事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1013文字
3 【事業の内容】 当フジボウグループは、富士紡ホールディングス株式会社(当社)及び子会社15社によって構成され、事業は、超精密加工用研磨材、不織布、化学工業製品の製造・販売、紡績糸、織物及び編物などの素材から二次製品にいたる各種繊維工業品の製造、加工及び販売、車両、自動車部品等の販売、化成品、機能品の製造・販売を行っております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 事業内容と当社及び関係会社の当該事業にかかる位置付け等は、次の通りであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 区分 主要製品等 主要な会社の位置付け 製造 販売・サービス 研磨材 事業 超精密加工用研磨材 不織布 合皮 フジボウ愛媛㈱ 台湾富士紡精密材料股份有限公司 フジボウ愛媛㈱ フジケミ㈱ 台湾富士紡精密材料股份有限公司 化学 工業品 事業 化学工業製品 柳井化学工業㈱ 柳井化学工業㈱ 繊維 事業 紡績糸、編物、織物等 フジボウテキスタイル㈱ フジボウ愛媛㈱ フジボウトレーディング㈱ タイフジボウテキスタイル㈱ フジボウテキスタイル㈱ フジボウ愛媛㈱ フジボウトレーディング㈱ タイフジボウテキスタイル㈱ 三泰貿易㈱ B.V.D.等二次製品 フジボウテキスタイル㈱ フジボウトレーディング㈱ ㈱フジボウソーイング 富士紡(常州)服装有限公司 ジンタナフジボウコーポレーション アングル㈱ フジボウテキスタイル㈱ フジボウトレーディング㈱ ㈱フジボウアパレル 富士紡(上海)商貿有限公司 アングル㈱ 三泰貿易㈱ その他 車両 自動車部品等 三泰貿易㈱ 化成品 機能品 フジボウテキスタイル㈱ フジケミ㈱ フジボウ愛媛㈱ フジボウテキスタイル㈱ フジケミ㈱ フジボウ愛媛㈱ (注) 1 連結子会社である㈱サドソーイングは平成29年3月に解散し、当連結会計年度に清算結了したため、関係会社から除外しました。連結子会社である富士紡服飾股份有限公司は平成28年3月に解散し、当連結会計年度に清算結了したため、関係会社から除外しました。 2 三泰貿易㈱(連結子会社)は平成30年4月1日付でフジケミ㈱(連結子会社)に吸収合併されております。 以上の企業集団等について図示すると次の通りであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約5039文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当フジボウグループは、一世紀を超える歴史の中で培った技術と経験を生かし、つねに時代が求める新しい技術・製品を提供することで先端産業を支え、人・社会・地球にとってより豊かな未来の創造に貢献し続けることを基本理念としております。IT関連の超精密加工用研磨材を主とした研磨材事業、医薬および機能化学合成製品等の中間体の受託生産を柱とした化学工業品事業、インナーウェアを中心とする製品に重点を置いた繊維事業などに積極的に経営資源を投入し、安定した収益体質の構築を目指しております。 また、健全な企業経営・会計慣行を維持し、透明性の高いキャッシュ・フロー経営を実践しております。 (2)目標とする経営指標 当フジボウグループは、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目的として、利益目標(営業利益、当期純利益)およびROEを、また財務体質の強化を図るため自己資本比率を、それぞれ経営指標としております。 (3)経営環境及び対処すべき課題 中期経営計画『加速17-20』では、計画最終年度の2020年度連結ベースの経営指標として、営業利益100億円、ROE15%以上を目標としております。当社は、この目標の達成に向けて、利益重視に立脚した重点3事業の加速を基本方針とし、①収益性の高い研磨材・化学工業品事業の積極的な拡大 ②繊維事業の構造改革による収益力向上と反転攻勢 ③成長加速に向けてのホールディングス機能の強化の3つの基本戦略をスピード感を持って実行し、当社グループの企業価値拡大を「加速」させてまいります。 2017年度から2018年度の計画期間の前半2年間は、後半2年の企業価値拡大を加速する「成長の加速」ステージに向けて、拡大のための基盤創りを進めています。研磨材事業では、特定の研磨用途での需要変動の影響により、年度ごとの業績の振れ幅が大きいという課題に対処するため、半導体デバイス用途を中心に最先端技術に対応する製品の拡大基盤創りに向け、台湾新工場や国内新工場など積極的な設備投資に取り組んでいます。また、専門マーケティング部隊が事業拡大に向けた新しい研磨領域・用途・工程の開拓を進めています。化学工業品事業では、営業力強化による新規受託商材の獲得で生産設備のフル稼働体制の構築を進めています。