡県 駿東郡長泉町) マテリアル 炭素繊維製造設備 1,736 3,606 5,909 (156) 182 11,433 462 帝人ファーマ(株) 岩国事業所 (山口県岩国市) ヘルスケア 医薬品、在宅医療機器製造設備 5,038 2,340 411 7,789 324 東京研究 センター (東京都日野市) ヘルスケア 研究設備 3,971 275 192 (63) 587 5,024 187 帝人フロンティア(株) 松山事業所 (愛媛県松山市) 繊維・製品 繊維製品製造設備 623 1,060 1,690 81 (2) 在外子会社 2024年3月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (名) 建物及び構築物 機械装置及び 運搬具 土地 (面積千㎡) その他 合計 Teijin Aramid B.V. Emmen (NETHERLANDS) マテリアル アラミド 繊維製造設備 3,967 21,064 239 (178) 1,189 26,459 571 Delfzijl (NETHERLANDS) マテリアル アラミド 繊維製造設備 1,421 31,467 1,104 33,992 333 Teijin Polycarbonate China Ltd. Jiaxing (CHINA) マテリアル ポリカーボネート樹脂製造設備 1,379 6,082 207 7,667 159 Teijin Carbon Europe Oberbruch (GERMANY) マテリアル 炭素繊維 製造設備 3,563 671 182 (73) 757 5,172 478 Teijin Carbon America, Inc. South Carolina (U.S.…