事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社と連結子会社3社(オーベクステクノロジー株式会社、オーベクスメディカル株式会社および天津奥貝庫斯技研有限公司)およびその他の関係会社1社の計5社で構成されております。テクノ製品(サインペン先、コスメチック用ペン先)およびメディカル製品(医療機器)の製造販売を主な事業内容としております。 その他の関係会社である昭和化学工業株式会社は、当社発行済株式総数の15.24%を所有しておりますが、役員兼務以外の関係(販売、技術、生産、人事等)はありません。 当社グループの事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 テクノ製品事業 サインペン先 コスメチック用ペン先 当社が製造、販売するほか、子会社のオーベクステクノロジー㈱は、サインペン先およびコスメチック用ペン先の精密研削加工を行い、また、中国の天津奥貝庫斯技研有限公司はサインペン先およびコスメチック用ペン先の精密研削加工、販売を行っております。 メディカル製品事業 医療機器 子会社であるオーベクスメディカル㈱が製造したベセルフューザー(薬液注入器)および血管造影用ガイドワイヤー等を当社が販売しております。なお、一部の製品は医療機器メーカーへ製造委託しております。 事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善に加えてインバウンド需要の拡大などにより景気は緩やかな回復基調が続きました。一方で、物価の上昇や不安定な海外情勢、また円安進行による原材料やエネルギーコストの高止まりなど、先行き不透明な状況が継続しております。 このような事業環境の中、当社グループは、2025年度より、基本方針を「ESG経営を推進し、新たな価値創出と持続可能な成長を追求する」とする第9次中期経営計画(オーベクスビジョン2027)を新たに策定し、目標達成に向けてスタートしました。 第9次中期経営計画の内容の概要につきましては、以下の通りであります。 オーベクスビジョン2027 基本方針 ESG経営を推進し、新たな価値創出と持続可能な成長を追求する スローガン To The Next Stage ~次のステージに向かって~ 最終年度(2028年3月期)の定量目標(連結) 3ヶ年合計 売上高 70億円 営業利益 10億円 ROE 9%以上 設備投資 15億円以上 グループ 基本戦略 強固な収益基盤の構築 環境負荷低減活動の推進 成長を支える人財育成 (テクノ製品事業) 基本方針:誠実な心で社会と向き合い、環境にやさしいモノづくりを通じて、世界に向け新たな価値を創出する 3年後(2028年3月期)の定量目標 第140期(2025年3月期)比 セグメント売上高 48億円 +4.7億円(+10.7%) セグメント利益 11億円 +0.4億円(+ 3.7%) 重点施策 ① コア技術の深化による高付加価値製品と環境負荷低減製品の開発 重点施策 ② 増産対応への設備投資 重点施策 ③ 省力化推進による生産効率化 重点施策 ④ 海外拠点の拡充 ⅰ 営業関連 ・高成長エリアへの更なる販売強化。 ・既存、新規顧客との情報交換の強化。 ・簡易医療製品の営業強化及びメディカル製品事業との協働による新分野への展開。 ⅱ 生産関連 ・増産に向けた新規製造ラインの増設と生産効率の向上及び納期短縮。 ・DXによる製造作業の省力化の推進。 ⅲ 開発関連 ・マーケティング及び新分野創出に向けた取り組みの強化。 ・環境に配慮した製品開発と製品ラインアップの強化。 ・コア技術による差別化された高付加価値製品の開発による市場対応力の強化。 ・新材料の基礎研究及び代替材料への対応。 ⅳ 人財関連 ・グローバルに活躍できるユーティリティーの高い人材・次世代リーダーの育成。 ・技術スタッフの増員及び育成。 ⅴ 環境関連 ・環境負荷低減製品の継続的開発。 ・法令遵守と環境配慮への取組強化。 ・化学物質の排出量低減とCO2削減。…
対処すべき課題
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(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の経済環境の見通しにつきましては、海外においては長期化するロシア・ウクライナ情勢や中東情勢に加えて、世界的なインフレ傾向や各国の通商政策等の影響を受けて世界経済の減速懸念が高まっております。また国内においては、少子高齢化による人手不足や賃上げの問題、更に、原材料やエネルギー価格の上昇などのコスト増加により、先行きは厳しい状況が継続していくと思われます。 テクノ製品事業においては、既存顧客に加え成長市場である中国ならびにアジア諸国へ積極的な営業活動を進めて参りました。ステーショナリーおよびコスメチック関連事業では急成長するアジア市場での更なる拡販強化、および将来の成長が見込まれる新興地域への営業活動の推進が課題となります。当社独自のコア技術をより深化させ差別化された高付加価値製品を継続的に市場投入することにより、製品ラインアップを強化、充実し、収益性の維持および向上を図ってまいります。