繊維事業では、レディス分野やネット販売など新規商材・新規チャネルの拡大と積極的な広告宣伝で販売面での反転攻勢を進め、生産・物流面の絶えざる構造改革で「稼ぐ力」を向上させています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5039文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当フジボウグループは、一世紀を超える歴史の中で培った技術と経験を生かし、つねに時代が求める新しい技術・製品を提供することで先端産業を支え、人・社会・地球にとってより豊かな未来の創造に貢献し続けることを基本理念としております。IT関連の超精密加工用研磨材を主とした研磨材事業、医薬および機能化学合成製品等の中間体の受託生産を柱とした化学工業品事業、インナーウェアを中心とする製品に重点を置いた繊維事業などに積極的に経営資源を投入し、安定した収益体質の構築を目指しております。 また、健全な企業経営・会計慣行を維持し、透明性の高いキャッシュ・フロー経営を実践しております。 (2)目標とする経営指標 当フジボウグループは、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目的として、利益目標(営業利益、当期純利益)およびROEを、また財務体質の強化を図るため自己資本比率を、それぞれ経営指標としております。 (3)経営環境及び対処すべき課題 中期経営計画『加速17-20』では、計画最終年度の2020年度連結ベースの経営指標として、営業利益100億円、ROE15%以上を目標としております。当社は、この目標の達成に向けて、利益重視に立脚した重点3事業の加速を基本方針とし、①収益性の高い研磨材・化学工業品事業の積極的な拡大 ②繊維事業の構造改革による収益力向上と反転攻勢 ③成長加速に向けてのホールディングス機能の強化の3つの基本戦略をスピード感を持って実行し、当社グループの企業価値拡大を「加速」させてまいります。 2017年度から2018年度の計画期間の前半2年間は、後半2年の企業価値拡大を加速する「成長の加速」ステージに向けて、拡大のための基盤創りを進めています。研磨材事業では、特定の研磨用途での需要変動の影響により、年度ごとの業績の振れ幅が大きいという課題に対処するため、半導体デバイス用途を中心に最先端技術に対応する製品の拡大基盤創りに向け、台湾新工場や国内新工場など積極的な設備投資に取り組んでいます。また、専門マーケティング部隊が事業拡大に向けた新しい研磨領域・用途・工程の開拓を進めています。化学工業品事業では、営業力強化による新規受託商材の獲得で生産設備のフル稼働体制の構築を進めています。繊維事業では、レディス分野やネット販売など新規商材・新規チャネルの拡大と積極的な広告宣伝で販売面での反転攻勢を進め、生産・物流面の絶えざる構造改革で「稼ぐ力」を向上させています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2564文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、米国や欧州の政治動向、アジア・中東情勢等の地政学リスクなど海外経済の不確実性による先行き不透明感はあったものの、企業収益は堅調に推移し、雇用情勢の改善や個人消費の持ち直しも見られ、緩やかな回復基調が続きました。 このような経営環境の下、当フジボウグループは中期経営計画『加速17-20』において、計画期間の前半2年間を拡大に向けての「変革の加速」ステージと位置付け、基本戦略である「収益性の高い研磨材・化学工業品事業の積極的な拡大」のための基盤創りと「繊維事業の構造改革による反転攻勢」に取り組んでおります。 当連結会計年度の業績は、研磨材事業で一般工業用途の前年からの反動減の影響が大きく、売上高は前年同期比4,986百万円 (12.2%)減収の35,891百万円で、営業利益は前年同期比2,826百万円 (41.5%)減益の3,989百万円、経常利益は前年同期比2,806百万円 (39.7%)減益の4,269百万円となりました。特別損益に投資有価証券売却益、固定資産処分損および減損損失等を計上し、税金費用等を差し引いた結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期比1,436百万円 (33.1%)減益の2,908百万円となりました。 セグメント別の経営成績は以下の通りであります。 ア.研磨材事業 主力の超精密加工用研磨材のうち、シリコンウエハー用途および半導体デバイス用途(CMP)はメモリ・通信用途等を中心とした好調な半導体需要を受け順調に拡大しました。ハードディスク用途もデータセンター向けサーバー用需要が高く、堅調に推移しました。しかしながら、液晶ガラス用途はパネル在庫調整が続き、ユーザーのモデルチェンジに伴う需要期で前年大幅増となった一般工業用途は反動減となりました。 この結果、売上高は前年同期比3,789百万円減収の10,642百万円、営業利益は3,341百万円減益の2,251百万円となりました。 イ.化学工業品事業 化学工業品事業は、機能性材料・農薬原体・医薬中間体の受託製造を中心に新規受注活動を強化し安定生産を継続することができたものの、海外からの原料の入荷遅れおよび一部ユーザーからの受注減少により、フル稼働には至りませんでした。 この結果、売上高は前年同期比543百万円減収の9,716百万円、営業利益は258百万円減益の606百万円となりました。 ウ.…