また当社グループおよび外部パートナーとの協働も視野に入れ、環境に配慮した製品開発に取り組み、新たな分野への展開を目指します。これらの取り組みによりグローバルマーケットでのオーベクスグループの強固な収益基盤を構築し継続的な成長を通して、持続可能な社会への貢献を目指してまいります。 メディカル製品事業では、主力製品であるベセルフューザーや血管造影ガイドワイヤーを中心に技術開発力の強化と基礎技術の研究開発の促進を図るため経営資源を集中し、市場ニーズの変化に的確に対応できる製品を企画開発してまいります。特に当社のコア技術の強みを生かした付加価値の高い製品の開発を目指すとともに、今後普及拡大していく在宅医療分野を視野に、また医療政策の動向に即応した市場性の高い適切な製品展開を図ってまいります。これらの取り組みにより、医療分野での事業基盤の強化を目指してまいります。 当社グループは、創業者である渋沢栄一の「論語とそろばん」の精神を学び、更に階層別の社員研修の実施や資格取得の奨励などを充実させる事で、自律精神の高い、且つ専門スキルを有する社員を育成し、経営理念の浸透と経営戦略の実践を推進してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要および経営者の視点による分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、特に重要な会計上の見積りは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 経営成績 前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率 売上高 5,387,010千円 6,035,997千円 648,986千円 12.0% 営業利益 560,648千円 841,405千円 280,757千円 50.1% 営業利益率 10.4% 13.9% 3.5ポイント 経常利益 600,779千円 814,030千円 213,251千円 35.5% 経常利益率 11.2% 13.5% 2.3ポイント 親会社株主に帰属する 当期純利益 436,435千円 580,136千円 143,700千円 32.9% 当社グループの当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ12.0%増の6,035百万円となりました。テクノ製品事業では、アジア地域の売上が好調に推移し、特に付加価値の高い筆記具用ペン先の売上が伸長しました。メディカル製品事業では、国内各地で積極的なプロモーション活動を展開し、シェア拡大に向けて販売活動に注力しました。その結果、国内売上高は前連結会計年度に比べ7.4%増の2,329百万円、海外売上高は15.1%増の3,706百万円となりました。 販売費及び一般管理費は売上増加に伴う人件費及び販売活動費の増加などにより前連結会計年度に比べ10.…
セグメント関連
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/ 原文長 約1723文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)2 連結財務諸 表計上額 (注)3 テクノ 製品事業 メディカル 製品事業 売上高 顧客との契約から 生じる収益 3,796,313 1,590,697 5,387,010 5,387,010 外部顧客への売上高 3,796,313 1,590,697 5,387,010 5,387,010 セグメント間の内部 売上高又は振替高 861 861 △ 861 3,796,313 1,591,559 5,387,872 △ 861 5,387,010 セグメント利益 741,075 150,196 891,271 △ 330,623 560,648 セグメント資産 5,718,385 1,482,274 7,200,659 2,521,043 9,721,703 その他の項目 減価償却費 (注)4 212,537 53,994 266,532 8,200 274,733 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 132,665 48,318 180,983 27,006 207,989 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△330,623千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額2,521,043千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額27,006千円は、有形固定資産リース資産等の設備投資額であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.減価償却費には、長期前払費用の償却額が含まれております。…