セグメント関連
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/ 原文長 約1770文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額(注)3 研磨材 事業 化学 工業品 事業 繊維事業 売上高 外部顧客への売上高 14,432 10,260 12,529 37,222 3,656 40,878 40,878 セグメント間の内部 売上高又は振替高 16 24 24 △ 24 14,439 10,260 12,546 37,246 3,656 40,903 △ 24 40,878 セグメント利益 5,593 864 169 6,627 188 6,816 6,816 セグメント資産 11,439 9,332 11,375 32,147 3,160 35,307 14,736 50,044 その他の項目 減価償却費 544 1,173 184 1,902 87 1,989 1,989 のれんの償却額 25 25 25 25 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,239 558 85 1,883 78 1,962 152 2,114 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自動車関連事業、化成品事業及び精製事業等を含んでおります。 2 調整額は以下の通りであります。 (1)セグメント利益の調整額0百万円には、セグメント間取引消去が含まれております。 (2)セグメント資産の調整額14,736百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産14,741百万円及びセグメント間の債権の相殺消去△5百万円が含まれております。全社資産の主なものは、当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、賃貸等不動産及び管理部門に係る資産等であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額152百万円は、本社ビル内装工事等への設備投資額であります。 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2692文字
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。なお、長瀬産業㈱の当連結会計年度の販売高は、重要性が乏しいため記載を省略しております。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 長瀬産業㈱ 5,890 14.4 住友商事ケミカル㈱ 4,249 10.4 4,006 11.2 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態の分析 (資産) 流動資産は前連結会計年度末に比べて3,810百万円減少の19,545百万円となりました。これは、主として固定資産の取得や法人税等の支払などに伴い現金及び預金が減少したことによります。固定資産は前連結会計年度末に比べて2,482百万円増加の29,171百万円となりました。これは、主として研磨材事業における設備投資に伴い有形固定資産が増加したことによります。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて1,327百万円減少の48,716百万円となりました。 (負債) 流動負債は前連結会計年度末に比べて3,132百万円減少の9,259百万円となりました。これは、短期借入金や未払法人税等が減少したことなどによります。固定負債は前連結会計年度末に比べて194百万円減少の7,308百万円となりました。これは、主として長期借入金の返済によるものです。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて3,326百万円減少の16,568百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は前連結会計年度末に比べて1,998百万円増加し、32,148百万円となりました。これは、剰余金の配当による減少が1,029百万円ありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加が2,908百万円あったことなどによります。 ②経営成績の分析 当連結会計年度の売上高は、前年同期比4,986百万円(12.2%)減収の35,891百万円となり、営業利益は前年同期比2,826百万円 (41.5%)減益の3,989百万円となりました。 売上高については、研磨材事業はシリコンウエハー用途および半導体デバイス用途(CMP)は好調な半導体需要を受け順調に拡大したものの、前年大幅増となった一般工業用途が反動減となったことなどより前年同期比3,789百万円(26.3%)減収、化学工業品事業は海外からの原料の入荷遅れおよび一部ユーザーからの受注減少などにより前年同期比543百万円(5.…